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第9章 新たな希望と変わる世界
第69話ー⑧ 捕らわれの獣たち 前編
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暁たちが隔離されて約6時間後。閉ざされた鉄扉は開かれた。
「中へ」
そう言って黒服の男が連れてきたのは、頭に大きなリボンのカチューシャ、そしてピンクとシロのワンピースを着た小柄な少女だった。
「は、はい……」
少女は怯えながらそう言って、暁たちと同じ部屋に入った。
「君も政府から呼ばれたのかい?」
暁は怯える少女にそう問いかけた。
「ママが、行きなさいって言って……それで……」
そう言って少女は目に涙をためる。
「そうか、ここまで一人で来たのか?」
その問いにこくんと頷く少女。
「ママたちは来ちゃダメって言ったから」
「そうか。一人で偉かったな」
そう言って暁は少女の頭を優しくなでた。
「そうだ、名前! 教えてくれるか?」
暁が優しくそう尋ねると、少女はゆっくりと口を開く。
「宇崎もも、です……」
「そうか。よろしくな、もも。俺は三谷暁。こう見えて学校の先生をしているんだ」
「そう、なの?」
「ああ」
暁が笑顔でそう告げるとももはまた目を潤ませて、
「先生! もも、怖いよお!」
そう言って暁の胸に飛び込む。
「俺がいるから大丈夫だよ」
暁はそう言いながら、ももの頭を再び撫でる。
「『ゼンシンノウリョクシャ』って私達だけじゃなかったんですね」
優香が隣に来て、暁にそう告げた。
「そうみたいだな。全国探したら、もしかしたらかなりの人数がいるのかもしれないな」
暁はももの方を見てそう言った。
「でも『ゼンシンノウリョクシャ』たちを集めてどうするつもりなんでしょうね」
「さあな。危険な能力者だから、ここで閉じ込めて脅威をなくしたいとかそういう類なんじゃないか」
「なるほど。その可能性は確かにありそうですね」
「優香はどう思う?」
優香は顎に手を添えて、
「……あまり当たってほしくはないですが、私達を何かの実験に使おうって考えがあるんじゃないかなって」
真剣な顔でそう言った。
「実験?」
「ええ。『ポイズン・アップル』の件があったように、何か兵器を開発していて、その人体実験に私達を利用しようって根端なんじゃないかって」
「でも、どうしてそう思う?」
「私達『ゼンシンノウリョクシャ』はもう一つの魂が表に出てきているとき、元の魂は眠った状態になるんですよ。この間私が大けがをして、その後に蜘蛛化した時、元の姿に戻ったらその傷が癒えていたんです」
「自己再生能力が高いってことか」
「ええ。だからその力を利用して、人体実験に……」
もし今回のことを仕組んだ連中がそのことを知っているんだとしたら、有り得なくもない話だな――
「そうじゃないことを祈りたいものだな」
「そうですね」
そしてそれから数分後、もう一人の子供が部屋に連れてこられた。
「さあ、中へ」
黒服にそう言われて部屋に入る少年。その少年は白色のTシャツにトレーナーパンツ。そして前髪は長くて目を覆っていた。
「ひいっ」
おどおどしながら部屋に入る少年。
そして黒服の男と、後ろにいたスーツの男も部屋の中へと入ってくる。
「これで全部か?」
スーツの男は偉そうに黒服にそう告げる。
「はい」
黒服の男が深々と頭を下げてそう言うと、
「さてと……」
とスーツの男はニヤリと笑いながら暁たちのほうを見る。
「あなたは何者ですか」
暁は息を飲みながらそう言った。
「ああ、僕? 僕は神楽坂隼人。そしてこれからこの世界を支配する者だ」
「世界を支配する者……?」
「ああ。僕はそのために、君たちをここに集めたんだからね」
そんな冗談――と言いたい暁だったが、その男の顔は本気だった。
「それで? 私達をここへ集めたわけを話していただけませんか」
