11 / 16
刻まれた印、墜とされた身体
しおりを挟む
「ぐふふ、レクシアハートの雌奴隷改造調教の具合はどうだ?」
薄暗い陰鬱な雰囲気の研究改造実験室を訪れたニダスは粛々と作業を続けていた研究員に尋ねる。
「はい、経過は順調です。ご覧くださいニダス様」
「ほごぉぉおおおっ!んぶっ!おぶぅっ!んごぉほぉおおおおおっ!おぶぶぅっぅうううっ!」
研究員に言われたニダスが部屋の中央を見ると、そこには前回と似たような調教装置に拘束され意識を失っているレクシアハートがくぐもった喘ぎ声ともに、ガクガクと激しい連続絶頂痙攣に襲われていた。
フォトンクォーツの力によって強化された戦闘員に敗北した紫音は瀕死の重傷を負っていたが、再び蘇生治療を施され身体の損傷を治された後、敗北の罰ゲームとして改造調教を受けさせられていた。
その姿はボディスーツのみではあったが蘇生治療を施すついでに行われたスーツの改変によって、消失していた恥部の部分がハート型に切り取られたように変化しており、より淫猥な姿となっている。
「おぼっほぉおおおんんっ♡ん、ぐっぶぅぅうううっ♡んごッぶぶうぅぅうううっ♡」
拘束されている紫音の性器と肛門には極太のディルドがずっぽりと入り込んでいた。膣穴絶頂と肛門絶頂を体に覚え込ませるために、無機質なディルドが下された命令によって無慈悲にピストン運動を続けている。二穴を抉られる快感が何度も何度も紫音を昇天させていた。
何万回もピストンされた二穴は溢れ出す愛液と腸液ですっかりふやけてしまっており、その穴は完全に緩みきって柔らかくなってしまっていた。
表情こそ頭部に装着された投影装置によって見えていなかったが、その下ではあさましいアクメ顔を晒しているであろうことは明らかであった。
「んぼぉぉおおっ♡ごきゅっ、ごきゅぅっ!ごぶうぅっ♡おっぼぉぉぉおおっ♡んぶぎゅぅぅうううっ♡」
そして口の中には太いチューブが無理やり押し込まれており、根元にある巨大タンクには、並々とドロドロした精液が大量に詰まっていた。大量の精液を口、喉を通して、腹の中に無理矢理注ぎ込まれ続けているのだ。
「口の方は感度を上げてすでに性器と同等に快感を得られるようになっております。また、味覚も改造し、精液中毒の変態口マンコへと変わりつつあります。改造が完全に完了すれば、ペニスと精液の味を渇望するようになり、ペニスをしゃぶることに喜びを覚えるようになるでしょう」
「ぐふふ、こいつはいい!変態口マンコに改造されているから精液欲しさにペニスをしゃぶるたびにアヘ顔を晒すことになるだろうな」
ニダスが下卑た笑い声をあげながら、調教装置にかけられ精液を飲み続けるレクシアハートを見上げる。
「お、おおぉぉんっ♡おぶぶううぅぅうううう♡ごきゅごきゅぅぅっ♡ん、ぐぅうっ、お、おぼぉっ、おぉぉおおおおおおんんッ♡」
口を閉じることも、口内改造も拒絶することができず、紫音はニダスたちの前で、精飲絶頂を繰り返す。機械に拘束された身体が、喉を鳴らしてごくりと精液を飲み干すたびにビクビクと震えあがり、くぐもったアクメ声が室内に響きわたっていた。
「ぐふふ、いい様だな。レクシアハートよ。わしを殺すと生意気なことをほざいていたその口が、精液ジャンキーに成り果てるとはなぁ」
ニダスはそう言うと研究員に指示をし、紫音に送り込まれている精液タンクに強力な媚薬をブレンドさせていく。
「ごくっ、ごくっ♡ごきゅぅうっ♡ごぶふうぅっ♡お゛ぼっぼぼぼぼお゛ぉ゛♡っごぶっ♡んぶぶぶぶぅううっ♡」
媚薬入り精液を無理やり口の中に注ぎ込まれ、紫音は狂ったように嬌声を上げながら、それでも媚薬精液を腹の中に飲み込んでいく。
「んぐぉぉおおおおっ♡おぶぁぁっ♡んぶっおぉぉおおおっ♡いっ、ぎっ♡んぼおおおおおおおおおおおっっっ♡♡」
精液を飲み込む紫音の身体が先程より激しく痙攣すると、モニターに映っている絶頂カウンターがものすごい勢いで回数を重ねていく。
「おうおう、そんなにイってしまうほど精液がおいしいか。おい、精液の量をもっと増やしてやれ」
その指示に研究員がパネルを操作すると、マシンがヴヴヴっと強く振動しはじめ、同時にまるで津波のような勢いで紫音の口内に大量の精液が注ぎ込まれた。
「んごぼぼぼぉぉおおぼおっっ!んごっぶぶぅっ!んぐごごごぉぉおごおおごぉおおおっ!んぐんぐんぐっ、ぶぐんおぼおぉぉおおおっ!!」
あまりの精液の量に紫音が咳き込みえずいても、マシンは止まることなく媚薬入り精液を紫音の口内に送り続ける。
そして口だけではなく、開通させられて今なお卑猥な水音を立てつづけている二穴にもさらなる責めが追加される。二穴に挿入されている極太のディルドがピストンをしながら、まるで掘削機の様に激しく回転をし始めたのだ。
「お゛ぉおぶぅっひぃぃいいいいっ♡ひぶぅっ、イぎゅっ♡イぅぶぶぶうぅううっ♡んへぶうぅっおぶっふぶううぅぅっ♡」
何度も繰り返し、あらゆる方法で絶頂することを覚えさせられ、紫音の体は加速度的に全身性器の変態雌奴隷へと改造されていく。
「さて、口の方はもう大分改造が終わっておるようだが、他の部分はどうだ?」
「はい、胸などの身体の他の部分に現在薬物を投入中です。浸透まではもう少々時間がかかると思いますが、完了した暁にはレクシアハートはもう戦える身体ではなくなることでしょう」
紫音の胸や四肢、胴体には薬物を注入するためのチューブが刺さっており、そこからは身体を完全なる雌奴隷に墜とすための薬物が注入されていた。
「そうかそうか、それではこの痴態を眺めながら刃鬼の最期の時を見届けるとするか。ぐはははっ!」
「んぐっひぎゅぶぶうぅううっ♡んぐぐっ♡んぐごおおごおぉぉぉっ♡んひっぐぅぅぅううううっ♡」
薬物による変化はすでに表れ始めていた。四肢や乳房が徐々に肉感を増していき、戦うための身体が雄を喜ばせるためだけの淫猥な身体にどんどん変化していく。
意識を失ったまま拘束されている状態ではもはやどうすることもできず、紫音は自分の身体が戦士としての終わりを迎えるその時をイキながら待つことしかできなかった。
-------------------
数時間後、ピピッという軽い電子音が室内に響いた。
「身体への薬物が完全に浸透しました。いかがでしょうかニダス様」
「おぉ、これはこれは…なんと素晴らしい」
変わり果てたレクシアハートの姿を見て、ニダスは歓喜の表情を浮かべる。
まず目を惹くのは胸の部分で、形の良いDカップ程だった美乳は比べ物にならないほどの爆乳へと肥大化してしまい、その先端にある乳首も子供の腕ほど太く大きくなっていた。
そして鍛えられたしなやかな四肢と薄く腹筋が浮き出ていた腹部も、薬物の影響でついていた筋肉が大幅に落とされてしまい、代わりに大量の贅肉がついたムチムチとした肉感豊かな柔らかなものへと変わっていた。
ものの数時間で、厳しい鍛錬によって鍛えられたスレンダーボディは見る影もないほどのグラマラスボディへと改造され変化してしまっていた。
「ううぐぉおおおおっ♡お゛ぶっひぃいっ♡いひぃぃいっ♡んぶぉおおおおっ♡お゛っ、お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛お゛っっ♡」
未だに激しい責めを受け続けている紫音の身体がビクビクと痙攣するたびに改造された爆乳がブルンブルンと激しく上下に揺れる。数時間以上絶頂を続けていた紫音の足元には垂れ流した愛液と腸液が淫らな水たまりを形成していた。
「ぐふふ、なんとも雌奴隷にふさわしいドスケベな身体だ。仕上げに移る前にもう一つおまけとして脳が焼き切れるほどの絶頂をプレゼントしてやろうではないか」
バリバリバリバリバリィィィイイイイイッッッ!!!
「おぶあぎゃあああああああっ♡んごがごごごおおおぉっ♡んごげぇッ、お゛ぐげええぇえええええっ♡」
ニダスが作業員に指示を出すと、強力な電撃が紫音を襲う。脳と身体に直接流される快楽電流はすさまじい快感と共に紫音を連続絶頂へと突き落としていく。
「あがッあぐがががががががががががぁッ♡ごぎゅっぶううぅッ♡ごきゅっごきゅっ♡んぶっふぶぉおおおおおおっ♡」
投影装置と精飲マスクの下にある隠された美貌があさましいアヘ顔を浮かべながら下品な嬌声を上げて絶頂し続ける。
飲み干しきれなかったドロリとした精液が、マスクの隙間からビュビュっと噴きだされ、雌奴隷改造調教のすさまじさを物語る。
びゅぶっびゅるるるるるるっ!ぶびゅびゅぶぶぶぶううううぅぅうっっ!!
