70 / 192
原因の発見
しおりを挟む
インセクトマンが出現した場所を目指し森を進んで二日目。今日の昼頃には、目的地に着くと思うんだけど・・・・
「魔物多すぎ!!!」
「お~沢山出てきたな。特にブラックスパイダーが」
「あの量は流石に嫌ですね・・・・」
「いくら弱い魔物だとしても群れるとああもう面倒なんだな」
「ちょっと傍観してないで少しは助けて!?」
ブラックスパイダーの大群が何故か俺達に狙いを付けたみたいで茂みから空か、木から石の影からと次々に俺に群がって来て気持ち悪いし面倒臭い!!!あまりの量に、風の刃を周囲に展開し襲い掛かってくる奴らを斬り裂いてるが切りがない!
「いや~俺達の方には来ないからな」
「下手に手を出すとクロガネ様の邪魔になってしまいますし・・・・」
「何故クロガネ殿だけを狙うのだろうか、この中で一番弱いのは俺なのだが」
「それは、クロガネがさっき何気なく潰したのが群れを刺激してしまったんでしょう」
「なるほど、一体を潰したことによって群れ全体が反応したと・・・・だがブラックスパイダーにそんな習性は無かったはずだが」
「それも、この先に進めば分かりますよ。ほら、早く倒しちまえクロガネ」
「じゃあ手伝って貰って良いかな!?」
はぁ、多すぎてもう素材を拾う気力も無いぜ・・・・ブラックスパイダーはそんなに金になる魔物じゃ無いんだがこんなに数があるならそこそこの値段になりそうなんだけど面倒だ。
「戦闘は手伝えなかったからな。集める手伝いはしよう」
「みんなでやればすぐですね」
「お~ありがとうございます!」
連日の野宿でで俺のマジックバックについてはもうバレているので、気にせず次々と俺のマジックバックに入れて貰い四人で素材を搔き集め先へと進む。ブラックスパイダー以外にも、異様にインセクト系統の魔物と出会う頻度が高くなってきがするんだよな~お、もうそろそろで着くな。
「あと少しで着くぞ」
「結構深くまで入りましたけどブレスト様、原因がここで分かるとはどういうことなのでしょうか」
「着けばすぐに分かると思うんだが・・・・」
「ブレスト殿はこの事象についてある程度予想がついているようだが、前にも同じような調査をしたことがあるのだろうか?」
「不可解な現象の調査は何度か受けたことありますよ。だから、今回の原因もある程度予測が出来るんです。多分ですけど、珍しいけど珍しくないことが原因だと思いますよ」
珍しいけど珍しくないって謎かけか?俺もこの現象が起きている原因が分からないんだよな~ブレストに聞いてもよく考えれば今持っている知識だけで予測が付くからよく考えるんだなって言って教えてくれないんだよな。昨日の夜テセウ様と一緒に自分達が持っている全ての知識で意見を出し合ったけど結局は分からないんだよな。
「着いたぞ」
「ここか」
「特に・・・・何も無いですね」
「あぁただの森だな。インセクトマンが羽化したような痕跡も無いみたいだ」
「木の上見てきます」
インセクトマンがここで羽化したのであれば、抜け殻があるはずだ。もしくは養分となった獲物の痕跡があるはずなんだが・・・・木の上にも無いな。本当にここが森に異変をもたらせている原因なのか?何も無いけどな~
「木の上にも抜け殻は無かった。ブレスト、本当にここが原因なのか?」
「恐らくな。隠れちまっているんだろうけど・・・・お、見つけた」
「は?本当に?」
「何処だ?何も無いが」
「クロガネ、テセウ様、魔力感知をここら周辺に集中して探って見て下さい」
「分かった」
「了解した」
魔力感知と気配の察知は常にやっているんだけどな~言われた通り周囲に集中して掛けてみるが特に変な魔力は感じない。どれも自然由来の物で、森に在ったとしても可笑しくないなものばかりだ。もう一度さっきより慎重かつ入念に調べてみるけど、どこも異常を感じないぞ。
「分からない」
「自分もだ」
