新人種の娘

――「どうして皆、上手に生きてるんだろう」
 卑屈な性分の小毬は、ある日、怪我を負った「新人種」の青年を匿うことになる。
 新人種は、人に害を成す敵。
 匿うことは、犯罪となる。

 逃亡、新たな生活、出会い、真実、そして決断。

 彼女は何を求め、何を決断するのか。

 正義とは、一体何か。
 悪とは、一体何か。

 小毬という少女が、多くを経験し、成長していく物語。

※この物語は、当然ながらフィクションです。
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