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その日の夜は五色叔父さんと外でご飯を食べた。大通りの裏手に建つ一軒家で情緒ある和風の焼き鳥屋さん。

美味しかったけど、個室で五色叔父さんと一緒のご飯は落ち着かない。なんかされるんじゃないかと、つい顔色を伺っちゃう。

「昨日ベッドで話した事だけど考えてくれた?」

なんだっけ‥。五色叔父さん好みのフェラのやり方しかおぼえてない‥。

「二人で暮らしたいな」

「え‥」
本気だったの?

「海外がいいな。京、英語習ってただろう?」

「に、にいちゃん達は?やだよ。離れて暮らすの」

「二人ともあと一年もしたら就職だろう?どうするつもりなんだろうね。昨日も帰って来なかったみたいだし、一緒に暮らしたい人でも居るんじゃないかな」

に、にいちゃん達に恋人?

絶対いないよ。だって二人とも俺のこと好きじゃん。今まで聞いたこともない。

でも、ジムって言いながら、昨日帰って来なかったのはほんとだし、俺に呆れたのか今までに無い冷たい態度を取られたのもほんと。

にいちゃん達、絶対もてるよね。かっこいいもん。俺、安心しきってて考えたこともなかった。たしかににいちゃん達は俺と毎日交互に一緒に寝てるけど、俺と寝てない日は何してるかなんて気にもしなかったから知らないし、どっかに泊まってくる日もあったと思う。


どうしよう‥。にいちゃん達居なくなったら。五色叔父さんとの二人だけの暮らしなんて毎日気が気じゃない。

「京は私のこと好きなのに二人で暮らすのはどうして嫌なの」


だって‥。

「じゃ、じゃあ‥優しくして」

「優しくって?昨日も寝るまで頭なでてあげただろう」

「そ、そのまえ‥えっちなことさせたじゃん‥」

「嫌なの?」
五色叔父さんのワントーン低くなる声。うっとおしそうに前髪を掻き上げて憂えたような目を眼鏡越しに俺に向ける。ダダ漏れる色気に似合わないはずのお堅い眼鏡は何故かさらにその印象を際立たせた。


「ふ、ふつうに、ベッドの中だけで、ふつうのえっちならいい‥」

「京には退屈じゃない?」

五色叔父さんは長い脚をこちらに向けるとつま先を俺の股間に押し付けてきた。

座敷の部屋は長いテーブルがあり、床は掘り炬燵のように下がって脚を伸ばせるように設計されている。 


「こちらにおいで」
テーブルの下を覗くと長い脚を大きく開いてその間から美しい指が手招きをしている。

「だから‥変なことするの、やだ」

「ん?そう。じゃあもう帰ろうか」

なんで、まだ食事中じゃん‥。もう食欲ないけど‥。五色叔父さんも食欲無くなったから帰るんだよね?ほかに変なことしに行くんじゃないよね?怒ってるわけじゃないよね?もし、怒ってたらどうしよう。手のひらが汗ばんだ。昨日よりもっとひどいことされたらどうしよう。

今ここには俺と五色叔父さん二人だけ。にいちゃん達はいないから誰も俺を守ってくんない。

「し、下に行くだけ?」

「いいからこちらにおいで」
五色叔父さんの声は低くて強くて抑揚なく落ち着いている。だからこわい。従うしか選択肢はないように思える。

俺はテーブルの下をくぐって、五色叔父さんの長い脚の間に小柄な身体を寄せた。

叔父さんは俺の鼻のてっぺんをちょんちょんと搔く。
「昨日の成果を確認しようか」
声のトーンが戻り、甘く響く。俺は怒っていないことにほっとする。

昨日の確認ってフェラだよね。でもまた怖い声聞くのやだし、言うこと聞いた方がいいのかな。従えばこれより悪くなることはないわけだし‥。

俺は諦める以外の方法を思いつけなくて、五色叔父さんの太腿に両手をつくとパンツのファスナーを唇で下げた。叔父さんは出来るだけ口だけでするのが好き。熱を持った重量のあるちんこがボクサーパンツに収まっている。前開きも唇でずらしてなかのモノを取り出す。タマを口の中に入れ優しく吸いながら今度はその裏を舐める。両方ともを繰り返すうちにちんこが反応を見せる。

「こっちも舐めていい?」

五色叔父さんを見上げると、叔父さんは切なそうな目で俺を見た。五色叔父さんにこんな顔させてると思うとちょっと嬉しくなった。色っぽくてかっこいい‥。

裏筋を時間をかけて丁寧に舐めると、今度は咥えて力の加減を変えながら口全体で扱いた。舌をちろちろ動かして先端を刺激する。そのあと吸ってからカリの方を舌で包む。

「京」

五色叔父さんの艶のある濡れた声。俺は叔父さんのちんこの前で舌を長く出した。

叔父さんは片手でちんちんを抑えて先端を舌の上に置くとぴくんぴくんと射精した。

うう、口ん中まずい。

俺は目をつぶって一気に飲んだ。

「京は本当に素直じゃないね。好きなんだよ。こういうこと。ね?」

言い聞かせると五色叔父さんの足が再び俺の股間を優しく踏みつけた。俺は勃起している。

うるさいよ、好きなんかじゃない。

口の中が精子の味。
あー、アイスクリーム食べたい。
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