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野党襲来
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王都までの道中特に危険も怪我も無く進んで行き、あと一日ぐらい進めば王都に着く場所までやって来た。王都に辿り着くためには平原を抜けて王都の近くにあるメルアの森を抜けないといけないので俺達は森の中を通っている。平原と比べて視界が遮られるから、しっかり警戒しないとな
「もう少しですね~」
「あぁ、だがこの森が一番襲撃されやすいんだ。マテバさんはいつでも逃げられるように心構えはしておいてくれ」
「はい、勿論です」
「坊主とうちので索敵してるが絶対は無いしこの視界だからな~・・・・魔物も怖いが野盗が一番面倒だな」
掃滅の旗のリーダーであるテルが顰め面をしながら、睨みつけるように森を見ている。他のメンバーも同じような顔だ。確かに死角が沢山あって視覚が頼りにならないし、木や植物などの気配に隠れて魔物や動物たちの気配を感じ取りにくいから森の中って厄介なんだよな~勿論俺はこの中でも気配を感じることは出来るけどな。こつとしては、ブレストの受け売りなんだけど風の流れとか匂いそして殺意や視線、そして生命力を感じる事だな。
「あいつらは何度退治しても他の奴が湧いてくるからな~まるでゴブリンみたいだぜ」
「はっは、違いないな」
「襲いやすい場所が空けば、それを狙う奴が現れるのは当然だけどな」
掃滅の旗は笑いながらも全員で森を見渡し警戒をしている。ブレストも何時でも戦えるように警戒し、俺も周囲を見渡していると誰かから見られてる気配がした。そして、隠れ潜み人の気配も前から感じた。
ん?誰か俺達の事見てるな・・・・あっちの方角か。この纏わりつくような視線と気配は魔物じゃないな。見てる奴はある程度気配を隠せてるけど、前に居る奴らはバレバレだな。
「ブレスト、誰かが俺達の事見てる。多分野盗だと思う」
「本当か?」
「俺は分からないな」
「クロガネ、どっちだ?」
「右斜め前の木の上からこっち見てる。距離は200mくらい」
「冒険者の可能性は無いのか?ここら辺なら王都付近の奴らが来ても可笑しく無いぞ」
「このまま200m先に道を挟むようにして8人待ち伏せしてるから、冒険者じゃないと思う」
「そりゃ完全に野盗だな・・・・どうするか、道はここ以外無いしな」
「相手が気付いてないなら、こっちから奇襲かけるか?」
完全に野盗だと判断した俺達は見ている奴にバレない様にスピードを落としながら、待ち伏せしている野盗をどうするかについて話す。このまま進めば相手の罠に入ることになるし、いくら奇襲を掛けてくると分かってても、怪我や万が一の可能性があるからな~
「ん~クロガネ」
「なに?」
「バレずに監視役の所まで行けるか?」
「出来るぜ~」
「じゃあ、先行して監視役を潰しておいてくれ。潰したら待ち伏せしてる奴らの裏を取ってくれ。こっちから合図するから、合図で一網打尽にしてやれ」
「はーい」
「それと、出来るだけ殺さないようにな」
「ほーい」
俺は監視役の奴を誤魔化すために馬車の中に入った後死角から森へと駆け始めた。
「いくら坊主が強くても慣れない場所で単独で行動するのは危なくないか?」
「探知される程度の奴にクロガネは負けないから大丈夫さ」
「そうかい、ブレストさんが言うなら坊主に任せるとするか」
こっちの動きを見ている監視役にバレずに行動するのは簡単だ。俺が気付く程の纏わりつくよう視線ということは、全体で捉えてる訳じゃなくて俺達だけに集中して見ているってことだ。なら、楽勝だな。
森に入り闇魔法を全身に纏い体が発する音を全て消し去り、呼吸は森を流れる風に合わせ気配をほぼ消し去りながら木から木へと飛び移り監視役へと近づいていく。姿は闇魔法で消していないから、見ようと思えば見れるけど森の気配と一体化している俺を見つけるのは困難だ。監視役が動く気配も無いし完全に気づいてないなこいつ。
気配がする方を見るとボロボロの薄汚れたローブに草や土を付けて森と馴染んでいるオッサンが居た。姿を視認できる程近づいた俺は勢い良く枝を蹴り、監視役のおっさんの背後を取り、闇魔法の鎖で動けないように拘束した。
「は!?何処からだ!?クソッ動けねぇ」
「見るのに集中し過ぎだろ・・・・集中してる割には俺が消えたのにも気づかないとか間抜けだな」
「ガキッこれを解きやがれ!じゃないと痛い目にあわせてやる!」
「自分で壊せない癖にどうやって痛い目みせるんだよ」
全く・・・・監視をするなら一点だけを見るんじゃなくて、全体的に見るのが基本だろ。見る事に集中し過ぎて隙だらけだったオッサンは五月蠅いから口を塞ぎ鎖で木から吊るして、さっさと待ち伏せしてる奴らの場所に行くか。
「んんぐぅ!」
叫ぶオッサンは無視して、魔法を使ったのに全く気付くことなく待ち伏せしている見るからに俺達盗賊だぜって奴らの背後を取り、見えず魔力の気配を消した鎖を巻きつかせる。この鎖は全くと言って良いほど、強度が無いから拘束することは出来ないんだけどよっぽど感が良い人か魔力感知が優れてる人しか見つけれられないから隠れて使うのには便利なんだよな~
「おい、ボグはどうしたんだ。もうすぐで来ちまうぞ」
「どうせ、またタバコでも吸ってるんだろ」
「へっあいつが居なくなって大丈夫だろ」
「馬が邪魔だから先に馬をやるぞ。後はなぶり殺しだ」
「へっへっ」
お前らの会話丸聞こえだぞ~という馬を殺したらあの荷物運ぶの大変だろ。馬は貴重な移動手段にもなるしアホなのか?高い木の上に座りながらアホ共の話を聞いていると、ブレスト達の馬車がもう目の前まで来た。それを見て盗賊共は道を挟んで茂みから飛び出し馬車を取り囲もうとしたが。
「今だ!」
「あいよ」
「お前らの命もらっギィヤァ」
「全て奪ってやっぬおっ」
ブレストの合図で全員に纏わりつかせておいた闇の鎖に魔力を送り、強化せさ拘束し俺はその鎖全てを纏め上げて風魔法と身体強化を使って木から飛び降り盗賊全員を吊るしあげた。
「うぉっ」
「なんだこの鎖!」
「クソっ壊せねぇ!」
「クソが!!」
いきなり吊るし上げられたからか、叫んで五月蠅い盗賊全員の口に鎖を巻きつけて黙らせる。ギャーギャー五月蠅いんだよ。
「お疲れクロガネ」
「お~楽勝だったぜ」
「すげぇな、この魔法はなんだ?」
「ある程度魔法を使えるのは分かるが、同時にかつ強度を高められるとは・・・・」
「この人達どうするんだ?このまま放置していく?」
「いや、賞金首かもしれないから王都まで連れて行こう」
「え~この量を?」
「あと一日もすれば王都だし、問題ないはずだ。マテバさんが良ければですがね」
「そうですね~このまま放置しても面倒ですし、殺してしまうのも後処理が面倒ですから連れて行った方が良いでしょう」
「クロガネ、鎖を維持していられるか?」
「一日程度なら余裕~」
「じゃ、連れてくか」
「あ、監視役連れてこないと」
「そういえば、そうだったな」
「先進んでて~あとから追いつくから」
「了解した」
俺は危うく忘れそうになった監視役の元まで走り未だに騒ぎ続けてるオッサンを担いで、木から木へと飛び移り位置を確認するために木を飛び越え周囲を見渡すと遠くに森と山が見えた
「うわ~変な山だな」
その森は全体的に紫がかった木々で作らていて、ここからでも霧が掛かっているのが分かる。山は宝石のように色取りどり鉱石が地表に露出し、太陽の光を受けてキラキラと光っているのに山全体では暗く怪しい雰囲気だ。
「なんだあの山、王都の近くにあるみたいだけど・・・・」
「んんぅん!」
「うるせぇ!黙ってないと、ここから落とすからな」
不思議な山を少し眺めた後、俺は馬車に合流し馬車の後ろに盗賊達の鎖を付け王都に向かって進み始めた。馬車の速さに合わせて走ってる盗賊達は、悔しそうに屋根に座っている俺を睨みつけてくるがそんなの気にしない。もし、暴れて俺達を殺そうとしたら巻きつけてる鎖を刃に変え引っ張って切り裂けば良いだけだしな。
でも、前にゴブリン相手に同じ事したらブレストに「クロガネ、それは流石の俺でもどうかと思うから今後それ使うの禁止な。あまりにも惨すぎる」って言われたんだよな~確かに素材が傷ついちゃうから使うの止めたけど、人間なら素材は必要ないし問題無いんじゃね?
