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4話〜崩れる日

崩れる日

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奴隷の日常が2年ほど続いた。時々魔物があらわれ戦うことはあったものの平和でドMな、日常は壊れることがなかった。   そんなある日
「明日は荷運びに、西の港町まで行かないといけないのよ」
「え、では。僕は、1人で.....(ボソ」
「荷が多いのよついてきなさい。」
「は、はい!」
(よかったぁ、いじめられない日がくるとかかんがえられないもんな)

「早くしなさい遅れてしまうわ。」
「申し訳ありません」
荷を運び入れ馬車に揺られる。
(そーいえば馬車に乗るのは久しぶりだな、)
ガタ!?
「ん?なんだ?おい、ミズキ見てこい。」
「.......」
「おい💢」
「あ、あぁ、はい!すいません!!」
(やば。ボーってしてた)
ミズキが馬車をおり外に出てみるとそこに居たのは
ルイジという魔物だった。
「レ、レオ様!ま、魔物です。」
「くっ、なんだと.....」
(やばい魔物だよどうしよう)
そんなことを考えている瞬間魔物がミズキめがけて走り出した。
(やばい死ぬ)
魔物がミズキに手を振りかざし殴り掛かる。
「あっ、、、気持ちいい♡」
(俺、ダメージ受けてない!?)
「チャンスだー!うぉりやぁー、」
護身用と渡されていたロングソードを振りかざす
魔物の攻撃は、ミズキには、効かなかった。
ミズキの攻撃は思いのほか魔物にダメージを与えあっという間に魔物が倒れた。
しかし後方からやってきたもう一体の、ルイジが馬車におそいかかる。
「リュー様!あ、危ない、」
間に合わなかったルイジの力は強く馬車など即様に粉々
「リュー様.......、レ、レオ様」
涙が溢れてきた。
「そ、そんなぁ嫌です。戻ってきてください、」
時すでに遅し目の前にはレオと、リューの、残骸が、
「あぁぁぁぁぁぁあ」
怒り狂ったミズキは。強かった一瞬にしてルイジを倒したのだ。
「ごめん、なさい.......」
泣きながらその場を去っていくことにした。
お金、ロングソードそれだけを持っていた。
隷属の解けた首輪は。とろうと思えば取れる。だけど、ミズキは、取らなかった。
Mだから。それだけでなくリュー様を忘れないために.......
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