「異常を探そうとしたら見つからないぞ。異常じゃなくて馴染んでいるが違和感のあるものを探すんだ」
それって異常じゃないのか?周囲に馴染んでいるけど違和感のあるもの。どれも木の魔力、土の魔力、あとは魔物が持っている魔力どれも普通だ。違和感のあるもの・・・・あれ、この木は何でこんなに土の魔力が多いんだ?木には土属性の魔力が宿っているのは知っているけど、この木の大きさにしては魔力が少し多すぎる気がする。
「この木、魔力が多い。確かに異常な量じゃ無いけど少し多い気がする?」
「え、これぐらいは普通では無いか?こんなにも立派な木であれば魔力が宿るのは普通な気がするが・・・・」
「だけど、ほんの僅かに何か混ざってるような感覚があるんですよね」
「ふむ・・・・言われてみれば確かに」
「二人とも正解だ。この木がインセクト系統が大量発生している原因だ」
「この木が?」
ほんの僅かに違和感を感じるだけで、魔物を育てるほどの魔力は無いし魔物を引き寄せる匂いも無い。一部の特殊な木はインセクト系統を集める特別な蜜や果実、匂い出したりする種類があるがどれにも当たらない。魔物達に齧られた様子も無いし・・・・
「分からないな。一体この木が原因とはどういうことだ?」
「まぁ正確にはこの木のうろの中にあるものが原因だな」
そう言って大人が数人掛かりでないと囲えないほど、立派な木の後ろに回り木の根を隠していた茂みを掻き分けると小さな子供一人が入れる程度の大きな穴が現れた。その穴の中は本来見えるはずの木の内側ではなく暗くジメジメとした暗い空間が広がっていた。
「これは・・・・」
「まさか、ダンジョンか?」
「その通り、ダンジョンだ」
ダンジョンは魔力が大量に溜まった場所に現れると言われているが発生する場所は本当に多種多様で不毛の大地にも表れたりする。そしてその入り口は明らかに異質なものから自然の洞窟や茂みが入り口になっていたりとぱっと見では判断できないのだ。今回はこの木のうろがダンジョンの入り口になっているみたいだが・・・・ブレストはなんでダンジョンが出来ていると分かったんだ。
「嘘だろう?ダンジョンが在ればすぐに発見されているはずだ」
「そうとも限らないんですよ。さっき違和感を見つけるのに苦労したじゃないですか」
「確かにそうだが・・・・」
「ダンジョンってのは自然に発生するものなのでダンジョン特有の魔力ってものは無く周囲の環境に馴染むように魔力を発しているんです。だから、発見がしづらいですしここまで小さな穴となると中々気付けないものなんですよ」
「ブレストは今までこういうの見たことあるから知ってるの?」
「そうだ。旅をしている間に人に発見されてないダンジョンをいくつか見つけたことがあるんだ。意外とダンジョンってそこらにあるものなんだぞ」
前に経験が有ったから気付けたのか・・・・でもそれだけじゃこの森に異変が起きているだけじゃその結論にならなくないか?
「だが、このダンジョンとこの森でインセクト系統の魔物が増えることと結び付かなくないか?」
「いいえ、結びつくんです。よく考えてみれば分かるはずですよ。一定周期で大量の魔物が現れ、本来居るはずの無い魔物が現れる。そして、全く同じ個体が現れるこれれを結び付けると?」
一定周期・・・・魔物・・・・同一個体・・・・まさか!テセウ様も同じ考えになったのか驚愕の表情を浮かべながら
「スタンピードか!」
「正解です」
「嘘だろう・・・・スタンピードが起きているなんて・・・・」
「だけど、スタンピードって言ったら国や街を飲み込む程の大災害だろ!?それにしては規模が小さすぎないか?」
スタンピードはダンジョン内に魔力が溜まり過ぎた結果暴走し、本来では自分の領域を出ることが無い魔物達が狂ったように無数に湧きダンジョンから溢れ出て暴走する大災害のことだ。死を恐れず狂気に陥った魔物達によっていくつもの街や国が滅んだという記録が沢山ある程のことなのに、森には目立った被害が無く話に聞く程の無数の魔物は見えていない。
