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2度目
戦いも時短でいくよ
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素人から見ても、かなり厳しい戦いなのが分かった。
それはなぜかというと…、敵の人数が圧倒的に多いから。
崖の上に案内してくれて良かった。とにかく、戦いの様子がよく見える。
味方の騎士達は頑張っているのは分かるが、とにかく切っても切っても、敵が多すぎて疲れてきているようだ。敵があんなに多いなら、私が攻撃魔法をかけた方が早いかな。流石に敵と味方が入り混じっている所には出来ないけど、敵の後方を思いっきり魔法で派手に叩いて、敵を驚かせつつ、味方に治癒魔法と保護魔法と、あの攻撃力などのUP魔法をかけよう。
護衛騎士達にそのことを告げ、周りを警戒して欲しいことをお願いする。この場所から魔法を使うと、私達の存在が敵にも味方にもバレるからね。
皆と視線が合ったところで……、無属性の攻撃魔法を敵の後方に向かって思いっきり放つ。敵の後方から、叫び声が響いている間に、味方に治癒魔法と保護魔法と、あの攻撃力などのUP魔法をかけた。キラキラと聖魔法の特徴である光が舞い落ちる。
効果は抜群だった。味方の騎士達の動きが良くなり、敵をどんどん倒していく。そして、もう一度敵の後方に攻撃魔法を放つ私。効果があったようで、敵の兵士達がパニック状態になり、動きが乱れている。ここは何とかなりそうだな。
そこで、敵の陣営の近くまで移動する私達。敵ばかりなので、バレないように、息を殺して。
そこでは私と一緒にいた、攻撃魔法が得意な魔導師に魔力UPの魔法をかけた私。その魔導師の攻撃魔法を使って、隠れた場所から奇襲攻撃をした。敵の陣営はガタガタになったようだ。
更に、後退して来た敵をそこで迎え撃ちにした私達。
戦い方が卑怯だと言われても気にしない。勝手に攻め込んで来て、侵略しようとしたのが悪いのだからね。
戦いはあっさりと終了したので、再び敵が侵攻して来れないように、ちゃっちゃと国境に結界を張る。
その後は、騎士達の野戦病院になっている場所に案内してもらい、治癒魔法をかけまくる私。
魔力が強いのを過信して、早く戦いを終わらせる為に無理をした私は、魔力を使い過ぎてしまったようだ。騎士達の怪我を治した後、私は倒れてしまったらしい。
目が覚めると、テントの中に寝られていた。メイドとして来てくれた女騎士のマーガレットと、シンシアが付いていてくれた。
「リーナ様、無理し過ぎです。死んだように眠っていたので、もし目覚めなかったら、私達が陛下に殺されるところでした。」
「ああ。良かった。野郎どもがみんな心配していましたよ。もう、無理は禁止です!」
2人とは、一緒にいる時間が多いので、すっかり仲良くなった。無理をしたことをはっきりと怒ってくれる。
「迷惑かけてごめん!ところで、私が寝ている間に変わりはなかった?」
「はい。敵はいなくなりましたし、怪我を治してもらった騎士達がリーナ様を心配して、煩くて大変でした。それと、ここの戦いの指揮をとっていた王弟殿下が、リーナ様にお礼を伝えたいと何度か訪ねて来られました。」
「…王弟殿下?恐らく、戦後処理で忙しいでしょうから、お礼はお気持ちだけで大丈夫だと伝えておいて。」
「そうですね。リーナ様のことだから、ゆっくり休むことを優先したいでしょうから。そのように伝えてほしいと、王弟殿下の側近に知らせておきますね。」
「分かっているじゃない!疲れが取れ次第、すぐに出発したいから、少し休むわね。」
「「はい!」」
聖女の仕事を早く終わらせて、早く帰るぞー!
それはなぜかというと…、敵の人数が圧倒的に多いから。
崖の上に案内してくれて良かった。とにかく、戦いの様子がよく見える。
味方の騎士達は頑張っているのは分かるが、とにかく切っても切っても、敵が多すぎて疲れてきているようだ。敵があんなに多いなら、私が攻撃魔法をかけた方が早いかな。流石に敵と味方が入り混じっている所には出来ないけど、敵の後方を思いっきり魔法で派手に叩いて、敵を驚かせつつ、味方に治癒魔法と保護魔法と、あの攻撃力などのUP魔法をかけよう。
護衛騎士達にそのことを告げ、周りを警戒して欲しいことをお願いする。この場所から魔法を使うと、私達の存在が敵にも味方にもバレるからね。
皆と視線が合ったところで……、無属性の攻撃魔法を敵の後方に向かって思いっきり放つ。敵の後方から、叫び声が響いている間に、味方に治癒魔法と保護魔法と、あの攻撃力などのUP魔法をかけた。キラキラと聖魔法の特徴である光が舞い落ちる。
効果は抜群だった。味方の騎士達の動きが良くなり、敵をどんどん倒していく。そして、もう一度敵の後方に攻撃魔法を放つ私。効果があったようで、敵の兵士達がパニック状態になり、動きが乱れている。ここは何とかなりそうだな。
そこで、敵の陣営の近くまで移動する私達。敵ばかりなので、バレないように、息を殺して。
そこでは私と一緒にいた、攻撃魔法が得意な魔導師に魔力UPの魔法をかけた私。その魔導師の攻撃魔法を使って、隠れた場所から奇襲攻撃をした。敵の陣営はガタガタになったようだ。
更に、後退して来た敵をそこで迎え撃ちにした私達。
戦い方が卑怯だと言われても気にしない。勝手に攻め込んで来て、侵略しようとしたのが悪いのだからね。
戦いはあっさりと終了したので、再び敵が侵攻して来れないように、ちゃっちゃと国境に結界を張る。
その後は、騎士達の野戦病院になっている場所に案内してもらい、治癒魔法をかけまくる私。
魔力が強いのを過信して、早く戦いを終わらせる為に無理をした私は、魔力を使い過ぎてしまったようだ。騎士達の怪我を治した後、私は倒れてしまったらしい。
目が覚めると、テントの中に寝られていた。メイドとして来てくれた女騎士のマーガレットと、シンシアが付いていてくれた。
「リーナ様、無理し過ぎです。死んだように眠っていたので、もし目覚めなかったら、私達が陛下に殺されるところでした。」
「ああ。良かった。野郎どもがみんな心配していましたよ。もう、無理は禁止です!」
2人とは、一緒にいる時間が多いので、すっかり仲良くなった。無理をしたことをはっきりと怒ってくれる。
「迷惑かけてごめん!ところで、私が寝ている間に変わりはなかった?」
「はい。敵はいなくなりましたし、怪我を治してもらった騎士達がリーナ様を心配して、煩くて大変でした。それと、ここの戦いの指揮をとっていた王弟殿下が、リーナ様にお礼を伝えたいと何度か訪ねて来られました。」
「…王弟殿下?恐らく、戦後処理で忙しいでしょうから、お礼はお気持ちだけで大丈夫だと伝えておいて。」
「そうですね。リーナ様のことだから、ゆっくり休むことを優先したいでしょうから。そのように伝えてほしいと、王弟殿下の側近に知らせておきますね。」
「分かっているじゃない!疲れが取れ次第、すぐに出発したいから、少し休むわね。」
「「はい!」」
聖女の仕事を早く終わらせて、早く帰るぞー!
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