優香は隼人を睨みながらそう言った。
「はあ。君も恵里菜と一緒で気が強いなあ。女は男の後ろに黙ってついて歩けばいいんだよ」
「男尊女卑、という言葉を知っていますか?」
優香は隼人に向かってまっすぐにそう告げた。
「優香!!」
暁がそう言って静止すると、優香はしゅんとして「すみません」と答えた。
「まったく。女はそれでいいんだよ。……じゃあ続きを話そうか。まあ君たちには、僕に協力してもらおうってことなんだけどさ」
「協力?」
その言葉に引っ掛かりを感じる暁。
「そう。君たち『ゼンシンノウリョクシャ』の力は絶大だ。君たちの力を使えば、世界を手にすることだって難しくはない。そうだろう?」
確かに俺たちの力は、他の能力者よりより強力だとは聞いている。でもそれをこの男のために使うことは正しいのか……? いや。正しいはずがない――
「その申し入れですが、お断――」
「そうそう。君に拒否権はない。なぜなら、君が断れば君の可愛い生徒たちがどうなることか」
そう言ってニヤリと笑う隼人。
「え……」
「あの施設は政府管轄の物だ。だからあそこにいる生徒たちの未来は僕ら政府の人間が握っている」
「それって……生徒たちを人質にするってことですか!!」
「ああ。そうさ。使えるものは使わないと損だからね」
俺が選択を誤れば、生徒たちが――
そう思いながら、両手をグッと握る暁。
「なんて卑劣な……」
優香はそう言って隼人を睨みつける。
「もちろんあの研究所も君がいる『グリム』も壊そうと思えば、僕の一声でどうとでもなる。だって僕は――」
そして隼人の顔がみるみる老けていき、
「現総理大臣の安藤征夫だからねえ。ほほほ」
そう言って高笑いをした。
現総理大臣、だと……まさかそんな相手が『ポイズン・アップル』に絡んでいたなんて――
「さあ。どうする?」
「くっそ……」
暁はそう呟き、さらに拳を強く握った。
「まあ結論は急がなくてもいい。1週間後、もう一度問おう。でもきっと答えは決まっているだろうがね! はははは!」
そう言って安藤の姿のまま、隼人は部屋を出て行った。
「中へ」
そう言って黒服の男が連れてきたのは、頭に大きなリボンのカチューシャ、そしてピンクとシロのワンピースを着た小柄な少女だった。
「は、はい……」
少女は怯えながらそう言って、暁たちと同じ部屋に入った。
「君も政府から呼ばれたのかい?」
暁は怯える少女にそう問いかけた。
「ママが、行きなさいって言って……それで……」
そう言って少女は目に涙をためる。
「そうか、ここまで一人で来たのか?」
その問いにこくんと頷く少女。
「ママたちは来ちゃダメって言ったから」
「そうか。一人で偉かったな」
そう言って暁は少女の頭を優しくなでた。
「そうだ、名前! 教えてくれるか?」
暁が優しくそう尋ねると、少女はゆっくりと口を開く。
「宇崎もも、です……」
「そうか。よろしくな、もも。俺は三谷暁。こう見えて学校の先生をしているんだ」
「そう、なの?」
「ああ」
暁が笑顔でそう告げるとももはまた目を潤ませて、
「先生! もも、怖いよお!」
そう言って暁の胸に飛び込む。
「俺がいるから大丈夫だよ」
暁はそう言いながら、ももの頭を再び撫でる。
「『ゼンシンノウリョクシャ』って私達だけじゃなかったんですね」
優香が隣に来て、暁にそう告げた。
「そうみたいだな。全国探したら、もしかしたらかなりの人数がいるのかもしれないな」
暁はももの方を見てそう言った。
「でも『ゼンシンノウリョクシャ』たちを集めてどうするつもりなんでしょうね」
「さあな。危険な能力者だから、ここで閉じ込めて脅威をなくしたいとかそういう類なんじゃないか」
「なるほど。その可能性は確かにありそうですね」
「優香はどう思う?」
優香は顎に手を添えて、
「……あまり当たってほしくはないですが、私達を何かの実験に使おうって考えがあるんじゃないかなって」
