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第2部 神の愛娘
第1章 嚆矢 3
しおりを挟む「う……」
闇の中で、トリニティは嗄れた呻き声をあげた。──あげたつもりだっただけで、実際には声になっていなかったかもしれないが。
喉が痛んだ。
渇いて、渇いて。
耐え切れず、足元に浴びるほどある澱んだ水を飲んで、手痛い目にあったのは何日前だったろうか。
──もう一度飲んで、再び同じ事になれば今度は生きてはいないだろう。
渇きに死ぬのと、渇きに耐え切れず死ぬのと、どちらがましな死だろうか。
胃が捩れるほど痛んだ。
猛烈な痛みに身を捩じらせ、時折体を二つに折って腹を押さえ込んだ。
踝ほどの深さの水の中に両膝をついて、額をつけて痛みに耐えようとすると、それ程しないうちにどこからか現れる巨大な鼠が噛り付いてきた。悲鳴をあげて立ち上がり、とにかく体を動かそうとした。
朦朧とする意識の中で、飢えと渇きに喘ぎながら体を引きずった。
トリニティを突き動かすのは、生きたまま喰われ死ぬ恐怖だ。
膿んだ傷口の数が幾つあるのか分からない。転んで擦り剥いて、赤剥けた傷口はしばらくすると猛烈な痒みをともなった。
傷口を広げる事になるのを承知の上で掻き毟ろうと手を伸ばし、気付く感触に悲鳴をあげて手を離した。
湧いた蛆が我が身を這い喰らう。──そのおぞましいまでの恐怖。
恐怖と狂気に取り付かれたように感情が沸きあがって、それに身を任せて狂ったように泣き叫んだのは何日前か。
そうしたくとも、もはや声さえ絞り出せず身を捩る力もない。
そうすることが出来た数日前の自分が──うらやむほど幸せだったように思えた。
体が熱を帯びて火照り、火のように熱かった。
飢えと渇きで体中が痛んだ。
どれ程歩いたのか見当もつかない。
関節という関節が棒切れのようになって、これ以上は曲げて動かすことが出来ないと思うほど悲鳴をあげていた。
──ここには横たわる場所などないが、最初の頃は、体を休めようと壁面に身を寄せて蹲り休息をとろうとした。それほど経たずに鼠がやってきた。奴らは自分の後ろをついて歩いているのではないかと思うほど執拗で、諦める事を知らなかった。
何かに躓き、トリニティは水面に顔から倒れこんだ。
転倒を防ごうと咄嗟にでるはずの手さえ出ない。……もうそれだけの力もなかった。
したたか水を飲み、トリニティは力なく咳き込んだ。
咳き込むのにも力が要る。そんな体力はもう彼女には残っていなかった。きっと何の効果もないと思ったが、それでも飲んだ水を吐き出してしまおうと彼女は努力した。
渇きに負けて腐った水を飲み、疫痢のように腹を下して残った体力を根こそぎ奪われたのは、つい数日前のことだ。
症状は続き、トリニティの死は目前に迫っていた。
口に広がった腐水の臭いに嘔吐する。出すものなど何もない胃を捩るようにして、飲んだ水と僅かな胃液が吐き出された。口内に饐えた味と血の味が広がった。渇ききった喉の粘膜は驚くほど簡単に傷つき血を流した。
残った僅かな体力も尽き、ついにトリニティは両膝さえついていられずに腐水の中に倒れこんだ。
朦朧とする意識の中で霞む目を凝らしてみたが、何も見えなかった。
何も見えないのは──目が霞むからではない。
ここが闇に閉ざされているからだ。
今しがた躓いたものが、何なのか確認する術はないが、当初は試みた。それは石だったり腐った何かの塊だったり、何かの骨だったりした。
骨が異常に多いと気付いたのはここへ落とされてすぐだ。
その時には空恐ろしくなって悲鳴をあげた。
恐怖を感じたのは、自分たちが今までしてきたことへの罪そのものへと、そう遠くないうちに自分自身に訪れる、足元に無数に転がる骨片と同じ末路を思っての事だった。
トリニティに死が近づくにしたがって、朦朧と薄れゆく意識が死への恐怖を消してくれた。
正気でいることが怖かった。
──苦痛に身を任せ、苦痛を全身で感じている間は恐怖が遠のいた。
気付いてからは進んで苦痛に身を任せた。恐怖に気が狂ってゆく恐怖を感じるよりも、その方がはるかに楽だったからだ。
何も考えず、何も感じない。
今では何のために歩き続けようとするのか、それさえも憶えていなかった。
単に鼠に齧られないようにする為だったような気もするが──もっとほかの──特別な理由があったような気もした。
だがそれに意識を寄せる事はしなかった。正気に返れば……恐怖がトリニティを飲み込んでしまうだろう。
身体が細かく痙攣を引いた。
高熱による痙攣はずっとあった。それでも動こうとしたから、体中に力を入れなくてはならず、さらに体力を失うことになった。それでもなお動き続けなければならなかったのは、立ち止まっていると鼠たちに喰われ、もっとずっと早いうちに死ぬことになったからだ。
でも──いったい何の違いがあるというの?
今ここで死ぬのと、死をほんの少しだけ遠のかせるのと。どんな違いがあるというの?
朦朧とする意識の中でトリニティは思った。
意識も、体も。手放せばすぐに楽になれるのに。
何故これほどまでに苦しみぬいてまで、命を僅かばかり伸ばそうとし続けるの?
どうしてあたしはそれを止めようとしないの?
その理由がどんなだったのか、トリニティにはもう思い出せなかった。
「う……」
長い時間の果て。
起き上がる事さえ出来なくなった体を引きずるようにして、トリニティはごく僅か前に進んだ。
もう一度。
更にもう一度。
再び腐水の中に突っ伏して、今度こそ意識を失いそうになったとき。王女の意識の底の底に一つの姿が浮かび上がった。
思わず息を呑むほど鮮やかなタンザナイトブルーの瞳をした、黒髪の青年。
……あれは誰だったか。
その青年が鋭い目でこちらを見ていた。……笑うと意外な程穏やかな顔だったと、記憶が告げる。
いいえ。
トリニティはその青年に向かって話した。
いいえ。辛くなんてないわ。誰かを恨んでいるわけでもない。
今のあたしの苦しみなんて、この国の人間なら、多くの人が大抵は味わったことのある苦しみだもの。あたし一人が味わっているわけじゃないと、あたしは知ってる。だから、あたしは自分が不幸だとも可哀想だとも思わない。以前のあたしならそう思ったかもしれないけれど。
……あなたのお陰でそれを知ったのよ。──アレクシス。
意識の底に現れた青年の名前を、トリニティは思い出した。
もう一度呼ぶ。
アレクシス。
あたし、やるだけやったわ。
不意に、目頭が熱くなった。体の水分はなく、目の粘膜も乾いて目が開けていられない程のはずなのに、たしかに、そこが濡れたと思った。
──よくやったと、あなたは言ってくれる?
飢えと渇きに支配された体が、急速に覚醒していく。胸が溢れるほど熱くなった。
言ってくれるわよね、きっと。
その言葉を意識に上らせようとして、トリニティは慌ててそれを飲み込んだ。
違う。
あの男なら、そんな言葉はけして言わない。
ほら、記憶の中の青年が、しかめた顔でこちらを見ている。声が聞こえたような気がした。
その程度の言い訳しか使えないのか?
彼ならきっとこう言うだろう。この方がいかにもあの男らしい。
言い訳ですって?
あたしはやるだけやった。……やって、その結果がこれ。
──確かにそうといえるか?
ええ。もちろんよ。
トリニティが答えると、記憶の中の青年は眼光を鋭くして、憮然とした声で言った。
──俺には、まだ何もやっていないように見えるがな。
──。
──正確にはやろうとして、足を一歩踏み出したところで躓いた。……まだ一歩も踏み出しちゃいないじゃないか。
でも……。あたしに、どうしろと?
確かにその通りだけど……でも……あたしはもうここで死ぬ。死んでいくあたしに、どうしろって言うの?
男の顔は依然、険しいままだ。
──死ぬ? ここから抜け出す努力をしたのか?
もちろんよ。
歩いて、歩いて。出口を探して。 何日もさまよって! でも、出口はどこにもないの。
……もう一歩も歩けない……。
トリニティの意識がすべてを手放そうとする。
その誘惑が、彼女を始終誘った。
誘いを退ける事はもはや困難に思われた。ただちょっと、縋るように掴んで放さなかった意識の糸を手放せば、それですべてが終わるのだ。
飢えも。渇きも。苦痛も。……この胸の苦しみも。
青年の瞳に力がこもった。怒ったようにこちらを見ていた。
──本当に? 本当にすべてを試したのか?
……もちろん。
トリニティは力なく答えた。もうこれ以上、自分に話しかけてきて欲しくなかった。
この男は何故自分にしつこく話しかけてきて、自分が安息へ向かうのを邪魔しようとするのか──もう男の名がなんというのだったか忘れた。
──尽くせる限りの力を尽くすと誓ったのは嘘か? 力尽きる最後の瞬間まで出口を探し続けたと言えるか?
記憶の中の青年がこちらに手を伸ばしてきた。
あの時。
あの男は何の躊躇もせずに自分を軽々と抱えあげた。触れることさえ厭われた呪われた我が身を。
触れた。
我が身に。
魂までも掠めとられたような感触だった。
気持ち悪くないのか? と尋ねた。呪われた我が身に触れる者など誰もいなかったから。
なぜ? そうあの男は答えた。
息が詰まった。
自分がどれ程、こんな単純な言葉に飢えていたのか思い知って。
あの時自分は、魂の底までも救われたと感じたのではなかったか。
……。
「う……」
トリニティは力を振り絞って体を動かした。肘を突き、上体をおこそうと足掻く。
涙が出そうなほど胸が熱かった。
飢えよりも渇きよりも……死への誘いよりも。さらに強い誘惑がこの世にあるなんて知らなかった。
歯を食いしばって、トリニティは体を引きずった。僅か、前に出た。
もう一度。
もう一度、繰り返した。
もう一度、あの男に会いたかった。
闇に包まれた地獄の中で、トリニティは這いずり続けた。
記憶に残る限り、あまりいい印象はなかった。それなのに、自分の魂が救われたのは、あの男のおかげだ。
無性に会いたくてたまらなかった。流す涙も、声を上げる体力もなかったが、トリニティは心の中で胸が抉れる様に泣いた。
──もう泣かないと誓ったのに!
血のような涙だった。
無様でも愚かでも。僅か数センチの前進でも、前へ進み続けた。
進んで、進んで。
例えそれで力尽きて倒れても。
胸を張って、あの男の前へ出たかった。
アレクシスが自分たちを守るためにファイアドラゴンの前に出た時。戦い終わった後、血まみれで倒れているのを見た時。……それがどれ程の痛みだったかを思った。
無理な魔術の使用で手足の筋肉が引き千切れ、地獄の黒焔で焼かれた両腕は炭化していた。死を前に意識が深淵の淵に沈むのを懸命に繋ぎ止めていたあの姿。
あの時のアレクシスに比べたら、自分の苦しみは、きっとそれ程のことでもない。
さらに、前に向かって這った。
トリニティの失態を庇って、アレクシスはああなった。それでも、トリニティを責めた事など結局、ただの一度もない。
死んでたまるものか、と心底思った。
絶対に諦めないと。
諦めてここで死んだら、胸を張ってあの男の前になど出られない。──そう、思った。
水音はしなかったが、何かの気配に気付いてトリニティは顔をあげた。
何──。
言葉を意識の上に紡ぎあげるより前に、声が耳に届いた。
「なぜそうまでして生きようとする」
言葉には出なかったが、そこには無様だな、というニュアンスがハッキリと含まれていたのがトリニティには分かった。
無様?
「そうだ」
声に出さないのに、相手は答えた。
確かに、今の自分の姿は無様以外の何者でもないだろう。
だが──。
それでもあたしは、胸を張って死にたい。
遣り残した事など何一つないと。
誰に隠さなければいけないような事もないと。あたしは精一杯生きたと。あの男に顔向けできるように死にたい。
脳裏に浮かぶ青年の姿を、声の主は理解したようだった。
──顔も見えないのに笑った、とトリニティは感じた。
「あんたがそうなったのは、奴のせいなのに?」
違う。
アレクのせいなんかじゃない。
これはあたしが選んで、選んだ道を歩こうとした結果、そうなっただけ。誰のせいでもない。
──誰かのせいだとしたら、それは、あたし自身の責任だわ。
あたしは自分の責任を、いつでも、自分ですべて受ける覚悟がある。
その覚悟をして、前に進んだ。
「じゃあ、なぜつらいと思うんだ?」
胸の内を見透かされて、トリニティは答えに詰まった。
「違うの。アレクのせいじゃない。あたしが辛いのは……」
瞼の裏に、もう一つの姿が浮かび上がった。
きつく結んだ唇が、意志の強さをうかがわせる。力強い瞳の奥にこもる意思の強さが、国を導くものに特有の自信と強健さを滲ませていた。
トリニティは頭を垂れた。胸が痛む。アレクシスを思うのとは別の意味で。ただ悲しかった。
「違うのよ。……誰が悪いわけでもない。ディーバ……」
一条の光さえささぬ闇の中、トリニティは姿こそ見えなかったが、そこにいるはずの悪魔に向かって呟いた。
(続)
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