1,062 / 1,085
第三章 ベオルブイーターを倒せ!
第九百五十話 部隊統括 進軍開始
しおりを挟む
ルインズシップを入手してから数日のこと。
現在、ペシュメルガ城跡地に集結しているのは、フェルドナージュ配下だったものと俺たちルーン国の面々だ。
フェルス皇国の妖魔では、俺はやはり名が知れている。
こちらの意向に従い行動してくれるのはとても助かる。
各自アルカーン、ニーメ、レンブラント・カーィが製作を進めていた兵器を装備し、整列している。
フェルドナーガやフェルドラーヴァ、邪念衆さえいなければ、地底最強はここであると言える。
アルカーンはずっと、フェルドナージュ様を救出するために装備を作っていたようだ。
だが、リルが行方不明であると知り、さらに装備強化を加速させた。
さらに、リルがソロモンにいるかもしれないと分かると、ソロモンを攻略するための道具まで作ってしまったのだ。
しかし、リルがどのソロモンにいるかは不明なままで、こちらはひとまず保留となった。
なにせ、フェルドナーガ軍の動きが活発過ぎて、もうまもなくベオルブイーターへ一斉攻撃をするのではないかと睨んでいる。
奴らはすでにフェルス皇国が解放されたことを知っているものの、ベオルブイーター攻略を優先すると決めたようだ。
……当然、俺がここへいることも把握しているだろう。
なにせ、ルインズシップからはずっと紅色の光が発射されたままなのだから。
ベリアルやハルファス、マルファスの話を聞いて他にも危惧することはあるのだが、今は部隊を確認していこう。
ここにはルーン国主要メンバーを招集してある。
第一部隊。
シカリーをはじめとした死霊族数名の部隊。それとイビンを始めとする伝令部隊。
……ここにアメーダはいない。
彼らは幻術が得意で、対象の嘘を見抜く力がある。
また、名を知るものをマーキングし、そこが自らの領域範囲内であれば瞬時に移動できる。
彼らにはフェルス皇国南西より中央へ攻めるが、ガーディアンが大人しくなるまでは待機だ。
第二部隊。フェルドナージュ様お抱えの配下生き残り集団とヤトカーンたち。
それと、ついに呼び出されたテンガジュウ、ビローネ、ベロア。
ベルベディシアの命令には逆らえず、ルインズシップからは降りて戦うことに。
この部隊は北上し、そこから西を目指すが、第一部隊と同様ガーディアンが大人しくなるまで待機だ。
第三部隊は現在ここにいない、シーザー師匠やハーヴァルさん、セフィアさん、イーファたちのベレッタ先発組。
こちらは既にノースフェルド皇国側へ入ってフェドラートさんやジオたちと合流していると思われる。
捕縛されたベレッタやフェルス皇国の者をかき集め、北東から南西へ向けて進軍してもらう。
第四部隊……こちらは部隊というより一個隊と呼ぶべきか。
使者と言った方がしっくりくる。北東にある奈落はフェルドナーガ軍の邪念衆により多く機能を奪われている。
うまく潜入して状況をつかみ、先兵のアルケーやタルタロスがどうしているのかを確認、協力を願い出る。
向かうのはルジリト、白丕、ビュイ、リュシアンだ。
戦力としてこれだけ抜けるのは痛手だが、タルタロスの力を借りられれば心強い。
だが、あいつがベオルブイーターを倒すのに協力する保証はない……ルジリト次第だろう。
そして第五部隊。ルインズシップに搭乗するのはベルベディシア、メルザ、カルネ、俺にベリアル、ギオマ、そして連れてきている封印者、新たに到着した封印者たち。
今回のメインは空中戦だ。空を飛べないものや、空から地上へ降りる手段がないものには他の部隊へ割り振ってある。
この第五部隊がどうにか出来ないなら、作戦自体が意味をなさない。
「では主殿。一言だけでも」
「空に巣くうあれは、単に虐殺を繰り返す兵器のようなものだ。あれに怯え暮らし生きるより、秩序を築き上げ、平穏豊かに生きる道があるべきだと考える。フェルドナーガの野望を阻止し、ベオルブイーターを倒す……皆で行こう、アトアクルークの地へ!」
『うおーーー!』
「直ぐに発進させる。ルジリト……無茶はするなよ」
「はい。民生の安定があればこそ政治が行えますが、この地はどうも安定しておりませぬ。主殿はそちらも気にかけていりうのでございましょう?」
「統治とは本来、民一人ひとりが行えばいいと思う。だが、生物とは本来、気ままだろう? そのため代表となるものが生まれる。この代表に必要なのは圧倒的威厳と統治力。そうでなければ皆が皆、再び自由気ままになってしまう。妖魔とは生物の中でも特に自由気ままだと感じる。俺は、地底の統治に向いていない。フェルドナーガやフェルドナージュ様こそ、そういった才覚があるのだと思う。けどな……」
「勝手に奪い統治するのではなく、話し合いを踏まえるべうきだと仰りたいのですな。言葉での解決、それはこの……ルジリトも望ところではあります。ルジリト自身、幾度失敗したか分かりませぬ。ですが、たった一人自らを理解する友がいるだけで、全てが報われた思いでした」
「管鮑の交わりか。その話を初めて聞いたとき、うらやましいと思ったよ。尊敬の念も抱いた。相手の身上になって考えること。簡単にできることじゃない」
「何を仰いますか、主殿。あなたこそまさに、鮑叔のような性格と言えます。とても……懐かしい感じがしました。ではそろそろ行って参ります」
「……ああ。無理をせず引き返すことも重要。まだまだお前には託したいこともあるのだから」
「心得ております」
深々と一礼すると、ルジリトはハルピュイアの姿となり、リュシアンたち共々旅立っていった。
各部隊も出発し、俺はメルザの手を引いて、ルインズシップへと乗り込む。
「なんかむずかしー話してたな」
「そうだな。とても古い時代の、思想の話さ。でも……」
幾年月が経とうとも、良を司る人物はその血を受け継いでいる。
自分のためではなく他人のことまでを考え、相手にとって良い選択肢を取れること。
そして、そうではなかったものを変える力をもつこと。
互いが欲にまみれれば争いが生じ、互いが無欲過ぎれば何も生まれない。
俺には無い食いしん坊と純粋さ。
無いものねだりをするからこそ惹かれ合うなら、メルザが俺に求めるものは何なのかな。
「メルザ。地底を変えよう。俺たちの手で」
「ああ。そーだな。フェル様が暮らしやすいよーによ。さっさと怪物倒して、今度は俺様たちが手伝ってやるばんだぜ!」
現在、ペシュメルガ城跡地に集結しているのは、フェルドナージュ配下だったものと俺たちルーン国の面々だ。
フェルス皇国の妖魔では、俺はやはり名が知れている。
こちらの意向に従い行動してくれるのはとても助かる。
各自アルカーン、ニーメ、レンブラント・カーィが製作を進めていた兵器を装備し、整列している。
フェルドナーガやフェルドラーヴァ、邪念衆さえいなければ、地底最強はここであると言える。
アルカーンはずっと、フェルドナージュ様を救出するために装備を作っていたようだ。
だが、リルが行方不明であると知り、さらに装備強化を加速させた。
さらに、リルがソロモンにいるかもしれないと分かると、ソロモンを攻略するための道具まで作ってしまったのだ。
しかし、リルがどのソロモンにいるかは不明なままで、こちらはひとまず保留となった。
なにせ、フェルドナーガ軍の動きが活発過ぎて、もうまもなくベオルブイーターへ一斉攻撃をするのではないかと睨んでいる。
奴らはすでにフェルス皇国が解放されたことを知っているものの、ベオルブイーター攻略を優先すると決めたようだ。
……当然、俺がここへいることも把握しているだろう。
なにせ、ルインズシップからはずっと紅色の光が発射されたままなのだから。
ベリアルやハルファス、マルファスの話を聞いて他にも危惧することはあるのだが、今は部隊を確認していこう。
ここにはルーン国主要メンバーを招集してある。
第一部隊。
シカリーをはじめとした死霊族数名の部隊。それとイビンを始めとする伝令部隊。
……ここにアメーダはいない。
彼らは幻術が得意で、対象の嘘を見抜く力がある。
また、名を知るものをマーキングし、そこが自らの領域範囲内であれば瞬時に移動できる。
彼らにはフェルス皇国南西より中央へ攻めるが、ガーディアンが大人しくなるまでは待機だ。
第二部隊。フェルドナージュ様お抱えの配下生き残り集団とヤトカーンたち。
それと、ついに呼び出されたテンガジュウ、ビローネ、ベロア。
ベルベディシアの命令には逆らえず、ルインズシップからは降りて戦うことに。
この部隊は北上し、そこから西を目指すが、第一部隊と同様ガーディアンが大人しくなるまで待機だ。
第三部隊は現在ここにいない、シーザー師匠やハーヴァルさん、セフィアさん、イーファたちのベレッタ先発組。
こちらは既にノースフェルド皇国側へ入ってフェドラートさんやジオたちと合流していると思われる。
捕縛されたベレッタやフェルス皇国の者をかき集め、北東から南西へ向けて進軍してもらう。
第四部隊……こちらは部隊というより一個隊と呼ぶべきか。
使者と言った方がしっくりくる。北東にある奈落はフェルドナーガ軍の邪念衆により多く機能を奪われている。
うまく潜入して状況をつかみ、先兵のアルケーやタルタロスがどうしているのかを確認、協力を願い出る。
向かうのはルジリト、白丕、ビュイ、リュシアンだ。
戦力としてこれだけ抜けるのは痛手だが、タルタロスの力を借りられれば心強い。
だが、あいつがベオルブイーターを倒すのに協力する保証はない……ルジリト次第だろう。
そして第五部隊。ルインズシップに搭乗するのはベルベディシア、メルザ、カルネ、俺にベリアル、ギオマ、そして連れてきている封印者、新たに到着した封印者たち。
今回のメインは空中戦だ。空を飛べないものや、空から地上へ降りる手段がないものには他の部隊へ割り振ってある。
この第五部隊がどうにか出来ないなら、作戦自体が意味をなさない。
「では主殿。一言だけでも」
「空に巣くうあれは、単に虐殺を繰り返す兵器のようなものだ。あれに怯え暮らし生きるより、秩序を築き上げ、平穏豊かに生きる道があるべきだと考える。フェルドナーガの野望を阻止し、ベオルブイーターを倒す……皆で行こう、アトアクルークの地へ!」
『うおーーー!』
「直ぐに発進させる。ルジリト……無茶はするなよ」
「はい。民生の安定があればこそ政治が行えますが、この地はどうも安定しておりませぬ。主殿はそちらも気にかけていりうのでございましょう?」
「統治とは本来、民一人ひとりが行えばいいと思う。だが、生物とは本来、気ままだろう? そのため代表となるものが生まれる。この代表に必要なのは圧倒的威厳と統治力。そうでなければ皆が皆、再び自由気ままになってしまう。妖魔とは生物の中でも特に自由気ままだと感じる。俺は、地底の統治に向いていない。フェルドナーガやフェルドナージュ様こそ、そういった才覚があるのだと思う。けどな……」
「勝手に奪い統治するのではなく、話し合いを踏まえるべうきだと仰りたいのですな。言葉での解決、それはこの……ルジリトも望ところではあります。ルジリト自身、幾度失敗したか分かりませぬ。ですが、たった一人自らを理解する友がいるだけで、全てが報われた思いでした」
「管鮑の交わりか。その話を初めて聞いたとき、うらやましいと思ったよ。尊敬の念も抱いた。相手の身上になって考えること。簡単にできることじゃない」
「何を仰いますか、主殿。あなたこそまさに、鮑叔のような性格と言えます。とても……懐かしい感じがしました。ではそろそろ行って参ります」
「……ああ。無理をせず引き返すことも重要。まだまだお前には託したいこともあるのだから」
「心得ております」
深々と一礼すると、ルジリトはハルピュイアの姿となり、リュシアンたち共々旅立っていった。
各部隊も出発し、俺はメルザの手を引いて、ルインズシップへと乗り込む。
「なんかむずかしー話してたな」
「そうだな。とても古い時代の、思想の話さ。でも……」
幾年月が経とうとも、良を司る人物はその血を受け継いでいる。
自分のためではなく他人のことまでを考え、相手にとって良い選択肢を取れること。
そして、そうではなかったものを変える力をもつこと。
互いが欲にまみれれば争いが生じ、互いが無欲過ぎれば何も生まれない。
俺には無い食いしん坊と純粋さ。
無いものねだりをするからこそ惹かれ合うなら、メルザが俺に求めるものは何なのかな。
「メルザ。地底を変えよう。俺たちの手で」
「ああ。そーだな。フェル様が暮らしやすいよーによ。さっさと怪物倒して、今度は俺様たちが手伝ってやるばんだぜ!」
0
お気に入りに追加
98
あなたにおすすめの小説
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
豪華地下室チートで異世界救済!〜僕の地下室がみんなの憩いの場になるまで〜
自来也
ファンタジー
カクヨム、なろうで150万PV達成!
理想の家の完成を目前に異世界に転移してしまったごく普通のサラリーマンの翔(しょう)。転移先で手にしたスキルは、なんと「地下室作成」!? 戦闘スキルでも、魔法の才能でもないただの「地下室作り」
これが翔の望んだ力だった。
スキルが成長するにつれて移動可能、豪華な浴室、ナイトプール、釣り堀、ゴーカート、ゲーセンなどなどあらゆる物の配置が可能に!?
ある時は瀕死の冒険者を助け、ある時は獣人を招待し、翔の理想の地下室はいつのまにか隠れた憩いの場になっていく。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しております。
実はスライムって最強なんだよ?初期ステータスが低すぎてレベルアップが出来ないだけ…
小桃
ファンタジー
商業高校へ通う女子高校生一条 遥は通学時に仔犬が車に轢かれそうになった所を助けようとして車に轢かれ死亡する。この行動に獣の神は心を打たれ、彼女を転生させようとする。遥は獣の神より転生を打診され5つの希望を叶えると言われたので、希望を伝える。
1.最強になれる種族
2.無限収納
3.変幻自在
4.並列思考
5.スキルコピー
5つの希望を叶えられ遥は新たな世界へ転生する、その姿はスライムだった…最強になる種族で転生したはずなのにスライムに…遥はスライムとしてどう生きていくのか?スライムに転生した少女の物語が始まるのであった。
家ごと異世界ライフ
ねむたん
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
*****************************
***毎日更新しています。よろしくお願いいたします。***
*****************************
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる