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第1章 始まり
第3話ー② 好きなこと
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後日、私は両親に言われるがまま検査場へ連れていかれ、検査をすることになった。
そして検査を終えた私は診察室に通され、その結果を告げられる。
「神宮寺さん。あなたは度重なるストレスと心に受けた大きなダメージの影響で能力が目覚めたようだ。そして、クラスは危険度S級クラス。能力はおそらく、バイオリンから放たれる斬撃かと」
男性の検査員さんは悲しそうな顔でそう言った。
S級クラス……?私が……?
それにあの事故は私のバイオリンのせいで……。
「あの……。それは私のバイオリンが、誰かを傷つける音になるということですか……」
私は呆然としながら、その質問をしていた。
「心が安定していれば、人を傷つけることはないよ。今まで通り、バイオリンは演奏してもらっても構わない。ただ、大きなストレスが蓄積している状態の時は、なるべく避けたほうがいいかもね。無意識に誰かを傷つけてしまうかもしれないから」
それから男性の検査員さんは私に何かを言っていたが、その話の内容はまったく頭に入らなかった。
これはどんな悪い夢なんだろうと私は話の間、ずっとそう思っていたから。
私はただお父様とお母様の喜ぶ顔が見たかっただけなのに、なぜこんなことになってしまったんだろうか。私の音が誰かを傷つける音になってしまうなんて、そんなことを信じたくなかった……。
しかし受け入れたくはないこの事実を、今は受け入れるしかなかった。
どれだけ否定をしようと、私が演奏会で誰かを傷つけてしまったことに変わりはないから。
「……わかりました。」
私は男性の検査員さんの話に頷いて答える。
そしてこの時に私は以前、母が言っていた言葉を思い出していた。
—―奏多のバイオリンの音は人を幸せにするわね。
母の言う通りかもしれないとその時の私も思っていたけれど、現実は違っていたようだった。
私の音は、誰かを幸せになんてできない。ただ傷つけるだけの凶器だったんだ。
家に帰った私は、そのまま自室に籠った。
「私の音は誰かを傷つける……。もう誰かのために演奏することはできない。私はただお父様やお母様の喜ぶ顔がみたいだけなのに……」
涙が止まらない。こんなことなら、発表会になんて出なければよかった……。
私は何度も何度も後悔をしたけれど、もうそれは変えられない事実となってしまっている。
それから私はしばらく泣き続けた。
そして私は涙が枯れるまで泣き続けた後、部屋から出た時にお父様とお母様がひどく落ち込んでいるのを見かけた。
「私が奏多にプレッシャーを与えすぎたのかもしれない……。本当は発表会が決まってから、辛そうに練習していたことを知っていたのに、私は止めることもせずに、あの子にストレスを抱えさせてしまっていたんだわ」
「それなら僕もさ。神宮寺家の誇りだなんて言ってしまって、それが奏多を追いつめて、心を傷つける原因になったんだから……」
「私、奏多になんて言ったらいいかわからないの……。あの子の好きなものを奪ってしまった私たちはあの子に何て言ってあげたらいい?」
そんな両親を見て私は思った。
私がこのままふさぎ込んでいたら、お父様もお母様もダメになる。
それだけは嫌だった。
私はもうこれ以上、大好きなものを失いたくない。
そして私は二人の前に姿を現し、二人に告げた。
「お父様、お母様。私のことはもう大丈夫です。今は演奏できないけれど、大人になって、能力がなくなったときにまた二人が幸せになる演奏をします。だからそれまで待っていてくださいな」
私は今できる精いっぱいの笑顔で伝えると、両親もほほ笑み、お母様は私をそっと抱きしめてくれた。
それからしばらくして、私は今いるこの保護施設へとやってきた。
施設のみんなは同じくらいの年齢で、私が神宮寺財閥の娘だと聞いても、特別扱いをせずに普通に接してくれた。
しかし私はバイオリンを自由に弾けていたあの時のような、本当の笑顔をできなくなっていた。
何をしてもつまらなくて、日々を流れ作業のように過ごしていた私。
そしてバイオリンも施設に持ってきたけれど、能力が目覚めたあの日から私は人前で演奏をしておらず、代わりに毎朝ここへ来て、自分のためにバイオリンを弾くようになった。
もちろん好きだから毎日バイオリンを弾いているはずなのに、ただ両親のためだけに弾いていたあの頃のような、楽しさとワクワク感はなかった。
そしてあれから6年。私は今日も欠かさず、自分のためにバイオリンを弾いている。
奏多は弓を弦から離した。
「ふう。今日はこれくらいにしましょうか」
パチパチパチ。
後ろから拍手が聞こえ、はっとする奏多。
振り返るとそこには暁がいた。
「おはよ!!」
「先生!? お、おはよう、ございます……。いつからそこにいらしたんですか?」
「いつからだろうな」
暁は顎に手を当てて、しらばっくれたようにそう言った。
「ふざけないでください!!」
「はははっ。いやあ。でもさ、朝からいいものを聴かせてもらったよ!」
奏多は不機嫌そうな表情を浮かべて、暁に問う。
「盗み聞きですか?」
「え!? いや、あの…気が付いたら、ここにいたんだよ! なんだか、すごく幸せな気持ちになる音がするなって思ってさ!!」
奏多ははっとしてから、答える。
「……幸せ、ですか。」
「何か変なこといったか?」
暁は首をかしげながら奏多に問う。
「いえ。私の母も以前同じことを言っていたなと思いまして」
「おお、そうか!」
「でも、先生。私のバイオリンは幸せな音ではないですよ。先生もご存じの通り、私の音色は誰かを傷つけるものですから」
悲しそうな表情をする奏多。
「奏多……?」
そんな奏多を心配する暁。
奏多はニコッと笑い、
「では、先生。また食堂で」
そう言ってからバイオリンをケースにしまい、足早に屋上を出て行った。
そして検査を終えた私は診察室に通され、その結果を告げられる。
「神宮寺さん。あなたは度重なるストレスと心に受けた大きなダメージの影響で能力が目覚めたようだ。そして、クラスは危険度S級クラス。能力はおそらく、バイオリンから放たれる斬撃かと」
男性の検査員さんは悲しそうな顔でそう言った。
S級クラス……?私が……?
それにあの事故は私のバイオリンのせいで……。
「あの……。それは私のバイオリンが、誰かを傷つける音になるということですか……」
私は呆然としながら、その質問をしていた。
「心が安定していれば、人を傷つけることはないよ。今まで通り、バイオリンは演奏してもらっても構わない。ただ、大きなストレスが蓄積している状態の時は、なるべく避けたほうがいいかもね。無意識に誰かを傷つけてしまうかもしれないから」
それから男性の検査員さんは私に何かを言っていたが、その話の内容はまったく頭に入らなかった。
これはどんな悪い夢なんだろうと私は話の間、ずっとそう思っていたから。
私はただお父様とお母様の喜ぶ顔が見たかっただけなのに、なぜこんなことになってしまったんだろうか。私の音が誰かを傷つける音になってしまうなんて、そんなことを信じたくなかった……。
しかし受け入れたくはないこの事実を、今は受け入れるしかなかった。
どれだけ否定をしようと、私が演奏会で誰かを傷つけてしまったことに変わりはないから。
「……わかりました。」
私は男性の検査員さんの話に頷いて答える。
そしてこの時に私は以前、母が言っていた言葉を思い出していた。
—―奏多のバイオリンの音は人を幸せにするわね。
母の言う通りかもしれないとその時の私も思っていたけれど、現実は違っていたようだった。
私の音は、誰かを幸せになんてできない。ただ傷つけるだけの凶器だったんだ。
家に帰った私は、そのまま自室に籠った。
「私の音は誰かを傷つける……。もう誰かのために演奏することはできない。私はただお父様やお母様の喜ぶ顔がみたいだけなのに……」
涙が止まらない。こんなことなら、発表会になんて出なければよかった……。
私は何度も何度も後悔をしたけれど、もうそれは変えられない事実となってしまっている。
それから私はしばらく泣き続けた。
そして私は涙が枯れるまで泣き続けた後、部屋から出た時にお父様とお母様がひどく落ち込んでいるのを見かけた。
「私が奏多にプレッシャーを与えすぎたのかもしれない……。本当は発表会が決まってから、辛そうに練習していたことを知っていたのに、私は止めることもせずに、あの子にストレスを抱えさせてしまっていたんだわ」
「それなら僕もさ。神宮寺家の誇りだなんて言ってしまって、それが奏多を追いつめて、心を傷つける原因になったんだから……」
「私、奏多になんて言ったらいいかわからないの……。あの子の好きなものを奪ってしまった私たちはあの子に何て言ってあげたらいい?」
そんな両親を見て私は思った。
私がこのままふさぎ込んでいたら、お父様もお母様もダメになる。
それだけは嫌だった。
私はもうこれ以上、大好きなものを失いたくない。
そして私は二人の前に姿を現し、二人に告げた。
「お父様、お母様。私のことはもう大丈夫です。今は演奏できないけれど、大人になって、能力がなくなったときにまた二人が幸せになる演奏をします。だからそれまで待っていてくださいな」
私は今できる精いっぱいの笑顔で伝えると、両親もほほ笑み、お母様は私をそっと抱きしめてくれた。
それからしばらくして、私は今いるこの保護施設へとやってきた。
施設のみんなは同じくらいの年齢で、私が神宮寺財閥の娘だと聞いても、特別扱いをせずに普通に接してくれた。
しかし私はバイオリンを自由に弾けていたあの時のような、本当の笑顔をできなくなっていた。
何をしてもつまらなくて、日々を流れ作業のように過ごしていた私。
そしてバイオリンも施設に持ってきたけれど、能力が目覚めたあの日から私は人前で演奏をしておらず、代わりに毎朝ここへ来て、自分のためにバイオリンを弾くようになった。
もちろん好きだから毎日バイオリンを弾いているはずなのに、ただ両親のためだけに弾いていたあの頃のような、楽しさとワクワク感はなかった。
そしてあれから6年。私は今日も欠かさず、自分のためにバイオリンを弾いている。
奏多は弓を弦から離した。
「ふう。今日はこれくらいにしましょうか」
パチパチパチ。
後ろから拍手が聞こえ、はっとする奏多。
振り返るとそこには暁がいた。
「おはよ!!」
「先生!? お、おはよう、ございます……。いつからそこにいらしたんですか?」
「いつからだろうな」
暁は顎に手を当てて、しらばっくれたようにそう言った。
「ふざけないでください!!」
「はははっ。いやあ。でもさ、朝からいいものを聴かせてもらったよ!」
奏多は不機嫌そうな表情を浮かべて、暁に問う。
「盗み聞きですか?」
「え!? いや、あの…気が付いたら、ここにいたんだよ! なんだか、すごく幸せな気持ちになる音がするなって思ってさ!!」
奏多ははっとしてから、答える。
「……幸せ、ですか。」
「何か変なこといったか?」
暁は首をかしげながら奏多に問う。
「いえ。私の母も以前同じことを言っていたなと思いまして」
「おお、そうか!」
「でも、先生。私のバイオリンは幸せな音ではないですよ。先生もご存じの通り、私の音色は誰かを傷つけるものですから」
悲しそうな表情をする奏多。
「奏多……?」
そんな奏多を心配する暁。
奏多はニコッと笑い、
「では、先生。また食堂で」
そう言ってからバイオリンをケースにしまい、足早に屋上を出て行った。
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