叔父と双子の兄二人に溺愛飼育

おまけ

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朝食は大きな温室みたいな日差しのたっぷり入る建物半分がガラス張りのホテルに隣接するレストランだった。

高い椰子の木とプールとソファセットのある広いテラスが窓から見える気持ちのいい空間だ。

二人掛けには大きすぎるくらいの木製のテーブルとクリーム色のファーの敷かれたチェア。床はアラベスク模様のタイル張り。席の間隔が広く取られていて落ち着つく。


最初にフレッシュジュースとヨーグルト、それからカットされた何種類かのフルーツ。次にグリルした野菜と白身魚のソテーが出てきた。それから暖かい野菜のポタージュ。


周りを見るとここはペット連れで泊まれるホテルらしく、多くの席で犬と一緒に食事を取っている宿泊客の姿がある。


食事をしていると「先程はどうも」と食事を終えて席を立った年配の夫婦に五色叔父さんは挨拶をされていた。どうやらさっきの散歩で仲良くなったらしい。

奥さんがテリアを抱いていて思わず目が合うときゃんと可愛く吠えられた。

目の前の席にいる五色叔父さんは微笑ましくそれを見つめている。


なんとなく俺を見つめる瞳と似たものを感じるのは気のせいだと思いたい‥。