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ありがちすぎるよ
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目が覚めたときにはよくわからない場所にいた。
一度来たことあるような無いような場所。
前には男が2人と坂田。
「坂ちゃん、こいつ誘拐なんかしてよかったのか?」
「ええ、いいのよ。だって私の真に手を出したんだもの。当然の報いだわ。」
そんな会話が呆然とする意識の中で聞こえてきた。
あー、誘拐か。よく小説にあるありがちな展開だな。
ここでヒーローが助けに来て永遠に結ばれるんだよな。
「さあ、これで邪魔者はいなくなったわ。あとは真を手に入れるだけね。2人ともありがとう。報酬はたっぷりあるからね。」
こいつら坂田に雇われるとか根が腐ってるんじゃねーの?
「バイバイ、夏帆ちゃん。あなたにであえてよかったわ。」
そう言ってドアに向かって歩いて行った瞬間に。
ドーーーン!
物凄い音がして扉が蹴破られた。
外は真っ暗だった。
「お前ら俺の夏帆に何してんだよ。」
そこには真の姿があった。
どうやら、私のヒーローは真だったみたいだ。
「真!ねぇきぃてよー、私この夏帆ちゃんにおどされたのぉ!真に近づいたら容赦しないってぇ。
だぁーかぁーらぁー、真を守ろうと思ってここに閉じ込めておいたのぉ!坂ちゃん真のひーろーでしょぉ?」
馬鹿げてる。こんなこと言った覚えもない。
真のことだから信じるのかな…。
「は?んなわけねーだろ。お前、俺と夏帆が何年の付き合いか知って物言ってんだろうな?あ?」
「嘘じゃないわよぉ?ほんとなん…」
バコーーーン!!
壁に穴が空いた。真は怒ったらこうなること知らなかったのかな?
「坂田お前、2度と近づくな。今度近くに来たらどうなるかはその時教えてやるよ。まあ、この壁の傷で済むかどうかはわかんねーけどな。」
「そ…っ!そんな暴力DV男なんてこっちから願い下げだわ!真がそんなやつとは思わなかった!
さあ、行くわよ!」
「男達ならいつのまにか逃げてったぞ。」
真が言うと坂田は顔を真っ赤にして走り去っていった。
一度来たことあるような無いような場所。
前には男が2人と坂田。
「坂ちゃん、こいつ誘拐なんかしてよかったのか?」
「ええ、いいのよ。だって私の真に手を出したんだもの。当然の報いだわ。」
そんな会話が呆然とする意識の中で聞こえてきた。
あー、誘拐か。よく小説にあるありがちな展開だな。
ここでヒーローが助けに来て永遠に結ばれるんだよな。
「さあ、これで邪魔者はいなくなったわ。あとは真を手に入れるだけね。2人ともありがとう。報酬はたっぷりあるからね。」
こいつら坂田に雇われるとか根が腐ってるんじゃねーの?
「バイバイ、夏帆ちゃん。あなたにであえてよかったわ。」
そう言ってドアに向かって歩いて行った瞬間に。
ドーーーン!
物凄い音がして扉が蹴破られた。
外は真っ暗だった。
「お前ら俺の夏帆に何してんだよ。」
そこには真の姿があった。
どうやら、私のヒーローは真だったみたいだ。
「真!ねぇきぃてよー、私この夏帆ちゃんにおどされたのぉ!真に近づいたら容赦しないってぇ。
だぁーかぁーらぁー、真を守ろうと思ってここに閉じ込めておいたのぉ!坂ちゃん真のひーろーでしょぉ?」
馬鹿げてる。こんなこと言った覚えもない。
真のことだから信じるのかな…。
「は?んなわけねーだろ。お前、俺と夏帆が何年の付き合いか知って物言ってんだろうな?あ?」
「嘘じゃないわよぉ?ほんとなん…」
バコーーーン!!
壁に穴が空いた。真は怒ったらこうなること知らなかったのかな?
「坂田お前、2度と近づくな。今度近くに来たらどうなるかはその時教えてやるよ。まあ、この壁の傷で済むかどうかはわかんねーけどな。」
「そ…っ!そんな暴力DV男なんてこっちから願い下げだわ!真がそんなやつとは思わなかった!
さあ、行くわよ!」
「男達ならいつのまにか逃げてったぞ。」
真が言うと坂田は顔を真っ赤にして走り去っていった。
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