「クロガネ、いくら五月蠅いからってあの鎖を刃に変えるのは無しだからな」
「ぬぇっそんなこと考えないぜ!」
何故バレた!?
「もう少しですね~」
「あぁ、だがこの森が一番襲撃されやすいんだ。マテバさんはいつでも逃げられるように心構えはしておいてくれ」
「はい、勿論です」
「坊主とうちので索敵してるが絶対は無いしこの視界だからな~・・・・魔物も怖いが野盗が一番面倒だな」
掃滅の旗のリーダーであるテルが顰め面をしながら、睨みつけるように森を見ている。他のメンバーも同じような顔だ。確かに死角が沢山あって視覚が頼りにならないし、木や植物などの気配に隠れて魔物や動物たちの気配を感じ取りにくいから森の中って厄介なんだよな~勿論俺はこの中でも気配を感じることは出来るけどな。こつとしては、ブレストの受け売りなんだけど風の流れとか匂いそして殺意や視線、そして生命力を感じる事だな。
「あいつらは何度退治しても他の奴が湧いてくるからな~まるでゴブリンみたいだぜ」
「はっは、違いないな」
「襲いやすい場所が空けば、それを狙う奴が現れるのは当然だけどな」
掃滅の旗は笑いながらも全員で森を見渡し警戒をしている。ブレストも何時でも戦えるように警戒し、俺も周囲を見渡していると誰かから見られてる気配がした。そして、隠れ潜み人の気配も前から感じた。
ん?誰か俺達の事見てるな・・・・あっちの方角か。この纏わりつくような視線と気配は魔物じゃないな。見てる奴はある程度気配を隠せてるけど、前に居る奴らはバレバレだな。
「ブレスト、誰かが俺達の事見てる。多分野盗だと思う」
「本当か?」
「俺は分からないな」
「クロガネ、どっちだ?」
「右斜め前の木の上からこっち見てる。距離は200mくらい」
「冒険者の可能性は無いのか?ここら辺なら王都付近の奴らが来ても可笑しく無いぞ」
「このまま200m先に道を挟むようにして8人待ち伏せしてるから、冒険者じゃないと思う」
「そりゃ完全に野盗だな・・・・どうするか、道はここ以外無いしな」
「相手が気付いてないなら、こっちから奇襲かけるか?」
完全に野盗だと判断した俺達は見ている奴にバレない様にスピードを落としながら、待ち伏せしている野盗をどうするかについて話す。このまま進めば相手の罠に入ることになるし、いくら奇襲を掛けてくると分かってても、怪我や万が一の可能性があるからな~
「ん~クロガネ」
「なに?」
「バレずに監視役の所まで行けるか?」
「出来るぜ~」
「じゃあ、先行して監視役を潰しておいてくれ。潰したら待ち伏せしてる奴らの裏を取ってくれ。こっちから合図するから、合図で一網打尽にしてやれ」
「はーい」
「それと、出来るだけ殺さないようにな」
「ほーい」
俺は監視役の奴を誤魔化すために馬車の中に入った後死角から森へと駆け始めた。
「いくら坊主が強くても慣れない場所で単独で行動するのは危なくないか?」
「探知される程度の奴にクロガネは負けないから大丈夫さ」
「そうかい、ブレストさんが言うなら坊主に任せるとするか」
こっちの動きを見ている監視役にバレずに行動するのは簡単だ。俺が気付く程の纏わりつくよう視線ということは、全体で捉えてる訳じゃなくて俺達だけに集中して見ているってことだ。なら、楽勝だな。
森に入り闇魔法を全身に纏い体が発する音を全て消し去り、呼吸は森を流れる風に合わせ気配をほぼ消し去りながら木から木へと飛び移り監視役へと近づいていく。姿は闇魔法で消していないから、見ようと思えば見れるけど森の気配と一体化している俺を見つけるのは困難だ。監視役が動く気配も無いし完全に気づいてないなこいつ。
気配がする方を見るとボロボロの薄汚れたローブに草や土を付けて森と馴染んでいるオッサンが居た。姿を視認できる程近づいた俺は勢い良く枝を蹴り、監視役のおっさんの背後を取り、闇魔法の鎖で動けないように拘束した。
「は!?何処からだ!?クソッ動けねぇ」
「見るのに集中し過ぎだろ・・・・集中してる割には俺が消えたのにも気づかないとか間抜けだな」
「ガキッこれを解きやがれ!じゃないと痛い目にあわせてやる!」
「自分で壊せない癖にどうやって痛い目みせるんだよ」
全く・・・・監視をするなら一点だけを見るんじゃなくて、全体的に見るのが基本だろ。見る事に集中し過ぎて隙だらけだったオッサンは五月蠅いから口を塞ぎ鎖で木から吊るして、さっさと待ち伏せしてる奴らの場所に行くか。
「んんぐぅ!」
叫ぶオッサンは無視して、魔法を使ったのに全く気付くことなく待ち伏せしている見るからに俺達盗賊だぜって奴らの背後を取り、見えず魔力の気配を消した鎖を巻きつかせる。この鎖は全くと言って良いほど、強度が無いから拘束することは出来ないんだけどよっぽど感が良い人か魔力感知が優れてる人しか見つけれられないから隠れて使うのには便利なんだよな~
「おい、ボグはどうしたんだ。もうすぐで来ちまうぞ」
「どうせ、またタバコでも吸ってるんだろ」
「へっあいつが居なくなって大丈夫だろ」
「馬が邪魔だから先に馬をやるぞ。後はなぶり殺しだ」
「へっへっ」
お前らの会話丸聞こえだぞ~という馬を殺したらあの荷物運ぶの大変だろ。馬は貴重な移動手段にもなるしアホなのか?高い木の上に座りながらアホ共の話を聞いていると、ブレスト達の馬車がもう目の前まで来た。それを見て盗賊共は道を挟んで茂みから飛び出し馬車を取り囲もうとしたが。
「今だ!」
「あいよ」
「お前らの命もらっギィヤァ」
「全て奪ってやっぬおっ」
ブレストの合図で全員に纏わりつかせておいた闇の鎖に魔力を送り、強化せさ拘束し俺はその鎖全てを纏め上げて風魔法と身体強化を使って木から飛び降り盗賊全員を吊るしあげた。
「うぉっ」
「なんだこの鎖!」
「クソっ壊せねぇ!」
「クソが!!」
いきなり吊るし上げられたからか、叫んで五月蠅い盗賊全員の口に鎖を巻きつけて黙らせる。ギャーギャー五月蠅いんだよ。
「お疲れクロガネ」
「お~楽勝だったぜ」
「すげぇな、この魔法はなんだ?」
「ある程度魔法を使えるのは分かるが、同時にかつ強度を高められるとは・・・・」
「この人達どうするんだ?このまま放置していく?」
「いや、賞金首かもしれないから王都まで連れて行こう」
「え~この量を?」
「あと一日もすれば王都だし、問題ないはずだ。マテバさんが良ければですがね」
「そうですね~このまま放置しても面倒ですし、殺してしまうのも後処理が面倒ですから連れて行った方が良いでしょう」
「クロガネ、鎖を維持していられるか?」
「一日程度なら余裕~」
「じゃ、連れてくか」
「あ、監視役連れてこないと」
「そういえば、そうだったな」
「先進んでて~あとから追いつくから」
「了解した」
俺は危うく忘れそうになった監視役の元まで走り未だに騒ぎ続けてるオッサンを担いで、木から木へと飛び移り位置を確認するために木を飛び越え周囲を見渡すと遠くに森と山が見えた
「うわ~変な山だな」
その森は全体的に紫がかった木々で作らていて、ここからでも霧が掛かっているのが分かる。山は宝石のように色取りどり鉱石が地表に露出し、太陽の光を受けてキラキラと光っているのに山全体では暗く怪しい雰囲気だ。
「なんだあの山、王都の近くにあるみたいだけど・・・・」
「んんぅん!」
「うるせぇ!黙ってないと、ここから落とすからな」
不思議な山を少し眺めた後、俺は馬車に合流し馬車の後ろに盗賊達の鎖を付け王都に向かって進み始めた。馬車の速さに合わせて走ってる盗賊達は、悔しそうに屋根に座っている俺を睨みつけてくるがそんなの気にしない。もし、暴れて俺達を殺そうとしたら巻きつけてる鎖を刃に変え引っ張って切り裂けば良いだけだしな。
でも、前にゴブリン相手に同じ事したらブレストに「クロガネ、それは流石の俺でもどうかと思うから今後それ使うの禁止な。あまりにも惨すぎる」って言われたんだよな~確かに素材が傷ついちゃうから使うの止めたけど、人間なら素材は必要ないし問題無いんじゃね?
「クロガネ、いくら五月蠅いからってあの鎖を刃に変えるのは無しだからな」
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何故バレた!?
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