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025 名前はぽち
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「ごめんね、リーシャ。いろいろあって遅くなっちゃったんだ。お腹すいたでしょう」
朝別れたきりだもんね。
さすがにお腹ペコペコなはずだ。
ボクたちは野宿できそうな空間まで急いで移動すると、火を起こした。
街の塀に沿っているから、ここは比較的にモンスターの気配もない。
「ルルドがあんまりにも遅いから、ヒナと狩りをしていたのよ」
そう言ってリーシャが、捕ってきたという獲物を差し出す。
野ネズミと、名前の分からない川魚が数匹ある。
どちらもちゃんと食べれる匂いがしていた。
「すごいすごい、どうやったの?」
「ヒナの頭の上に乗って、私が指示を出したのよ」
リーシャは腰に手をあて、フンっと鼻を鳴らす。
ヒナはまだ生まれたばかりで、昨日くらいにようやく飛べるようになったばかり。
それなのにもう獲物をとれるって、すごいな。
モンスターの成長って、人や獣人の何倍も速いんだね。
これなら、あの親鳥の大きさになるのもあっという間かもしれないな。
「すごいなぁ、ヒナ。こんなにもたくさん、獲物が捕れるなんて」
ヒナの首元をなでると、うれしそうに鳴きながら目を細める。
「ちょっとルルド、言っておくけど私が指示を出したから出来たんだからね」
「うん。リーシャにはすごく感謝してるよ。ヒナが街に入りたがっていた時は、本当に困ったって思ったし」
「そうね。この子、ルルドのことを親だって思いこんでいるからね」
「でも本当にリーシャはすごいよ。言葉が通じてないのに、こんな風に指示を出すことが出来るなんて」
ヒナはボクが触るとうれしそうにはしてくれるけど、まったく言葉が通じる気配はない。
お願いしても、全然通じないんだけどな。
リーシャが猫だっていうことと、関係があるのかな。
「どうやったら、ヒナと会話できるの?」
「会話なんて出来るわけないじゃない。この子モンスターなんだし」
「え? じゃあ、どうやって?」
「そんなの根性よ!」
「えええええ」
ここにきて、まさか根性論を言われるとは思ってもみなかった。
そんなのってアリなの?
「何よ、その顔」
「だって……」
「ペットだって、通じる時は通じるんだから、そんなもんよ」
「そうなの?」
「そうなの」
なんだか分かったような、分からなかったような。
でも、うん。
何とか押したら、通じるのかな。
「ヒナもボクの言うこと聞いてくれると嬉しいんだけどなぁ」
ヒナは大きな瞳でボクを見つめながら、首を左右横に振った。
うん。
全然通じてなさそう。
あきらめてボクは、野ネズミと川魚の下処理を始める。
「ねぇ、ルルド。思ったんだけど、この子に名前つけてあげないの?」
内臓を抜いた魚を木に差し、焚火の当たる位置に差し終わったころ、リーシャが思いついたように声をかけてきた。
「ヒナの名前?」
「そうよ。いつまでもヒナって呼ぶわけにもいかないでしょう?」
「ああ、うん。そうだね」
ボクが名前を付けなかったのには、理由がある。
この子はペットじゃない。
本来ならばボクたちと行動を共にする子でもない。
今回ボクが親代わりになったことでついてきてはいるけど、きっと大きくなったら離れていくだろう。
モンスターってそういうものだと思うから。
だからボクが勝手に名前を付けてもいいもんじゃないって、思ってしまったんだ。
「いいのかな。ボクが名前を付けても」
「いいんじゃない? 一応、親としてこの子を保護したわけだし」
「うん……」
「そんなに気になる?」
「いや、そうじゃなくて。ボクなんかがつけていいのかなって」
「ボクなんかが、じゃないでしょう」
リーシャが頬を膨らます。
ああ、そうだね。
すぐ自分を下に見るのは、ボクの悪い癖だ。
「うん、そうだね。ごめん、リーシャ」
「分かればいいのよ」
「門番さんがモンスターでも、街に入れても大丈夫な種類がいるって言ってたから、ちょうどいい機会なのかもね」
「そうなの、それは知らなかったわ」
リーシャでも知らないことってあるんだ。
元冒険者って、いつか教えてくれたことがあったっけ。
でもテイマーじゃなければ、そういうのって一般的な知識じゃないのかな。
もっとも、ボクはそういうの全然知らないから言えたもんじゃないけど。
「みたいだよー。だから、そうだね。申請するにも名前は必要だし。でも、何がいいかな」
ボクはヒナを見た。
まだ親鳥とは違い、白くふわふわした羽に覆われている。
きっとこの先、茶色く変化するのかな。
爪は鋭く、大きなくちばしと真っ黒な瞳が特徴だ。
名前、名前ねぇ。
ピヨちゃんとか、そういうのはひねりがないよな。
もっと個性的なのつけたいけど……。
この世界の人たちの名前って、ある意味個性的なのが多いし。
そことかぶってたら、さすがに怒られちゃうよな。
「ん------」
「そんなに悩まなくっても、パッと思いついたものでいいんじゃない?」
「そうかなぁ」
「だって呼ぶのは私たちだけだし」
「ん---、まぁ、そうだね。じゃあ、ぽち! ぽちにしよう」
昔、犬を飼いたかったんだよね。
今犬だったりするけど。
マンションではペットが飼えなくて、友だちのことが本当にうらやましかったんだ。
「なんかその名前、鳥に付ける感じのものなの?」
「え? ん? あー、えへ」
とりあえずボクは、笑ってごまかしてみた。
朝別れたきりだもんね。
さすがにお腹ペコペコなはずだ。
ボクたちは野宿できそうな空間まで急いで移動すると、火を起こした。
街の塀に沿っているから、ここは比較的にモンスターの気配もない。
「ルルドがあんまりにも遅いから、ヒナと狩りをしていたのよ」
そう言ってリーシャが、捕ってきたという獲物を差し出す。
野ネズミと、名前の分からない川魚が数匹ある。
どちらもちゃんと食べれる匂いがしていた。
「すごいすごい、どうやったの?」
「ヒナの頭の上に乗って、私が指示を出したのよ」
リーシャは腰に手をあて、フンっと鼻を鳴らす。
ヒナはまだ生まれたばかりで、昨日くらいにようやく飛べるようになったばかり。
それなのにもう獲物をとれるって、すごいな。
モンスターの成長って、人や獣人の何倍も速いんだね。
これなら、あの親鳥の大きさになるのもあっという間かもしれないな。
「すごいなぁ、ヒナ。こんなにもたくさん、獲物が捕れるなんて」
ヒナの首元をなでると、うれしそうに鳴きながら目を細める。
「ちょっとルルド、言っておくけど私が指示を出したから出来たんだからね」
「うん。リーシャにはすごく感謝してるよ。ヒナが街に入りたがっていた時は、本当に困ったって思ったし」
「そうね。この子、ルルドのことを親だって思いこんでいるからね」
「でも本当にリーシャはすごいよ。言葉が通じてないのに、こんな風に指示を出すことが出来るなんて」
ヒナはボクが触るとうれしそうにはしてくれるけど、まったく言葉が通じる気配はない。
お願いしても、全然通じないんだけどな。
リーシャが猫だっていうことと、関係があるのかな。
「どうやったら、ヒナと会話できるの?」
「会話なんて出来るわけないじゃない。この子モンスターなんだし」
「え? じゃあ、どうやって?」
「そんなの根性よ!」
「えええええ」
ここにきて、まさか根性論を言われるとは思ってもみなかった。
そんなのってアリなの?
「何よ、その顔」
「だって……」
「ペットだって、通じる時は通じるんだから、そんなもんよ」
「そうなの?」
「そうなの」
なんだか分かったような、分からなかったような。
でも、うん。
何とか押したら、通じるのかな。
「ヒナもボクの言うこと聞いてくれると嬉しいんだけどなぁ」
ヒナは大きな瞳でボクを見つめながら、首を左右横に振った。
うん。
全然通じてなさそう。
あきらめてボクは、野ネズミと川魚の下処理を始める。
「ねぇ、ルルド。思ったんだけど、この子に名前つけてあげないの?」
内臓を抜いた魚を木に差し、焚火の当たる位置に差し終わったころ、リーシャが思いついたように声をかけてきた。
「ヒナの名前?」
「そうよ。いつまでもヒナって呼ぶわけにもいかないでしょう?」
「ああ、うん。そうだね」
ボクが名前を付けなかったのには、理由がある。
この子はペットじゃない。
本来ならばボクたちと行動を共にする子でもない。
今回ボクが親代わりになったことでついてきてはいるけど、きっと大きくなったら離れていくだろう。
モンスターってそういうものだと思うから。
だからボクが勝手に名前を付けてもいいもんじゃないって、思ってしまったんだ。
「いいのかな。ボクが名前を付けても」
「いいんじゃない? 一応、親としてこの子を保護したわけだし」
「うん……」
「そんなに気になる?」
「いや、そうじゃなくて。ボクなんかがつけていいのかなって」
「ボクなんかが、じゃないでしょう」
リーシャが頬を膨らます。
ああ、そうだね。
すぐ自分を下に見るのは、ボクの悪い癖だ。
「うん、そうだね。ごめん、リーシャ」
「分かればいいのよ」
「門番さんがモンスターでも、街に入れても大丈夫な種類がいるって言ってたから、ちょうどいい機会なのかもね」
「そうなの、それは知らなかったわ」
リーシャでも知らないことってあるんだ。
元冒険者って、いつか教えてくれたことがあったっけ。
でもテイマーじゃなければ、そういうのって一般的な知識じゃないのかな。
もっとも、ボクはそういうの全然知らないから言えたもんじゃないけど。
「みたいだよー。だから、そうだね。申請するにも名前は必要だし。でも、何がいいかな」
ボクはヒナを見た。
まだ親鳥とは違い、白くふわふわした羽に覆われている。
きっとこの先、茶色く変化するのかな。
爪は鋭く、大きなくちばしと真っ黒な瞳が特徴だ。
名前、名前ねぇ。
ピヨちゃんとか、そういうのはひねりがないよな。
もっと個性的なのつけたいけど……。
この世界の人たちの名前って、ある意味個性的なのが多いし。
そことかぶってたら、さすがに怒られちゃうよな。
「ん------」
「そんなに悩まなくっても、パッと思いついたものでいいんじゃない?」
「そうかなぁ」
「だって呼ぶのは私たちだけだし」
「ん---、まぁ、そうだね。じゃあ、ぽち! ぽちにしよう」
昔、犬を飼いたかったんだよね。
今犬だったりするけど。
マンションではペットが飼えなくて、友だちのことが本当にうらやましかったんだ。
「なんかその名前、鳥に付ける感じのものなの?」
「え? ん? あー、えへ」
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