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留学編
猛獣 2
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司令官から注意喚起を受けたその日、僕は帰宅早々にリビングに居る母さんから、子供の作り方について教えて欲しいとお願いした。
「・・・ついにこの日が来てしまったのね・・・」
僕のお願いに母さんは寂しそうな、感慨深そうな表情を浮かべながら、小さな声でポツリと呟いた。そんな様子に、何かいけないことを聞いているような感覚になり、言い訳するように司令官の言葉を引き合いに出した。
「えっと、駐屯地の司令官から母さんに連絡が行っているらしいんだけど、聞いてる?」
「ええ、連絡は来てるわ。今までその方面を教育していなかった事へのお小言と共にね・・・」
僕の言葉に、母さんは疲れたような表情を浮かべていた。その様子から、おそらく僕が女性恐怖症になってしまったせいで、そういった話が出来なかったのだろうと感じた。
「僕の為に、何だかゴメンなさい・・・最近だいぶ女性恐怖症も良くなってきたと思うし、お願いします!」
「・・・覚悟は出来ているようね。なら・・・」
僕の様子に母さんは、真剣な表情を浮かべながらテーブルに置いていた一冊の本を差し出してきた。
「これは?」
それほど厚さのないその本の表紙には、性教育入門と表記されていた。
「その本には、本来10歳からジールが学習すべきだった内容が描かれているわ。絵付きでね」
「???・・・っ!?」
微妙に僕から目を逸しながら、本についての説明を行う母さんに疑問を浮かべつつ、僕は差し出された本を手にとって内容を確認した。パラパラと説明文を読み進み、挿絵のページを開いたその瞬間、僕は目を見開き、思考停止して固まってしまった。
「・・・ジール。あなた大丈夫?」
微動だにしない僕を心配に思ったのか、母さんは顔を覗き込むようにして問いかけてきた。
「か、母さん・・・その、これ、本当?」
本の内容についてどう質問すべきか分からなかったので、要領を得ない聞き方をしてしまったが、母さんは分かっているというような表情で口を開いた。
「本当よ。それが本来の赤ちゃんの作り方なの・・・」
「だ、だってこれ・・・その、おしっこするやつを女性の身体に刺してるよ?い、痛いんじゃないの?」
混乱した僕は、挿絵で見た内容についてページを母さんに見せながら質問した。
「大丈夫よ。女性は男性のそれを受け入れるように身体が出来てるの。痛くはないわ」
「えっ?で、でも、おしっこするところだよ?汚いよ?」
「そうよ。だから女性とそういう行為をする時には、お互い清潔にしてからにしなさい」
「えぇ・・・えぇ・・・えぇ???」
そうして母さんに質問しながら本を読み進めていくと、今までの女性に対して持っていた常識が崩れるような感覚に襲われ、ただただ疑問の声を漏らしていた。
しばらく、本のページがめくれる音だけが聞こえるだけの静かな時間が続き、どれくらいの時間を掛けてその本を読み込んだのかは分からないが、僕はパタンと本を閉じると、母さんに質問した。
「その・・・世の中の女性の人は、みんなこんな事を考えてるの?」
「みんなではないけど、多くの女性が男性に対してそういった行為を望んでいるのは事実よ?そうしなければ子供を作れないからね。国家的、国際的な要請として、人口を増やすために多くの子供を作ることが奨励されているのは知っているわよね?」
「う、うん」
母さんの確認の言葉に、僕は小さく頷いた。確かに今この世界では、どの国も人口の増加を目指した政策を推進している。その政策の中には、子供を作る事を促すことを目的に、出産する毎に奨励金を支給するというものがある。金額的には、数年間はお金に不自由なく暮らせるほどだ。
「女性として、子供を産めば金銭的にも社会的にも評価されるということよ。それであるならば、相手は見目麗しい男性の方が好まれるし、更にその男性が才能や能力に恵まれているなら、女性同士で取り合いになるほどね・・・」
うんざりしたような表情で語る母さんに、過去に何かあったのだろうかと怪訝に思う。ただ、今はそれを聞けるような雰囲気でもないので、言われたことを頭の中で反芻しながら整理して考える。
(う~ん。結局女性にとって男性は、自分のステータスを上げるための装飾品のような扱いなのかな?)
