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VS鳥山石燕
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岡田以蔵を倒した翌日。俺は仲間を誘って史帆のところに行くことにした。ここで俺のダチを紹介しておこう。と言っても、真由は紹介したから、あと一人か。こいつも俺のチームメイト、石動泉。恐ろしいほど頭が切れるやつだ。
いつもの門の前に来る。俺が踊ると、案の定泉が呆れたように聞いてくる。
「なぜ踊る?」
「彼女に聞けば分かる」
こうして俺は史帆と二人をあわせることになったのだが、これにはちゃんと訳がある。時間を少し戻そう。
「雷火、これ何?」
真由が出してきたのは、昨日の俺と岡田以蔵が戦っている動画。
「偶然見かけたけど、かなりやばいことやってない!?」
なぜ目撃者のことを考えていなかったのだろう、俺は。
「放課後付き合ってくれたら説明してやるよ」
こうして俺は史帆と二人を合わせることになったのだ。
史帆の説明がそうこうしている間にも終わる。
「あたしも手伝おっか?」
「僕も手伝おう」
「いいの?」
そうして二人は自分の英雄を選び始める。
「僕はこれにしよう」
「イヴァン4世ってまたすごいの選ぶんだね」
「あたしはこれ!」
「ノーベル!?すごいな二人とも、扱い難しいの選ぶね」
「そうそう、今ホームページ作ったよ」
「なんの?」
「踊り者を見つけるためのサイト、編集された動画は自動ではねるから安心して!」
俺たちがそこで駄弁っていると、早速サイトに投稿がある。
「えーと、『夜になると化物がそこらじゅうを徘徊していて気持ち悪いです』心当たりある、史帆?」
「多分鳥山石燕だね」
「この男か、妖怪画家だな?」
「もう読んだの?」
「この程度ならすぐ読める」
俺たちは目撃情報のあった場所へ向かう。そこには絵師のような男と大量の妖怪がいた。泉が雷を放出する。
「イヴァン4世は雷帝と呼ばれたロシアの皇帝だよ」
かなり強い。そこに真由の爆発も重なる。
「爆弾を作ったのがノーベルなんだよ」
鳥山石燕の作った妖怪が次々と粉砕されていく。もちろん俺だって負けてない。程なく鳥山石燕は倒せた。(三人でとどめを争った結果、泉が雷で仕留めた。)
しかし、戦いが終わってメダルを回収しようとしたとき、俺たちとメダルの間にカードが飛んできた!それはメダルを吸収してどこかへ飛んでいく。
史帆にことの顛末を説明すると、彼女はこう呟いた。
「アルセーヌルパンが動いてるのか」
新たな敵の予感だった。
いつもの門の前に来る。俺が踊ると、案の定泉が呆れたように聞いてくる。
「なぜ踊る?」
「彼女に聞けば分かる」
こうして俺は史帆と二人をあわせることになったのだが、これにはちゃんと訳がある。時間を少し戻そう。
「雷火、これ何?」
真由が出してきたのは、昨日の俺と岡田以蔵が戦っている動画。
「偶然見かけたけど、かなりやばいことやってない!?」
なぜ目撃者のことを考えていなかったのだろう、俺は。
「放課後付き合ってくれたら説明してやるよ」
こうして俺は史帆と二人を合わせることになったのだ。
史帆の説明がそうこうしている間にも終わる。
「あたしも手伝おっか?」
「僕も手伝おう」
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そうして二人は自分の英雄を選び始める。
「僕はこれにしよう」
「イヴァン4世ってまたすごいの選ぶんだね」
「あたしはこれ!」
「ノーベル!?すごいな二人とも、扱い難しいの選ぶね」
「そうそう、今ホームページ作ったよ」
「なんの?」
「踊り者を見つけるためのサイト、編集された動画は自動ではねるから安心して!」
俺たちがそこで駄弁っていると、早速サイトに投稿がある。
「えーと、『夜になると化物がそこらじゅうを徘徊していて気持ち悪いです』心当たりある、史帆?」
「多分鳥山石燕だね」
「この男か、妖怪画家だな?」
「もう読んだの?」
「この程度ならすぐ読める」
俺たちは目撃情報のあった場所へ向かう。そこには絵師のような男と大量の妖怪がいた。泉が雷を放出する。
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かなり強い。そこに真由の爆発も重なる。
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しかし、戦いが終わってメダルを回収しようとしたとき、俺たちとメダルの間にカードが飛んできた!それはメダルを吸収してどこかへ飛んでいく。
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