「おぼおおおおおぉぉぉぉっ♡んぐぅぶぅうっ♡んぐぅぅううっ♡んお゛っほっ♡んぐぅううううううううううっっ♡♡」
そして次の瞬間には、紫音の太く大きな勃起乳首から勢いよく母乳が迸る。それと同時にモニターの絶頂カウンターがさらに回数を重ねていく。
「ほほう、母乳も出るようになったか。しかも射乳アクメまでキメられるようになっているとはな」
ナノマシンと薬物で身体を弄られた結果、母乳を噴きだしながら繰り返し絶頂に達する紫音。この改造も細胞レベルで変化させられているので、もう二度と元に戻ることはない。
レクシアハートは、胸を軽く揉まれただけでも母乳を噴き出し絶頂する体質として生きていかなければならない。どこまでも卑猥な雌奴隷へと、身体も心も作り替えられていく正義の変身ヒロインの姿に、ニダスは下卑た笑い声をあげる。
「ではそろそろ今回の仕上げといこうではないか。レクシアハートを覚醒させろ」
その指示と共に二穴のディルドの動きが止まり、頭部の投影装置と精飲マスクが外されると覚醒を促すための電流が流される。
「あぐぁあああああああああっ!んがっ、あがががあがあああああああああああっ!」
先ほどのものとは違った激痛を伴う電流を流され、その刺激に苦痛の声を上げながら紫音は意識を取り戻した。
「んぐうっ…んぁっ、はぁ、はぁ…」
長時間の責め苦と度重なる絶頂による疲労と倦怠感で息も絶え絶えといった様子で荒く息をつくが、息をするたびに口内に充満している精液の臭いを感じてしまい、甘い吐息が混ざってしまう。
「どうだ、目が覚めたかレクシアハート?」
「ニダスッ…!」
目の前から憎き男の声が聞こえてくると、そちらのほうにいるその男を殺意を滲ませた切れ長の瞳で睨みつける。
「お前の身体が完全なる雌奴隷になる瞬間を見せてやろうと思ってな。こうして目を覚まさせてやったのだ。まずは自分の身体を見てみてはどうだ?」
「な、にを…えっ…!?」
意識を取り戻した時から感じていた身体の違和感。その違和感の正体がわかってしまった瞬間、この世のものとは思えないものを見たような声を上げてしまう。
「なっ…あぁっ、私の、身体が…!?」
大きく肥大化した爆乳、母乳を滴らせている勃起乳首、そしてムチムチと肥え太ってしまった肉感たっぷりの身体。エニグマと戦うための鍛えられた身体はもうそこには存在していなかった。
意識を失っている間に、自分の身体が雄を喜ばせるためのドスケベグラマラスボディに改造されてしまったことに、たまらない屈辱と敗北感を感じてギリギリと歯噛みをする。
「くっ…許さない…お前だけは絶対に…」
こんな身体に改造されてしまったあまりの惨めさにたまらず瞳から涙を零してしまうが、心はまだ折れてはいなかった。諦めるわけにはいかない、こんな男に屈服するわけにはいかないと紫音はキッとニダスを睨みつける。
「ぐふっ、いいぞ、身体は堕ちても心はまだ堕ちていないその顔。そうでなくては面白くない」
ニダスはそんな紫音の儚げな抵抗の意志に、興奮を高めていく。戦う力を失くしても、なお気丈に振舞おうとするレクシアハートの姿はそれほどまでに扇情的であった。
「では最後の仕上げをはじめろ」
ニダスがそう言うと紫音の大きく開かれた脚の間から不気味な装置が姿を現した。その装置は紫音の下腹部、子宮のある位置に狙いを定める。
「な、なんなのよ…それは…」
「これは奴隷刻印をお前の身体に刻む装置だ。この消えることない刻印が刻まれればお前はわしの命令に一生逆らうことはできなくなる。これでお前の身体は完全なる雌奴隷となるのだ。」
今から自分に刻まれるおぞましい刻印の説明をされても、紫音は気丈な表情を崩すことはしなかった。弱気を見せるわけにはいかないと、精一杯に強気を張り続ける。
「そんなものに…私は負けない…!絶対にお前などには屈しない!」
淫らに疼き火照った身体に顔を赤くし、呼吸を乱れさせながらも、凛と強く断言する。しかしその声はわずかに震えており、それが恐怖を隠すためのただの虚勢だということを示していた。
「ぐふふ、精々抗ってみせるがいい。やれ」
ニダスの宣言と共に紫音の下腹部に狙いを定めていた刻印装置が肌に押し付けられる。
ジュウウウウウウウウウウウウウウッッ!!!
「あっぎゃああああああああああああああああああっっっ!!!」
肉が焼ける音ともに押し付けられた下腹部に凄まじい熱を感じ、紫音は顔を仰け反らせて絶叫してしまう。
ブシュッ!ブシャアアアアアアアッ!
あまりに強烈すぎる灼熱の激痛に、爆乳を揺らし母乳の飛沫をまき散らしながら悶絶する。肉を焼かれるという経験したことのない被虐によるマゾヒスティックな快楽に、ディルドが刺さったままの秘裂からは勢いよく大量の潮を噴きだす。
装置を押し付けられた時間は数十秒であったが、激しい痛みと未知の快楽に襲われていた紫音にとってはとてつもなく長い時間に感じられていた。
「あっひぃ!ん、ぐぅ…はぁっ、はぁっ…うぅ…!」
装置が離されると、押し付けられていた下腹部には『SLAVE01』と鮮やかな刻印が刻まれていた。紫音は一生消えない雌奴隷の印を刻まれたことの悔しさと惨めさに涙を浮かべる。
ジンジンとした火傷のような痛みで下腹部が疼くと、秘裂からは愛液がタラタラと漏れ出ていた。
「これでお前の身体は完全に雌奴隷のものとなったが、気分はいかがかな?」
「ぐっ…最悪、ね…く、はぁ…私は、お前たちの奴隷なんかじゃ、ない…!」
ニダスの問いかけに表面上では強く否定するが、奴隷という単語に心臓が高鳴ってしまう。ゾクゾクと倒錯した幸福感が身体中を駆け抜け、改造された身体と植え付けられた雌奴隷の本能に引きずられ、心までも蕩けてしまいそうになる。
「ぐふっ、今はまだ強がっているがよい。その強がりが愚かな行為であるということをお前はすぐに思い知るだろう。」
そんな紫音の内側を見透かしたようにニダスはニヤリと不敵な笑みを浮かべて、グラマラスボディを舐めるように視姦していく。その下卑た視線に晒されているだけでも紫音は胸がときめいてしまい、屈服してしまいたいという甘い毒のような思いが湧き出てくるのを止められなかった。
「さて、早速だがレクシアハート、まずはお前の本当の名前を教えてもらおうか」
「そんなこと…っ!?…はい、私の名前は橘紫音と申します…」
(なっ…口が勝手に…!?)
ニダスからの質問に紫音は口を噤もうとしたが、自分の意志とは関係なく勝手に口が開き、自分の変身前の名前を明かしてしまう。
「ふむ、刻印の効果はしっかりでているな。それではこれからはお前のことはシオンと呼んでやろう」
シオンと自分の名前を呼ばれた途端に、ドクンと心臓が跳ねる音がしたのを紫音は感じた。主である男から本当の名前を呼ばれたことに身体が歓喜の反応を示しているのだ。身体が火照り、下腹部が熱を持ってキュンキュンと疼き、その男の精を求めてしまう。
「どうした、そんな顔をして、随分と嬉しそうではないか。ぐふふ…」
「ち、違うっ…こんなのっ!私は、そんな…嬉しく、なんて…!」
知らず知らずのうちにうっとりと蕩けていた表情を指摘され、紫音はハッとする。自分の心とは違う反応を見せてしまう身体に戸惑いを隠すことができなかった。
正義の意志は失われていない。エニグマへの敵意、憎悪、復讐心も、全て以前通りだ。なのにこうして憎き男を目の前にしているとどうしようもなく胸がときめいてしまう。この男の精が欲しい、自分の全てを屈服させてほしいと身体が叫んでいるのだ。
「私は…私は奴隷なんかにならない…!この心は…私だけのものよ!」
心を蝕む隷属の誘いを、紫音は強い意志で否定した。堕ちそうになる心を鼓舞し、最後の一線で踏みとどまる。快楽に翻弄されながらも必死に抵抗し続ける、その姿は悲壮ですらあった。
「刻印を刻まれたからにはもう逃れることは不可能なのだよ。お前は一生わしの雌奴隷だ」
ニダスがそう言うと、調教装置の拘束が外され手足が自由になる。しかし、度重なる絶頂による疲労、そしてエネルギー吸収による倦怠感で身体は鉛のように重く、動くことはできなかった。
「立て、そしてこちらに来い」
「ん、ぐっ…んおひぃぃいいいいぃぃっ!」
ニダスの命令が聞こえた途端、身体のコントロールが奪われ、自分では動かせなかった身体が主の命令に従おうと無理矢理動かされる。二穴に刺さっている極太のディルドを抜きながら肉感の増した脚をプルプルと震わせ立ち上がるとニダスの目の前に歩いていく。
「わしにキスをしろ。恋人とするような甘く蕩けるようなキスをな」
「なっ…!」
その言葉に紫音は嫌悪の表情を浮かべたが、命令に逆らうことはできなかった。ニダスのでっぷりと太った体に倒れ込むようにもたれかかると、目の前、ほんの数センチほどにニダスの顔が近づいてくる。醜く脂ぎった生理的嫌悪を催すその顔を見たくはなかったが目をそらすことができない。
恋人と見つめ合うようにとろんと潤んだ瞳でニダスの顔を見つめていると、ドクンドクンと心臓が早鐘を打つ音が聞こえてくる。それは大切な幼馴染と初めてキスをした時の感覚に非常によく似ていた。
(なんで…この男が憎いはずなのに…私、期待している…?)
