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やばい…俺異性愛者の筈なのにこのイケメンにあり得ないぐらいドキドキしてる

これが運命の番効果?

真っ黒なピンと尖った耳にフサフサの尻尾

何の獣人だろう?

黒の王討伐メンバーって事は、神殿に居たんだよな?

あの時はパニックで気づかなかった…

けどあの神殿でかいだ匂いはこの人の匂いだったのか

アロマみたいなのを炊いてたのかと思ってたのに

あー…いい匂い………もっと近くで嗅ぎたい………



「ソウ…隣に行ってもいい?」


「あ……うん」



レイドが隣に座りジッと俺を見る



「な……何?」



「黒い瞳がとても綺麗だなって…髪も黒いんだね。まるで黒曜石みたいでとても美しい」



「そんな…レイドのエメラルドグリーンの瞳の方が綺麗だよ。宝石みたいで……髪だってサラサラな金髪だし」



「ソウに言われると凄く嬉しい」



 イケメンの笑顔の破壊力!!心臓停まる!!



「レ…イドはこ…恋人とか結婚は……」


ちゃんと聞いとかなきゃ…30歳以上には見えないけど……念の為…ね………


「恋人も居ないし結婚もしてないよ。青の国は番と結ばれないなら結婚しなくても良いんだ。例え王族でもね。」



「そっか!!」


つい嬉しくて笑顔になる


「ああ……私の運命の番はどうしてこんなにも魅力的なんだろう……あ、ソウは番になる方法って教えてもらってる?」


「番になる方法…?結婚するとかじゃないのか?」


「………結婚はね、番じゃなくてもできるんだよ。この白の国の王と王妃がそうだね。
番じゃない者が結婚する場合は基本的に政略結婚なんだ。好きでも無い相手と結婚するから、子供を作る時以外は触れ合うことがないんだ。
そうすると、結婚相手の匂いがお互いからしないから私達獣人は政略結婚なんだなって分かるんだ。」



「お互いの匂い?」


「異世界の言葉で確かセックスだったか?こちらでは交尾と言うんだが」


ほわっ!!セックスかよ!!

運命の番=ラブラブ=イチャイチャ=セックス

なるほどな!って事は…番になるのって……


チラッとレイドを見ると、尻尾をフリフリして耳をピクピクさせている


可愛いな、おい


「レイドは…その………こ…交尾…したいのか?」


尻尾が途端にブンブンとはち切れそうなくらいに揺れる


「そりゃまぁ……でも異世界では同性同士はあまり無いと記録にあった。ソウがいいと言うまで待つつもりだよ。」


優しい笑顔でそう言ってくれるレイドに胸がキュンと鳴る


「えっと…嫌とかじゃなくて……俺、自分の世界でも……そういう事…したことなくて………」


俺の住んでた国は、俺が生まれた時に同性同士の結婚が認められた
何でも、龍洞財閥っていう大きな財閥の当時の会長のブレーンが国民の為に色々改革したのだとか

でも当時の会長が全て自分の手柄にしたと歴史で習った

だから同性愛に偏見はない


「…ソウ、それは私と番っても良いと言うことかい?」


「えっと……優しくしてくれるなら……」


「ソウ!!必ず幸せにするから私とつがってほしい。結婚してください。」


両手を握られ、その手にキスをしてくれる


「お…俺で……いいの?結婚って相当な事がないと離婚できないんでしょ?さっき出会ったばっかだよ?」


後から後悔されたくない…


「離婚なんてしない。ソウに出会う為に生まれて来たんだ。出会ったばかりであっても関係ないよ。ソウじゃなきゃ駄目だ。」



「お…れも……この世界で生きていくなら、レイドと生きていきたい……」


出会ったばかりとか、同性なのにとか、普通なら考えることがいっぱい有るんだろうけど、俺の本能がこの人だって言ってる


この人じゃなきゃって…


「ソウ………愛してる。」


「俺も……レイドの番にして……」


ギュッと抱きつけば、フワッといい匂いに包まれる



「喜んで」














「ぁあ………そ……こばっか……やぁ………」


グチョグチョと部屋に水音が響く


「嫌?ここはもっとって締め付けてくるのに?」


「んぁん…あ、らめ…ゃ……………ァアッ!!」


「はぁ…可愛い……イっちゃったね?」


「もぉ……やっ………レイドぉ……!!」


「もう少しだけ我慢して?」


「やぁだぁ…………もぉ欲しいぃ………んっ……あ…んっ…」



レイドの指が良い所を何度もさすり上げ、中がピクピクしているのが自分でも分かる


「はぁ……はぁ………ソウ……あまり煽らないで……メチャクチャに犯したくなる………」


レイドの目はギラつきその目にドキドキする


「してぇ!!……レイド………早く……犯してよぉ………」


必死に手を伸ばして触れた真っ黒い耳


耳の内側を親指でスリスリし、根元をコショコショする


「んっ………くっ……………」


気持ち良さげに眉を寄せるレイドにもっとこの顔が見たいと欲望が湧き上がった


もう片方の耳にも手を這わせる


スリスリ……コショコショ………


「っあ………ん……………」


レイドの色っぽい声と顔にもうノックアウト寸前の俺


さっき出したばっかなのにもうアレは復活して張り詰めてる



「ソウ……獣人……の耳や……尻尾の……付け根は性感帯だから……決して私以外の耳や尻尾は……触っちゃ駄目だよ?」



優しげな口調とは裏腹にギラつきと色気を濃くしたその目は今にも俺に喰らいつきそうに見える


もう既にいっぱいいっぱいの俺は必死に何度も頷く  



「いい子…」


その言葉にキュンっとした次の瞬間グッと熱くて大きな塊が入ってきた


「ぅアッ………ァあ……………」



容赦なく突き進んでくるそれは中を押し広げてくる


「くっ……………痛い?」


苦悶の表情を浮かべながら聞くレイドに必死に頭を振る


痛く無い


痛くないけど、大きくて苦しい………でもこれがレイドだと思うと勝手にキュッと締め付けてしまう



ズンっと気持ちのいい所をエグリ奥まで一気に入ってきた



「ああ!!……………んっ……」



レイドの汗がポタリと落ちてきた


息を乱し、色気を持ちつつも優しげな目で見つめられる



「少し馴染むまでこのままでいるから……力を抜いて」


「レイド………」


何故か繋がれた事に凄く感激してしまった


涙が出てくる


「ソウ?どうした?」


流れる涙を拭い優しく問いかけられる


「俺……すっげぇ嬉しくて………すげぇ幸せで………俺…きっとレイドに会う為にこの世界に来たんだと思う……」


それ以外考えられない

レイドの番だから、他の誰でもなく俺がこの世界に来たんだ


「ソウ……私も凄く嬉しいしとても幸せだ………私の為に来てくれてありがとう。ずっとずっと大切にする。」



「俺もレイドを大切にする。二人で幸せになろうな?」


ヘヘッと笑うと、レイドも笑ってくれる


そんな幸せな時間に次の日の朝までずーっと浸っていた





次の日朝起きると、横でレイドがまだ眠っていた

睫毛も金色なんだなとか

鼻が高いな、羨ましいとか

たまにピクッと動く黒耳が可愛いなとか

レイドが起きるまでひたすら眺めていた



一緒にお風呂に入って、着替えを済ませてから寝室を出ると既にカインが朝食をテーブルに並べてくれていた


「おはようございます」


「おはよう、カイン。今日もありがとう」


普通はセッティングなどは侍女がするらしいけど、カインが朝からキッチンで朝食を作ってくれる


城だからコックが居るだろうに何でだろう?と思っていたら、何処で毒を入れられたりするか分からないから、食材もカインが準備して作ってくれるんだと


カインってハイスペックすぎる

公爵家の人なのに料理までできるとか


しかもこれがまた美味い

日本食はないけど、似たようなご飯を作ってくれたり、イタリアンっぽいものや中華っぽいものも作ってくれる


歴代の賢者の中に地球から来た人でも居たのかな?

異世界人取扱説明書には賢者が居た世界の歴史だったり、料理だったり、習慣だったり、事細かに書かれているらしいから

しかもカインはその取扱説明書を全て暗記してるんだと


ハイスペック過ぎて、もはやAIの粋なのでは…実は機械だったりして?と疑いの目を向けたら「違います」と言われた


俺声に出してないよー!!




「あ、凄く美味しい」


カインが作った朝食を、レイドと二人で食べる


レイドもカインの料理を気に入ったようだ


ペロッと平らげ、ご馳走様をしたところでカインに言われた


「おめでとうございます」と……


「ん?」


「無事に番われたようですね。」


ニコニコ笑顔のカインに言われ何故わかった!?とワタワタしているとカインが吹き出した


「僕も獣人ですから匂いでわかります」


「匂い………あ!!」


そうだった!セックスしたら相手の匂いが付くんだ………

えー!!これってセックスしましたよー、俺達ラブラブですよーって言いふらしてるようなもんじゃん!!


一気に顔全体が熱くなる

俺の顔は真っ赤に染まっている事だろう


「恥ずかしがる事はないです。獣人達からすれば、番が居る事はとても羨ましい事ですから。」



「で……でもさ、政略結婚でも子供を作る時はその……するじゃん?相手の匂いが付くわけだから、その時は番が居るって思われるんじゃないの?」


ふとした疑問をぶつけると、答えてくれたのはレイドだった


「子づくりの時は種が全て吸収してしまうので、匂いは残らないんだよ。
種には最低でも一週間に2回、体液に宿る魔力を与えればいいから、その時しか肌を合わせない。
でも番は毎日スキンシップを取るし、愛し合うだろ?だから匂いが移るんだよ。」


「なる程……子供の種って、花の種みたいだな。サボテンとかに似てる」


「サボテン?」


「うん、棘のある植物で、あまり水をあげなくても育つんだ。棘があるのに可愛い花を咲かすんだよ。」



「へぇ……ソウの世界には面白い植物があるんだね」


「こっちにはないの?」


「うーん…国によって咲く花が違うんだ。カイン、白の国はどんな花が咲く?」


レイドが俺達に食後のコーヒーを入れてくれているカインに尋ねる


「そうですね……面白い花でしたら『ルビオーサ』とかですかね?」


そう言ってカインの掌に現れたのは普通の鉢に植えられた可愛らしい花


「………普通の花にしか見えないけど…?」


「ソウ様、この花に向かって何でもいいので歌を歌ってみてください」


………歌?


「えーっと………ぞーうさん、ぞーうさん、おー鼻が長いのねーーーー」


歌い出すと、花がまさかのダンスを始めた



レイドも驚いている


クネクネ歌に合わせ踊る花に、たしかに面白いと思ったのだった









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