例え貴女が忘れても...

終わりはいつでも唐突に、残酷に訪れる。

「...あなた、だあれ?」

例え世界が幾つ滅びようとも。
貴女に記憶がなくとも。
貴女が次も私を望んでくれるのなら、私はいつだって貴女の親友になる。
だから、お願い...

「―――私を忘れて」







─────
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