本からの知識と母さんの説明を総合して考えると、そんな思いが浮かんできた。果たして男女の間には愛情や好意というものがきちんと存在しているのか疑問だ。そんな僕の感情を察してか、母さんが小さくため息を吐きながら口を開いた。
「全ての女性がそうであるとは言えないけど、別に女性にとって男性は、自分をよく見せるための道具だと思ってるわけじゃないわよ?」
「そ、そうなんだ」
「切っ掛けは国からの斡旋が多いけど、日常生活で出会ってそのまま結婚という話だってちゃんとあるし、お互いに作っていく想い出が愛情を育むことだってある。確かにこの女性社会で男性は肩身が狭いかもしれないけど、結婚において全く自由が無いわけでもないのよ?」
優しい表情を浮かべながらそう諭してくる母さんに、少しだけ安心した。それでも、ある程度の年齢まで独身だった場合は、余程の事情がない限り強制的に婚姻を結ばされるし、女性の意思が優遇されるというのは変わらないはずだ。そんな中で互いに愛情を持って結婚できるのは、果たしてどの程度の割合なのだろうかとも考えてしまう。
(僕の記憶では、父さんと母さんはお互いに想い合っていたように思うけど、実際のところはどうだったんだろう・・・)
今までの話しから、不意にそんなことを疑問に感じた僕は、意を決して母さんに聞いてみることにした。
「あの、母さん?」
「ん?まだ何かあるの?」
「いや、えっと、男女の事については何となく分かったんだけど・・・その・・・父さんと母さんはどうだったのかなって・・・」
「・・・・・・」
僕の言葉に、母さんは目を逸して何事か考え込んでしまった。ただ、すぐに視線を戻すと、おもむろに話し出した。
「父さんとは、恋愛結婚だったわ」
「そ、そうなんだ」
「元々あの人は、ある街で食堂を経営していたんだけど、たまたま任務でその街へ寄った時に出会ったのよ。整った顔立ちで、街でも評判の美男子だったわ。まだ婚約相手も居なかったのは奇跡だと思ったけど、後で事情を聞いたら、複数の女性が彼を取り合い、刃傷沙汰になってしまって、為政者が介入する事態になってしまっていたらしいわ」
「・・・凄かったんだね」
話している内容は血なまぐさいはずなのだが、母さんは楽しい想い出話を語るような表情を浮かべながら、父さんのことを語っていた。
「まぁ、私と出会ってからも紆余曲折あってね・・・最終的に私ともう一人で彼を取り合うような形になったんだけど、結局彼が私の事を強く望んでくれたのよ。僕にはあなたしかいない!ってね。で、一緒になったってわけ」
母さんの話しは、今まで僕が父さんに抱いていたイメージからかけ離れていた。そんなにも父さんが情熱的だったんだと驚いた。同時に、母さんの言う父さんを取り合ったともう一人の存在が気になった。
「その、もう一人の人はどうなったの?」
「・・・彼女は別の男性と結婚したわ。一時期は夫の一人として、彼を2人のものにするという話もあったのだけど、彼の心は私に向いてしまっていたし、彼女にもプライドがあったのよ・・・」
そう言いながら母さんは、どこか遠くに視線を向けて過去の出来事を懐かしんでいるようだった。その表情から、決して良い記憶ばかりだけではなく、辛い出来事もあったのだろうと感じられた。
そうして母さんとの話が終わると、僕は自分の部屋の机に向かいながら物思いに耽っていた。
年頃の女性が男性に対して何を求めているのかという事を今日初めて知った僕にとっては、処理する情報が山積みだ。それに今までの様子から、5人の王女殿下達が僕に何を求めて接してきているのかという事も、何となく見えてきた気がする。もちろん、全員が全員本に書いてあるような思考をしているとは思わない。ただ、おそらく皆さんは僕に対して精神的にも肉体的にも親密になりたいと考えているのかもしれない。
「刃傷沙汰か・・・」
ふと、母さんの話が思い出された。一人の男性を巡って血が流れる争いになるなど、僕には想像の埒外だったので、余計に衝撃が大きい。出来れば僕の周りでは、そんな事にならないように願いたい。
「出来れば僕も父さんのように、愛する一人の女性と添い遂げたいな・・・」
女王陛下の命令とは相反する思いを吐露するが、幸いなことに、その言葉を聞くものは誰もいなかった。
「・・・ついにこの日が来てしまったのね・・・」
僕のお願いに母さんは寂しそうな、感慨深そうな表情を浮かべながら、小さな声でポツリと呟いた。そんな様子に、何かいけないことを聞いているような感覚になり、言い訳するように司令官の言葉を引き合いに出した。
「えっと、駐屯地の司令官から母さんに連絡が行っているらしいんだけど、聞いてる?」
「ええ、連絡は来てるわ。今までその方面を教育していなかった事へのお小言と共にね・・・」
僕の言葉に、母さんは疲れたような表情を浮かべていた。その様子から、おそらく僕が女性恐怖症になってしまったせいで、そういった話が出来なかったのだろうと感じた。
「僕の為に、何だかゴメンなさい・・・最近だいぶ女性恐怖症も良くなってきたと思うし、お願いします!」
「・・・覚悟は出来ているようね。なら・・・」
僕の様子に母さんは、真剣な表情を浮かべながらテーブルに置いていた一冊の本を差し出してきた。
「これは?」
それほど厚さのないその本の表紙には、性教育入門と表記されていた。
「その本には、本来10歳からジールが学習すべきだった内容が描かれているわ。絵付きでね」
「???・・・っ!?」
微妙に僕から目を逸しながら、本についての説明を行う母さんに疑問を浮かべつつ、僕は差し出された本を手にとって内容を確認した。パラパラと説明文を読み進み、挿絵のページを開いたその瞬間、僕は目を見開き、思考停止して固まってしまった。
「・・・ジール。あなた大丈夫?」
微動だにしない僕を心配に思ったのか、母さんは顔を覗き込むようにして問いかけてきた。
「か、母さん・・・その、これ、本当?」
本の内容についてどう質問すべきか分からなかったので、要領を得ない聞き方をしてしまったが、母さんは分かっているというような表情で口を開いた。
「本当よ。それが本来の赤ちゃんの作り方なの・・・」
「だ、だってこれ・・・その、おしっこするやつを女性の身体に刺してるよ?い、痛いんじゃないの?」
混乱した僕は、挿絵で見た内容についてページを母さんに見せながら質問した。
「大丈夫よ。女性は男性のそれを受け入れるように身体が出来てるの。痛くはないわ」
「えっ?で、でも、おしっこするところだよ?汚いよ?」
「そうよ。だから女性とそういう行為をする時には、お互い清潔にしてからにしなさい」
「えぇ・・・えぇ・・・えぇ???」
そうして母さんに質問しながら本を読み進めていくと、今までの女性に対して持っていた常識が崩れるような感覚に襲われ、ただただ疑問の声を漏らしていた。
しばらく、本のページがめくれる音だけが聞こえるだけの静かな時間が続き、どれくらいの時間を掛けてその本を読み込んだのかは分からないが、僕はパタンと本を閉じると、母さんに質問した。
「その・・・世の中の女性の人は、みんなこんな事を考えてるの?」
「みんなではないけど、多くの女性が男性に対してそういった行為を望んでいるのは事実よ?そうしなければ子供を作れないからね。国家的、国際的な要請として、人口を増やすために多くの子供を作ることが奨励されているのは知っているわよね?」
「う、うん」
母さんの確認の言葉に、僕は小さく頷いた。確かに今この世界では、どの国も人口の増加を目指した政策を推進している。その政策の中には、子供を作る事を促すことを目的に、出産する毎に奨励金を支給するというものがある。金額的には、数年間はお金に不自由なく暮らせるほどだ。
「女性として、子供を産めば金銭的にも社会的にも評価されるということよ。それであるならば、相手は見目麗しい男性の方が好まれるし、更にその男性が才能や能力に恵まれているなら、女性同士で取り合いになるほどね・・・」
うんざりしたような表情で語る母さんに、過去に何かあったのだろうかと怪訝に思う。ただ、今はそれを聞けるような雰囲気でもないので、言われたことを頭の中で反芻しながら整理して考える。
(う~ん。結局女性にとって男性は、自分のステータスを上げるための装飾品のような扱いなのかな?)