真剣な顔でそう言った。
「実験?」
「ええ。『ポイズン・アップル』の件があったように、何か兵器を開発していて、その人体実験に私達を利用しようって根端なんじゃないかって」
「でも、どうしてそう思う?」
「私達『ゼンシンノウリョクシャ』はもう一つの魂が表に出てきているとき、元の魂は眠った状態になるんですよ。この間私が大けがをして、その後に蜘蛛化した時、元の姿に戻ったらその傷が癒えていたんです」
「自己再生能力が高いってことか」
「ええ。だからその力を利用して、人体実験に……」
もし今回のことを仕組んだ連中がそのことを知っているんだとしたら、有り得なくもない話だな――
「そうじゃないことを祈りたいものだな」
「そうですね」
そしてそれから数分後、もう一人の子供が部屋に連れてこられた。
「さあ、中へ」
黒服にそう言われて部屋に入る少年。その少年は白色のTシャツにトレーナーパンツ。そして前髪は長くて目を覆っていた。
「ひいっ」
おどおどしながら部屋に入る少年。
そして黒服の男と、後ろにいたスーツの男も部屋の中へと入ってくる。
「これで全部か?」
スーツの男は偉そうに黒服にそう告げる。
「はい」
黒服の男が深々と頭を下げてそう言うと、
「さてと……」
とスーツの男はニヤリと笑いながら暁たちのほうを見る。
「あなたは何者ですか」
暁は息を飲みながらそう言った。
「ああ、僕? 僕は神楽坂隼人。そしてこれからこの世界を支配する者だ」
「世界を支配する者……?」
「ああ。僕はそのために、君たちをここに集めたんだからね」
そんな冗談――と言いたい暁だったが、その男の顔は本気だった。
「それで? 私達をここへ集めたわけを話していただけませんか」
優香は隼人を睨みながらそう言った。
「はあ。君も恵里菜と一緒で気が強いなあ。女は男の後ろに黙ってついて歩けばいいんだよ」
「男尊女卑、という言葉を知っていますか?」
優香は隼人に向かってまっすぐにそう告げた。
「優香!!」
暁がそう言って静止すると、優香はしゅんとして「すみません」と答えた。
「まったく。女はそれでいいんだよ。……じゃあ続きを話そうか。まあ君たちには、僕に協力してもらおうってことなんだけどさ」
「協力?」
その言葉に引っ掛かりを感じる暁。
「そう。君たち『ゼンシンノウリョクシャ』の力は絶大だ。君たちの力を使えば、世界を手にすることだって難しくはない。そうだろう?」
確かに俺たちの力は、他の能力者よりより強力だとは聞いている。でもそれをこの男のために使うことは正しいのか……? いや。正しいはずがない――
「その申し入れですが、お断――」
「そうそう。君に拒否権はない。なぜなら、君が断れば君の可愛い生徒たちがどうなることか」
そう言ってニヤリと笑う隼人。
「え……」
「あの施設は政府管轄の物だ。だからあそこにいる生徒たちの未来は僕ら政府の人間が握っている」
「それって……生徒たちを人質にするってことですか!!」
「ああ。そうさ。使えるものは使わないと損だからね」
俺が選択を誤れば、生徒たちが――
そう思いながら、両手をグッと握る暁。
「なんて卑劣な……」
優香はそう言って隼人を睨みつける。
「もちろんあの研究所も君がいる『グリム』も壊そうと思えば、僕の一声でどうとでもなる。だって僕は――」
そして隼人の顔がみるみる老けていき、
「現総理大臣の安藤征夫だからねえ。ほほほ」
そう言って高笑いをした。
現総理大臣、だと……まさかそんな相手が『ポイズン・アップル』に絡んでいたなんて――
「さあ。どうする?」
「くっそ……」
暁はそう呟き、さらに拳を強く握った。
「まあ結論は急がなくてもいい。1週間後、もう一度問おう。でもきっと答えは決まっているだろうがね! はははは!」
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