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第三章 闘技大会 後編
第六十四話 優勝賞品の確認と団体戦前
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よく考えた末、以下の三つの物を受付嬢にお願いした。
竜の卵 【モアユニークアイテム】
雷激竜の流星錘 【モアユニークウェポン】
紅色の神通靴 【モアユニークアイテム】
かなり迷ったが、団体戦何でもアリは制限がない。
全体の底上げが必要なのと、一つはミリルのお願いに応じる事だった。
「本当に、ありがとうございます。ルインさん! このご恩は必ず
返させて頂きます!」
「俺にじゃなく、メルザに言ってくれ。俺はメルザの子分だしな」
「そうなのだ! ルインは俺様の子分なのだ! にははっ」
そういいながら大きく笑うとエッヘンとポーズをとる。
ちなみにアイテムのアナライズ結果は
竜の卵 【モアユニークアイテム】
何かの竜の卵
中身はふ化してみないとわからないが
極めて貴重な卵
硬くて頑丈だが扱いが悪いと壊れることがある
雷激竜の流星錘(雷斗付与II 衝撃付与IIV 自動巻戻付与 竜激の力付与)
【モアユニークウェポン】
かつて大陸で暴れまわった雷激竜の牙を用いて作られた錘
使用後に電撃の速さで自動で戻る飛び道具
普段は袖の下などに装着させて使用される
頑丈だが扱いが悪いと壊れる可能性がある
紅色の神通靴(燃臥斗付与III 燃流出乃付与II 身体強化速IV) 【モアユニークアイテム】
神通力使いが好んで使っていたが
現在は極めて少数のものしか見つからない
エレメンタルなどを操る力が向上し
その真価を発揮できるという
極めて頑丈だが扱いが悪いと壊れる事がある
以上のような内容だ。
先の戦闘で、抜刀できなかった事を一番の反省点と考えた。
勿論近接戦だからというのもあるが、実際今の暗器では今後の戦闘が厳しい。
これが最善手だと思う。
そして靴をメルザにプレゼントしようと考えていた。
くじ運悪く連続して猛者にあたってしまったのに
景品がないのはあんまりだろう。
「メルザ、これ使ってくれ」
「いいのか、これもらっても。わぁ……紅色だ、杖とよく合うな!」
メルザはとても嬉しそうだ。ミリルに咳払いされる。
「さ、さて。団体戦の準備をしようか二人とも」
俺たちとミリルは知り合ってまだ日が浅い。
本来はファナと出る予定だったから、ミリルと勝ち上れるところまで
いけるかはわからない。出場はする予定だ。
団体戦は翌日。ミリルの腕前を見たが正直それほどでもない。
本来は竜に乗って戦うというスタイルだから、仕方ないといえば仕方ない。
ちなみに大会に竜も一応参加できるが、サイズ次第で変わる。
超大型になると参加出来無いし、大型は二枠分取るようだ。
小型でも相当な戦力になるし当然かな。
――――――――
翌日、会場へ再び赴く。
煩わしいキャットマイルドの司会は全て耳を塞ぐことにした。
これ以上何か言われてもかなわない。
俺たちはEブロックの初戦だった。
三対三戦闘ではたとえアーティファクトであっても使用は認められているが、相手を
死に至らしめる類のものは事前のチェックで外される。
ただ機密を守るために玉状のオーブで調べるだけらしい。
確かにアーティファクト一つあるだけでも相当やばいからな。
全員問題なく点検が終了して、俺たちは初戦の相手の元へと向かう。
いよいよ団体戦が始まる。今の俺たちでどこまで戦えるか。
やれるだけの事はやった。 全力を尽くそう。
竜の卵 【モアユニークアイテム】
雷激竜の流星錘 【モアユニークウェポン】
紅色の神通靴 【モアユニークアイテム】
かなり迷ったが、団体戦何でもアリは制限がない。
全体の底上げが必要なのと、一つはミリルのお願いに応じる事だった。
「本当に、ありがとうございます。ルインさん! このご恩は必ず
返させて頂きます!」
「俺にじゃなく、メルザに言ってくれ。俺はメルザの子分だしな」
「そうなのだ! ルインは俺様の子分なのだ! にははっ」
そういいながら大きく笑うとエッヘンとポーズをとる。
ちなみにアイテムのアナライズ結果は
竜の卵 【モアユニークアイテム】
何かの竜の卵
中身はふ化してみないとわからないが
極めて貴重な卵
硬くて頑丈だが扱いが悪いと壊れることがある
雷激竜の流星錘(雷斗付与II 衝撃付与IIV 自動巻戻付与 竜激の力付与)
【モアユニークウェポン】
かつて大陸で暴れまわった雷激竜の牙を用いて作られた錘
使用後に電撃の速さで自動で戻る飛び道具
普段は袖の下などに装着させて使用される
頑丈だが扱いが悪いと壊れる可能性がある
紅色の神通靴(燃臥斗付与III 燃流出乃付与II 身体強化速IV) 【モアユニークアイテム】
神通力使いが好んで使っていたが
現在は極めて少数のものしか見つからない
エレメンタルなどを操る力が向上し
その真価を発揮できるという
極めて頑丈だが扱いが悪いと壊れる事がある
以上のような内容だ。
先の戦闘で、抜刀できなかった事を一番の反省点と考えた。
勿論近接戦だからというのもあるが、実際今の暗器では今後の戦闘が厳しい。
これが最善手だと思う。
そして靴をメルザにプレゼントしようと考えていた。
くじ運悪く連続して猛者にあたってしまったのに
景品がないのはあんまりだろう。
「メルザ、これ使ってくれ」
「いいのか、これもらっても。わぁ……紅色だ、杖とよく合うな!」
メルザはとても嬉しそうだ。ミリルに咳払いされる。
「さ、さて。団体戦の準備をしようか二人とも」
俺たちとミリルは知り合ってまだ日が浅い。
本来はファナと出る予定だったから、ミリルと勝ち上れるところまで
いけるかはわからない。出場はする予定だ。
団体戦は翌日。ミリルの腕前を見たが正直それほどでもない。
本来は竜に乗って戦うというスタイルだから、仕方ないといえば仕方ない。
ちなみに大会に竜も一応参加できるが、サイズ次第で変わる。
超大型になると参加出来無いし、大型は二枠分取るようだ。
小型でも相当な戦力になるし当然かな。
――――――――
翌日、会場へ再び赴く。
煩わしいキャットマイルドの司会は全て耳を塞ぐことにした。
これ以上何か言われてもかなわない。
俺たちはEブロックの初戦だった。
三対三戦闘ではたとえアーティファクトであっても使用は認められているが、相手を
死に至らしめる類のものは事前のチェックで外される。
ただ機密を守るために玉状のオーブで調べるだけらしい。
確かにアーティファクト一つあるだけでも相当やばいからな。
全員問題なく点検が終了して、俺たちは初戦の相手の元へと向かう。
いよいよ団体戦が始まる。今の俺たちでどこまで戦えるか。
やれるだけの事はやった。 全力を尽くそう。
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