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3.帝政エリクシア偵察録
11.北のエルフ族
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フライングキャンパー1で、ケルツェンから大河デナウ上空を、ニーブルズに向けて飛行中だった僕は、エリクシア出発前にアリアと精霊樹様に会った事を思い出します。そういえば、精霊樹様がお土産って言って、僕のポケットに何か入れていましたね。何処にやってかなと荷物をあさりました。
制服のポケットから移した荷物袋の中で、それは青々と輝くような光沢を示しています。さすが、精霊樹様の『葉』だよね。頂いてから一週間以上経過しているはずなのに、未だに瑞々しいなんて。
僕は頂いた精霊樹の『葉』を取り出して、陽光にかざしました。そうすると、葉が僅かに黄色く光りませす。ん? ん? かざす方角を変えると光る色と強さが変わるような気がします。ゆっくり方向を変えてみると、進行方向からみて2時の方向で、一番強く黄色く光ります。
「これって、きっと何か意味があるんだよね……」
僕は1人呟きます。独り言のようでアレなんですが、言葉にして考えるという事も必要な場合があると思うんですよね。アリアにしても精霊樹様にしても、殊更あの世界ではふざけている様な気もしますが、本来は真面目……なはずですよね? 一人旅ですが、時間に余裕がある訳では有りません。しかし、『葉』の指し示す方向はエリクシア領内です。きっと、なにかあるのでしょう。
僕は精霊樹の『葉』を、操縦席の前に貼って固定しました。まずは、行って見てから考えましょう。
「一番光る方向に出発!」
僕は機体の進行方向を、『葉』の光る方向にあわせ出発しました。
*****
途中で食料を調達したりはしましたが、ほぼ丸一日飛んで現在広葉樹林と湖沼が続く地域を飛んでいます。河川沿いの森林は伐採が進んでいます。川には貯木場が設けられているところも多いようです。
大河というに相応しい川を渡った所で、戦闘?なのか言い争いが発生している場所が見えましたが、『葉』の光はかなり眩しいくらいに光っていますので、そこから少し離れた人目のつかない場所にFC1を降下・駐機して、戦闘地域まで戻り川岸の大きな岩の陰から様子を窺います。
まだ言い争いの段階のようですが……
「ここは、我々エルフの土地である。勝手な木々の伐採は許されん。お引取り願おう。」
「うるせぇ、これだけ木があるんだ。10本や20本切ったって、たいして変わりはしないだろう。それに、貴様らエルフはお情けで2等臣民になってるだけの亜人に過ぎん。人間様のやる事に口をだすな!」
なにか、アレキサンドリアでの対応の鏡を見せられている気分ですね。あの時は、エルフ族側が悪のハイエルフっぽい言動でしたが、こちらでは人間側が悪役ですね。
人数的には、エルフ族が男女合わせて20人位に対し、人間の男達は5人くらいと数の上では圧倒的に人間側が不利ですが、態度の大きさは10倍くらい大きいですね。男達は、エルフ族の女性を押しのけ、一本の木に斧を入れようとしています。エルフ族はなんとか邪魔をしようとしていますが、相手は斧で威嚇したりしていますし、エルフ族は何故か武器を持っていませんので、抵抗しきれないようです。
「時よ巡れ、早馬の様に、彼の武器を破壊せよ」
咄嗟に僕は魔法を詠唱して、斧頭の付け根部分の柄を劣化させます。振りかぶられた斧は、勢いをつけて木の幹に当たる……前に柄が壊れ、折れ飛んだ斧頭が女性エルフさんを押さえ付けていた男の太ももを掠めました。
「ぎゃぁぁ!」
「ばっ、馬鹿野郎! 何してやがる」
男達の悲鳴と怒声があがり、太ももをえぐられた男が倒れ付しました。辺りを鮮血が染め上げます。
「くそっ、早く脚を縛って血止めしろ。直ぐ戻るぞ」
「全く、道具ぐらいちゃんと整備しとけ」
慌しく、船に乗り込み去っていきました。エルフ族の皆さんは、ポカンとした顔をしてそれを見送っています。折れた柄と斧頭は、ちゃんと回収していったようですね。
僕は岩陰からでて、エルフ族の皆さんに話しかけました。
「とりあえず、なんとか追い返せたようですね。」
僕の声に驚いたのか、反射的に背に手をやる人が多いですね。本来なら弓を背負っているからでしょう。
「君は誰だ。何故ここに居る」
1人のエルフさんが僕に問いかけますが、僕にもなんとも言えません。まさか、『葉』に導かれてきましたなんて、変ですよね。でも、本当の事ですので、とり合えず頂いた『葉』をポケットから取り出して、話しかけてきたエルフさんに見せてみます。
「以前、クレナータの精霊樹様から頂いた、『葉』に導かれてきたとしか言えませんけど」
僕が差し出した光る『葉』を見て、エルフ族の皆さんは驚いています。なにか、とても貴重な物なんでしょうか? 精霊樹様の態度では、そんな様子は無かったんですけど……
*****
結局エルフ族の方に先導されて到着した町は、クレナータよりも小さめの町でした。精霊樹様もクレナータのものより、高さも太さも小ぶりですね。案内してくれたエルフ族の方に尋ねると、ここ北部領のエルフ族の自治領はアレキサンドリア全体よりも広大な為、町も点在しているとの事です。
また、アレキサンドリアより高緯度に存在する為、精霊樹や木々の生育も遅めとのことでした。族長さんの家に案内され、『精霊樹の葉』を手に入れたときの話を、エルフ領を最初に訪れた際に貰ったと言う事で誤魔化してはなします。
説得力はあまり高くありませんでしたが、『葉』は精霊樹様が認めた確たる証拠となるらしく、とりあえず信頼しては頂けたようです。
そこで人間と揉めている状況を説明して貰いましたが、簡単にいうと人間側が約束を違えて、違法伐採に来ているのが原因のようですね。
元々エルフ領からのエリクシア側に、定められた本数の樹を納める事になっており、今年の分も既に納品は完了しているとの事なのです。
ですが、なぜかその後対岸の町から数人の樵がやって来て、勝手に伐採を行おうとして争いになっているとのことですね。樹というのは、当然直ぐに育つ物ではありませんし、人間が欲する樹は高さが50m以上の大樹ばかり。年間の樹定数ですら森の間伐財では間に合わず、森の縮小傾向が顕著になってきたエルフ領にとって、約束以上の伐採は死活問題となります。
当初は人間側も、違法伐採としっていたからか、エルフ族が現われると直ぐに逃げていたのですが、最近は伐採を強行しようとしているようです。そして、今回の伐採についても、人間側の貴族からは一切の説明も無く、現状エルフ族の族長が北部地域を統括する公爵家に使者を送って確認している最中とのこと。統括している公爵家は、人間としては信頼できるとの事ですので、そちらに対しては口出しはいりませんね。
アレキサンドリアのエルフ族の方と比べると、貧しそうではありますが、他国の内情に僕は口を挟む気はありませんので、彼らにどうしたいのかを尋ねました。
彼らが求めたのは、あくまでも違法伐採者を追い返す事だけですので、川に違法伐採者だけを狙う守護獣を置けば解決はしそうです。まあ、直ぐに討伐の依頼がでて冒険者がやってくるとは思いますけど、水中に存在する守護獣では討伐する事は難しいでしょう。
「《来たれ、森の守護者よ!約束を違える人間を追い返せ》」
僕が詠唱をすると、エルフの町の広場に、森の女主人が現われます。事情を説明し、森に害意をもって川を渡ろうとする者にだけ、斧を川に沈めたりするようお願いをします。
報酬は、精霊樹様と森の守護者を祀り祈る事だけです。但し、祈りがなければ存在を維持できなくなるので、それはエルフ族の方々に念押ししておきます。これだけ注意しても存在が維持できなければ、それはエルフ族も滅びる事を認めてるということでしょうね。
