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アフターストーリー
第7話ー⑧ 僕(『織姫と彦星』狂司視点)
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兄さんの葬儀を終え、僕は部屋で呆然としていました。
ずっと眠っていて、もう何年も話すことはなかった兄さん。けれど、ちゃんと存在はしていて、いつか目を覚ますんじゃないかと僕は淡い期待をしていたのかもしれません。
ベッドに寝転び、右手の腕で僕は顔を覆います。それから頬には温かい何かが流れました。
「ああ、涙を流すなんて、いつぶりなんでしょう。これまでと生活は変わらないのに……だから悲しむ必要なんてないのに」
そしてこの時、二度と戻ることのない時間があることを僕は知りました。一度壊れてしまったものはもう戻らないのだと、僕は知りました。
「じゃあきっと、一度壊れた関係ももう、戻ることはないのかもしれないですね。だから織姫さんも僕のことなんか、必要と思う事なんて」
それから僕は泣き続けました。どれくらいの時間が経ったのかはわかりません。でも、時間が許す限り、僕は子供のように声を上げて泣くことしかできなかったのです。
兄さんが亡くなってから数週間。僕は全てがどうでもよくなりました。
頑張ったところで、僕の取り戻したいものはもう取り戻せないことを知ってしまっているからです。
それから大学の講義がとても退屈になりました。何を聞いても何も耳に入ってこない、と言う感覚です。
そして僕は知ってしまいました。バッドタイミングです。今の僕には致命傷とでも言うのでしょうか。
僕が知ってしまった事、それは今の織姫さんの活躍です。1人でも十分にできてしまっている彼女の輝く姿です。
「『女子大生ビジネス家、本星崎織姫の華々しい活躍を特集!』……やっぱり一人でもできるじゃないですか。僕の入る余地なんてないくらいに」
僕はもう、必要ない存在。彼女と僕は、もう違う世界の人間ということです。というより、もとから同じ世界にはいなかったんですよね。
「そうだ。また会おうって約束……」
そんな約束、もう忘れられてしまっているのかもしれない。でも最後に一度だけ顔をだけでもみたい。それで、僕と織姫さんの関係は終わりにしましょう。
数日後。僕は織姫さんの大学を特定して、その大学に向かいました。
もちろんすぐに会えるなんて思ってはいません。もし、今日会えなければ、もう二度と会うことはないのかもしれません。
そして僕は移動中にとあるネット記事を見つけました。それは有名な雑誌社からインタビューを受けた織姫さんの記事でした。
「もう届かない場所にいるってことなんでしょうね。だからやっぱり、今日で終わらせないといけません」
織姫さんが通う大学の最寄り駅を出た僕は、大学に向かって歩きます。もちろんアポイントなんて取っていないので、この道中で会わなければ、それでお終いです。
なぜこんなやり方をするのか? それはたぶん、逃げですね。絶対に会えない状況でことを済ませてしまった方が、罪悪感は薄いでしょう?
――会いに行ったけど、ダメでした。だから仕方ない。
それで織姫さんとのことを終わらせようと僕は思ったわけですね。
そんなわけで僕は何の期待もせずに織姫さんの通う大学へと向かって歩いていたわけです。
しかし、神様はこういう時に非常に意地悪なことをしてきます。
僕が小さな公園の前を横切っている時でした。その公園のベンチに、彼女は……織姫さんはいました。
少し大人っぽくなってはいましたが、相変わらず一人でビジネス書を熟読しているようでした。
「なんでですか……」
僕は嬉しいような、悲しいような気持ちになりました。
そして織姫さんの方へ無意識に歩いて向かっていたのです。
「私一人で、この先も頑張っていけるかな……」
「できますよ、織姫さんなら」
なんと僕は織姫さんへ声を掛けていました。完全に無意識です。本当は顔を見るだけのつもりだったんですけどね。
それから僕の声に驚いたのか、織姫さんは急に顔を上げます。
「なん、で?」
織姫さんは目を見開いてそう言いました。
まあ急にいなくなった相手が現れて、驚かない方がおかしいですよね。
「なんでとは、ご挨拶ですね」
僕は皮肉たっぷりにそう言ってやります。いつも通りに見えるように。今の悲惨な僕を悟られないように。
「――なんで急にいなくなったんですか! なんで、黙って勝手にいなくなって……あれから、私はずっと寂しくて……でも、狂司さんに会いたかったから今日まで頑張って!!」
僕に会いたいと思ってくれていた……? ダメです。そんな言葉に乗ってはダメです。僕は、終わらせるためにここへ来た。だから……
「違いますよ、織姫さん。あなたが頑張ったのは、あなたのためです。あなたの助けを待っている能力者の子供たちのためです。だから、僕の為ではないですよ」
僕は笑顔を崩すことなく、淡々とそう告げます。
そう。これでいいんです。だって、あなたに僕は必要ないのだから。
織姫さんは悲し気な顔をしてから、
「そうですけど、でも……狂司さんのためでもあったから!」
そう言って僕の目を見つめます。
とてもまっすぐな瞳でした。
きっとその思いは嘘偽りないもの、なんでしょう。
「そう、ですか」
その瞳を見て居られなくなった僕は、そう言ってつい織姫さんから視線を外してしまいます。
「はい」
それから少し沈黙の時が流れました。
おそらく織姫さんは何を話せばいいのかわかり兼ねているのでしょう。
そうだとしたら、僕が先手を打たせてもらいます。このまま押され気味だと、目的が達成できませんからね。早めにことを終え、さっさとここを立ち去りましょう。それもお互いの――いえ、全部僕自身のためですね。
「――あの。手紙、読んでくれました?」
「え、ええ」
「じゃあ話は早い。今日は、最後の挨拶に来ました」
僕は精一杯の笑顔で、織姫さんにそう告げました。なるべく明るい口調で。
「最後の?」
織姫さんは首を傾げます。
まさか僕が以前のように一緒にやろうと言いに来たとでも思っていたのでしょうか?
「はい。今日で織姫さんと僕はもうお終いってことです。今日を最後に、もう僕たちは二度と会うことはないです。それを伝えに来ました」
「な、なんでですか!」
声を荒げて織姫さんは怒っていました。
もう僕の力がなくても、一人でやっていけるだけの実力がある。それなのに、なぜ? なぜまだ僕に頼ろうと思ってくれるのですか? 僕はもう、あなたの期待には応えられないのに。
「だって、織姫さんは一人でもう充分にやれる。僕の力なんて必要ない。今回、僕が織姫さんの前から姿を消したのは、最後の試練みたいなものでした。それをクリアした織姫さんはもう立派な一人前ですよ」
なんでそれらしい嘘を吐いているのでしょう。ただ、僕が逃げただけなのに。逃げたことを隠そうとしている言い訳なのに。
なんだか胸が痛いですね。
「勝手です! そんなのは勝手ですよ!! 勝手にいなくなって、勝手に現れたと思ったら、そんな勝手なことを……そんなの、納得できるわけないじゃないですか!」
織姫さんは目に涙を溜めてそう言いました。
