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第四章 メルザの里帰り
第四百八十話 変な二つ名で呼ばれるルイン
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フェルス妖魔皇国に入ると、いつもより賑やかそうな景色が広がる。
妖魔は他人への関心が薄く、あまり活気のない町だったが統治方法が変わればこうも変わるのか。
そして――――多くの人に指をさされることとなる。
「あーーーーー! 黒星ベルローゼの弟子! 赤星の……レッドマリン、ルインさんだ!」
「レッドマリン! レッドマリンが来たぞ! 本物か?」
「死んだって聞いたわよ? 生きてたの?」
「ベルローゼ様程じゃないけどいい男じゃない」
「そうね、ベルローゼ様程じゃないわ。比べるのもおこがましいけどいい男じゃない」
「レッドマリン! 赤き海水を操る珍しい妖魔! 海水出してくれよ」
口々に変なあだ名やひどい比較のされかたをされる俺。
ベルローゼ先生と比較されるのは心外だ。あの方は妖魔として完璧な性能を誇る。
今まで知りえたどの妖魔より格好いい。リルもいい男だが、可愛いが強いのだろう。
フェドラートさんは優しいで、アルカーンさんは変人、奇人の部類だ。
ベルーシンやベルータスは怖いという印象だった。
それにしてもレッドマリンって何だ!? 俺の二つ名を変な風につけないで欲しい。
「にしてもやけに騒がしいな。どうしたんだ、一体」
「レッドマリンに話しかけられるとは光栄だ。フェルドナージュ様が今しがた
戻られたそうだ。おかわいそうに。片腕を失っておられた」
「フェル様が!? ほんとか! 早く会いにいこーぜ!」
「あ、ああ。今しがた? リルやカノンは途中会えたのだろうか。先生は……」
……気になる事はあるが、まずは会いに行こう。
城の前に着くと、人はほとんどいない。受付もなく入れるわけではないが、メルザが
門の前に行くと勝手に門が開いた。そして……駆け寄ってくる者が一人。
「メルザ! 会いたかった、会いたかったぞ……」
「ふぇ、フェル様……むぎゅっ。胸で潰れる……」
「ルインさん、まさかこのタイミングでいらっしゃるとは。今まさに到着したばかりで」
「本当、大変だったねぇ。それで……なぜニンファの姿が見えないのかねぇ」
「やぁ。君は元気そうだね。無事で何よりだよ」
「ああ……みんな。本当に久しぶりだ。こっちこそ無事で何よりだよ。
フェドラートさん、アネさんにジオ……はなんかボロボロだな。アルカーンさんは?」
「アルカーンはもう一人道中で知り合った女性と休息をとっています。我々も少々
草臥れていたので、お会いするのは明日かと思っておりました」
「そっか……そうだよな。奈落はどうだった?」
フェドラートさんより奈落の情報を聞くが、かなり変わっている者のようだ。
先兵のアルケー他、何れは会う事になるだろう。もしかしたら俺の魂魄はもっと不幸
になっていたのかもしれない。冥暗のタルタロス……か。
「メルザ! お主、腕が逆ではないか? なんだ、このおかしな腕は!」
「へへへ、フェル様。俺様両腕失くしちまってよ。これはブネ様の腕なんだ。なんか
新しい腕はえてくるらしくてよ。俺様、半年いなくなるんだ」
「何を言っておるのじゃ? メルザは」
「フェルドナージュ様、少し話があります。長旅で疲れているところ申し訳ないのですが
少々お話をしても?」
「堅苦しい話し方はよせ。童と其方の仲であろう。それに其方……相当な実力者になりおった。
童は感じるぞ。妖魔は強さこそ全て。対等に話さぬと、こちらの聞き心地が悪い」
「そうはいってもなぁ……努力はします。それはそれとして、少々聞いて欲しいんですが……」
妖魔の面々とジオに、これまでの経緯をかいつまんで話した。
全員息をのんだが、せっかくまた会えたメルザを、フェルドナージュ様は離したくないようで
ずっとメルザを抱きしめていた。
「……経緯はわかりました。フェルドナージュ様」
「ああ。地底の事は童とニンファに任せるがよい。行って構わぬ。フェド
ラート、アネスタを向かわせる。ルインよ。ジオを借りてよいか? こやつは役に立つ」
「はい、どうぞどうぞ」
「僕が答える前に君が答えるのは酷いよねぇ!? 僕は君の仲間にはなっていないよねぇ!?」
「ニンファと一緒にいられるんだからいいだろ?」
「それはそうだけどねぇ。僕は国の問題もあるから、影を呼びたいんだけどねぇ」
「それくらいの余裕はある。何せジオはルーンの町に行き気出来るからな」
「そうだったねぇ。後でゆっくり町の中を見させてもらうかねぇ」