「確かにスタンピードは町を飲み込む程の災害だが、それは大規模なダンジョンがスタンピードになった場合だ。このダンジョンみたいに階層も規模も魔物の数も少ないダンジョンがスタンピードになった場合、そこまで大きな被害にはならないんだよ。精々普段より魔物が増えて魔物が凶暴化するぐらいだ」
「そうなのか・・・・」
「そんな小さなダンジョンが在るのか、知らなかった」
「ありますよ。中に入ってみたらボス一体しか居ないダンジョンとかもありますから」
「規模と数の少なさで言うと試練の塔が有名ですね。あそこは三十階層ありますが、その一つ一つの階層が大広間程度しか無く、敵も一体だけと聞いたことがあります」
「ロシェさんの言う通り、ダンジョンってのは不思議なもので階層も敵も規模も多種多様なんだ。気付かれていないだけで、これぐらいの規模のダンジョンが意外とあったりするんです」
全然知らなかったし想像も付かなかったぜ・・・・まさか森で起きている異変がダンジョンのスタンピードが原因なんて誰が思い付くんだよ。
「魔物多すぎ!!!」
「お~沢山出てきたな。特にブラックスパイダーが」
「あの量は流石に嫌ですね・・・・」
「いくら弱い魔物だとしても群れるとああもう面倒なんだな」
「ちょっと傍観してないで少しは助けて!?」
ブラックスパイダーの大群が何故か俺達に狙いを付けたみたいで茂みから空か、木から石の影からと次々に俺に群がって来て気持ち悪いし面倒臭い!!!あまりの量に、風の刃を周囲に展開し襲い掛かってくる奴らを斬り裂いてるが切りがない!
「いや~俺達の方には来ないからな」
「下手に手を出すとクロガネ様の邪魔になってしまいますし・・・・」
「何故クロガネ殿だけを狙うのだろうか、この中で一番弱いのは俺なのだが」
「それは、クロガネがさっき何気なく潰したのが群れを刺激してしまったんでしょう」
「なるほど、一体を潰したことによって群れ全体が反応したと・・・・だがブラックスパイダーにそんな習性は無かったはずだが」
「それも、この先に進めば分かりますよ。ほら、早く倒しちまえクロガネ」
「じゃあ手伝って貰って良いかな!?」
はぁ、多すぎてもう素材を拾う気力も無いぜ・・・・ブラックスパイダーはそんなに金になる魔物じゃ無いんだがこんなに数があるならそこそこの値段になりそうなんだけど面倒だ。
「戦闘は手伝えなかったからな。集める手伝いはしよう」
「みんなでやればすぐですね」
「お~ありがとうございます!」
連日の野宿でで俺のマジックバックについてはもうバレているので、気にせず次々と俺のマジックバックに入れて貰い四人で素材を搔き集め先へと進む。ブラックスパイダー以外にも、異様にインセクト系統の魔物と出会う頻度が高くなってきがするんだよな~お、もうそろそろで着くな。
「あと少しで着くぞ」
「結構深くまで入りましたけどブレスト様、原因がここで分かるとはどういうことなのでしょうか」
「着けばすぐに分かると思うんだが・・・・」
「ブレスト殿はこの事象についてある程度予想がついているようだが、前にも同じような調査をしたことがあるのだろうか?」
「不可解な現象の調査は何度か受けたことありますよ。だから、今回の原因もある程度予測が出来るんです。多分ですけど、珍しいけど珍しくないことが原因だと思いますよ」
珍しいけど珍しくないって謎かけか?俺もこの現象が起きている原因が分からないんだよな~ブレストに聞いてもよく考えれば今持っている知識だけで予測が付くからよく考えるんだなって言って教えてくれないんだよな。昨日の夜テセウ様と一緒に自分達が持っている全ての知識で意見を出し合ったけど結局は分からないんだよな。
「着いたぞ」
「ここか」
「特に・・・・何も無いですね」
「あぁただの森だな。インセクトマンが羽化したような痕跡も無いみたいだ」
「木の上見てきます」
インセクトマンがここで羽化したのであれば、抜け殻があるはずだ。もしくは養分となった獲物の痕跡があるはずなんだが・・・・木の上にも無いな。本当にここが森に異変をもたらせている原因なのか?何も無いけどな~
「木の上にも抜け殻は無かった。ブレスト、本当にここが原因なのか?」
「恐らくな。隠れちまっているんだろうけど・・・・お、見つけた」
「は?本当に?」
「何処だ?何も無いが」
「クロガネ、テセウ様、魔力感知をここら周辺に集中して探って見て下さい」
「分かった」
「了解した」
魔力感知と気配の察知は常にやっているんだけどな~言われた通り周囲に集中して掛けてみるが特に変な魔力は感じない。どれも自然由来の物で、森に在ったとしても可笑しくないなものばかりだ。もう一度さっきより慎重かつ入念に調べてみるけど、どこも異常を感じないぞ。
「分からない」
「自分もだ」
「異常を探そうとしたら見つからないぞ。異常じゃなくて馴染んでいるが違和感のあるものを探すんだ」
それって異常じゃないのか?周囲に馴染んでいるけど違和感のあるもの。どれも木の魔力、土の魔力、あとは魔物が持っている魔力どれも普通だ。違和感のあるもの・・・・あれ、この木は何でこんなに土の魔力が多いんだ?木には土属性の魔力が宿っているのは知っているけど、この木の大きさにしては魔力が少し多すぎる気がする。
「この木、魔力が多い。確かに異常な量じゃ無いけど少し多い気がする?」
「え、これぐらいは普通では無いか?こんなにも立派な木であれば魔力が宿るのは普通な気がするが・・・・」
「だけど、ほんの僅かに何か混ざってるような感覚があるんですよね」
「ふむ・・・・言われてみれば確かに」
「二人とも正解だ。この木がインセクト系統が大量発生している原因だ」
「この木が?」
ほんの僅かに違和感を感じるだけで、魔物を育てるほどの魔力は無いし魔物を引き寄せる匂いも無い。一部の特殊な木はインセクト系統を集める特別な蜜や果実、匂い出したりする種類があるがどれにも当たらない。魔物達に齧られた様子も無いし・・・・
「分からないな。一体この木が原因とはどういうことだ?」
「まぁ正確にはこの木のうろの中にあるものが原因だな」
そう言って大人が数人掛かりでないと囲えないほど、立派な木の後ろに回り木の根を隠していた茂みを掻き分けると小さな子供一人が入れる程度の大きな穴が現れた。その穴の中は本来見えるはずの木の内側ではなく暗くジメジメとした暗い空間が広がっていた。
「これは・・・・」
「まさか、ダンジョンか?」
「その通り、ダンジョンだ」
ダンジョンは魔力が大量に溜まった場所に現れると言われているが発生する場所は本当に多種多様で不毛の大地にも表れたりする。そしてその入り口は明らかに異質なものから自然の洞窟や茂みが入り口になっていたりとぱっと見では判断できないのだ。今回はこの木のうろがダンジョンの入り口になっているみたいだが・・・・ブレストはなんでダンジョンが出来ていると分かったんだ。
「嘘だろう?ダンジョンが在ればすぐに発見されているはずだ」
「そうとも限らないんですよ。さっき違和感を見つけるのに苦労したじゃないですか」
「確かにそうだが・・・・」
「ダンジョンってのは自然に発生するものなのでダンジョン特有の魔力ってものは無く周囲の環境に馴染むように魔力を発しているんです。だから、発見がしづらいですしここまで小さな穴となると中々気付けないものなんですよ」
「ブレストは今までこういうの見たことあるから知ってるの?」
「そうだ。旅をしている間に人に発見されてないダンジョンをいくつか見つけたことがあるんだ。意外とダンジョンってそこらにあるものなんだぞ」
前に経験が有ったから気付けたのか・・・・でもそれだけじゃこの森に異変が起きているだけじゃその結論にならなくないか?