そうですね、僕は勝手な人間ですよ。
「何を言われても、僕は考えを変えない。これは僕が決めたことだから。僕の人生は僕しか決められないから」
僕は淡々と織姫さんにそう言ってやります。
「そんな……」
俯いた織姫さんは、今何を想っているのでしょうか。僕への罵倒の言葉? それとも――いえ。これ以上、彼女のことを考えるのはやめましょう。
だって、もう僕と彼女は、ここで終わるのだから。
「それじゃ、織姫さん。さようなら」
それから僕は織姫さんに背を向け歩き出します。
そうです、帰るのです。目的は達成しました。だからもう織姫さんに用はないのです。
「狂司さん! 待ってください!!」
僕は、何を言われてもこの足を止めるわけにはいかないんです。
「狂司さん!! お願い、待って!!」
織姫さんにとって、僕の存在は邪魔になる。このまま一人で頑張ってもらうことが正しい判断なんです。大人なら、誰でもわかるような簡単な答えですね。
「待ちなさいよ、狂司!」
それは今まで一番強い言葉でした。依頼でも懇願でもなく、命令。彼女からの命令は初めてでした。
だから単純に驚いたのだと思います。
それから僕がゆっくりと振り返ると、織姫さんが僕の胸に飛び込んできました。
ずっと眠っていて、もう何年も話すことはなかった兄さん。けれど、ちゃんと存在はしていて、いつか目を覚ますんじゃないかと僕は淡い期待をしていたのかもしれません。
ベッドに寝転び、右手の腕で僕は顔を覆います。それから頬には温かい何かが流れました。
「ああ、涙を流すなんて、いつぶりなんでしょう。これまでと生活は変わらないのに……だから悲しむ必要なんてないのに」
そしてこの時、二度と戻ることのない時間があることを僕は知りました。一度壊れてしまったものはもう戻らないのだと、僕は知りました。
「じゃあきっと、一度壊れた関係ももう、戻ることはないのかもしれないですね。だから織姫さんも僕のことなんか、必要と思う事なんて」
それから僕は泣き続けました。どれくらいの時間が経ったのかはわかりません。でも、時間が許す限り、僕は子供のように声を上げて泣くことしかできなかったのです。
兄さんが亡くなってから数週間。僕は全てがどうでもよくなりました。
頑張ったところで、僕の取り戻したいものはもう取り戻せないことを知ってしまっているからです。
それから大学の講義がとても退屈になりました。何を聞いても何も耳に入ってこない、と言う感覚です。
そして僕は知ってしまいました。バッドタイミングです。今の僕には致命傷とでも言うのでしょうか。
僕が知ってしまった事、それは今の織姫さんの活躍です。1人でも十分にできてしまっている彼女の輝く姿です。
「『女子大生ビジネス家、本星崎織姫の華々しい活躍を特集!』……やっぱり一人でもできるじゃないですか。僕の入る余地なんてないくらいに」
僕はもう、必要ない存在。彼女と僕は、もう違う世界の人間ということです。というより、もとから同じ世界にはいなかったんですよね。
「そうだ。また会おうって約束……」
そんな約束、もう忘れられてしまっているのかもしれない。でも最後に一度だけ顔をだけでもみたい。それで、僕と織姫さんの関係は終わりにしましょう。
数日後。僕は織姫さんの大学を特定して、その大学に向かいました。
もちろんすぐに会えるなんて思ってはいません。もし、今日会えなければ、もう二度と会うことはないのかもしれません。
そして僕は移動中にとあるネット記事を見つけました。それは有名な雑誌社からインタビューを受けた織姫さんの記事でした。
「もう届かない場所にいるってことなんでしょうね。だからやっぱり、今日で終わらせないといけません」
織姫さんが通う大学の最寄り駅を出た僕は、大学に向かって歩きます。もちろんアポイントなんて取っていないので、この道中で会わなければ、それでお終いです。
なぜこんなやり方をするのか? それはたぶん、逃げですね。絶対に会えない状況でことを済ませてしまった方が、罪悪感は薄いでしょう?
