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第三章 闘技大会 後編

第六十三話 大会景品交換所と優勝賞品交換

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 俺たちは大会会場にきていた。

 ファナの代わりにミリルが大会に出る旨を受付に伝えて
 書き換えてもらう。ミリルもやる気満々だった。

 それと大会ポイントの交換だ。
 俺たちのポイントは ファナが六百、メルザが三百
 俺が予選九百と本選で
 五百+五百+千ポイント。

 さらにミリルも俺たちと合わせていいということで
ミリルのポイントが六百ポイント。

 個人船終了までにトータルで四千四百ポイントも稼いだ。
 団体戦もまだあるが、先に絶解呪の書を手に入れる。

「すみません。大会ポイントを交換したいのですが」
「はい、こちらで受け付けます。お名前と団体のポイントを
確認いたしますね。ルイン様の団体にミリル様……大会優勝者のルイン様? 
試合凄かったです! 握手してください!」

俺は受付の女性に握手する。メルザのジト目が怖い。

「確認いたしました。四千四百ポイントご利用いただけます。
商品はお決まりでしょうか?」

「ああ、一つは決まっているんだが、どんな商品があるか
一覧を見せてもらえないか?」
「承知しました。こちらになります」

 受付の女性は一枚のスクロール紙を見せてくる。


 幻薬(極小) 十
 幻薬(小) 五十
 幻薬(中) 百

 各種ジョブ基本カード 五十
 各種ジョブ基本中級カード 百
 各種ジョブ基本上級カード 千

 特殊ジョブカード一覧 別途 一万~

 解呪の署    二十
 解呪の署 上 二百
 絶解呪の書  二千

 武器
 セミマジックウェポン 二百~
 マジックウェポン    五百~
 セミユニークウェポン 千~
 ユニークウェポン    二千~
 モアユニークウェポン 三万~

 防具
 セミマジックアイテム 二百~
 マジックアイテム    五百~
 セミユニークアイテム 千~
 ユニークアイテム    二千~
 モアユニークアイテム 三万~

 装飾品
 セミマジックアイテム 二百~
 マジックアイテム    五百~
 セミユニークアイテム 千~
 ユニークアイテム    二千~
 モアユニークアイテム 三万~

 道具・素材
 セミマジックアイテム 二百~
 マジックアイテム    五百~
 セミユニークアイテム 千~
 ユニークアイテム    二千~
 モアユニークアイテム 三万~

 なるほど、ポイントは多くためてから交換のほうがいいな。
 絶解呪の書のみを交換して、二千ポイント消費し、残りの
二千四百ポイントは貯めておくことにした。

 これでようやく、パモも治せる! 

「メルザ、これポーチの中にいれておいてくれ」
「わかった。以外と小さいんだな、これ」

 メルザに渡すとそのまま個人戦の優勝賞品引き渡し所に行くことにする。
 最初に優勝者選ばないと後が決まらないらしい。
 どういう仕組みなんだ? 

「こちらは大会勝利者用の引き渡し所になりまーす。
個人戦近接の部、優勝者ルイン・ラインバウト様ですね! 優勝おめでとうございます! 
お好きな商品を先取り三点! 選べる事になっています。商品の詳細はこちらでぇーす!」

 受付の人は紙のスクロールを見せる。どれどれ。

 竜の卵 【モアユニークアイテム】

 古代樹の枝 【モアユニークアイテム】
 伝授の書・破 【モアユニークアイテム】
 臣下のスペース 【モアユニークアイテム】
 チャムチャムの爪 【モアユニークウェポン】
 先制の迅斧 【モアユニークウェポン】
 先制の迅槍 【モアユニークウェポン】
 先制の迅拳 【モアユニークウェポン】
 先制の迅弓 【モアユニークウェポン】
 雷激竜の流星錘 【モアユニークウェポン】
 炎竜姫の業火ダガー 【モアユニークウェポン】
 糂汰竜の剣    【モアユニークウェポン】
 演舞竜槍・破 【モアユニークウェポン】
 瞬心の鉢がね 【モアユニークアイテム】
 炎のゆりかご 【モアユニークアイテム】
 紅色の神通靴 【モアユニークアイテム】
 ヤッパル・リイガ 【モアユニークアイテム】

 一つ一つ賞品の説明を受けて考える。
 どれがいいのか……今後どうするべきかを。
 迷いながら賞品を選んだ。
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