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第6章 確率は50%
別れ道はlⅡ%
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「今までの行動が、ポーラの魂に全部バレていたなんて…」
「よくよく考えればそうだよな。ここはあいつが作り出した絵の中だし。自由に行き来できたり、中を思いどおりに操れるはずだ」
「でも、一体何を待っているのかしら?私達がリンゴンやザックロ、ブドウトゥをやっつけている間も、見ていたんでしょう?」
「ポーラの魂にとって。良くはない。はず。」
「いや、もしかしたらあいつ自身も邪魔だったのかも。ブドウトゥは、復讐したい、って言ってたし」
「都合よく敵同士をぶつけた訳ね」
「今度は。ソレモンと。YO梨も。やっつけて欲しいのかも。」
「…いずれにせよ、あいつの思い通りにはさせないわ」
「これからどうする?」
「一度、フェルとポーラの元に戻って、今の状況を伝えましょう。タイムリミットを一度リセットしたいし」
「私も。賛成。」
「よし、じゃあ一回戻ろう」
私達は元来た道を戻ろうとした。
すると、、
「HEY HEY!どこへ行くんだ新人さん達YO!」
「残念ながらポーラ様から話しは聞かせてもらった。お前達を行かせるわけにはいかない」
「くっ、どうしても私達と戦わせたいみたいね!いいの!?あなた達、厄介払いさせられようとしているのよ!」
「愚問、それがポーラ様の意思とあらば我々はそれを遂行するのみ」
「一度授かったこの命!尽くして見せるぜ恩返し!YA!」
ソレモンとYO梨が迫ってくる。
バッ バッ!!
ネコとマイちゃんがそれに立ち向かう。
「ニナ!ここは僕達に任せて!」
「ニナは。先を行って。」
「そんな!二人を置いては行けないわ!それに、、戻っても、どこへ行ったらいいのか。何をしたらいいのか…」
「大丈夫。きっとニナなら分かるはず」
「私。信じる。ニナの事。」
「ネコ、、マイちゃん、、」
「うーん!素晴らしき厚き友情!俺の気分は最高潮!」
「貴様も行かせると思うなよ。フンッッ!!」
ニョキニョキニョキ パン! パン!
バッサァーーーー
ソレモンが白い花を咲かせ
粉を飛ばしてくる。
「させるか!『ハイネス』!」
ビョーーン! ブゥゥゥンンン バッ!!
ネコが粉を吹き飛ばした。
「くそ!人形風情が!」
「ニナ!いいから早く行くんだ!ここでやられても身体はやられない。あいつを止めたら全て終わる!」
「ニナ。行って。」
「っ!!!絶対に!ポーラの魂に!勝つから!」
私はネコ達に背を向け、走って行った。
タッタッタッタッタ
「若いっていいね~」
「何を呑気な事を言っている。早くこいつらを始末しよう。全てはポーラ様のお心のままに」
「絶対。させない。」
「来るなら来い!」
ネコとマイちゃん
ソレモンとYO梨による
戦いが行われようとしていたのだった。
「よくよく考えればそうだよな。ここはあいつが作り出した絵の中だし。自由に行き来できたり、中を思いどおりに操れるはずだ」
「でも、一体何を待っているのかしら?私達がリンゴンやザックロ、ブドウトゥをやっつけている間も、見ていたんでしょう?」
「ポーラの魂にとって。良くはない。はず。」
「いや、もしかしたらあいつ自身も邪魔だったのかも。ブドウトゥは、復讐したい、って言ってたし」
「都合よく敵同士をぶつけた訳ね」
「今度は。ソレモンと。YO梨も。やっつけて欲しいのかも。」
「…いずれにせよ、あいつの思い通りにはさせないわ」
「これからどうする?」
「一度、フェルとポーラの元に戻って、今の状況を伝えましょう。タイムリミットを一度リセットしたいし」
「私も。賛成。」
「よし、じゃあ一回戻ろう」
私達は元来た道を戻ろうとした。
すると、、
「HEY HEY!どこへ行くんだ新人さん達YO!」
「残念ながらポーラ様から話しは聞かせてもらった。お前達を行かせるわけにはいかない」
「くっ、どうしても私達と戦わせたいみたいね!いいの!?あなた達、厄介払いさせられようとしているのよ!」
「愚問、それがポーラ様の意思とあらば我々はそれを遂行するのみ」
「一度授かったこの命!尽くして見せるぜ恩返し!YA!」
ソレモンとYO梨が迫ってくる。
バッ バッ!!
ネコとマイちゃんがそれに立ち向かう。
「ニナ!ここは僕達に任せて!」
「ニナは。先を行って。」
「そんな!二人を置いては行けないわ!それに、、戻っても、どこへ行ったらいいのか。何をしたらいいのか…」
「大丈夫。きっとニナなら分かるはず」
「私。信じる。ニナの事。」
「ネコ、、マイちゃん、、」
「うーん!素晴らしき厚き友情!俺の気分は最高潮!」
「貴様も行かせると思うなよ。フンッッ!!」
ニョキニョキニョキ パン! パン!
バッサァーーーー
ソレモンが白い花を咲かせ
粉を飛ばしてくる。
「させるか!『ハイネス』!」
ビョーーン! ブゥゥゥンンン バッ!!
ネコが粉を吹き飛ばした。
「くそ!人形風情が!」
「ニナ!いいから早く行くんだ!ここでやられても身体はやられない。あいつを止めたら全て終わる!」
「ニナ。行って。」
「っ!!!絶対に!ポーラの魂に!勝つから!」
私はネコ達に背を向け、走って行った。
タッタッタッタッタ
「若いっていいね~」
「何を呑気な事を言っている。早くこいつらを始末しよう。全てはポーラ様のお心のままに」
「絶対。させない。」
「来るなら来い!」
ネコとマイちゃん
ソレモンとYO梨による
戦いが行われようとしていたのだった。
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