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正午になった。待ち合わせ時間なのに担当者は来ない。喫茶『山』に目をやると、外から見える席に、先程のスーツの男性が座って、おしぼりで手を拭きながら外を見ている。私は、彼が担当者で私を待っているんじゃないのかな? とも思ったのだけど彼はハッキリと私の顔を見て店内に入っている。私は担当者の顔を知らないけど、担当者は履歴書で私の顔を知っている。
その後、12時15分まで待ったけど担当者は現れなかった。オーエンドイーへ電話を掛けようかとも思ったけど、この後、特に用事がある訳でも無いので、仕方無く店内に入ろうと決めた。
カランコロンカラン
やっぱりか、と思う程、しっくりくる音色が鳴る。
「いらっしゃいませ、1名様ですか?」
50から60ぐらいに見える、やや背の高めの女性が対応してくれた。
「はい」
「御案内します」
「あっ、外が見える席ありますか?」
「空いていますよ、御案内します」
前には先程のスーツ男性の背中が見え、左は窓ガラスで外が見える席に案内された。席に腰掛け、メニューを見る。少しお腹が空いているけど、ランチを食べて待っていると失礼にあたるだろうと思い、500円のアイスカフェオレを注文することに決めた。しばらくすると、先程の女性が水の入ったグラスとおしぼりを持ってくる。
その後、12時15分まで待ったけど担当者は現れなかった。オーエンドイーへ電話を掛けようかとも思ったけど、この後、特に用事がある訳でも無いので、仕方無く店内に入ろうと決めた。
カランコロンカラン
やっぱりか、と思う程、しっくりくる音色が鳴る。
「いらっしゃいませ、1名様ですか?」
50から60ぐらいに見える、やや背の高めの女性が対応してくれた。
「はい」
「御案内します」
「あっ、外が見える席ありますか?」
「空いていますよ、御案内します」
前には先程のスーツ男性の背中が見え、左は窓ガラスで外が見える席に案内された。席に腰掛け、メニューを見る。少しお腹が空いているけど、ランチを食べて待っていると失礼にあたるだろうと思い、500円のアイスカフェオレを注文することに決めた。しばらくすると、先程の女性が水の入ったグラスとおしぼりを持ってくる。
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