――会いに行ったけど、ダメでした。だから仕方ない。
それで織姫さんとのことを終わらせようと僕は思ったわけですね。
そんなわけで僕は何の期待もせずに織姫さんの通う大学へと向かって歩いていたわけです。
しかし、神様はこういう時に非常に意地悪なことをしてきます。
僕が小さな公園の前を横切っている時でした。その公園のベンチに、彼女は……織姫さんはいました。
少し大人っぽくなってはいましたが、相変わらず一人でビジネス書を熟読しているようでした。
「なんでですか……」
僕は嬉しいような、悲しいような気持ちになりました。
そして織姫さんの方へ無意識に歩いて向かっていたのです。
「私一人で、この先も頑張っていけるかな……」
「できますよ、織姫さんなら」
なんと僕は織姫さんへ声を掛けていました。完全に無意識です。本当は顔を見るだけのつもりだったんですけどね。
それから僕の声に驚いたのか、織姫さんは急に顔を上げます。
「なん、で?」
織姫さんは目を見開いてそう言いました。
まあ急にいなくなった相手が現れて、驚かない方がおかしいですよね。
「なんでとは、ご挨拶ですね」
僕は皮肉たっぷりにそう言ってやります。いつも通りに見えるように。今の悲惨な僕を悟られないように。
「――なんで急にいなくなったんですか! なんで、黙って勝手にいなくなって……あれから、私はずっと寂しくて……でも、狂司さんに会いたかったから今日まで頑張って!!」
僕に会いたいと思ってくれていた……? ダメです。そんな言葉に乗ってはダメです。僕は、終わらせるためにここへ来た。だから……
「違いますよ、織姫さん。あなたが頑張ったのは、あなたのためです。あなたの助けを待っている能力者の子供たちのためです。だから、僕の為ではないですよ」
僕は笑顔を崩すことなく、淡々とそう告げます。
そう。これでいいんです。だって、あなたに僕は必要ないのだから。
織姫さんは悲し気な顔をしてから、
「そうですけど、でも……狂司さんのためでもあったから!」
そう言って僕の目を見つめます。
とてもまっすぐな瞳でした。
きっとその思いは嘘偽りないもの、なんでしょう。
「そう、ですか」
その瞳を見て居られなくなった僕は、そう言ってつい織姫さんから視線を外してしまいます。
「はい」
それから少し沈黙の時が流れました。
おそらく織姫さんは何を話せばいいのかわかり兼ねているのでしょう。
そうだとしたら、僕が先手を打たせてもらいます。このまま押され気味だと、目的が達成できませんからね。早めにことを終え、さっさとここを立ち去りましょう。それもお互いの――いえ、全部僕自身のためですね。
「――あの。手紙、読んでくれました?」
「え、ええ」
「じゃあ話は早い。今日は、最後の挨拶に来ました」
僕は精一杯の笑顔で、織姫さんにそう告げました。なるべく明るい口調で。
「最後の?」
織姫さんは首を傾げます。
まさか僕が以前のように一緒にやろうと言いに来たとでも思っていたのでしょうか?
「はい。今日で織姫さんと僕はもうお終いってことです。今日を最後に、もう僕たちは二度と会うことはないです。それを伝えに来ました」
「な、なんでですか!」
声を荒げて織姫さんは怒っていました。
もう僕の力がなくても、一人でやっていけるだけの実力がある。それなのに、なぜ? なぜまだ僕に頼ろうと思ってくれるのですか? 僕はもう、あなたの期待には応えられないのに。
「だって、織姫さんは一人でもう充分にやれる。僕の力なんて必要ない。今回、僕が織姫さんの前から姿を消したのは、最後の試練みたいなものでした。それをクリアした織姫さんはもう立派な一人前ですよ」
なんでそれらしい嘘を吐いているのでしょう。ただ、僕が逃げただけなのに。逃げたことを隠そうとしている言い訳なのに。
なんだか胸が痛いですね。
「勝手です! そんなのは勝手ですよ!! 勝手にいなくなって、勝手に現れたと思ったら、そんな勝手なことを……そんなの、納得できるわけないじゃないですか!」
織姫さんは目に涙を溜めてそう言いました。
そうですね、僕は勝手な人間ですよ。
「何を言われても、僕は考えを変えない。これは僕が決めたことだから。僕の人生は僕しか決められないから」
僕は淡々と織姫さんにそう言ってやります。
「そんな……」
俯いた織姫さんは、今何を想っているのでしょうか。僕への罵倒の言葉? それとも――いえ。これ以上、彼女のことを考えるのはやめましょう。
だって、もう僕と彼女は、ここで終わるのだから。
「それじゃ、織姫さん。さようなら」
それから僕は織姫さんに背を向け歩き出します。
そうです、帰るのです。目的は達成しました。だからもう織姫さんに用はないのです。
「狂司さん! 待ってください!!」
僕は、何を言われてもこの足を止めるわけにはいかないんです。
「狂司さん!! お願い、待って!!」
織姫さんにとって、僕の存在は邪魔になる。このまま一人で頑張ってもらうことが正しい判断なんです。大人なら、誰でもわかるような簡単な答えですね。
「待ちなさいよ、狂司!」
それは今まで一番強い言葉でした。依頼でも懇願でもなく、命令。彼女からの命令は初めてでした。
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