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91th ミシーハ博士最新式アルバメデス機構搭載型ジェットマグナライディーン三号
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翌日。疲れ顔のライチェ先輩と共に朝食を取る。
どうやら昨日納品された素材の検品をやっていたようで、少々寝不足のようだ。
「大変だったわよ。ひとまずレグアたちの納品分は終わったけど、こんな大きいの受け取れないっす!
ってあのビーニーが言ってくるのよ」
「あっちはあっちで大変なんじゃないっすか?」
「こっちはこっちで大変なのよ! まだまだやることいっぱいあるし……はぁ、エレットは何か隊長から
特別任務を受け取ってるから使っちゃだめっていうしさぁ……もー、人員が全然足りないのよぉ!」
「あーははは……俺も本当はそっちの方がよかったんですけどね……」
「じゃあ、交換する? 交換していい?」
「ダメです。絶対パープラー隊長に酷い目にあわされるだけじゃなく、追加任務山ほど乗せられますから」
「ううっ……そうよね……」
かなりやばそうなライチェ先輩。ささっと食事を済ませて目的地へ向かう準備を急ぐ。
その後セイソーと共にアルバの許へ向かうと……上空のハッチが開いたままだった。
「エレット! 見てみて、アルバに合図を出すといつでも開封できるようになったの! 凄くない?」
「姉ちゃんの凄さは誰よりもわかってるって。それで俺はこれからある座標にいかなきゃいけないんだけど、何かいい乗り物ってある? アルバは使っちゃダメみたいなんだ」
「あるわよ……じゃじゃーん! ミシーハ博士最新式アルバメデス機構搭載型
ジェットマグナライディーン三号!」
「三号って……一豪と二号があったのか……」
「お亡くなりになったわ。これは今までよりも圧倒的な高出力を出せる上、この先端の尖った部分で
岩壁を粉砕可能。さらに地中へ穴を掘って突き進む事が出来る……かもしれない最新搭乗マッシーンよ!」
「これ、先端の部分って昨日取ってきた奴? もう実装しちゃったの?」
「ふふふ、試作段階だけどね。一本だけもらったの。一豪と二号で調整がうまくいかなかったのはこれね。
さぁ乗ってみて。セイソー、データ入れるわ。こっちきて」
「ハイ」
セイソーにデータを新しく入れている。これは最新鋭どころか今作り終わったばかりなのだろう。
どこにもデータが存在していない代物。
形は、一人乗りバイクをカプセルで覆ったような形だ。これなら転んでも大丈夫……なのか?
「それ、データ取りも兼ねてるから頑張って乗って来てね。さっすがエレット、恰好いい!」
「恥ずかしいなぁ……ちなみにこれ、何て名前なの?」
「ミシーハ博士最新式アルバメデス機構搭載型ジェットマグナライディーン三号!」
「はい?」
「ミシーハ博士最新式アルバメデス機構搭載型ジェットマグナライディーン三号!」
「短く使用。メデスマグナ三号で」
「ええー!」
「んじゃ行ってくるよ。メデスマグナ三号発進頼む、セイソー」
「承知しまシタ。メデスマグナ三号に名称を変更シマス。メデスマグナ三号、発進」
上部の開いたハッチから、俺とセイソーはパープラー隊長指定の座標を目指し、基地を後にした。
結局レグアたちには会えなかったな。
しばらくは忙しくなりそうだ。
どうやら昨日納品された素材の検品をやっていたようで、少々寝不足のようだ。
「大変だったわよ。ひとまずレグアたちの納品分は終わったけど、こんな大きいの受け取れないっす!
ってあのビーニーが言ってくるのよ」
「あっちはあっちで大変なんじゃないっすか?」
「こっちはこっちで大変なのよ! まだまだやることいっぱいあるし……はぁ、エレットは何か隊長から
特別任務を受け取ってるから使っちゃだめっていうしさぁ……もー、人員が全然足りないのよぉ!」
「あーははは……俺も本当はそっちの方がよかったんですけどね……」
「じゃあ、交換する? 交換していい?」
「ダメです。絶対パープラー隊長に酷い目にあわされるだけじゃなく、追加任務山ほど乗せられますから」
「ううっ……そうよね……」
かなりやばそうなライチェ先輩。ささっと食事を済ませて目的地へ向かう準備を急ぐ。
その後セイソーと共にアルバの許へ向かうと……上空のハッチが開いたままだった。
「エレット! 見てみて、アルバに合図を出すといつでも開封できるようになったの! 凄くない?」
「姉ちゃんの凄さは誰よりもわかってるって。それで俺はこれからある座標にいかなきゃいけないんだけど、何かいい乗り物ってある? アルバは使っちゃダメみたいなんだ」
「あるわよ……じゃじゃーん! ミシーハ博士最新式アルバメデス機構搭載型
ジェットマグナライディーン三号!」
「三号って……一豪と二号があったのか……」
「お亡くなりになったわ。これは今までよりも圧倒的な高出力を出せる上、この先端の尖った部分で
岩壁を粉砕可能。さらに地中へ穴を掘って突き進む事が出来る……かもしれない最新搭乗マッシーンよ!」
「これ、先端の部分って昨日取ってきた奴? もう実装しちゃったの?」
「ふふふ、試作段階だけどね。一本だけもらったの。一豪と二号で調整がうまくいかなかったのはこれね。
さぁ乗ってみて。セイソー、データ入れるわ。こっちきて」
「ハイ」
セイソーにデータを新しく入れている。これは最新鋭どころか今作り終わったばかりなのだろう。
どこにもデータが存在していない代物。
形は、一人乗りバイクをカプセルで覆ったような形だ。これなら転んでも大丈夫……なのか?
「それ、データ取りも兼ねてるから頑張って乗って来てね。さっすがエレット、恰好いい!」
「恥ずかしいなぁ……ちなみにこれ、何て名前なの?」
「ミシーハ博士最新式アルバメデス機構搭載型ジェットマグナライディーン三号!」
「はい?」
「ミシーハ博士最新式アルバメデス機構搭載型ジェットマグナライディーン三号!」
「短く使用。メデスマグナ三号で」
「ええー!」
「んじゃ行ってくるよ。メデスマグナ三号発進頼む、セイソー」
「承知しまシタ。メデスマグナ三号に名称を変更シマス。メデスマグナ三号、発進」
上部の開いたハッチから、俺とセイソーはパープラー隊長指定の座標を目指し、基地を後にした。
結局レグアたちには会えなかったな。
しばらくは忙しくなりそうだ。
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