「温泉は立ち入り禁止にしておく」
「酷いよねぇ!? 僕だって水浴び場くらい使いたい!」
「モラコ族の泉なら使ってもいいぞ。それよりだ、先生やリルたちがそちらへ
向かったはずなんだけど、会わなかったか? どちらもそのあとはアトアクルークへと
向かうと言っていた」
「いえ、お会いしてませんね。行き違いでしょうか? 何せ我々は地下から来たもので」
「リルがこちらへ向かっておったのか? ベルローゼは単独行動でどこにでも行ける
能力があるが、リルにはそれに適した能力が、まだ無かったと思うが」
「リルも強くなったから、もう一人で相応の数のモンスターを相手にできる。
そうか、どっちにも会ってないか……先生はかなり前に出発したから、とっくに到着して
ないとおかしい。何かあったのかな」
心配ではあるが、何せ先生のことだ。俺の心配をするなど百年早いと黒星を撃ち込まれるだろう。
少し名残惜しそうにメルザを放したフェルドナージュ様。メルザはぷはぁと息をすると、少し
恥ずかしそうにしていた。
こうしてみるとちょっと親子みたいに見える。
「後ほどルーンの町へ向かおう。それまではメルザの件、待ってくれるか」
「わかった。しかしニンファに会いに来たのに肝心のニンファはどこに?」
「ふふふ、ルイン君、ちょっと耳を」
「うん? どうしたんだいアネさん」
ひそひそ声で耳打ちするアネさん。
なるほど、そういうことか。
アネさんにマジックアイテムをもらい、一時的に変身しているらしい。
フェルドナージュ様の侍女に化けており、ばれないようにしているようだ。
さっきから後ろでクスクス笑っているのがそうかな。メルザにも密かに教えてやり、軽く目配せ
すると、手を振って応えてくれた。
「サラたちよ。お主らもついに結婚したようじゃが、子供はまだなのか?」
「ぶふっ、ごほっごほっ……。フェルドナージュ様、ブネと被るからやめてくれ」
「そうなのまだなのよ。ルインったら飛び回って違う女ひっかけてつれてくるのよ。
酷くない?」
「強い男に女は惹かれる者じゃ。仕方あるまい。だが、サラたちをないがしろにしたら許さぬぞ」
「だから誤解を招く言い方はやめろ! ほらレミも挨拶くらいしろって」
「はーい! レミニーニでぇーす! アイドルしてまぁーす! よろしくっ!」
「無礼な娘だが、なかなかの強者に思える。フェドラートよ、挨拶の仕方を教える相手が一人増えたようだ」
「やれやれですね……」
暫くぶりの再会を果たし、俺たちはルーンの町へ戻っていった。
妖魔は他人への関心が薄く、あまり活気のない町だったが統治方法が変わればこうも変わるのか。
そして――――多くの人に指をさされることとなる。
「あーーーーー! 黒星ベルローゼの弟子! 赤星の……レッドマリン、ルインさんだ!」
「レッドマリン! レッドマリンが来たぞ! 本物か?」
「死んだって聞いたわよ? 生きてたの?」
「ベルローゼ様程じゃないけどいい男じゃない」
「そうね、ベルローゼ様程じゃないわ。比べるのもおこがましいけどいい男じゃない」
「レッドマリン! 赤き海水を操る珍しい妖魔! 海水出してくれよ」
口々に変なあだ名やひどい比較のされかたをされる俺。
ベルローゼ先生と比較されるのは心外だ。あの方は妖魔として完璧な性能を誇る。
今まで知りえたどの妖魔より格好いい。リルもいい男だが、可愛いが強いのだろう。
フェドラートさんは優しいで、アルカーンさんは変人、奇人の部類だ。
ベルーシンやベルータスは怖いという印象だった。
それにしてもレッドマリンって何だ!? 俺の二つ名を変な風につけないで欲しい。
「にしてもやけに騒がしいな。どうしたんだ、一体」
「レッドマリンに話しかけられるとは光栄だ。フェルドナージュ様が今しがた
戻られたそうだ。おかわいそうに。片腕を失っておられた」
「フェル様が!? ほんとか! 早く会いにいこーぜ!」
「あ、ああ。今しがた? リルやカノンは途中会えたのだろうか。先生は……」
……気になる事はあるが、まずは会いに行こう。
城の前に着くと、人はほとんどいない。受付もなく入れるわけではないが、メルザが
門の前に行くと勝手に門が開いた。そして……駆け寄ってくる者が一人。
「メルザ! 会いたかった、会いたかったぞ……」
「ふぇ、フェル様……むぎゅっ。胸で潰れる……」
「ルインさん、まさかこのタイミングでいらっしゃるとは。今まさに到着したばかりで」
「本当、大変だったねぇ。それで……なぜニンファの姿が見えないのかねぇ」
「やぁ。君は元気そうだね。無事で何よりだよ」
「ああ……みんな。本当に久しぶりだ。こっちこそ無事で何よりだよ。
フェドラートさん、アネさんにジオ……はなんかボロボロだな。アルカーンさんは?」
「アルカーンはもう一人道中で知り合った女性と休息をとっています。我々も少々
草臥れていたので、お会いするのは明日かと思っておりました」
「そっか……そうだよな。奈落はどうだった?」
フェドラートさんより奈落の情報を聞くが、かなり変わっている者のようだ。
先兵のアルケー他、何れは会う事になるだろう。もしかしたら俺の魂魄はもっと不幸
になっていたのかもしれない。冥暗のタルタロス……か。
「メルザ! お主、腕が逆ではないか? なんだ、このおかしな腕は!」
「へへへ、フェル様。俺様両腕失くしちまってよ。これはブネ様の腕なんだ。なんか
新しい腕はえてくるらしくてよ。俺様、半年いなくなるんだ」
「何を言っておるのじゃ? メルザは」
「フェルドナージュ様、少し話があります。長旅で疲れているところ申し訳ないのですが
少々お話をしても?」
「堅苦しい話し方はよせ。童と其方の仲であろう。それに其方……相当な実力者になりおった。
童は感じるぞ。妖魔は強さこそ全て。対等に話さぬと、こちらの聞き心地が悪い」
「そうはいってもなぁ……努力はします。それはそれとして、少々聞いて欲しいんですが……」
妖魔の面々とジオに、これまでの経緯をかいつまんで話した。
全員息をのんだが、せっかくまた会えたメルザを、フェルドナージュ様は離したくないようで
ずっとメルザを抱きしめていた。
「……経緯はわかりました。フェルドナージュ様」
「ああ。地底の事は童とニンファに任せるがよい。行って構わぬ。フェド
ラート、アネスタを向かわせる。ルインよ。ジオを借りてよいか? こやつは役に立つ」
「はい、どうぞどうぞ」
「僕が答える前に君が答えるのは酷いよねぇ!? 僕は君の仲間にはなっていないよねぇ!?」
「ニンファと一緒にいられるんだからいいだろ?」
「それはそうだけどねぇ。僕は国の問題もあるから、影を呼びたいんだけどねぇ」
「それくらいの余裕はある。何せジオはルーンの町に行き気出来るからな」
「そうだったねぇ。後でゆっくり町の中を見させてもらうかねぇ」
「温泉は立ち入り禁止にしておく」
「酷いよねぇ!? 僕だって水浴び場くらい使いたい!」
「モラコ族の泉なら使ってもいいぞ。それよりだ、先生やリルたちがそちらへ
向かったはずなんだけど、会わなかったか? どちらもそのあとはアトアクルークへと
向かうと言っていた」
「いえ、お会いしてませんね。行き違いでしょうか? 何せ我々は地下から来たもので」
「リルがこちらへ向かっておったのか? ベルローゼは単独行動でどこにでも行ける
能力があるが、リルにはそれに適した能力が、まだ無かったと思うが」
「リルも強くなったから、もう一人で相応の数のモンスターを相手にできる。
そうか、どっちにも会ってないか……先生はかなり前に出発したから、とっくに到着して
ないとおかしい。何かあったのかな」
心配ではあるが、何せ先生のことだ。俺の心配をするなど百年早いと黒星を撃ち込まれるだろう。
少し名残惜しそうにメルザを放したフェルドナージュ様。メルザはぷはぁと息をすると、少し
恥ずかしそうにしていた。
こうしてみるとちょっと親子みたいに見える。
「後ほどルーンの町へ向かおう。それまではメルザの件、待ってくれるか」
「わかった。しかしニンファに会いに来たのに肝心のニンファはどこに?」
「ふふふ、ルイン君、ちょっと耳を」
「うん? どうしたんだいアネさん」
ひそひそ声で耳打ちするアネさん。
なるほど、そういうことか。
アネさんにマジックアイテムをもらい、一時的に変身しているらしい。
フェルドナージュ様の侍女に化けており、ばれないようにしているようだ。
さっきから後ろでクスクス笑っているのがそうかな。メルザにも密かに教えてやり、軽く目配せ
すると、手を振って応えてくれた。
「サラたちよ。お主らもついに結婚したようじゃが、子供はまだなのか?」
「ぶふっ、ごほっごほっ……。フェルドナージュ様、ブネと被るからやめてくれ」
「そうなのまだなのよ。ルインったら飛び回って違う女ひっかけてつれてくるのよ。
酷くない?」
「強い男に女は惹かれる者じゃ。仕方あるまい。だが、サラたちをないがしろにしたら許さぬぞ」
「だから誤解を招く言い方はやめろ! ほらレミも挨拶くらいしろって」
「はーい! レミニーニでぇーす! アイドルしてまぁーす! よろしくっ!」
「無礼な娘だが、なかなかの強者に思える。フェドラートよ、挨拶の仕方を教える相手が一人増えたようだ」
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