936 / 1,085
第五部 主と建国せし道 第一章 ジャンカの町 闘技大会
第八百四十二話 ヒュプノスの領域、温かい寝床
しおりを挟む
……何かとても暖かい……ふさふさの……猫に包まれたような寝床だ。
心地いい。パモじゃなさそうだけど。
そういえば昔、祖母の家で猫五匹に囲まれて、こんな風に昼寝したな……。
「っくしゅん! あれ、むずむずする……? 何処だここ」
「すぅ……すぅ……」
「……夢か。もう一度寝るか」
「すぅ……すぅ……」
「……いやどーみても夢じゃないだろこれ。何だ、このでかい羊みたいな生物」
俺は確か……そう、タナトスの領域にいたはずだ。
場所は同じようで、夕闇の世界が広がっている。
しかしどういうわけか、今いるのはでかい羊のような奴の隣だ。
そのでかい羊のような何かは羊じゃない。
両手両足がある。
しかしでかい羊のようでもある。
一体何なんだこいつは。
肝心のタナトスは何処にいったんだ?
アメーダとプリマは無事封印……出来たようだ。
あれ? 直ぐ近くに頭飾りの女性を放り込んだ檻があるな。
こいつ……起きてる! とっさに身構えるが……じっとこちらを見ているだけだ。
一体こいつは何なんだ?
そう言えば戦闘中、妖魔は連れて行くとか言っていたな。
「おい。お前は……えーと」
「ラシュイール。シュトリと呼んでいい。あなたは妖魔。連れて行かないと」
「何処へ連れて行くって?」
「塔。道はソロモンへ通ずる」
「は? ソロモン? そーいや昔ベリアルがソロモンがどうたら、こうたら言ってたな。
何なんだそれ」
「ソロモンはソロモン。ソロモンの王がソロモンの塔を立て、盟約を誓った。悲願を達成
し侵略者を打ち滅ぼし悪夢を払う。冥界を占拠し魂の作り替えを放棄し命を巡らせる。絶
対神による支配を終わらせ自由な世界を取り戻す。それがソロモンの誓い」
「……何だ、それは。お前は絶対神に戦争でも仕掛けるつもりなのか」
「戦いはもう始まっている。妖魔は地底で死に帰るべき」
「どういうことだ? ベリアルならきっとそんなことはしな……」
「さっきから盟約者の名前を軽々しく口にする。あなたは何者なの?」
「俺はベリアルと魂を分かつ片割れの一人だ。ベリアルとは……親友みたいなものだ」
「それが本当なら、ベリアルは妖魔として転生したの? 皮肉。でも彼が死んだのは地
底。それに準ずる魂として作り替えられてもおかしくはないけれど……でも、変。ベリ
アルは他にいる」
「……何? 今何て言った」
「あなたは嘘をついている。ベリアルはもういる。でも本物のベリアルではないかもし
れない。あなたは……」
「おっとそこまでにしてもらおう。死の催眠……」
「だ、れ……知り……」
「タナトスか。ここは何処だ。この人が話していたのはどういうことだ」
「順を追って話すよ。だから檻に入れて君に見せていたんだし」
「頼むよ。色々あり過ぎて正直困ってる」
「そうだろうね。私も同じ気持ちだ。まずここはヒュプノスの領域。貪欲の眠寧
という眠りに忠実な場所だ」
「肝心のヒュプノスってのがいないけど」
「何言ってるの。あそこにいるでしょ、弟のヒュプノスが」
「あれは羊人間だろ。どう見ても」
「おいおい。君は亜人なれしてると思ったけど」
「あれ、亜人って言うのか? 獣人……いやでかい獣型生物だろう。喋るのか? あれ」
「喋るけど、寝てるから。この領域は使えるからいいんだけどね」
「そうか……」
「はい、じゃあ次ね。彼女は騒乱者だ。ゲン神族側に造られた……そうだね、神兵と言えば
分かり易いかな」
「ゲン神族側の兵士!? そうか! なぜゲン神族側の魔族なんかがいるって言われて気付
かなかったんだ。神兵も種類があるのか」
「そう。神兵とは名乗らない。自らを騒乱者としている。突如多くの騒乱者が地底で騒ぎ
を起こしてね。狙いは当然……」
「タルタロスとネウスーフォか。いや、或いはスキアラか?」
「両方だ。ネウスーフォへ通ずる道は奈落にしか存在しない。スキアラへの道は海底の更に奥
地だが、そちらは後回し何だろうね」
「地底は……どうなってるんだ」
「フェルドランスの血を受け継ぎし者が守っているが、芳しくない状況だ。だが、ベオルブ
イーターの存在がある以上、騒乱者たちも迂闊には行動出来ない。そこで……ソロモンの復活
というわけだ」
「どういうことだ? ソロモンってのは何なんだ」
「ソロモンはその王が打ち立てた塔であり力だ。ソロモンの復活はゲン神族側の強い魔族たちの
復活を意味する。例えば……君の中に眠るベリアルのようにね」
「くそ、ここへきてまた頭がパンクしそうだ。ソロモンの復活で地底がおかしくなった? 騒乱
者は地底を攻めていて、妖魔を地底で殺して魂の還元を? 一体何のために」
「ゲン神族と絶対神側の戦いで、最もゲン神族側の者が命を落としたのが地底。彼らはアルカイ
オス幻魔と違い、地底で魂を作り替えられた。タルタロスの手によって。その魂を解放するつ
もりだろう。地底や地上で異様な能力者を見なかったか? 都市を浮かせたりとかね」
「っ! まさかベルータスですらそうだってのかよ。道理でふざけた力だったわけだ。あれはゲン
神族側の誰かの、魂が持つ力だったってのか」
「そうだろうね。まぁ妖魔として生み出させた根源はイネービュだから。彼女の趣味があるんだろ
うけど」
出来れば聞きたくない内容だった。
リルや先生が心配になってきてしまった。
「地底へ今向かって、俺がどうにか出来ると思うか?」
「無理だね。絶魔すら使いこなせないなら、神魔解放のみで戦うことになる。君はそれで
生きていける
程強くない」
「お前の言う夢の修行とやらを、直ぐに初めてくれないか」
「分かったよ。弟のところで横になってもらえる?」
俺は再びでかい羊のふさふさに身を委ねる。何て心地よさだ……吸い込まれる……。
「あの。近くで横になってって言っただけなのにそんなべったりくっつかなくても」
「はっ!? いや、あまりにもいい寝床だったんで」
「それはまぁ、否定しないけど。私も直ぐに向かうから、少し動かず待っててくれ」
「うん? あ、ああ。よく分からないけどわか……」
「死の催眠……二段階の睡眠を得て深淵の眠りへと誘われる」
心地いい。パモじゃなさそうだけど。
そういえば昔、祖母の家で猫五匹に囲まれて、こんな風に昼寝したな……。
「っくしゅん! あれ、むずむずする……? 何処だここ」
「すぅ……すぅ……」
「……夢か。もう一度寝るか」
「すぅ……すぅ……」
「……いやどーみても夢じゃないだろこれ。何だ、このでかい羊みたいな生物」
俺は確か……そう、タナトスの領域にいたはずだ。
場所は同じようで、夕闇の世界が広がっている。
しかしどういうわけか、今いるのはでかい羊のような奴の隣だ。
そのでかい羊のような何かは羊じゃない。
両手両足がある。
しかしでかい羊のようでもある。
一体何なんだこいつは。
肝心のタナトスは何処にいったんだ?
アメーダとプリマは無事封印……出来たようだ。
あれ? 直ぐ近くに頭飾りの女性を放り込んだ檻があるな。
こいつ……起きてる! とっさに身構えるが……じっとこちらを見ているだけだ。
一体こいつは何なんだ?
そう言えば戦闘中、妖魔は連れて行くとか言っていたな。
「おい。お前は……えーと」
「ラシュイール。シュトリと呼んでいい。あなたは妖魔。連れて行かないと」
「何処へ連れて行くって?」
「塔。道はソロモンへ通ずる」
「は? ソロモン? そーいや昔ベリアルがソロモンがどうたら、こうたら言ってたな。
何なんだそれ」
「ソロモンはソロモン。ソロモンの王がソロモンの塔を立て、盟約を誓った。悲願を達成
し侵略者を打ち滅ぼし悪夢を払う。冥界を占拠し魂の作り替えを放棄し命を巡らせる。絶
対神による支配を終わらせ自由な世界を取り戻す。それがソロモンの誓い」
「……何だ、それは。お前は絶対神に戦争でも仕掛けるつもりなのか」
「戦いはもう始まっている。妖魔は地底で死に帰るべき」
「どういうことだ? ベリアルならきっとそんなことはしな……」
「さっきから盟約者の名前を軽々しく口にする。あなたは何者なの?」
「俺はベリアルと魂を分かつ片割れの一人だ。ベリアルとは……親友みたいなものだ」
「それが本当なら、ベリアルは妖魔として転生したの? 皮肉。でも彼が死んだのは地
底。それに準ずる魂として作り替えられてもおかしくはないけれど……でも、変。ベリ
アルは他にいる」
「……何? 今何て言った」
「あなたは嘘をついている。ベリアルはもういる。でも本物のベリアルではないかもし
れない。あなたは……」
「おっとそこまでにしてもらおう。死の催眠……」
「だ、れ……知り……」
「タナトスか。ここは何処だ。この人が話していたのはどういうことだ」
「順を追って話すよ。だから檻に入れて君に見せていたんだし」
「頼むよ。色々あり過ぎて正直困ってる」
「そうだろうね。私も同じ気持ちだ。まずここはヒュプノスの領域。貪欲の眠寧
という眠りに忠実な場所だ」
「肝心のヒュプノスってのがいないけど」
「何言ってるの。あそこにいるでしょ、弟のヒュプノスが」
「あれは羊人間だろ。どう見ても」
「おいおい。君は亜人なれしてると思ったけど」
「あれ、亜人って言うのか? 獣人……いやでかい獣型生物だろう。喋るのか? あれ」
「喋るけど、寝てるから。この領域は使えるからいいんだけどね」
「そうか……」
「はい、じゃあ次ね。彼女は騒乱者だ。ゲン神族側に造られた……そうだね、神兵と言えば
分かり易いかな」
「ゲン神族側の兵士!? そうか! なぜゲン神族側の魔族なんかがいるって言われて気付
かなかったんだ。神兵も種類があるのか」
「そう。神兵とは名乗らない。自らを騒乱者としている。突如多くの騒乱者が地底で騒ぎ
を起こしてね。狙いは当然……」
「タルタロスとネウスーフォか。いや、或いはスキアラか?」
「両方だ。ネウスーフォへ通ずる道は奈落にしか存在しない。スキアラへの道は海底の更に奥
地だが、そちらは後回し何だろうね」
「地底は……どうなってるんだ」
「フェルドランスの血を受け継ぎし者が守っているが、芳しくない状況だ。だが、ベオルブ
イーターの存在がある以上、騒乱者たちも迂闊には行動出来ない。そこで……ソロモンの復活
というわけだ」
「どういうことだ? ソロモンってのは何なんだ」
「ソロモンはその王が打ち立てた塔であり力だ。ソロモンの復活はゲン神族側の強い魔族たちの
復活を意味する。例えば……君の中に眠るベリアルのようにね」
「くそ、ここへきてまた頭がパンクしそうだ。ソロモンの復活で地底がおかしくなった? 騒乱
者は地底を攻めていて、妖魔を地底で殺して魂の還元を? 一体何のために」
「ゲン神族と絶対神側の戦いで、最もゲン神族側の者が命を落としたのが地底。彼らはアルカイ
オス幻魔と違い、地底で魂を作り替えられた。タルタロスの手によって。その魂を解放するつ
もりだろう。地底や地上で異様な能力者を見なかったか? 都市を浮かせたりとかね」
「っ! まさかベルータスですらそうだってのかよ。道理でふざけた力だったわけだ。あれはゲン
神族側の誰かの、魂が持つ力だったってのか」
「そうだろうね。まぁ妖魔として生み出させた根源はイネービュだから。彼女の趣味があるんだろ
うけど」
出来れば聞きたくない内容だった。
リルや先生が心配になってきてしまった。
「地底へ今向かって、俺がどうにか出来ると思うか?」
「無理だね。絶魔すら使いこなせないなら、神魔解放のみで戦うことになる。君はそれで
生きていける
程強くない」
「お前の言う夢の修行とやらを、直ぐに初めてくれないか」
「分かったよ。弟のところで横になってもらえる?」
俺は再びでかい羊のふさふさに身を委ねる。何て心地よさだ……吸い込まれる……。
「あの。近くで横になってって言っただけなのにそんなべったりくっつかなくても」
「はっ!? いや、あまりにもいい寝床だったんで」
「それはまぁ、否定しないけど。私も直ぐに向かうから、少し動かず待っててくれ」
「うん? あ、ああ。よく分からないけどわか……」
「死の催眠……二段階の睡眠を得て深淵の眠りへと誘われる」
0
お気に入りに追加
96
あなたにおすすめの小説
無限初回ログインボーナスを貰い続けて三年 ~辺境伯となり辺境領地生活~
桜井正宗
ファンタジー
元恋人に騙され、捨てられたケイオス帝国出身の少年・アビスは絶望していた。資産を奪われ、何もかも失ったからだ。
仕方なく、冒険者を志すが道半ばで死にかける。そこで大聖女のローザと出会う。幼少の頃、彼女から『無限初回ログインボーナス』を授かっていた事実が発覚。アビスは、三年間もの間に多くのログインボーナスを受け取っていた。今まで気づかず生活を送っていたのだ。
気づけばSSS級の武具アイテムであふれかえっていた。最強となったアビスは、アイテムの受け取りを拒絶――!?
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
異世界転生漫遊記
しょう
ファンタジー
ブラック企業で働いていた主人公は
体を壊し亡くなってしまった。
それを哀れんだ神の手によって
主人公は異世界に転生することに
前世の失敗を繰り返さないように
今度は自由に楽しく生きていこうと
決める
主人公が転生した世界は
魔物が闊歩する世界!
それを知った主人公は幼い頃から
努力し続け、剣と魔法を習得する!
初めての作品です!
よろしくお願いします!
感想よろしくお願いします!
【タイトル回収いつすんの?】この転生は呪詛と願いの狭間で。汝、魔王に任ず。
十輪かむ
ファンタジー
病弱だった主人公は現代日本で、自らの弱さへの失望と強さへの憧れの中で育ち、流行病に罹りあっけなくその人生を終える。
気付くとそこは灰色の空間。目の前に立つ男。男は言った。「お前とは共に面白い旅が出来そうだ」
再び主人公の意識は遠のき、目覚めるとそこは見知らぬ家。再生される、生まれてからそこへ至るまでの記憶。小さな手を見ながら確信する。異世界へ転生したと。
彼の名はリデル・カザク。魔力が支配する世界アルカナムはミドガルズ大陸。その中央の国エレスティア共和国の辺境に生まれ、前世日本の記憶を残す。母はオニ族、父はヒト族。魂には闇の神が合一される。
仕組まれた大いなる呪詛の中で翻弄されながらも、成長していく少年の物語。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
タイトル回収、それはロマンです。
冒険がしたい創造スキル持ちの転生者
Gai
ファンタジー
死因がわからないまま神様に異世界に転生させられた久我蒼谷。
転生した世界はファンタジー好きの者なら心が躍る剣や魔法、冒険者ギルドにドラゴンが存在する世界。
そんな世界を転生した主人公が存分に楽しんでいく物語です。
祝書籍化!!
今月の下旬にアルファポリス文庫さんから冒険がしたい創造スキル持ちの転生者が単行本になって発売されました!
本日家に実物が届きましたが・・・本当に嬉しくて涙が出そうになりました。
ゼルートやゲイル達をみことあけみ様が書いてくれました!!
是非彼らの活躍を読んで頂けると幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる