30 / 45
28
しおりを挟む
「はぁ、はぁ······俺、どうしたんだよ···」
全力で走って誰もいない教室で1人しゃがんでいた。
さっきから星吾に対しての怒り?が収まらない。
あいつの顔を見るとどうしても昨日の事を思い出してしまう。
(·····ほんとに俺どうしたんだよ······)
顔の辺りがやけに熱い。
俺が教室の壁に寄りかかって座っているとガラガラとドアが開いた。
「!だ、誰っ·····!?」
見るとそこには悟先輩の姿があった。
「せ、先輩?····なんでここに。」
驚いたのは俺だけじゃないらしく先輩も少し動揺していた。
「は、春馬·····お前こそ、なんで。」
質問返しされてしまった。
「え?い、いや····別に」
なんて返そうか悩んで少し目線を外すと悟先輩に引き寄せられた。
「ちょ!?」
「何があった。言え。」
「い、嫌ですよ!」
「何でだ?俺には言えないことなのか?」
そうシュンとした顔で聞いてくるから俺には答えるの選択肢しか無かった。
悟先輩の太ももに俺の足が乗っかり、対面の形だ。
(な、なんか恥ずい!)
「春馬。」
「ひゃあっ!?」
耳元であの声に囁かれて顔が星吾の時よりも赤くなったのが分かった。
「き、昨日···_______________」
俺は昨日の事を洗いざらい全て話した。
途中恥ずかしさもあったり、少し悔しい、気持ちがあって涙目になった。
話し終えたあと、悟先輩はそのままの体勢で黙り込んでしまった。
(や、やっぱ、男のこういう話·····気持ち悪いよね·····。)
「さ、悟先輩?」
「·······························のか。」
「え?」
「手を出されたのか。」
そう言って俺を見てくる悟先輩の目はまるで怒っているような、はたまた悲しそうな目をしていた。
チクリ
不意に胸が傷んだ。
「えっと·····それは、···んっ!?」
あまりにも突然の事だった。
俺はごちゃごちゃになっている頭を必死に回して理解した。
そう。キスされているのだ。
「んんっ!·····ふっ、ん、んぁっ···さと、るせんぱ、い···んっ!」
「他に何をされた。」
「み、耳を舐められ····ひゃぁっ!?」
グチュグチュ
「まってぇ、····みみ、やだぁ···!」
頭の中に舌が絡まる音が鮮明に聞こえて教室にも響いている。
「あぁ····ん、んん····せんぱ、い、も、むりぃ······」
涙目で訴えると先輩はそれを見て少し嬉しそうな顔をした。
_____________
_____________
「ひゃあっ!?あ、あ、っ····やぁっ!」
それから数分。
俺は乳首を弄られている。
「やだ?こんなになってんのに?」
先輩に触られてるところはぷっくりとピンクに膨らみをもっていた。
「んんっ!····はぁ、ひっ····あぁ!」
もう何回目だろうか。
分からないけど何回か射精した。
「またイッたのか?····パンツぐちゃぐちゃだぞ。」
「い、言わないでぇ·····」
すると、
「あぁっ!?···せんぱ、いぃ···やぁっ、吸っちゃやぁ···!」
さっきは手だけだったが今は先輩の口が舌が俺の乳首を美味しそうに弄っている。
「まっ、·····あぁっ!んんっ···ん、」
必死に声を抑えようと服の袖を噛んだ。
そして、再度ドアが開いた。
先輩とは対面座位の状態で先輩からしか相手の顔を見ることは出来ない。
「······お前、なんでここに居る。」
「春馬を探してたから。」
そう、その声の主は_________。
全力で走って誰もいない教室で1人しゃがんでいた。
さっきから星吾に対しての怒り?が収まらない。
あいつの顔を見るとどうしても昨日の事を思い出してしまう。
(·····ほんとに俺どうしたんだよ······)
顔の辺りがやけに熱い。
俺が教室の壁に寄りかかって座っているとガラガラとドアが開いた。
「!だ、誰っ·····!?」
見るとそこには悟先輩の姿があった。
「せ、先輩?····なんでここに。」
驚いたのは俺だけじゃないらしく先輩も少し動揺していた。
「は、春馬·····お前こそ、なんで。」
質問返しされてしまった。
「え?い、いや····別に」
なんて返そうか悩んで少し目線を外すと悟先輩に引き寄せられた。
「ちょ!?」
「何があった。言え。」
「い、嫌ですよ!」
「何でだ?俺には言えないことなのか?」
そうシュンとした顔で聞いてくるから俺には答えるの選択肢しか無かった。
悟先輩の太ももに俺の足が乗っかり、対面の形だ。
(な、なんか恥ずい!)
「春馬。」
「ひゃあっ!?」
耳元であの声に囁かれて顔が星吾の時よりも赤くなったのが分かった。
「き、昨日···_______________」
俺は昨日の事を洗いざらい全て話した。
途中恥ずかしさもあったり、少し悔しい、気持ちがあって涙目になった。
話し終えたあと、悟先輩はそのままの体勢で黙り込んでしまった。
(や、やっぱ、男のこういう話·····気持ち悪いよね·····。)
「さ、悟先輩?」
「·······························のか。」
「え?」
「手を出されたのか。」
そう言って俺を見てくる悟先輩の目はまるで怒っているような、はたまた悲しそうな目をしていた。
チクリ
不意に胸が傷んだ。
「えっと·····それは、···んっ!?」
あまりにも突然の事だった。
俺はごちゃごちゃになっている頭を必死に回して理解した。
そう。キスされているのだ。
「んんっ!·····ふっ、ん、んぁっ···さと、るせんぱ、い···んっ!」
「他に何をされた。」
「み、耳を舐められ····ひゃぁっ!?」
グチュグチュ
「まってぇ、····みみ、やだぁ···!」
頭の中に舌が絡まる音が鮮明に聞こえて教室にも響いている。
「あぁ····ん、んん····せんぱ、い、も、むりぃ······」
涙目で訴えると先輩はそれを見て少し嬉しそうな顔をした。
_____________
_____________
「ひゃあっ!?あ、あ、っ····やぁっ!」
それから数分。
俺は乳首を弄られている。
「やだ?こんなになってんのに?」
先輩に触られてるところはぷっくりとピンクに膨らみをもっていた。
「んんっ!····はぁ、ひっ····あぁ!」
もう何回目だろうか。
分からないけど何回か射精した。
「またイッたのか?····パンツぐちゃぐちゃだぞ。」
「い、言わないでぇ·····」
すると、
「あぁっ!?···せんぱ、いぃ···やぁっ、吸っちゃやぁ···!」
さっきは手だけだったが今は先輩の口が舌が俺の乳首を美味しそうに弄っている。
「まっ、·····あぁっ!んんっ···ん、」
必死に声を抑えようと服の袖を噛んだ。
そして、再度ドアが開いた。
先輩とは対面座位の状態で先輩からしか相手の顔を見ることは出来ない。
「······お前、なんでここに居る。」
「春馬を探してたから。」
そう、その声の主は_________。
22
お気に入りに追加
3,378
あなたにおすすめの小説
BLゲームのモブに転生したので壁になろうと思います
雪
BL
前世の記憶を持ったまま異世界に転生!
しかも転生先が前世で死ぬ直前に買ったBLゲームの世界で....!?
モブだったので安心して壁になろうとしたのだが....?
ゆっくり更新です。
悪役転生したはずが主人公に溺愛されています
zzz
BL
死んだ。そう気づいて目を開けると、全く知らない世界にいた。
いや、全くと言ったら嘘になる。
俺はこの世界を知っていた。
なぜならここは、俺も開発に携わったゲームの世界だったからだ。
そして俺は主人公である勇者に転生……ではなく、勇者に嫌がらせをし、最終的に殺される悪役に転生していた!
死ぬのはごめんだがケツを狙われるのもごめんなんだけど!!?
日本で死んだ無自覚美少年が異世界に転生してまったり?生きる話
りお
BL
自分が平凡だと思ってる海野 咲(うみの
さき)は16歳に交通事故で死んだ…………
と思ったら転生?!チート付きだし!しかも転生先は森からスタート?!