「ぐふふ、ではゆくぞ…」
二人がそのまま顔を近づけると、紫音の可憐な唇とニダスのぼってりとした分厚い唇が触れ合う。
「ん…ちゅっ…」
(うっ…なんて臭い…でも、この臭い、いいぃ…♡)
まるで歯磨きをしていない、腐ったチーズのような強烈な悪臭がニダスの口や鼻から垂れ流されている。しかし紫音にとってその臭いはとても香しいものに感じられていた。秘裂から垂れ流される愛液の量が増していき、内腿をビショビショに汚していく。
「ちゅっ…んちゅっ、ちゅっ…んふぅっ、ふぅ…むちゅっ、ちゅうっ…」
顔を真っ赤にしながら甘えるような表情で、紫音は軽く触れては離れるキスを何度も繰り返した。
今まで何度となくエニグマの邪魔をし、恐れられていた女の唇を奪え、好きなように蹂躙できることに、ニダスは興奮する。
「ふぅっ、ちゅぅっ…んっっ、ちゅぷぅっ…ちゅちゅっ…」
小鳥が啄むように、ニダスの唇にキスを繰り返す紫音。その心の中には嫌悪感と幼馴染への罪悪感があったがその他にも僅かに恋慕の情が芽生え始めていた。
「いいぞ、シオン。だがおまえはまだ本当のキスというものを知らないようだな。それを教えてやろう」
ぶちゅぅうううううぅぅぅぅぅぅ…!!
「んんんんんんっっっ!?ちゅぶ、んふぅうっ!んんっ、んちゅぶぅうううっ!」
ニダスが容赦なく思い切りその分厚い唇を紫音の愛らしい唇に押し付けてくる。
(なにっ…!?し、舌が…唇からビリビリってぇ…♡あぁっ、気持ちいいっ…♡)
ニダスが欲望のまま深く唇を重ね合わせた瞬間、紫音の感じ方が明らかに変わった。小刻みに震える紫音の口の中へ、ニダスの舌が入り込んでくる。
「んぶっふぅうっ♡んじゅぶ、ぶふぅっ…♡ふぅぅ、んふぅぅうっ…♡んぐぢゅっ、んふぅんんんんっ♡」
改造調教により、紫音の身体の感度は相当に高められている。舌や口内の感度も引き上げられて、性器同様に改造された紫音の口は、舌を入れられることに性器に男性器を挿入されるのと同等の快楽を感じていた。
(あぁっ、舌がっ、入ってきてるぅっ…♡わ、私の、口の中ぁっ…ニダスの、舌で…舐めとられてるぅっ…♡)
凛々しき美少女の鼻息が荒く下品なものになり、切なそうに目を細め、憎き男の口づけで明確に感じ始める。すると、ニダスの舌が紫音の口内を征服せんと、ぐちゅぐちゅと動き回り蹂躙を始める。
「ぶちゅぶっ…んぢゅ、べろぉおっ…♡んべぇえっ、むぢゅるるぅ…はひゃっべぇっ…♡」
口内で自分の唾液とニダスの唾液が混ざり合い、熱く粘ついた涎が口の中いっぱいに広がっていく。
(ひあぁっああぁぁっ♡し、舌がぁっ、ベロベロ舐めとられてるぅっ♡私の、舌がぁっ、ぜんぶぅっ…♡)
ニダスの舌に自分の舌を絡めとられ、執拗に舐め責められる。表も裏も余すところなく唾液を舐めとり、塗りつけられ、自分のものだと言わんばかりにコーティングされていく。
「ぐふふっ、わしにだけやらせてないでシオンも舌を動かしてみろ」
ニダスに命令され、紫音も舌を動かしはじめる。ぐちゅぐちゅと舌が絡まる下品な水音が口の中に響きわたる。
「んっ、はぁぶぅっ♡んぢゅうっ、はぶぅっ♡んぢゅるっ、ぢゅべろぉっ♡あっ、んんんんぢゅぶぅぅっ♡」
(ああぁぁあああっ♡いやぁっ、わ、私、こんなにはしたなく、舌、動かしてるぅっ♡ニダスの舌っ、舐めてしまってるのぉおっ♡)
紫音の淫らな舌使いに興奮したニダスは、自らも舌を動かしさらに舌を絡み合わせていく。
(はひぃぃいいいいっ♡ま、またぁ、口の中ぁっ、ニダスのベロに犯されてるぅぅっ♡)
舌の付け根から、頬の内側、歯茎の隙間まで、口内中をニダスに舐め上げられる。ニダスの舌が口内を舐める度にどんどんと身体は昂っていく。
(んはぁっ、ベ、ベロがぁ、口の中っ、かき回してるぅっ♡も、もうっ、おかしくなっちゃうっ♡おぉっ、音もぉ、味もぉ、いやらしいのぉっ…♡)
唾液と唾液が混じり合い、舌と舌が絡み合う、ぐぢゅぐぢゅといやらしい淫らな水音が脳に響く。
口内を蹂躙され犯されることに紫音はこの上ない幸福感を感じていた。ニダスを見つめる瞳は熱を持ち、完全に蕩けきっている。
ニダスはそんな紫音の潤んだ瞳を見つめながら更なる責めを始める。
ぐぢゅっぶうううぅぅうううっ…!
(ひあっあああああぁぁああああっ♡よ、よだれぇっ♡よだれがっ、流し込まれてるぅぅうううっ♡)
ニダスの涎が、大量に紫音の口内に流し込まれる。
「ほれ、涎を流し込んでもらったらお礼を言ってしっかりと全部飲み込むのだ」
「んぢゅぅっ、ごきゅっ♡よ、よだれぇ、飲ませていただきぃ、ありがとう、ございますぅっ♡んんぐっ、ごくっ、んんんっ♡」
(んああぁぁぁっ♡こ、こんなっ、憎い男のよだれを飲まされてるのにぃっ♡ど、どうしてこんなに気持ちいいのぉぉおっ♡)
涎を飲み込んだ瞬間、身体に電流が走る。極上の蜂蜜のような甘美で下劣な雄の味。理性が蕩け、思考が毒々しいピンク色に染まっていく。
(はぁっ、あぁっ♡こ、このよだれの味ぃ、いやらしすぎるぅっ♡あぁ、お、おいしい訳ないのにっ、おいしいぃぃっ…♡)
「ぐふふ、よくできたではないか…いい子だ」
ニダスは紫音の反応に気をよくすると、次は舌を唇で軽く挟み容赦なく吸引し始めた。
(ああああああああああっっ♡すっすわれてるぅぅうっ♡ベロがぁっ、よだれがぁっ♡んひぃいっ、だめぇっ♡ベロぉ、こっ、こわれぢゃううぅぅうううっ♡)
幾人もの女を墜としてきたであろう経験豊富なニダスのディープキスのテクニックに、初心な紫音は翻弄される。快感で理性は蕩け、まともな思考能力が奪われていく。
「舌の動きが止まっておるぞ?しっかりとお前も舌を動かすのだ」
「はぶぅっ♡んぢゅべろぉっ、べろれろぉぉおおっ♡んっ、ちゅぷっ、ぢゅれろぉっ♡ふぶぅっ、ちゅっぢゅべろぉおっ♡」
ニダスに命じられるまま、紫音は入ってきた舌を歓迎するように自らも舌を動かしていく。
(あはぁぁっあぁんっ♡キ、キスぅっ、きもちいいのぉぉおおっ♡こ、浩二のときはこんなにはっ、一度もぉっ…ああぁあんっ♡)
一体どれくらいの間、唇を重ねていたのか。時間の感覚が分からなくなるほどに口内を蹂躙されて、ようやくニダスの唇が離れていく。
足元には垂れ流された愛液で淫らな水たまりができており、口内を蹂躙するディープキスに何度か絶頂に達してしまっていた。
「はぁっ、はっ、ひぅっ、ひゃへぇっ…♡んぐっ、ふあぁあ…♡はあぁっ、はぁっ…♡」
ニダスと紫音の唇の間に、離れるのを惜しむように涎の糸が橋を作る。
「どうしたシオンよ、顔が真っ赤だぞ?涎もこんなに垂らしてしまってかわいい顔が台無しだぞ。ぐふふっ…」
紫音の甘えるような蕩けきった表情を目の前にして、ニダスは上機嫌だった。
「んん、くぅ…あっ♡お前の、キスなんてぇ…気持ち悪いだけよぉ…♡キ、キスは…これで終わり、なのぉ…?」
「おっと、まだ終わりではないぞ?最後の仕上げが残っている。さぁ舌を突き出せ」
初めて受ける強烈なキスの快感でぼぅっとしたままの紫音は、ニダスの命令のままに、自らの舌をニダスに向けて突き出す。
「んはへえぇぇぇぇっ…♡んぐっ、ひゃへ、はへえぇぇぇぇぇっ…♡」
恐れられていた最強の変身ヒロインが、敵に言われるがままに無防備に自分の舌を差し出している。自分の思い通りに雌が動く奴隷刻印の完成度に、ニダスはほくそ笑む。
「そんなものでは足りんなぁ?もっと思い切り、下品に舌を突きだせ!」
「はぁあ、ああぁっ…わかり、ました…♡んべっへえぇぇぇええええええっ♡れへっべろおおぉぉおおおおおおっ♡」
ニダスに命令されると、紫音は可憐な舌をまるで犬のように下品に伸ばす。
(はぁ、はぁっ、なんで…?こんなはしたない姿で待たされてるのに、恥ずかしいのに、身体が熱くなっちゃうっ…♡舌がぁ、ジンジンするぅっ…♡)
屈辱的な姿で待たされている間にも、紫音の下腹部はキュンキュンと疼いてしまう。
(あぁ…さっきのキスが、またぁ…♡ニ、ニダス様の臭いキスが、もう一度、ほしいのぉ…♡)
愛する幼馴染とのキスとは比べ物にならない程の雌を墜とすための濃厚なディープキス。それがもう一度欲しいと思ってしまう。それほどまでに紫音の身体はキスの虜となってしまっていた。
「ひゃ、ひゃやくぅ、ひゃやくぅひなひゃいぃ…♡キ、キスぅっ…するんれひょぉ…♡ほりゃぁっ…ひゃやくぅ…はへぇぇぇぇっ♡」
「ぐふふ、そんなに欲しいか。ではいくぞ。これが大人のキスというものだ。シオンよ」
んべちゃああああああああぁぁぁぁっっ!!
