悪役転生を回避したら、隣国の皇后にさせられました。~後宮の陰謀とか、私には無理デス!~

 自分が読んでいたラノベの隣国の第三公主だった翠蘭(スイラン)として生まれ変わった翠(ミドリ)

 中華風ファンタジーのその小説では翠蘭は兄の妃である主人公をいじめる小姑であり、悪役令嬢のように断罪エンドを迎える運命だった。

 翠蘭はその運命から逃れるために、隣国へ逃亡する。
 そこで酔っ払いに絡まれる、長身の女性春鈴(シュンリン)を助け出す。

 しかしその春鈴は、この国の皇帝・春蕾(チュンレイ)だった。
 春蕾は、先帝である兄が崩御したため城から抜け出していたのだ。

 自分が即位する代わりに、翠蘭を皇后にすると言い出す春蕾。
 全力拒否すればするほど、春蕾の溺愛は強くなりーー
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