これからどうなるの?!
と思ったら拾われました
サフィリス・ミリナスとして生きることになったけど、やっぱり異世界といったら魔法使いながらまったりすることでしょ!
※これは無自覚美少年が周りの人達に愛されつつまったり?するはなしです
異世界転生先でアホのふりしてたら執着された俺の話
深山恐竜
BL
俺はよくあるBL魔法学園ゲームの世界に異世界転生したらしい。よりにもよって、役どころは作中最悪の悪役令息だ。何重にも張られた没落エンドフラグをへし折る日々……なんてまっぴらごめんなので、前世のスキル(引きこもり)を最大限活用して平和を勝ち取る! ……はずだったのだが、どういうわけか俺の従者が「坊ちゃんの足すべすべ~」なんて言い出して!?
BLゲームのモブとして転生したはずが、推し王子からの溺愛が止まらない~俺、壁になりたいって言いましたよね!~
志波咲良
BL
主人公――子爵家三男ノエル・フィニアンは、不慮の事故をきっかけに生前大好きだったBLゲームの世界に転生してしまう。
舞台は、高等学園。夢だった、美男子らの恋愛模様を壁となって見つめる日々。
そんなある日、推し――エヴァン第二王子の破局シーンに立ち会う。
次々に展開される名シーンに感極まっていたノエルだったが、偶然推しの裏の顔を知ってしまい――?
「さて。知ってしまったからには、俺に協力してもらおう」
ずっと壁(モブ)でいたかったノエルは、突然ゲーム内で勃発する色恋沙汰に巻き込まれてしまう!?
□
・感想があると作者が喜びやすいです
・お気に入り登録お願いします!
転生当て馬召喚士が攻め度MAXの白銀騎士に抗えません
雪平
BL
不幸体質大学生の青年が転生したのは魔術師ファンタジーBLゲームの世界だった。
当て馬として生まれたからには攻略キャラの恋の後押しをする事にした。
しかし、この世界…何処か可笑しい。
受け主人公が攻めに、攻め攻略キャラが受けになっていた世界だった。
童顔だった主人公は立派な攻めに育っていた。
受け達に愛されている主人公は何故か当て馬に執着している。
傍観者で良かったのに、攻めポジも危ぶまれていく。
究極の鉄壁一途な白銀騎士×転生当て馬召喚士
ゲームを忠実にするためには、絶対に受けとしてときめいてはいけない。
「君といられるなら、俺は邪魔する奴を排除する」
「俺はただの当て馬でいい!」
※脇CP、リバキャラはいません、メインCPのみです。
少女漫画の当て馬に転生したら聖騎士がヤンデレ化しました
猫むぎ
BL
外の世界に憧れを抱いていた少年は、少女漫画の世界に転生しました。
当て馬キャラに転生したけど、モブとして普通に暮らしていたが突然悪役である魔騎士の刺青が腕に浮かび上がった。
それでも特に刺青があるだけでモブなのは変わらなかった。
漫画では優男であった聖騎士が魔騎士に豹変するまでは…
出会う筈がなかった二人が出会い、聖騎士はヤンデレと化す。
メインヒーローの筈の聖騎士に執着されています。
最上級魔導士ヤンデレ溺愛聖騎士×当て馬悪役だけどモブだと信じて疑わない最下層魔導士
悪役令嬢の兄になりました。妹を更生させたら攻略対象者に迫られています。
りまり
BL
妹が生まれた日、突然前世の記憶がよみがえった。
大きくなるにつれ、この世界が前世で弟がはまっていた乙女ゲームに酷似した世界だとわかった。
俺のかわいい妹が悪役令嬢だなんて!!!
大事なことだからもう一度言うが!
妹が悪役令嬢なんてありえない!
断固として妹を悪役令嬢などにさせないためにも今から妹を正しい道に導かねばならない。
え~と……ヒロインはあちらにいるんですけど……なぜ俺に迫ってくるんですか?
やめて下さい!
俺は至ってノーマルなんです!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる