高校デビューした美少女はクラスの美少女といちゃつく

１話 みんな美少女に釘付け

ここは県内のそれなりに頭が良い私立高校。今日は始業式で浅倉圭介はだるかった。だが、幼なじみの柚木真凛と同じクラスになれて嬉しかった。単純にぼっちのため知り合いがいると心強いというのもあるが、幼なじみが高校デビューして可愛さに磨きがかかったため目の保養になるのだ。当然、周りの男どもが下心丸出しに近づいて来ることに心配していた。
「久しぶり真凛、って言っても春休みにもあってたけどね。」
「おはよう理奈、相変わらず可愛いね。」
「真凛の方が可愛いよ。髪の毛もツルツルだしおっぱいも大きいしね。ｴｲｯ」ﾓﾐﾓﾐ
「ｷｬｱ、もう朝から盛るな。」
男子たちはおっぱいが捕まれている瞬間を全力でチラ見していた。
「すごい」
「癒される」
周りの男子はボソボソ言っていた。
「終了、ダメダーメ。男たちからの視線がいやらしいからやめなさい。」
美少女二人の間に入ったのは仲が良い背が小さい日高瑞木という女の子。ハキハキとした声で指摘した。
「小さくて可愛いよ。」
「うるさい。もうすぐ始業式だから体育館に行くよ。」
始業式はいつも通りの流れでみんなだるそうに話をきいていた。
「今日はこれから教室帰って、先生の話聞いておしまいでしょ。」
「うん、放課後は新入生をテニス部に勧誘するから。理奈サボらないでよ。入ってくる後輩が理奈のこと覚えてくれないよ。」
「わっ分かったから。サボらないよ。」
放課後になり、新入生の部活体験が始まった。
ザワザワ
「すごい可愛い。」
「ひとめぼれだ。」
「二人いるって聞いたんだけど」
テニス部にたくさんの男子が集まった。
「男子テニス部の入部希望者多くない？」
「多いよ。みんな不純な動機で入ってきてるから体験期間だけ必要以上に厳しく練習させるわ。」
真凛と同級生の男子部員は学校で有名な美少女目当てできた新入生男子に頭を抱えていた。
「良かった。井上さんがいたらもっと大変なことになってた。」
「お待たせー」
同級生の男子部員が安心していると聞こえたことのある声が聞こえた。
「すごい人数じゃん。真凛はまだ制服なの？」
理奈はテニスをするときの格好をしていた。半袖半ズボンで色白の肌が見え、男子たちを釘付けにしてしまった。
「柚木さん、井上さんと一緒に帰らせて、女子テニス部は他の人にさせるから。」