「んああああああああああああああああああああっっ♡♡♡」
ブシュッ!ブシュゥゥッ!
舌がベットリと重なり合った瞬間、快感が爆発する。恋人でもない憎い敵と、粘膜が擦りあわされると、秘裂から歓喜の蜜が噴き出した。
(あぁっ、すっごいぃ、スゴいぃっ♡ベ、ベロがぁっ、ジンジンするぅっ♡痺れちゃうぅっ♡感じちゃうぅぅぅうっっ♡)
ニダスの長く分厚い舌が、自分の舌に力強く押し付けられる気色悪い感触に、嫌悪感と幸福感が同時に押し寄せてくる。すると、舌同士が触れ合う面積を増やそうとニダスが舌を動かしはじめる。
(ひあぁぁあああっ♡このキスぅっすごいぃぃ♡こ、こんなのぉ、いやらしすぎるぅっ…♡んあぁぁっ、ベロチュぅー、気持ちいいのぉっ♡)
キスと呼べるかも分からない、舌と舌の押し付け合い。ニダスの舌が触れている部分からジンジンと快楽が送られてくる。
「また舌の動きが止まっておるぞ?ほれ、しっかりと愛情をこめてドスケベに舌を動かせ」
あまりの快楽に放心状態になっていた紫音はニダスの命令通りいやらしく舌を動かしはじめる。
「んべぇぇえっ♡ひゃぶぅっ、むぢゅべろぉっ♡んぢゅっ…べろぉっべろぉおおおっ♡」
(ああぁっ♡わ、私っ、浩二にもしたことがないくらい、ドスケベにキスしちゃってるぅっ…♡でも、このキスがぁ、気持ちいいのぉっ…♡)
「ぐふふ、いいぞ…やればできるではないか。ご褒美にもっと気持ちよくしてやろう」
ぐぢゅぐぢゅぐぢゅぐぢゅぐぢゅぐぢゅぅぅぅううっ!!
(あひぃぁああああああああああああっっ♡♡♡)
ニダスが勢いよく舌を動かし、紫音の舌を舐め尽くす。上下左右からニダスの肉厚な舌が紫音の可憐な舌を蹂躙せんと荒々しく絡みついてくる。舌が絡み合い、ドロドロの唾液が泡立ち、理性が溶けていく。
(あぁぁっすごいっすごいぃぃいっ♡ドスケベキッスっ、たまらないのぉぉおおっ♡)
ニダスに舌を嬲られ、貞淑さという箍が外れていく。相手の舌の動きに負けじと、自分からも舌を絡めはじめる。
「んはぶぅっ♡ぢゅうぅっ、べろぉっ、んぢゅるぅっ♡べろべろぉぉおっ、んべへえぇぇっ♡」
(んぶぁあっ♡ベロベロぉ、舐め合うのぉおっ♡いやらしいぃぃっ、こ、こんなのぉ、おぉおかしくなるぅっ♡)
今まで感じたことのない快楽の波に、思考が流される。肉感豊かな腿肉と尻肉を波立たせながら、ガクガクと膝を震わせる紫音をニダスはさらに責め立てていく。
「んぢゅぶっんぢゅぶるるうぅぅっ♡おぶぅっふぼほぉっ♡はべぇっんべろれろぉっ♡んぢゅるるるぅぅぅううっ♡」
(あっあぁぁっキス、キスしゅごいぃぃっ♡なにか、くるぅっ…♡わたしの、身体が、オマンコが、おかしくなっちゃうぅぅっ♡)
うっとりと蕩けきった瞳の中で、紫音のムチムチなグラマラスボディは大量の汗を噴きだし、小刻みに痙攣を繰り返しながら、徐々に強張ってきている。
「さて、そろそろ頃合いだな。これでフィニッシュだ、シオン!」
ガリィィィイイイイイイイッッッ!!
「んひあぁぁぁぁぁぁぁああああああっ♡♡」
ニダスに舌を噛まれた紫音の脳内が、一瞬にして快楽で沸騰し、頭の中が真っ白になる。
「あああああああっっ♡いぃっイぐぅっ♡あへぇっ、キッキスでイぐうぅうっ♡イッぐぅううううううううっ♡」
ビクンッビクビクビクぅうううううっ!ブシャアアアアアアアアアアアアアアッ!!
痛みと快楽がない交ぜになり、身体が喜びに打ち震える。瞳からは歓喜の涙が溢れ、それと連動するように秘裂からも喜びを表現するように潮が噴き出す。
「ぐははっ、舌を噛まれてイったな。そらっ、もう一度だ!」
紫音の舌を噛んだまま、ニダスはギリギリと歯ぎしりをする。
「んほおぉぉおぉおおおっ♡おっひぃぃいいいっ♡イぐぅっ、まらイぐぅぅうううっ♡ベロでイぐぅぅうううううっっ♡」
キスだけで激しい絶頂に達した紫音は、涎だけでなく涙と鼻水を垂らしながら、無様なアヘ顔をニダスの前に晒し続ける。
「あ、あひゃへぇ…♡おぉぉっ、気持ちいいぃっ…♡ニダス様とのキスぅ…すごいイっちゃったのぉぉっ…♡んはぁっはへぇええっ…♡」
ニダスから舌を放されると、紫音はそのままずるずると倒れ込みその場にへたり込んでしまう。はぁはぁと艶めかしい吐息を出しながら、激しいキスによってもたらされた快感と幸福感の余韻に浸っている。
「どうだシオンよ、お前の身体はもう完全に堕ちている。早くわしの雌奴隷になると誓った方が楽になるぞ?」
「ん、はあぁぁ…♡ち、ちがうぅっ…私は、雌奴隷なんかじゃ、ないぃ…はぁ、はぁ…わ、私が、好きなのは…愛してるのはぁ…浩二だけよぉ…」
心地よい甘い隷属の言葉が頭の中に響くが、愛する幼馴染のもとへ必ず帰るという思いが、紫音の心を越えてはいけない最後の一線の前で踏みとどまらせる。
「ふん、強情な奴め。まぁいい今日はこれぐらいにしておいてやろう。時間はたっぷりあるからな、じっくりとお前の心を墜とすとしよう。おい、この女を独房に運んでおけ」
辛うじて最後の抵抗を続ける紫音にニダスは下卑た笑みを浮かべると、研究員に指示をして部屋から立ち去っていく。静かになった室内に紫音のすすり泣く声だけが響く。
(私は、奴隷になんかならない…なりたくない…でも、このままじゃ…)
卑猥に改造され、ニダスの命令に逆らうことができず、もはや自分のものではなくなってしまった身体。
そして先程刻まれた快楽と幸福感に、自分の中のエニグマに対する憎悪や復讐心と幼馴染への愛情が少しずつ薄らいでいく感覚。
この絶望的な状況を打開する術は何もなく、紫音の心までもが雌奴隷に堕ちるのは時間の問題であった。
薄暗い陰鬱な雰囲気の研究改造実験室を訪れたニダスは粛々と作業を続けていた研究員に尋ねる。
「はい、経過は順調です。ご覧くださいニダス様」
「ほごぉぉおおおっ!んぶっ!おぶぅっ!んごぉほぉおおおおおっ!おぶぶぅっぅうううっ!」
研究員に言われたニダスが部屋の中央を見ると、そこには前回と似たような調教装置に拘束され意識を失っているレクシアハートがくぐもった喘ぎ声ともに、ガクガクと激しい連続絶頂痙攣に襲われていた。
フォトンクォーツの力によって強化された戦闘員に敗北した紫音は瀕死の重傷を負っていたが、再び蘇生治療を施され身体の損傷を治された後、敗北の罰ゲームとして改造調教を受けさせられていた。
その姿はボディスーツのみではあったが蘇生治療を施すついでに行われたスーツの改変によって、消失していた恥部の部分がハート型に切り取られたように変化しており、より淫猥な姿となっている。
「おぼっほぉおおおんんっ♡ん、ぐっぶぅぅうううっ♡んごッぶぶうぅぅうううっ♡」
拘束されている紫音の性器と肛門には極太のディルドがずっぽりと入り込んでいた。膣穴絶頂と肛門絶頂を体に覚え込ませるために、無機質なディルドが下された命令によって無慈悲にピストン運動を続けている。二穴を抉られる快感が何度も何度も紫音を昇天させていた。