今の処、エルフ族側の一方的な話を聞いただけです。明日は対岸の町で情報収集をしてみましょう。
制服のポケットから移した荷物袋の中で、それは青々と輝くような光沢を示しています。さすが、精霊樹様の『葉』だよね。頂いてから一週間以上経過しているはずなのに、未だに瑞々しいなんて。
僕は頂いた精霊樹の『葉』を取り出して、陽光にかざしました。そうすると、葉が僅かに黄色く光りませす。ん? ん? かざす方角を変えると光る色と強さが変わるような気がします。ゆっくり方向を変えてみると、進行方向からみて2時の方向で、一番強く黄色く光ります。
「これって、きっと何か意味があるんだよね……」
僕は1人呟きます。独り言のようでアレなんですが、言葉にして考えるという事も必要な場合があると思うんですよね。アリアにしても精霊樹様にしても、殊更あの世界ではふざけている様な気もしますが、本来は真面目……なはずですよね? 一人旅ですが、時間に余裕がある訳では有りません。しかし、『葉』の指し示す方向はエリクシア領内です。きっと、なにかあるのでしょう。
僕は精霊樹の『葉』を、操縦席の前に貼って固定しました。まずは、行って見てから考えましょう。
「一番光る方向に出発!」
僕は機体の進行方向を、『葉』の光る方向にあわせ出発しました。
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途中で食料を調達したりはしましたが、ほぼ丸一日飛んで現在広葉樹林と湖沼が続く地域を飛んでいます。河川沿いの森林は伐採が進んでいます。川には貯木場が設けられているところも多いようです。
大河というに相応しい川を渡った所で、戦闘?なのか言い争いが発生している場所が見えましたが、『葉』の光はかなり眩しいくらいに光っていますので、そこから少し離れた人目のつかない場所にFC1を降下・駐機して、戦闘地域まで戻り川岸の大きな岩の陰から様子を窺います。
まだ言い争いの段階のようですが……
「ここは、我々エルフの土地である。勝手な木々の伐採は許されん。お引取り願おう。」
「うるせぇ、これだけ木があるんだ。10本や20本切ったって、たいして変わりはしないだろう。それに、貴様らエルフはお情けで2等臣民になってるだけの亜人に過ぎん。人間様のやる事に口をだすな!」
なにか、アレキサンドリアでの対応の鏡を見せられている気分ですね。あの時は、エルフ族側が悪のハイエルフっぽい言動でしたが、こちらでは人間側が悪役ですね。
人数的には、エルフ族が男女合わせて20人位に対し、人間の男達は5人くらいと数の上では圧倒的に人間側が不利ですが、態度の大きさは10倍くらい大きいですね。男達は、エルフ族の女性を押しのけ、一本の木に斧を入れようとしています。エルフ族はなんとか邪魔をしようとしていますが、相手は斧で威嚇したりしていますし、エルフ族は何故か武器を持っていませんので、抵抗しきれないようです。
「時よ巡れ、早馬の様に、彼の武器を破壊せよ」
咄嗟に僕は魔法を詠唱して、斧頭の付け根部分の柄を劣化させます。振りかぶられた斧は、勢いをつけて木の幹に当たる……前に柄が壊れ、折れ飛んだ斧頭が女性エルフさんを押さえ付けていた男の太ももを掠めました。
「ぎゃぁぁ!」
「ばっ、馬鹿野郎! 何してやがる」
男達の悲鳴と怒声があがり、太ももをえぐられた男が倒れ付しました。辺りを鮮血が染め上げます。
「くそっ、早く脚を縛って血止めしろ。直ぐ戻るぞ」
「全く、道具ぐらいちゃんと整備しとけ」
慌しく、船に乗り込み去っていきました。エルフ族の皆さんは、ポカンとした顔をしてそれを見送っています。折れた柄と斧頭は、ちゃんと回収していったようですね。
僕は岩陰からでて、エルフ族の皆さんに話しかけました。
「とりあえず、なんとか追い返せたようですね。」
