5 / 18
#5
しおりを挟む
いつも通りの朝がきた
今日も雨が降っている
僕の心も晴れることなく
雨で湿気ったような気持ち
会社に向かった
体の様子がおかしい
昨日の雨と寒さのせいで
体調を崩したみたいだ
この日の仕事は
必要最低限のことしか出来なかった
今日もバイトがある
車に乗り込んだが
体が動かない
寒くてたまらない
このまま眠り落ちそう
ダメだやっぱり動かない
僕は休みの電話をした
アパートには帰らず
車で横になり目をつぶる
辺りはまだ明るい
雨が車に当たる
大きな音小さな音
騒音にしか聞こえない
気持ちが落ち着かない
静かになれ
静かになれ
僕はずっと小さく呟いていた
気づいたら寝てしまっていた
辺りは真っ暗
時計を見ると21時を過ぎていた
僕は遠回りして
帰ることにした
雨は小降りになっていた
眠っていたおかげで
体調も少しは良くなっていた
暗闇をドライブしている
音楽を流していたが
なにも耳に入ってこない
意識はあるが
なにもかも無である
途中、コンビニに寄り
食べ物を買った
そしてまた車を走らせた
ドライブ中にコンビニで
買った食べ物を食べた
なぜかうまくない
というより味を感じなかった
気分が滅入る
僕はこれ以上
疲れなくなかったのだろう
アパートに帰った
夜の11時を回っていた
いつも通り
シャワーを浴びて
何も乗っていない
テーブルに顔を伏せて座る
今日は金曜日
月曜からの仕事疲れもあったためか
僕はいつの間にか眠っていた
雨も止んでいた
僕は夢を見た
うっすらしか覚えていないが
バイトの夢だ
僕は君を探している感じだった
駐車場や事務所
現場に休憩室
夢だからか目先の場面がコロコロ変わる
だが君を見つけることができなかった
夢の意識が薄くなっていく中
僕に手を差しのべる人がいた
誰なのか分からないが
僕は夢の中で
笑った
僕には秘密がある
君に言えない秘密がある。
今日も雨が降っている
僕の心も晴れることなく
雨で湿気ったような気持ち
会社に向かった
体の様子がおかしい
昨日の雨と寒さのせいで
体調を崩したみたいだ
この日の仕事は
必要最低限のことしか出来なかった
今日もバイトがある
車に乗り込んだが
体が動かない
寒くてたまらない
このまま眠り落ちそう
ダメだやっぱり動かない
僕は休みの電話をした
アパートには帰らず
車で横になり目をつぶる
辺りはまだ明るい
雨が車に当たる
大きな音小さな音
騒音にしか聞こえない
気持ちが落ち着かない
静かになれ
静かになれ
僕はずっと小さく呟いていた
気づいたら寝てしまっていた
辺りは真っ暗
時計を見ると21時を過ぎていた
僕は遠回りして
帰ることにした
雨は小降りになっていた
眠っていたおかげで
体調も少しは良くなっていた
暗闇をドライブしている
音楽を流していたが
なにも耳に入ってこない
意識はあるが
なにもかも無である
途中、コンビニに寄り
食べ物を買った
そしてまた車を走らせた
ドライブ中にコンビニで
買った食べ物を食べた
なぜかうまくない
というより味を感じなかった
気分が滅入る
僕はこれ以上
疲れなくなかったのだろう
アパートに帰った
夜の11時を回っていた
いつも通り
シャワーを浴びて
何も乗っていない
テーブルに顔を伏せて座る
今日は金曜日
月曜からの仕事疲れもあったためか
僕はいつの間にか眠っていた
雨も止んでいた
僕は夢を見た
うっすらしか覚えていないが
バイトの夢だ
僕は君を探している感じだった
駐車場や事務所
現場に休憩室
夢だからか目先の場面がコロコロ変わる
だが君を見つけることができなかった
夢の意識が薄くなっていく中
僕に手を差しのべる人がいた
誰なのか分からないが
僕は夢の中で
笑った
僕には秘密がある
君に言えない秘密がある。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
社長室の蜜月
ゆる
恋愛
内容紹介:
若き社長・西園寺蓮の秘書に抜擢された相沢結衣は、突然の異動に戸惑いながらも、彼の完璧主義に応えるため懸命に働く日々を送る。冷徹で近寄りがたい蓮のもとで奮闘する中、結衣は彼の意外な一面や、秘められた孤独を知り、次第に特別な絆を築いていく。
一方で、同期の嫉妬や社内の噂、さらには会社を揺るがす陰謀に巻き込まれる結衣。それでも、蓮との信頼関係を深めながら、二人は困難を乗り越えようとする。
仕事のパートナーから始まる二人の関係は、やがて揺るぎない愛情へと発展していく――。オフィスラブならではの緊張感と温かさ、そして心揺さぶるロマンティックな展開が詰まった、大人の純愛ストーリー。
【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
忙しい男
菅井群青
恋愛
付き合っていた彼氏に別れを告げた。忙しいという彼を信じていたけれど、私から別れを告げる前に……きっと私は半分捨てられていたんだ。
「私のことなんてもうなんとも思ってないくせに」
「お前は一体俺の何を見て言ってる──お前は、俺を知らな過ぎる」
すれ違う想いはどうしてこうも上手くいかないのか。いつだって思うことはただ一つ、愛おしいという気持ちだ。
※ハッピーエンドです
かなりやきもきさせてしまうと思います。
どうか温かい目でみてやってくださいね。
※本編完結しました(2019/07/15)
スピンオフ &番外編
【泣く背中】 菊田夫妻のストーリーを追加しました(2019/08/19)
改稿 (2020/01/01)
本編のみカクヨムさんでも公開しました。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる