【完結】双子の妹にはめられて力を失った廃棄予定の聖女は、王太子殿下に求婚される~聖女から王妃への転職はありでしょうか?~

 聖女イリーナ、聖女エレーネ。

 二人の双子の姉妹は王都を守護する聖女として仕えてきた。

 しかし王都に厄災が降り注ぎ、守りの大魔方陣を使わなくてはいけないことに。
 この大魔方陣を使えば自身の魔力は尽きてしまう。
 そのため、もう二度と聖女には戻れない。

 その役割に選ばれたのは妹のエレーネだった。
 ただエレーネは魔力こそ多いものの体が弱く、とても耐えられないと姉に懇願する。

 するとイリーナは妹を不憫に思い、自らが変わり出る。

 力のないイリーナは厄災の前線で傷つきながらもその力を発動する。
 ボロボロになったイリーナを見下げ、ただエレーネは微笑んだ。

 自ら滅びてくれてありがとうと――


 この物語はフィクションであり、ご都合主義な場合がございます。
 完結マークがついているものは、完結済ですので安心してお読みください。

 また、高評価いただけましたら長編に切り替える場合もございます。
 その際は本編追加等にて、告知させていただきますのでその際はよろしくお願いいたします。
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