何万回もピストンされた二穴は溢れ出す愛液と腸液ですっかりふやけてしまっており、その穴は完全に緩みきって柔らかくなってしまっていた。
表情こそ頭部に装着された投影装置によって見えていなかったが、その下ではあさましいアクメ顔を晒しているであろうことは明らかであった。
「んぼぉぉおおっ♡ごきゅっ、ごきゅぅっ!ごぶうぅっ♡おっぼぉぉぉおおっ♡んぶぎゅぅぅうううっ♡」
そして口の中には太いチューブが無理やり押し込まれており、根元にある巨大タンクには、並々とドロドロした精液が大量に詰まっていた。大量の精液を口、喉を通して、腹の中に無理矢理注ぎ込まれ続けているのだ。
「口の方は感度を上げてすでに性器と同等に快感を得られるようになっております。また、味覚も改造し、精液中毒の変態口マンコへと変わりつつあります。改造が完全に完了すれば、ペニスと精液の味を渇望するようになり、ペニスをしゃぶることに喜びを覚えるようになるでしょう」
「ぐふふ、こいつはいい!変態口マンコに改造されているから精液欲しさにペニスをしゃぶるたびにアヘ顔を晒すことになるだろうな」
ニダスが下卑た笑い声をあげながら、調教装置にかけられ精液を飲み続けるレクシアハートを見上げる。
「お、おおぉぉんっ♡おぶぶううぅぅうううう♡ごきゅごきゅぅぅっ♡ん、ぐぅうっ、お、おぼぉっ、おぉぉおおおおおおんんッ♡」
口を閉じることも、口内改造も拒絶することができず、紫音はニダスたちの前で、精飲絶頂を繰り返す。機械に拘束された身体が、喉を鳴らしてごくりと精液を飲み干すたびにビクビクと震えあがり、くぐもったアクメ声が室内に響きわたっていた。
「ぐふふ、いい様だな。レクシアハートよ。わしを殺すと生意気なことをほざいていたその口が、精液ジャンキーに成り果てるとはなぁ」
ニダスはそう言うと研究員に指示をし、紫音に送り込まれている精液タンクに強力な媚薬をブレンドさせていく。
「ごくっ、ごくっ♡ごきゅぅうっ♡ごぶふうぅっ♡お゛ぼっぼぼぼぼお゛ぉ゛♡っごぶっ♡んぶぶぶぶぅううっ♡」
媚薬入り精液を無理やり口の中に注ぎ込まれ、紫音は狂ったように嬌声を上げながら、それでも媚薬精液を腹の中に飲み込んでいく。
「んぐぉぉおおおおっ♡おぶぁぁっ♡んぶっおぉぉおおおっ♡いっ、ぎっ♡んぼおおおおおおおおおおおっっっ♡♡」
精液を飲み込む紫音の身体が先程より激しく痙攣すると、モニターに映っている絶頂カウンターがものすごい勢いで回数を重ねていく。
「おうおう、そんなにイってしまうほど精液がおいしいか。おい、精液の量をもっと増やしてやれ」
その指示に研究員がパネルを操作すると、マシンがヴヴヴっと強く振動しはじめ、同時にまるで津波のような勢いで紫音の口内に大量の精液が注ぎ込まれた。
「んごぼぼぼぉぉおおぼおっっ!んごっぶぶぅっ!んぐごごごぉぉおごおおごぉおおおっ!んぐんぐんぐっ、ぶぐんおぼおぉぉおおおっ!!」
あまりの精液の量に紫音が咳き込みえずいても、マシンは止まることなく媚薬入り精液を紫音の口内に送り続ける。
そして口だけではなく、開通させられて今なお卑猥な水音を立てつづけている二穴にもさらなる責めが追加される。二穴に挿入されている極太のディルドがピストンをしながら、まるで掘削機の様に激しく回転をし始めたのだ。
「お゛ぉおぶぅっひぃぃいいいいっ♡ひぶぅっ、イぎゅっ♡イぅぶぶぶうぅううっ♡んへぶうぅっおぶっふぶううぅぅっ♡」
何度も繰り返し、あらゆる方法で絶頂することを覚えさせられ、紫音の体は加速度的に全身性器の変態雌奴隷へと改造されていく。
「さて、口の方はもう大分改造が終わっておるようだが、他の部分はどうだ?」
「はい、胸などの身体の他の部分に現在薬物を投入中です。浸透まではもう少々時間がかかると思いますが、完了した暁にはレクシアハートはもう戦える身体ではなくなることでしょう」
紫音の胸や四肢、胴体には薬物を注入するためのチューブが刺さっており、そこからは身体を完全なる雌奴隷に墜とすための薬物が注入されていた。
「そうかそうか、それではこの痴態を眺めながら刃鬼の最期の時を見届けるとするか。ぐはははっ!」
「んぐっひぎゅぶぶうぅううっ♡んぐぐっ♡んぐごおおごおぉぉぉっ♡んひっぐぅぅぅううううっ♡」
薬物による変化はすでに表れ始めていた。四肢や乳房が徐々に肉感を増していき、戦うための身体が雄を喜ばせるためだけの淫猥な身体にどんどん変化していく。
意識を失ったまま拘束されている状態ではもはやどうすることもできず、紫音は自分の身体が戦士としての終わりを迎えるその時をイキながら待つことしかできなかった。
-------------------
数時間後、ピピッという軽い電子音が室内に響いた。
「身体への薬物が完全に浸透しました。いかがでしょうかニダス様」
「おぉ、これはこれは…なんと素晴らしい」
変わり果てたレクシアハートの姿を見て、ニダスは歓喜の表情を浮かべる。
まず目を惹くのは胸の部分で、形の良いDカップ程だった美乳は比べ物にならないほどの爆乳へと肥大化してしまい、その先端にある乳首も子供の腕ほど太く大きくなっていた。
そして鍛えられたしなやかな四肢と薄く腹筋が浮き出ていた腹部も、薬物の影響でついていた筋肉が大幅に落とされてしまい、代わりに大量の贅肉がついたムチムチとした肉感豊かな柔らかなものへと変わっていた。
ものの数時間で、厳しい鍛錬によって鍛えられたスレンダーボディは見る影もないほどのグラマラスボディへと改造され変化してしまっていた。
「ううぐぉおおおおっ♡お゛ぶっひぃいっ♡いひぃぃいっ♡んぶぉおおおおっ♡お゛っ、お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛お゛っっ♡」
未だに激しい責めを受け続けている紫音の身体がビクビクと痙攣するたびに改造された爆乳がブルンブルンと激しく上下に揺れる。数時間以上絶頂を続けていた紫音の足元には垂れ流した愛液と腸液が淫らな水たまりを形成していた。
「ぐふふ、なんとも雌奴隷にふさわしいドスケベな身体だ。仕上げに移る前にもう一つおまけとして脳が焼き切れるほどの絶頂をプレゼントしてやろうではないか」
バリバリバリバリバリィィィイイイイイッッッ!!!
「おぶあぎゃあああああああっ♡んごがごごごおおおぉっ♡んごげぇッ、お゛ぐげええぇえええええっ♡」
ニダスが作業員に指示を出すと、強力な電撃が紫音を襲う。脳と身体に直接流される快楽電流はすさまじい快感と共に紫音を連続絶頂へと突き落としていく。
「あがッあぐがががががががががががぁッ♡ごぎゅっぶううぅッ♡ごきゅっごきゅっ♡んぶっふぶぉおおおおおおっ♡」
投影装置と精飲マスクの下にある隠された美貌があさましいアヘ顔を浮かべながら下品な嬌声を上げて絶頂し続ける。
飲み干しきれなかったドロリとした精液が、マスクの隙間からビュビュっと噴きだされ、雌奴隷改造調教のすさまじさを物語る。
びゅぶっびゅるるるるるるっ!ぶびゅびゅぶぶぶぶううううぅぅうっっ!!
