異世界ニートを生贄に。

『勇者ファネルの寿命がそろそろやばい。あいつだけ人族だから当たり前だったんだが』
 五英雄の一人、人族の勇者ファネルの寿命は尽きかけていた。
 その代わりとして、地球という名の異世界から新たな『生贄』に選ばれた日本出身ニートの京野太郎。

 その世界は七十年前、世界の希望・五英雄と、昏き世界から来た神との戦いの際、辛くも昏き世界から来た神を倒したが、世界の核を破壊され、1/4を残して崩壊。
 残された1/4の世界を守るため、五英雄は結界を張り、結界を維持する為にそれぞれが結界の礎となった。

 そして七十年後の今。
 結界の新たな礎とされるべく連れて来られた日本のニート京野太郎。

 そんな太郎のニート生活はどうなってしまう? というお話なんですが、主人公は五英雄の一人、真祖の吸血鬼ブラムの子だったりします。
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