本からの知識と母さんの説明を総合して考えると、そんな思いが浮かんできた。果たして男女の間には愛情や好意というものがきちんと存在しているのか疑問だ。そんな僕の感情を察してか、母さんが小さくため息を吐きながら口を開いた。
「全ての女性がそうであるとは言えないけど、別に女性にとって男性は、自分をよく見せるための道具だと思ってるわけじゃないわよ?」
「そ、そうなんだ」
「切っ掛けは国からの斡旋が多いけど、日常生活で出会ってそのまま結婚という話だってちゃんとあるし、お互いに作っていく想い出が愛情を育むことだってある。確かにこの女性社会で男性は肩身が狭いかもしれないけど、結婚において全く自由が無いわけでもないのよ?」
優しい表情を浮かべながらそう諭してくる母さんに、少しだけ安心した。それでも、ある程度の年齢まで独身だった場合は、余程の事情がない限り強制的に婚姻を結ばされるし、女性の意思が優遇されるというのは変わらないはずだ。そんな中で互いに愛情を持って結婚できるのは、果たしてどの程度の割合なのだろうかとも考えてしまう。
(僕の記憶では、父さんと母さんはお互いに想い合っていたように思うけど、実際のところはどうだったんだろう・・・)
今までの話しから、不意にそんなことを疑問に感じた僕は、意を決して母さんに聞いてみることにした。
「あの、母さん?」
「ん?まだ何かあるの?」
「いや、えっと、男女の事については何となく分かったんだけど・・・その・・・父さんと母さんはどうだったのかなって・・・」
「・・・・・・」
僕の言葉に、母さんは目を逸して何事か考え込んでしまった。ただ、すぐに視線を戻すと、おもむろに話し出した。
「父さんとは、恋愛結婚だったわ」
「そ、そうなんだ」
「元々あの人は、ある街で食堂を経営していたんだけど、たまたま任務でその街へ寄った時に出会ったのよ。整った顔立ちで、街でも評判の美男子だったわ。まだ婚約相手も居なかったのは奇跡だと思ったけど、後で事情を聞いたら、複数の女性が彼を取り合い、刃傷沙汰になってしまって、為政者が介入する事態になってしまっていたらしいわ」
「・・・凄かったんだね」
話している内容は血なまぐさいはずなのだが、母さんは楽しい想い出話を語るような表情を浮かべながら、父さんのことを語っていた。
「まぁ、私と出会ってからも紆余曲折あってね・・・最終的に私ともう一人で彼を取り合うような形になったんだけど、結局彼が私の事を強く望んでくれたのよ。僕にはあなたしかいない!ってね。で、一緒になったってわけ」
母さんの話しは、今まで僕が父さんに抱いていたイメージからかけ離れていた。そんなにも父さんが情熱的だったんだと驚いた。同時に、母さんの言う父さんを取り合ったともう一人の存在が気になった。
「その、もう一人の人はどうなったの?」
「・・・彼女は別の男性と結婚したわ。一時期は夫の一人として、彼を2人のものにするという話もあったのだけど、彼の心は私に向いてしまっていたし、彼女にもプライドがあったのよ・・・」
そう言いながら母さんは、どこか遠くに視線を向けて過去の出来事を懐かしんでいるようだった。その表情から、決して良い記憶ばかりだけではなく、辛い出来事もあったのだろうと感じられた。
そうして母さんとの話が終わると、僕は自分の部屋の机に向かいながら物思いに耽っていた。
年頃の女性が男性に対して何を求めているのかという事を今日初めて知った僕にとっては、処理する情報が山積みだ。それに今までの様子から、5人の王女殿下達が僕に何を求めて接してきているのかという事も、何となく見えてきた気がする。もちろん、全員が全員本に書いてあるような思考をしているとは思わない。ただ、おそらく皆さんは僕に対して精神的にも肉体的にも親密になりたいと考えているのかもしれない。
「刃傷沙汰か・・・」
ふと、母さんの話が思い出された。一人の男性を巡って血が流れる争いになるなど、僕には想像の埒外だったので、余計に衝撃が大きい。出来れば僕の周りでは、そんな事にならないように願いたい。
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