僕の声に驚いたのか、反射的に背に手をやる人が多いですね。本来なら弓を背負っているからでしょう。
「君は誰だ。何故ここに居る」
1人のエルフさんが僕に問いかけますが、僕にもなんとも言えません。まさか、『葉』に導かれてきましたなんて、変ですよね。でも、本当の事ですので、とり合えず頂いた『葉』をポケットから取り出して、話しかけてきたエルフさんに見せてみます。
「以前、クレナータの精霊樹様から頂いた、『葉』に導かれてきたとしか言えませんけど」
僕が差し出した光る『葉』を見て、エルフ族の皆さんは驚いています。なにか、とても貴重な物なんでしょうか? 精霊樹様の態度では、そんな様子は無かったんですけど……
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結局エルフ族の方に先導されて到着した町は、クレナータよりも小さめの町でした。精霊樹様もクレナータのものより、高さも太さも小ぶりですね。案内してくれたエルフ族の方に尋ねると、ここ北部領のエルフ族の自治領はアレキサンドリア全体よりも広大な為、町も点在しているとの事です。
また、アレキサンドリアより高緯度に存在する為、精霊樹や木々の生育も遅めとのことでした。族長さんの家に案内され、『精霊樹の葉』を手に入れたときの話を、エルフ領を最初に訪れた際に貰ったと言う事で誤魔化してはなします。
説得力はあまり高くありませんでしたが、『葉』は精霊樹様が認めた確たる証拠となるらしく、とりあえず信頼しては頂けたようです。
そこで人間と揉めている状況を説明して貰いましたが、簡単にいうと人間側が約束を違えて、違法伐採に来ているのが原因のようですね。
元々エルフ領からのエリクシア側に、定められた本数の樹を納める事になっており、今年の分も既に納品は完了しているとの事なのです。
ですが、なぜかその後対岸の町から数人の樵がやって来て、勝手に伐採を行おうとして争いになっているとのことですね。樹というのは、当然直ぐに育つ物ではありませんし、人間が欲する樹は高さが50m以上の大樹ばかり。年間の樹定数ですら森の間伐財では間に合わず、森の縮小傾向が顕著になってきたエルフ領にとって、約束以上の伐採は死活問題となります。
当初は人間側も、違法伐採としっていたからか、エルフ族が現われると直ぐに逃げていたのですが、最近は伐採を強行しようとしているようです。そして、今回の伐採についても、人間側の貴族からは一切の説明も無く、現状エルフ族の族長が北部地域を統括する公爵家に使者を送って確認している最中とのこと。統括している公爵家は、人間としては信頼できるとの事ですので、そちらに対しては口出しはいりませんね。
アレキサンドリアのエルフ族の方と比べると、貧しそうではありますが、他国の内情に僕は口を挟む気はありませんので、彼らにどうしたいのかを尋ねました。
彼らが求めたのは、あくまでも違法伐採者を追い返す事だけですので、川に違法伐採者だけを狙う守護獣を置けば解決はしそうです。まあ、直ぐに討伐の依頼がでて冒険者がやってくるとは思いますけど、水中に存在する守護獣では討伐する事は難しいでしょう。
「《来たれ、森の守護者よ!約束を違える人間を追い返せ》」
僕が詠唱をすると、エルフの町の広場に、森の女主人が現われます。事情を説明し、森に害意をもって川を渡ろうとする者にだけ、斧を川に沈めたりするようお願いをします。
報酬は、精霊樹様と森の守護者を祀り祈る事だけです。但し、祈りがなければ存在を維持できなくなるので、それはエルフ族の方々に念押ししておきます。これだけ注意しても存在が維持できなければ、それはエルフ族も滅びる事を認めてるということでしょうね。
今の処、エルフ族側の一方的な話を聞いただけです。明日は対岸の町で情報収集をしてみましょう。
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