「おぼおおおおおぉぉぉぉっ♡んぐぅぶぅうっ♡んぐぅぅううっ♡んお゛っほっ♡んぐぅううううううううううっっ♡♡」
そして次の瞬間には、紫音の太く大きな勃起乳首から勢いよく母乳が迸る。それと同時にモニターの絶頂カウンターがさらに回数を重ねていく。
「ほほう、母乳も出るようになったか。しかも射乳アクメまでキメられるようになっているとはな」
ナノマシンと薬物で身体を弄られた結果、母乳を噴きだしながら繰り返し絶頂に達する紫音。この改造も細胞レベルで変化させられているので、もう二度と元に戻ることはない。
レクシアハートは、胸を軽く揉まれただけでも母乳を噴き出し絶頂する体質として生きていかなければならない。どこまでも卑猥な雌奴隷へと、身体も心も作り替えられていく正義の変身ヒロインの姿に、ニダスは下卑た笑い声をあげる。
「ではそろそろ今回の仕上げといこうではないか。レクシアハートを覚醒させろ」
その指示と共に二穴のディルドの動きが止まり、頭部の投影装置と精飲マスクが外されると覚醒を促すための電流が流される。
「あぐぁあああああああああっ!んがっ、あがががあがあああああああああああっ!」
先ほどのものとは違った激痛を伴う電流を流され、その刺激に苦痛の声を上げながら紫音は意識を取り戻した。
「んぐうっ…んぁっ、はぁ、はぁ…」
長時間の責め苦と度重なる絶頂による疲労と倦怠感で息も絶え絶えといった様子で荒く息をつくが、息をするたびに口内に充満している精液の臭いを感じてしまい、甘い吐息が混ざってしまう。
「どうだ、目が覚めたかレクシアハート?」
「ニダスッ…!」
目の前から憎き男の声が聞こえてくると、そちらのほうにいるその男を殺意を滲ませた切れ長の瞳で睨みつける。
「お前の身体が完全なる雌奴隷になる瞬間を見せてやろうと思ってな。こうして目を覚まさせてやったのだ。まずは自分の身体を見てみてはどうだ?」
「な、にを…えっ…!?」
意識を取り戻した時から感じていた身体の違和感。その違和感の正体がわかってしまった瞬間、この世のものとは思えないものを見たような声を上げてしまう。
「なっ…あぁっ、私の、身体が…!?」
大きく肥大化した爆乳、母乳を滴らせている勃起乳首、そしてムチムチと肥え太ってしまった肉感たっぷりの身体。エニグマと戦うための鍛えられた身体はもうそこには存在していなかった。
意識を失っている間に、自分の身体が雄を喜ばせるためのドスケベグラマラスボディに改造されてしまったことに、たまらない屈辱と敗北感を感じてギリギリと歯噛みをする。
「くっ…許さない…お前だけは絶対に…」
こんな身体に改造されてしまったあまりの惨めさにたまらず瞳から涙を零してしまうが、心はまだ折れてはいなかった。諦めるわけにはいかない、こんな男に屈服するわけにはいかないと紫音はキッとニダスを睨みつける。
「ぐふっ、いいぞ、身体は堕ちても心はまだ堕ちていないその顔。そうでなくては面白くない」
ニダスはそんな紫音の儚げな抵抗の意志に、興奮を高めていく。戦う力を失くしても、なお気丈に振舞おうとするレクシアハートの姿はそれほどまでに扇情的であった。
「では最後の仕上げをはじめろ」
ニダスがそう言うと紫音の大きく開かれた脚の間から不気味な装置が姿を現した。その装置は紫音の下腹部、子宮のある位置に狙いを定める。
「な、なんなのよ…それは…」
「これは奴隷刻印をお前の身体に刻む装置だ。この消えることない刻印が刻まれればお前はわしの命令に一生逆らうことはできなくなる。これでお前の身体は完全なる雌奴隷となるのだ。」
今から自分に刻まれるおぞましい刻印の説明をされても、紫音は気丈な表情を崩すことはしなかった。弱気を見せるわけにはいかないと、精一杯に強気を張り続ける。
「そんなものに…私は負けない…!絶対にお前などには屈しない!」
淫らに疼き火照った身体に顔を赤くし、呼吸を乱れさせながらも、凛と強く断言する。しかしその声はわずかに震えており、それが恐怖を隠すためのただの虚勢だということを示していた。
「ぐふふ、精々抗ってみせるがいい。やれ」
ニダスの宣言と共に紫音の下腹部に狙いを定めていた刻印装置が肌に押し付けられる。
ジュウウウウウウウウウウウウウウッッ!!!
「あっぎゃああああああああああああああああああっっっ!!!」
肉が焼ける音ともに押し付けられた下腹部に凄まじい熱を感じ、紫音は顔を仰け反らせて絶叫してしまう。
ブシュッ!ブシャアアアアアアアッ!
あまりに強烈すぎる灼熱の激痛に、爆乳を揺らし母乳の飛沫をまき散らしながら悶絶する。肉を焼かれるという経験したことのない被虐によるマゾヒスティックな快楽に、ディルドが刺さったままの秘裂からは勢いよく大量の潮を噴きだす。
装置を押し付けられた時間は数十秒であったが、激しい痛みと未知の快楽に襲われていた紫音にとってはとてつもなく長い時間に感じられていた。
「あっひぃ!ん、ぐぅ…はぁっ、はぁっ…うぅ…!」
装置が離されると、押し付けられていた下腹部には『SLAVE01』と鮮やかな刻印が刻まれていた。紫音は一生消えない雌奴隷の印を刻まれたことの悔しさと惨めさに涙を浮かべる。
ジンジンとした火傷のような痛みで下腹部が疼くと、秘裂からは愛液がタラタラと漏れ出ていた。
「これでお前の身体は完全に雌奴隷のものとなったが、気分はいかがかな?」
「ぐっ…最悪、ね…く、はぁ…私は、お前たちの奴隷なんかじゃ、ない…!」
ニダスの問いかけに表面上では強く否定するが、奴隷という単語に心臓が高鳴ってしまう。ゾクゾクと倒錯した幸福感が身体中を駆け抜け、改造された身体と植え付けられた雌奴隷の本能に引きずられ、心までも蕩けてしまいそうになる。
「ぐふっ、今はまだ強がっているがよい。その強がりが愚かな行為であるということをお前はすぐに思い知るだろう。」
そんな紫音の内側を見透かしたようにニダスはニヤリと不敵な笑みを浮かべて、グラマラスボディを舐めるように視姦していく。その下卑た視線に晒されているだけでも紫音は胸がときめいてしまい、屈服してしまいたいという甘い毒のような思いが湧き出てくるのを止められなかった。
「さて、早速だがレクシアハート、まずはお前の本当の名前を教えてもらおうか」
「そんなこと…っ!?…はい、私の名前は橘紫音と申します…」
(なっ…口が勝手に…!?)
ニダスからの質問に紫音は口を噤もうとしたが、自分の意志とは関係なく勝手に口が開き、自分の変身前の名前を明かしてしまう。
「ふむ、刻印の効果はしっかりでているな。それではこれからはお前のことはシオンと呼んでやろう」
シオンと自分の名前を呼ばれた途端に、ドクンと心臓が跳ねる音がしたのを紫音は感じた。主である男から本当の名前を呼ばれたことに身体が歓喜の反応を示しているのだ。身体が火照り、下腹部が熱を持ってキュンキュンと疼き、その男の精を求めてしまう。
「どうした、そんな顔をして、随分と嬉しそうではないか。ぐふふ…」
「ち、違うっ…こんなのっ!私は、そんな…嬉しく、なんて…!」
知らず知らずのうちにうっとりと蕩けていた表情を指摘され、紫音はハッとする。自分の心とは違う反応を見せてしまう身体に戸惑いを隠すことができなかった。
正義の意志は失われていない。エニグマへの敵意、憎悪、復讐心も、全て以前通りだ。なのにこうして憎き男を目の前にしているとどうしようもなく胸がときめいてしまう。この男の精が欲しい、自分の全てを屈服させてほしいと身体が叫んでいるのだ。
「私は…私は奴隷なんかにならない…!この心は…私だけのものよ!」
心を蝕む隷属の誘いを、紫音は強い意志で否定した。堕ちそうになる心を鼓舞し、最後の一線で踏みとどまる。快楽に翻弄されながらも必死に抵抗し続ける、その姿は悲壮ですらあった。
「刻印を刻まれたからにはもう逃れることは不可能なのだよ。お前は一生わしの雌奴隷だ」
ニダスがそう言うと、調教装置の拘束が外され手足が自由になる。しかし、度重なる絶頂による疲労、そしてエネルギー吸収による倦怠感で身体は鉛のように重く、動くことはできなかった。
「立て、そしてこちらに来い」
「ん、ぐっ…んおひぃぃいいいいぃぃっ!」
ニダスの命令が聞こえた途端、身体のコントロールが奪われ、自分では動かせなかった身体が主の命令に従おうと無理矢理動かされる。二穴に刺さっている極太のディルドを抜きながら肉感の増した脚をプルプルと震わせ立ち上がるとニダスの目の前に歩いていく。
「わしにキスをしろ。恋人とするような甘く蕩けるようなキスをな」
「なっ…!」
その言葉に紫音は嫌悪の表情を浮かべたが、命令に逆らうことはできなかった。ニダスのでっぷりと太った体に倒れ込むようにもたれかかると、目の前、ほんの数センチほどにニダスの顔が近づいてくる。醜く脂ぎった生理的嫌悪を催すその顔を見たくはなかったが目をそらすことができない。
恋人と見つめ合うようにとろんと潤んだ瞳でニダスの顔を見つめていると、ドクンドクンと心臓が早鐘を打つ音が聞こえてくる。それは大切な幼馴染と初めてキスをした時の感覚に非常によく似ていた。
(なんで…この男が憎いはずなのに…私、期待している…?)
「ぐふふ、ではゆくぞ…」
二人がそのまま顔を近づけると、紫音の可憐な唇とニダスのぼってりとした分厚い唇が触れ合う。
「ん…ちゅっ…」
(うっ…なんて臭い…でも、この臭い、いいぃ…♡)
まるで歯磨きをしていない、腐ったチーズのような強烈な悪臭がニダスの口や鼻から垂れ流されている。しかし紫音にとってその臭いはとても香しいものに感じられていた。秘裂から垂れ流される愛液の量が増していき、内腿をビショビショに汚していく。
「ちゅっ…んちゅっ、ちゅっ…んふぅっ、ふぅ…むちゅっ、ちゅうっ…」
顔を真っ赤にしながら甘えるような表情で、紫音は軽く触れては離れるキスを何度も繰り返した。
今まで何度となくエニグマの邪魔をし、恐れられていた女の唇を奪え、好きなように蹂躙できることに、ニダスは興奮する。
「ふぅっ、ちゅぅっ…んっっ、ちゅぷぅっ…ちゅちゅっ…」
小鳥が啄むように、ニダスの唇にキスを繰り返す紫音。その心の中には嫌悪感と幼馴染への罪悪感があったがその他にも僅かに恋慕の情が芽生え始めていた。
「いいぞ、シオン。だがおまえはまだ本当のキスというものを知らないようだな。それを教えてやろう」
ぶちゅぅうううううぅぅぅぅぅぅ…!!
「んんんんんんっっっ!?ちゅぶ、んふぅうっ!んんっ、んちゅぶぅうううっ!」
ニダスが容赦なく思い切りその分厚い唇を紫音の愛らしい唇に押し付けてくる。
(なにっ…!?し、舌が…唇からビリビリってぇ…♡あぁっ、気持ちいいっ…♡)
ニダスが欲望のまま深く唇を重ね合わせた瞬間、紫音の感じ方が明らかに変わった。小刻みに震える紫音の口の中へ、ニダスの舌が入り込んでくる。
「んぶっふぅうっ♡んじゅぶ、ぶふぅっ…♡ふぅぅ、んふぅぅうっ…♡んぐぢゅっ、んふぅんんんんっ♡」
改造調教により、紫音の身体の感度は相当に高められている。舌や口内の感度も引き上げられて、性器同様に改造された紫音の口は、舌を入れられることに性器に男性器を挿入されるのと同等の快楽を感じていた。
(あぁっ、舌がっ、入ってきてるぅっ…♡わ、私の、口の中ぁっ…ニダスの、舌で…舐めとられてるぅっ…♡)
凛々しき美少女の鼻息が荒く下品なものになり、切なそうに目を細め、憎き男の口づけで明確に感じ始める。すると、ニダスの舌が紫音の口内を征服せんと、ぐちゅぐちゅと動き回り蹂躙を始める。
「ぶちゅぶっ…んぢゅ、べろぉおっ…♡んべぇえっ、むぢゅるるぅ…はひゃっべぇっ…♡」
口内で自分の唾液とニダスの唾液が混ざり合い、熱く粘ついた涎が口の中いっぱいに広がっていく。
(ひあぁっああぁぁっ♡し、舌がぁっ、ベロベロ舐めとられてるぅっ♡私の、舌がぁっ、ぜんぶぅっ…♡)
ニダスの舌に自分の舌を絡めとられ、執拗に舐め責められる。表も裏も余すところなく唾液を舐めとり、塗りつけられ、自分のものだと言わんばかりにコーティングされていく。
「ぐふふっ、わしにだけやらせてないでシオンも舌を動かしてみろ」
ニダスに命令され、紫音も舌を動かしはじめる。ぐちゅぐちゅと舌が絡まる下品な水音が口の中に響きわたる。
「んっ、はぁぶぅっ♡んぢゅうっ、はぶぅっ♡んぢゅるっ、ぢゅべろぉっ♡あっ、んんんんぢゅぶぅぅっ♡」
(ああぁぁあああっ♡いやぁっ、わ、私、こんなにはしたなく、舌、動かしてるぅっ♡ニダスの舌っ、舐めてしまってるのぉおっ♡)
紫音の淫らな舌使いに興奮したニダスは、自らも舌を動かしさらに舌を絡み合わせていく。
(はひぃぃいいいいっ♡ま、またぁ、口の中ぁっ、ニダスのベロに犯されてるぅぅっ♡)
舌の付け根から、頬の内側、歯茎の隙間まで、口内中をニダスに舐め上げられる。ニダスの舌が口内を舐める度にどんどんと身体は昂っていく。
(んはぁっ、ベ、ベロがぁ、口の中っ、かき回してるぅっ♡も、もうっ、おかしくなっちゃうっ♡おぉっ、音もぉ、味もぉ、いやらしいのぉっ…♡)
唾液と唾液が混じり合い、舌と舌が絡み合う、ぐぢゅぐぢゅといやらしい淫らな水音が脳に響く。
口内を蹂躙され犯されることに紫音はこの上ない幸福感を感じていた。ニダスを見つめる瞳は熱を持ち、完全に蕩けきっている。
ニダスはそんな紫音の潤んだ瞳を見つめながら更なる責めを始める。
ぐぢゅっぶうううぅぅうううっ…!
(ひあっあああああぁぁああああっ♡よ、よだれぇっ♡よだれがっ、流し込まれてるぅぅうううっ♡)
ニダスの涎が、大量に紫音の口内に流し込まれる。
「ほれ、涎を流し込んでもらったらお礼を言ってしっかりと全部飲み込むのだ」
「んぢゅぅっ、ごきゅっ♡よ、よだれぇ、飲ませていただきぃ、ありがとう、ございますぅっ♡んんぐっ、ごくっ、んんんっ♡」
(んああぁぁぁっ♡こ、こんなっ、憎い男のよだれを飲まされてるのにぃっ♡ど、どうしてこんなに気持ちいいのぉぉおっ♡)
涎を飲み込んだ瞬間、身体に電流が走る。極上の蜂蜜のような甘美で下劣な雄の味。理性が蕩け、思考が毒々しいピンク色に染まっていく。
(はぁっ、あぁっ♡こ、このよだれの味ぃ、いやらしすぎるぅっ♡あぁ、お、おいしい訳ないのにっ、おいしいぃぃっ…♡)
「ぐふふ、よくできたではないか…いい子だ」
ニダスは紫音の反応に気をよくすると、次は舌を唇で軽く挟み容赦なく吸引し始めた。
(ああああああああああっっ♡すっすわれてるぅぅうっ♡ベロがぁっ、よだれがぁっ♡んひぃいっ、だめぇっ♡ベロぉ、こっ、こわれぢゃううぅぅうううっ♡)
幾人もの女を墜としてきたであろう経験豊富なニダスのディープキスのテクニックに、初心な紫音は翻弄される。快感で理性は蕩け、まともな思考能力が奪われていく。
「舌の動きが止まっておるぞ?しっかりとお前も舌を動かすのだ」
「はぶぅっ♡んぢゅべろぉっ、べろれろぉぉおおっ♡んっ、ちゅぷっ、ぢゅれろぉっ♡ふぶぅっ、ちゅっぢゅべろぉおっ♡」
ニダスに命じられるまま、紫音は入ってきた舌を歓迎するように自らも舌を動かしていく。
(あはぁぁっあぁんっ♡キ、キスぅっ、きもちいいのぉぉおおっ♡こ、浩二のときはこんなにはっ、一度もぉっ…ああぁあんっ♡)
一体どれくらいの間、唇を重ねていたのか。時間の感覚が分からなくなるほどに口内を蹂躙されて、ようやくニダスの唇が離れていく。
足元には垂れ流された愛液で淫らな水たまりができており、口内を蹂躙するディープキスに何度か絶頂に達してしまっていた。
「はぁっ、はっ、ひぅっ、ひゃへぇっ…♡んぐっ、ふあぁあ…♡はあぁっ、はぁっ…♡」
ニダスと紫音の唇の間に、離れるのを惜しむように涎の糸が橋を作る。
「どうしたシオンよ、顔が真っ赤だぞ?涎もこんなに垂らしてしまってかわいい顔が台無しだぞ。ぐふふっ…」
紫音の甘えるような蕩けきった表情を目の前にして、ニダスは上機嫌だった。
「んん、くぅ…あっ♡お前の、キスなんてぇ…気持ち悪いだけよぉ…♡キ、キスは…これで終わり、なのぉ…?」
「おっと、まだ終わりではないぞ?最後の仕上げが残っている。さぁ舌を突き出せ」
初めて受ける強烈なキスの快感でぼぅっとしたままの紫音は、ニダスの命令のままに、自らの舌をニダスに向けて突き出す。
「んはへえぇぇぇぇっ…♡んぐっ、ひゃへ、はへえぇぇぇぇぇっ…♡」
恐れられていた最強の変身ヒロインが、敵に言われるがままに無防備に自分の舌を差し出している。自分の思い通りに雌が動く奴隷刻印の完成度に、ニダスはほくそ笑む。
「そんなものでは足りんなぁ?もっと思い切り、下品に舌を突きだせ!」
「はぁあ、ああぁっ…わかり、ました…♡んべっへえぇぇぇええええええっ♡れへっべろおおぉぉおおおおおおっ♡」
ニダスに命令されると、紫音は可憐な舌をまるで犬のように下品に伸ばす。
(はぁ、はぁっ、なんで…?こんなはしたない姿で待たされてるのに、恥ずかしいのに、身体が熱くなっちゃうっ…♡舌がぁ、ジンジンするぅっ…♡)
屈辱的な姿で待たされている間にも、紫音の下腹部はキュンキュンと疼いてしまう。
(あぁ…さっきのキスが、またぁ…♡ニ、ニダス様の臭いキスが、もう一度、ほしいのぉ…♡)
愛する幼馴染とのキスとは比べ物にならない程の雌を墜とすための濃厚なディープキス。それがもう一度欲しいと思ってしまう。それほどまでに紫音の身体はキスの虜となってしまっていた。
「ひゃ、ひゃやくぅ、ひゃやくぅひなひゃいぃ…♡キ、キスぅっ…するんれひょぉ…♡ほりゃぁっ…ひゃやくぅ…はへぇぇぇぇっ♡」
「ぐふふ、そんなに欲しいか。ではいくぞ。これが大人のキスというものだ。シオンよ」
んべちゃああああああああぁぁぁぁっっ!!
「んああああああああああああああああああああっっ♡♡♡」
ブシュッ!ブシュゥゥッ!
舌がベットリと重なり合った瞬間、快感が爆発する。恋人でもない憎い敵と、粘膜が擦りあわされると、秘裂から歓喜の蜜が噴き出した。
(あぁっ、すっごいぃ、スゴいぃっ♡ベ、ベロがぁっ、ジンジンするぅっ♡痺れちゃうぅっ♡感じちゃうぅぅぅうっっ♡)
ニダスの長く分厚い舌が、自分の舌に力強く押し付けられる気色悪い感触に、嫌悪感と幸福感が同時に押し寄せてくる。すると、舌同士が触れ合う面積を増やそうとニダスが舌を動かしはじめる。
(ひあぁぁあああっ♡このキスぅっすごいぃぃ♡こ、こんなのぉ、いやらしすぎるぅっ…♡んあぁぁっ、ベロチュぅー、気持ちいいのぉっ♡)
キスと呼べるかも分からない、舌と舌の押し付け合い。ニダスの舌が触れている部分からジンジンと快楽が送られてくる。
「また舌の動きが止まっておるぞ?ほれ、しっかりと愛情をこめてドスケベに舌を動かせ」
あまりの快楽に放心状態になっていた紫音はニダスの命令通りいやらしく舌を動かしはじめる。
「んべぇぇえっ♡ひゃぶぅっ、むぢゅべろぉっ♡んぢゅっ…べろぉっべろぉおおおっ♡」
(ああぁっ♡わ、私っ、浩二にもしたことがないくらい、ドスケベにキスしちゃってるぅっ…♡でも、このキスがぁ、気持ちいいのぉっ…♡)
「ぐふふ、いいぞ…やればできるではないか。ご褒美にもっと気持ちよくしてやろう」
ぐぢゅぐぢゅぐぢゅぐぢゅぐぢゅぐぢゅぅぅぅううっ!!
(あひぃぁああああああああああああっっ♡♡♡)
ニダスが勢いよく舌を動かし、紫音の舌を舐め尽くす。上下左右からニダスの肉厚な舌が紫音の可憐な舌を蹂躙せんと荒々しく絡みついてくる。舌が絡み合い、ドロドロの唾液が泡立ち、理性が溶けていく。
(あぁぁっすごいっすごいぃぃいっ♡ドスケベキッスっ、たまらないのぉぉおおっ♡)
ニダスに舌を嬲られ、貞淑さという箍が外れていく。相手の舌の動きに負けじと、自分からも舌を絡めはじめる。
「んはぶぅっ♡ぢゅうぅっ、べろぉっ、んぢゅるぅっ♡べろべろぉぉおっ、んべへえぇぇっ♡」
(んぶぁあっ♡ベロベロぉ、舐め合うのぉおっ♡いやらしいぃぃっ、こ、こんなのぉ、おぉおかしくなるぅっ♡)
今まで感じたことのない快楽の波に、思考が流される。肉感豊かな腿肉と尻肉を波立たせながら、ガクガクと膝を震わせる紫音をニダスはさらに責め立てていく。
「んぢゅぶっんぢゅぶるるうぅぅっ♡おぶぅっふぼほぉっ♡はべぇっんべろれろぉっ♡んぢゅるるるぅぅぅううっ♡」
(あっあぁぁっキス、キスしゅごいぃぃっ♡なにか、くるぅっ…♡わたしの、身体が、オマンコが、おかしくなっちゃうぅぅっ♡)
うっとりと蕩けきった瞳の中で、紫音のムチムチなグラマラスボディは大量の汗を噴きだし、小刻みに痙攣を繰り返しながら、徐々に強張ってきている。
「さて、そろそろ頃合いだな。これでフィニッシュだ、シオン!」
ガリィィィイイイイイイイッッッ!!
「んひあぁぁぁぁぁぁぁああああああっ♡♡」
ニダスに舌を噛まれた紫音の脳内が、一瞬にして快楽で沸騰し、頭の中が真っ白になる。
「あああああああっっ♡いぃっイぐぅっ♡あへぇっ、キッキスでイぐうぅうっ♡イッぐぅううううううううっ♡」
ビクンッビクビクビクぅうううううっ!ブシャアアアアアアアアアアアアアアッ!!
痛みと快楽がない交ぜになり、身体が喜びに打ち震える。瞳からは歓喜の涙が溢れ、それと連動するように秘裂からも喜びを表現するように潮が噴き出す。
「ぐははっ、舌を噛まれてイったな。そらっ、もう一度だ!」
紫音の舌を噛んだまま、ニダスはギリギリと歯ぎしりをする。
「んほおぉぉおぉおおおっ♡おっひぃぃいいいっ♡イぐぅっ、まらイぐぅぅうううっ♡ベロでイぐぅぅうううううっっ♡」
キスだけで激しい絶頂に達した紫音は、涎だけでなく涙と鼻水を垂らしながら、無様なアヘ顔をニダスの前に晒し続ける。
「あ、あひゃへぇ…♡おぉぉっ、気持ちいいぃっ…♡ニダス様とのキスぅ…すごいイっちゃったのぉぉっ…♡んはぁっはへぇええっ…♡」
ニダスから舌を放されると、紫音はそのままずるずると倒れ込みその場にへたり込んでしまう。はぁはぁと艶めかしい吐息を出しながら、激しいキスによってもたらされた快感と幸福感の余韻に浸っている。
「どうだシオンよ、お前の身体はもう完全に堕ちている。早くわしの雌奴隷になると誓った方が楽になるぞ?」
「ん、はあぁぁ…♡ち、ちがうぅっ…私は、雌奴隷なんかじゃ、ないぃ…はぁ、はぁ…わ、私が、好きなのは…愛してるのはぁ…浩二だけよぉ…」
心地よい甘い隷属の言葉が頭の中に響くが、愛する幼馴染のもとへ必ず帰るという思いが、紫音の心を越えてはいけない最後の一線の前で踏みとどまらせる。
「ふん、強情な奴め。まぁいい今日はこれぐらいにしておいてやろう。時間はたっぷりあるからな、じっくりとお前の心を墜とすとしよう。おい、この女を独房に運んでおけ」
辛うじて最後の抵抗を続ける紫音にニダスは下卑た笑みを浮かべると、研究員に指示をして部屋から立ち去っていく。静かになった室内に紫音のすすり泣く声だけが響く。
(私は、奴隷になんかならない…なりたくない…でも、このままじゃ…)
卑猥に改造され、ニダスの命令に逆らうことができず、もはや自分のものではなくなってしまった身体。
そして先程刻まれた快楽と幸福感に、自分の中のエニグマに対する憎悪や復讐心と幼馴染への愛情が少しずつ薄らいでいく感覚。
この絶望的な状況を打開する術は何もなく、紫音の心までもが雌奴隷に堕ちるのは時間の問題であった。
0
お気に入りに追加
85
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
ずっと君のこと ──妻の不倫
家紋武範
大衆娯楽
鷹也は妻の彩を愛していた。彼女と一人娘を守るために休日すら出勤して働いた。
余りにも働き過ぎたために会社より長期休暇をもらえることになり、久しぶりの家族団らんを味わおうとするが、そこは非常に味気ないものとなっていた。
しかし、奮起して彩や娘の鈴の歓心を買い、ようやくもとの居場所を確保したと思った束の間。
医師からの検査の結果が「性感染症」。
鷹也には全く身に覚えがなかった。
※1話は約1000文字と少なめです。
※111話、約10万文字で完結します。
勇者に闇討ちされ婚約者を寝取られた俺がざまあするまで。
飴色玉葱
ファンタジー
王都にて結成された魔王討伐隊はその任を全うした。
隊を率いたのは勇者として名を挙げたキサラギ、英雄として誉れ高いジークバルト、さらにその二人を支えるようにその婚約者や凄腕の魔法使いが名を連ねた。
だがあろうことに勇者キサラギはジークバルトを闇討ちし行方知れずとなってしまう。
そして、恐るものがいなくなった勇者はその本性を現す……。
マイナー18禁乙女ゲームのヒロインになりました
東 万里央(あずま まりお)
恋愛
十六歳になったその日の朝、私は鏡の前で思い出した。この世界はなんちゃってルネサンス時代を舞台とした、18禁乙女ゲーム「愛欲のボルジア」だと言うことに……。私はそのヒロイン・ルクレツィアに転生していたのだ。
攻略対象のイケメンは五人。ヤンデレ鬼畜兄貴のチェーザレに男の娘のジョバンニ。フェロモン侍従のペドロに影の薄いアルフォンソ。大穴の変人両刀のレオナルド……。ハハッ、ロクなヤツがいやしねえ! こうなれば修道女ルートを目指してやる!
そんな感じで涙目で爆走するルクレツィアたんのお話し。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる