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第10章 未来へ繋ぐ想い
第80話ー② 最後の足取り
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数日後、奏多と共に暁は再び研究所に向かった。
「これが結果です」
奏多はそう言って衛星からのデータを優香に見せた。
「――3か月前、この場所で消えたってことですか?」
優香はそのデータを見ながら、そう呟いた。
「ええ。それ以降のキリヤは観測できませんでした」
「この場所で、なぜかキリヤは姿を消したってことだよな」
「そうですね。しかも、存在がそのままなくなっている」
「……どういう事ですか。なんで、そんなことが?」
目を見開きながらそう言う優香。
確かに。そんな怪奇現象みたいに、急に姿が消えるなんて――
そしてはっとする暁。
「ここに、能力者がいるんじゃないのか?」
その言葉を聞いた優香は勢いよく立ち上がり、
「じゃあ、その能力者にキリヤ君が消されたってことですか!?」
暁にそう言って詰め寄る。
「落ち着けって、優香! 消されたかどうかはわからないけど、ここへ行けば何か手掛かりはあるってことだろう?」
「……そう、ですね」
落ち着きを取り戻した優香はそう言って椅子に座った。
「いつ、行く?」
「え?」
暁からの問いにきょとんとする優香。そして、
「行くんだろう? キリヤを助けにさ!」
暁がそう言って微笑むと、
「行きましょう。今すぐに!! 助けるなら少しでも早い方がいいです!!」
そう言って立ち上がった。
「じゃあ決まり――!」
「ちょっと待ってください、暁さん! 施設はどうするのです? 生徒たちが待っているでしょう??」
奏多は立ち上がろうとする暁を制止した。
すると、暁はニコっと笑い、
「幸い、明日は日曜日だ。授業はないだろ? それに奏多がいる」
奏多の顔を見てそう言った。それから奏多はため息を吐くと、
「――わかりました。私が適当な理由をつけておきましょう。その代わり、明日の夜には必ず帰ること! いいですね?」
頭を傾けてそう言った。
「わかってるって! ありがとな!!」
「まったく、手がかかる人です……」
やれやれと言った顔をする奏多。
そしてそんな暁たちを見た優香は、
「なんだか2人の絆の深さを感じます。羨ましいです」
そう言って悲し気に微笑んだ。
「キリヤと優香もそうじゃないか?」
「ええ、私もそう思いますよ。あのメモから、優香さんへの想いも感じましたしね!」
「そ、そうだといいな……」
優香は頬を赤くして、もじもじしながらそう言った。
「よし、じゃあ急ごう!! 時間は限られているからな!!」
「はい!!」
それから暁と優香は衛星のデータが示したキリヤの最終観測地点へと急いで向かうのだった。
電車を乗り継ぐこと3時間。目的地付近の駅に到着した暁たち。
「何にもないところだな……」
暁はそう言いながら、駅のホームをキョロキョロと見渡す。
「ええ。キリヤ君はどうしてこんなところに来たのでしょう?」
「確かにな」
キリヤの実家があるってわけでもないから、誰かに呼ばれて来たってことなのか――
「まあ考えても仕方がないか――とりあえず、目的地に急ごう!」
「はい!」
それから暁たちはタクシーに乗って目的地の住所を伝えると、数分でその場所に到着した。
「ここ、か……」
「神社みたいですね。しかも結構古い」
「見たところ、怪しい雰囲気はないみたいだが」
「見た目に寄らずですよ。速水さんのいた施設も似たようなものだったんですから」
「そ、そうなのか?」
その話はちょっと気になるけど、今はキリヤだ――
「よし、じゃあ行こう」
「はい」
それから暁たちは神社の敷地内に足を踏み入れたのだった。
そして暁たちが歩き進めると、その先に古びた社を見つける。
「どうやら、ただの神社みたいだけど――」
「あなたたち、何者ですか!!」
背後からそう叫ぶ声が聞こえて、振り返る暁。そしてそこには巫女服を着た少女がいた。
「あ、えっと……怪しいものじゃ――」
「人外よね!? 何しに来たの! ここには何もないわよ!!」
「は!? じ、人外!?」
俺はまだ人類の枠に収まっているつもりだったのだが――!?
それから優香は暁の傍に寄ると、
「たぶん『ゼンシンノウリョクシャ』のことを言っているのではないですか」
耳元でそっとそう告げた。
「え、でも俺たち、ちゃんとヒトのカタチを保ってるぞ!?」
そう言いながら、自身の身体を見回す暁。
「こそこそ何を話しているの!! ここで私が成敗――」
「こら、環奈! いきなりそんなことを言って失礼だろう!!」
そう言って社の裏から40代くらいの男性が姿を現した。そしてその男性は環奈と呼ばれた少女の傍まで歩み寄る。
「だ、だって……」
「だってじゃない! まったく……すみません、いきなり娘が失礼いたしました」
そう言って頭を下げる男性。
あの巫女服の子が娘ってことは、この男の人はここの神主さんってところか――?
「あ、いいえ。こちらこそ、いきなり来てしまってすみません」
「いえいえ! ここは神社ですので、あなた方が謝ることなんて何も……それに、こんな古びた神社に人が来るなんて3か月ぶりですからね」
そう言って神主は微笑んだ。
「3か月ぶり……その3か月前に来たのって黒髪の美青年じゃなかったですか!?」
優香は神主にそう尋ねる。
確かにキリヤは美青年ではあるけど、まさか優香はキリヤのことを聞くときに毎回そんな聞き方をするのだろうか――
そんなことを思うタイミングではないとわかっていながら、暁はふとそんなことを思った。
「ああ、君たちはキリヤ君の知り合いなんだね。心配をしてここまで来たってところかな」
神主は顎に手をあてながらそう言った。
「あ、通じた」
「ん?」
「あははは」
じゃあこの人は、キリヤの行方を知っているってことになるよな――
「あの、それで……」
「ええ。彼は3か月前にここへ来て、そして旅立った。未来にね」
「は? み、未来!?」
どういうことだ? タイムマシンとか、そういう類で――?
面食らった顔でそんなことを思う暁。
「ああ、すまないね。少し説明しよう。ちょっと話が長くなりそうだから、お茶でも飲みながらね。環奈、準備をしてきてくれるかな」
「……はい。キリヤ君の知り合いって言うのなら」
それから暁たちは神主の後に続いて、社の裏にある環奈たちの自宅へ向かったのだった。
「これが結果です」
奏多はそう言って衛星からのデータを優香に見せた。
「――3か月前、この場所で消えたってことですか?」
優香はそのデータを見ながら、そう呟いた。
「ええ。それ以降のキリヤは観測できませんでした」
「この場所で、なぜかキリヤは姿を消したってことだよな」
「そうですね。しかも、存在がそのままなくなっている」
「……どういう事ですか。なんで、そんなことが?」
目を見開きながらそう言う優香。
確かに。そんな怪奇現象みたいに、急に姿が消えるなんて――
そしてはっとする暁。
「ここに、能力者がいるんじゃないのか?」
その言葉を聞いた優香は勢いよく立ち上がり、
「じゃあ、その能力者にキリヤ君が消されたってことですか!?」
暁にそう言って詰め寄る。
「落ち着けって、優香! 消されたかどうかはわからないけど、ここへ行けば何か手掛かりはあるってことだろう?」
「……そう、ですね」
落ち着きを取り戻した優香はそう言って椅子に座った。
「いつ、行く?」
「え?」
暁からの問いにきょとんとする優香。そして、
「行くんだろう? キリヤを助けにさ!」
暁がそう言って微笑むと、
「行きましょう。今すぐに!! 助けるなら少しでも早い方がいいです!!」
そう言って立ち上がった。
「じゃあ決まり――!」
「ちょっと待ってください、暁さん! 施設はどうするのです? 生徒たちが待っているでしょう??」
奏多は立ち上がろうとする暁を制止した。
すると、暁はニコっと笑い、
「幸い、明日は日曜日だ。授業はないだろ? それに奏多がいる」
奏多の顔を見てそう言った。それから奏多はため息を吐くと、
「――わかりました。私が適当な理由をつけておきましょう。その代わり、明日の夜には必ず帰ること! いいですね?」
頭を傾けてそう言った。
「わかってるって! ありがとな!!」
「まったく、手がかかる人です……」
やれやれと言った顔をする奏多。
そしてそんな暁たちを見た優香は、
「なんだか2人の絆の深さを感じます。羨ましいです」
そう言って悲し気に微笑んだ。
「キリヤと優香もそうじゃないか?」
「ええ、私もそう思いますよ。あのメモから、優香さんへの想いも感じましたしね!」
「そ、そうだといいな……」
優香は頬を赤くして、もじもじしながらそう言った。
「よし、じゃあ急ごう!! 時間は限られているからな!!」
「はい!!」
それから暁と優香は衛星のデータが示したキリヤの最終観測地点へと急いで向かうのだった。
電車を乗り継ぐこと3時間。目的地付近の駅に到着した暁たち。
「何にもないところだな……」
暁はそう言いながら、駅のホームをキョロキョロと見渡す。
「ええ。キリヤ君はどうしてこんなところに来たのでしょう?」
「確かにな」
キリヤの実家があるってわけでもないから、誰かに呼ばれて来たってことなのか――
「まあ考えても仕方がないか――とりあえず、目的地に急ごう!」
「はい!」
それから暁たちはタクシーに乗って目的地の住所を伝えると、数分でその場所に到着した。
「ここ、か……」
「神社みたいですね。しかも結構古い」
「見たところ、怪しい雰囲気はないみたいだが」
「見た目に寄らずですよ。速水さんのいた施設も似たようなものだったんですから」
「そ、そうなのか?」
その話はちょっと気になるけど、今はキリヤだ――
「よし、じゃあ行こう」
「はい」
それから暁たちは神社の敷地内に足を踏み入れたのだった。
そして暁たちが歩き進めると、その先に古びた社を見つける。
「どうやら、ただの神社みたいだけど――」
「あなたたち、何者ですか!!」
背後からそう叫ぶ声が聞こえて、振り返る暁。そしてそこには巫女服を着た少女がいた。
「あ、えっと……怪しいものじゃ――」
「人外よね!? 何しに来たの! ここには何もないわよ!!」
「は!? じ、人外!?」
俺はまだ人類の枠に収まっているつもりだったのだが――!?
それから優香は暁の傍に寄ると、
「たぶん『ゼンシンノウリョクシャ』のことを言っているのではないですか」
耳元でそっとそう告げた。
「え、でも俺たち、ちゃんとヒトのカタチを保ってるぞ!?」
そう言いながら、自身の身体を見回す暁。
「こそこそ何を話しているの!! ここで私が成敗――」
「こら、環奈! いきなりそんなことを言って失礼だろう!!」
そう言って社の裏から40代くらいの男性が姿を現した。そしてその男性は環奈と呼ばれた少女の傍まで歩み寄る。
「だ、だって……」
「だってじゃない! まったく……すみません、いきなり娘が失礼いたしました」
そう言って頭を下げる男性。
あの巫女服の子が娘ってことは、この男の人はここの神主さんってところか――?
「あ、いいえ。こちらこそ、いきなり来てしまってすみません」
「いえいえ! ここは神社ですので、あなた方が謝ることなんて何も……それに、こんな古びた神社に人が来るなんて3か月ぶりですからね」
そう言って神主は微笑んだ。
「3か月ぶり……その3か月前に来たのって黒髪の美青年じゃなかったですか!?」
優香は神主にそう尋ねる。
確かにキリヤは美青年ではあるけど、まさか優香はキリヤのことを聞くときに毎回そんな聞き方をするのだろうか――
そんなことを思うタイミングではないとわかっていながら、暁はふとそんなことを思った。
「ああ、君たちはキリヤ君の知り合いなんだね。心配をしてここまで来たってところかな」
神主は顎に手をあてながらそう言った。
「あ、通じた」
「ん?」
「あははは」
じゃあこの人は、キリヤの行方を知っているってことになるよな――
「あの、それで……」
「ええ。彼は3か月前にここへ来て、そして旅立った。未来にね」
「は? み、未来!?」
どういうことだ? タイムマシンとか、そういう類で――?
面食らった顔でそんなことを思う暁。
「ああ、すまないね。少し説明しよう。ちょっと話が長くなりそうだから、お茶でも飲みながらね。環奈、準備をしてきてくれるかな」
「……はい。キリヤ君の知り合いって言うのなら」
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