「だが、このダンジョンとこの森でインセクト系統の魔物が増えることと結び付かなくないか?」
「いいえ、結びつくんです。よく考えてみれば分かるはずですよ。一定周期で大量の魔物が現れ、本来居るはずの無い魔物が現れる。そして、全く同じ個体が現れるこれれを結び付けると?」
一定周期・・・・魔物・・・・同一個体・・・・まさか!テセウ様も同じ考えになったのか驚愕の表情を浮かべながら
「スタンピードか!」
「正解です」
「嘘だろう・・・・スタンピードが起きているなんて・・・・」
「だけど、スタンピードって言ったら国や街を飲み込む程の大災害だろ!?それにしては規模が小さすぎないか?」
スタンピードはダンジョン内に魔力が溜まり過ぎた結果暴走し、本来では自分の領域を出ることが無い魔物達が狂ったように無数に湧きダンジョンから溢れ出て暴走する大災害のことだ。死を恐れず狂気に陥った魔物達によっていくつもの街や国が滅んだという記録が沢山ある程のことなのに、森には目立った被害が無く話に聞く程の無数の魔物は見えていない。
「確かにスタンピードは町を飲み込む程の災害だが、それは大規模なダンジョンがスタンピードになった場合だ。このダンジョンみたいに階層も規模も魔物の数も少ないダンジョンがスタンピードになった場合、そこまで大きな被害にはならないんだよ。精々普段より魔物が増えて魔物が凶暴化するぐらいだ」
「そうなのか・・・・」
「そんな小さなダンジョンが在るのか、知らなかった」
「ありますよ。中に入ってみたらボス一体しか居ないダンジョンとかもありますから」
「規模と数の少なさで言うと試練の塔が有名ですね。あそこは三十階層ありますが、その一つ一つの階層が大広間程度しか無く、敵も一体だけと聞いたことがあります」
「ロシェさんの言う通り、ダンジョンってのは不思議なもので階層も敵も規模も多種多様なんだ。気付かれていないだけで、これぐらいの規模のダンジョンが意外とあったりするんです」
全然知らなかったし想像も付かなかったぜ・・・・まさか森で起きている異変がダンジョンのスタンピードが原因なんて誰が思い付くんだよ。
2
お気に入りに追加
185
あなたにおすすめの小説
転生したら赤ん坊だった 奴隷だったお母さんと何とか幸せになっていきます
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
転生したら奴隷の赤ん坊だった
お母さんと離れ離れになりそうだったけど、何とか強くなって帰ってくることができました。
全力でお母さんと幸せを手に入れます
ーーー
カムイイムカです
今製作中の話ではないのですが前に作った話を投稿いたします
少しいいことがありましたので投稿したくなってしまいました^^
最後まで行かないシリーズですのでご了承ください
23話でおしまいになります
辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
Lunaire
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
魔境に捨てられたけどめげずに生きていきます
ツバキ
ファンタジー
貴族の子供として産まれた主人公、五歳の時の魔力属性検査で魔力属性が無属性だと判明したそれを知った父親は主人公を魔境へ捨ててしまう
どんどん更新していきます。
ちょっと、恨み描写などがあるので、R15にしました。
異世界転生したらよくわからない騎士の家に生まれたので、とりあえず死なないように気をつけていたら無双してしまった件。
星の国のマジシャン
ファンタジー
引きこもりニート、40歳の俺が、皇帝に騎士として支える分家の貴族に転生。
そして魔法剣術学校の剣術科に通うことなるが、そこには波瀾万丈な物語が生まれる程の過酷な「必須科目」の数々が。
本家VS分家の「決闘」や、卒業と命を懸け必死で戦い抜く「魔物サバイバル」、さらには40年の弱男人生で味わったことのない甘酸っぱい青春群像劇やモテ期も…。
この世界を動かす、最大の敵にご注目ください!
【完結】精霊に選ばれなかった私は…
まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。
しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。
選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。
選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。
貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…?
☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。
屋台飯! いらない子認定されたので、旅に出たいと思います。
彩世幻夜
ファンタジー
母が死にました。
父が連れてきた継母と異母弟に家を追い出されました。
わー、凄いテンプレ展開ですね!
ふふふ、私はこの時を待っていた!
いざ行かん、正義の旅へ!
え? 魔王? 知りませんよ、私は勇者でも聖女でも賢者でもありませんから。
でも……美味しいは正義、ですよね?
2021/02/19 第一部完結
2021/02/21 第二部連載開始
2021/05/05 第二部完結
冷宮の人形姫
りーさん
ファンタジー
冷宮に閉じ込められて育てられた姫がいた。父親である皇帝には関心を持たれず、少しの使用人と母親と共に育ってきた。
幼少の頃からの虐待により、感情を表に出せなくなった姫は、5歳になった時に母親が亡くなった。そんな時、皇帝が姫を迎えに来た。
※すみません、完全にファンタジーになりそうなので、ファンタジーにしますね。
※皇帝のミドルネームを、イント→レントに変えます。(第一皇妃のミドルネームと被りそうなので)
そして、レンド→レクトに変えます。(皇帝のミドルネームと似てしまうため)変わってないよというところがあれば教えてください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる