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第二章
十五話
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社食を訪れた瞬と槙野に社員たちが気さくな挨拶をする。人からこんなにも友好的に接してもらったことのない瞬が嬉しそうに破顔するのを槙野が慎重に眺めた。
あれほど言ったのに、彼には自衛という意識が全くない。困ったものだと嘆息する。必要以上のボディタッチをされてもなお危機感さえ抱かない性格は、この状況では良いとは言えない。
「セクハラを働いてはダメですよ」
ちくりと釘を刺す槙野に女性社員がごめんなさーい、と笑って離れていく。
メニューを見上げた瞬が感動したように呟く。
「すげーな……こんなあるのか」
「食事は大切ですからね。うちの社食はなかなかのものですよ。私も注文してきますから、好きなものを頼んでいてください。あとで合流しましょう」
瞬がまごつきながらメニューを見上げているのに、すぐに近くの社員が助け舟を出してくれる。代金さえいらないことに驚く瞬に笑った。
「その分給料から引かれてる。損しないようにたくさん食えよ」
しばらくしてトレイを持って戻ってきた瞬を伴って槙野がテーブルにつく。社員食堂という名が相応しくない洒落た空間だ。 注文したカレーからは複雑なスパイスの香りがたちのぼり、下手な飲食店よりもはるかに高いクオリティに瞬がうなる。
「これ、スパイス何使ってんのかな……コリアンダーとシナモン、クミン……辛さ的にはカイエンペッパーか……」
呟いた瞬に槙野が感心する。
「なるほど。あなたと暮らし始めてから社長が朝食を摂るようになったのは驚きましたが、料理が得意なんですか?」
「もともと色々あって家事は全般できます。料理は性に合うっていうのか……美味いもん作れば食う人は喜ぶし、栄養考えれば組み合わせんのも楽しくて」
「大したものです。私はどうにも料理はこなせないんですよ。レシピ通りに作っているつもりなんですが」
槙野の言葉に瞬が照れる。
「人のために何かができるという点もあなたの長所でしょうね。社長が可愛がるのも無理はない」
槙野からの称賛は嘘ではないことがわかるだけに、素直に嬉しい。他愛ない会話をしながら食べていると、それだけで通りかかる社員が声をかけていく。
思いもかけない楽しい昼休憩に、午前の疲れが抜けていく。食事は大切という槙野の言葉が沁みた。
(忍もこんな気持ちでいてくれてんのかな)
瞬の作る料理にそんな力があれば嬉しい。平らげた皿を前にコーヒーに口をつける。感心することにコーヒーさえも美味だ。インスタントではないのがすぐにわかる。
さて、と槙野が午後からの予定を話す。
「午前は会社についての知識を入れましたし、あなたにはもう一つの課題もあります。午後はすこし勉強に充てましょう。今どの程度の学力があるんですか?」
咄嗟に話を盛ってしまう。さすがに恥ずかしいのだ。槙野が高学歴なことも昨日忍から聞いて知っている。消え入りそうな声で、「中学二年程度です」と答えた瞬に槙野が特に不信を抱かず頷くのに、罪悪感が過ぎる。
「では連立方程式や証明からやっていきましょうか」
まずいと内心焦る。正直なことを言えば、まだやっと小学校の内容を終えたばかりだ。出来るわけがない。
急に口数の減った瞬に槙野が笑う。
「勉強の方はあまり好きではないようですね。でもあなたにとってはこれも課せられた仕事です。頑張りましょう」
やや青ざめた瞬とともに会議室に戻った槙野が、簡単な連立方程式をいくつか書き留める。
「できるものだけでいいですから、解いてみてください」
ますます青ざめた瞬が固まっているのに、瞬の嘘を察した槙野が嘆息する。
「……正直に言ってくださいね。どこまでできるんですか?」
俯いた瞬が小さく
「まだ……その……小学校の内容終えたばかりで……」
と呟く。槙野がその両手を取って観察した。まだ火傷が治って間もなさそうな手は解放し、無事な方の手を軽く叩く。プロジェクターの画像を指していたポインターで厳しくその手を打った槙野に瞬がビクッと首を竦ませる。
「そんなすぐにバレる嘘をついてどうするんですか。申し訳ありませんが、私は社長ほど甘くはないですよ。反省してください」
じわっと涙が滲む瞬の目に呆れたように言葉を重ねる。
「ほら、すぐに泣かない。いいですか? あなたの研修を行うのにあなたが現状を正直に教えてくれなくては正しい指導はできません。あなたが義務教育を終えていないことは知っていますから、そんなことで見下したりしませんよ」
しきりに瞬きを繰り返す瞬の肩を軽く叩いた。
「次から正直に話してください。いいですね?」
「……はい……」
槙野が犬のようだとつい考えるほどの落ち込みようだ。見た目が精悍なだけに、余計に大型犬に見えてしまう。
「さぁ、気持ちを切り替えましょう。いつまでも引き摺らない。ほら、顔をあげなさい」
頬を軽くつねってやると、瞬がなんとか顔を上げた。
「いい子ですね、その調子です。切り替えも大事なスキルですからね。中学一年から始めていきましょうか、いい節目じゃないですか」
大学生の頃に、中学生の家庭教師をしていた経験がある。槙野がその内容を懐かしく思いながら懇切丁寧に教えていくのを、真剣な顔で瞬がノートに書き留める。飲み込みの早さに感心しながら、午後の退勤時間までに数学と英語、理科を教え、最後に確認の小テストをやらせてみる。ほぼ満点を取った瞬に満足そうに笑いかけた。
「教え甲斐がありますね。素晴らしい。この調子で頑張ればすぐに高校の内容までいけるでしょう」
ホッとした顔をする瞬に時計を差してやる。
「二日目からよく頑張りましたよ。定時ですから帰りましょう。社長がお待ちだと思いますから、ロビーまで一緒に行きます」
「あの……家では何をやったら……」
尋ねてくる瞬の真面目さは筋金入りだ。一瞬考えた槙野が口元に指を当てた。
「……家での学習は社長に任せましょう。私だけが教えるよりは偏りがなくなります」
椅子に掛けていたジャケットを羽織り、ネクタイを締め直す。瞬がジャケットを手にしたまま帰ろうとするのを止めた。
「夏はクールビズですからいいでしょうが、今は着ていた方がいいですよ。社会人の戦闘服のようなものですからね」
細かいところまで親切に教えてくれる槙野に瞬が頭を下げる。
ロビーで待っていた忍の元へ並んで姿を見せた二人に、忍が缶コーヒーを渡してやる。
「お疲れ様。二人ともなかなかいいコンビのようだね」
「少し厳しくしてしまいましたから、慰めてあげてください」
槙野の言葉に瞬が視線を逸らす。
「叱られちゃった?」
忍の悪戯っぽい視線に居た堪れない顔をする瞬の背を槙野が叩く。
「自分で説明してくださいね」
では、これで。忍に頭を下げて帰っていく槙野を見送り、忍が会社のパーキングに足を向ける。車のハンドルを握って瞬に話を促した。
「何をそんなに叱られた?」
誤魔化すように口を閉ざす瞬の髪を撫でてやる。
「大丈夫だよ。槙野が叱ってくれたようだから僕まで君を叱りはしない」
言いにくそうに、履修範囲を誤魔化したことを話す瞬に忍が吹き出す。
「なるほどね。それは君が悪かったな。槙野や僕に隠し事をしても君にメリットはないよ」
「けど何も叩かなくても……」
不貞腐れたように不満を漏らす瞬に忍が意地の悪い視線を向ける。
「槙野は厳しいからね。でもくどくど怒りはしなかったろう? これに懲りたら嘘はつかないことだね」
叩かれた手のひらを軽く撫でる。
「痛かったね。よく我慢した」
優しい声に瞬の耳が染まる。
「いい先輩じゃないか。叱ってくれる人は貴重だよ。それに理不尽なことはしないだろう?」
頷いた瞬の目には拗ねたような色はあるものの、怯えや怒りはない。瞬にも槙野が瞬のためにいろいろと身を尽くしてくれていることは分かっているのだろう。
思ったよりも順調なスタートに忍が微笑む。この先が楽しみだと目を細めた。
あれほど言ったのに、彼には自衛という意識が全くない。困ったものだと嘆息する。必要以上のボディタッチをされてもなお危機感さえ抱かない性格は、この状況では良いとは言えない。
「セクハラを働いてはダメですよ」
ちくりと釘を刺す槙野に女性社員がごめんなさーい、と笑って離れていく。
メニューを見上げた瞬が感動したように呟く。
「すげーな……こんなあるのか」
「食事は大切ですからね。うちの社食はなかなかのものですよ。私も注文してきますから、好きなものを頼んでいてください。あとで合流しましょう」
瞬がまごつきながらメニューを見上げているのに、すぐに近くの社員が助け舟を出してくれる。代金さえいらないことに驚く瞬に笑った。
「その分給料から引かれてる。損しないようにたくさん食えよ」
しばらくしてトレイを持って戻ってきた瞬を伴って槙野がテーブルにつく。社員食堂という名が相応しくない洒落た空間だ。 注文したカレーからは複雑なスパイスの香りがたちのぼり、下手な飲食店よりもはるかに高いクオリティに瞬がうなる。
「これ、スパイス何使ってんのかな……コリアンダーとシナモン、クミン……辛さ的にはカイエンペッパーか……」
呟いた瞬に槙野が感心する。
「なるほど。あなたと暮らし始めてから社長が朝食を摂るようになったのは驚きましたが、料理が得意なんですか?」
「もともと色々あって家事は全般できます。料理は性に合うっていうのか……美味いもん作れば食う人は喜ぶし、栄養考えれば組み合わせんのも楽しくて」
「大したものです。私はどうにも料理はこなせないんですよ。レシピ通りに作っているつもりなんですが」
槙野の言葉に瞬が照れる。
「人のために何かができるという点もあなたの長所でしょうね。社長が可愛がるのも無理はない」
槙野からの称賛は嘘ではないことがわかるだけに、素直に嬉しい。他愛ない会話をしながら食べていると、それだけで通りかかる社員が声をかけていく。
思いもかけない楽しい昼休憩に、午前の疲れが抜けていく。食事は大切という槙野の言葉が沁みた。
(忍もこんな気持ちでいてくれてんのかな)
瞬の作る料理にそんな力があれば嬉しい。平らげた皿を前にコーヒーに口をつける。感心することにコーヒーさえも美味だ。インスタントではないのがすぐにわかる。
さて、と槙野が午後からの予定を話す。
「午前は会社についての知識を入れましたし、あなたにはもう一つの課題もあります。午後はすこし勉強に充てましょう。今どの程度の学力があるんですか?」
咄嗟に話を盛ってしまう。さすがに恥ずかしいのだ。槙野が高学歴なことも昨日忍から聞いて知っている。消え入りそうな声で、「中学二年程度です」と答えた瞬に槙野が特に不信を抱かず頷くのに、罪悪感が過ぎる。
「では連立方程式や証明からやっていきましょうか」
まずいと内心焦る。正直なことを言えば、まだやっと小学校の内容を終えたばかりだ。出来るわけがない。
急に口数の減った瞬に槙野が笑う。
「勉強の方はあまり好きではないようですね。でもあなたにとってはこれも課せられた仕事です。頑張りましょう」
やや青ざめた瞬とともに会議室に戻った槙野が、簡単な連立方程式をいくつか書き留める。
「できるものだけでいいですから、解いてみてください」
ますます青ざめた瞬が固まっているのに、瞬の嘘を察した槙野が嘆息する。
「……正直に言ってくださいね。どこまでできるんですか?」
俯いた瞬が小さく
「まだ……その……小学校の内容終えたばかりで……」
と呟く。槙野がその両手を取って観察した。まだ火傷が治って間もなさそうな手は解放し、無事な方の手を軽く叩く。プロジェクターの画像を指していたポインターで厳しくその手を打った槙野に瞬がビクッと首を竦ませる。
「そんなすぐにバレる嘘をついてどうするんですか。申し訳ありませんが、私は社長ほど甘くはないですよ。反省してください」
じわっと涙が滲む瞬の目に呆れたように言葉を重ねる。
「ほら、すぐに泣かない。いいですか? あなたの研修を行うのにあなたが現状を正直に教えてくれなくては正しい指導はできません。あなたが義務教育を終えていないことは知っていますから、そんなことで見下したりしませんよ」
しきりに瞬きを繰り返す瞬の肩を軽く叩いた。
「次から正直に話してください。いいですね?」
「……はい……」
槙野が犬のようだとつい考えるほどの落ち込みようだ。見た目が精悍なだけに、余計に大型犬に見えてしまう。
「さぁ、気持ちを切り替えましょう。いつまでも引き摺らない。ほら、顔をあげなさい」
頬を軽くつねってやると、瞬がなんとか顔を上げた。
「いい子ですね、その調子です。切り替えも大事なスキルですからね。中学一年から始めていきましょうか、いい節目じゃないですか」
大学生の頃に、中学生の家庭教師をしていた経験がある。槙野がその内容を懐かしく思いながら懇切丁寧に教えていくのを、真剣な顔で瞬がノートに書き留める。飲み込みの早さに感心しながら、午後の退勤時間までに数学と英語、理科を教え、最後に確認の小テストをやらせてみる。ほぼ満点を取った瞬に満足そうに笑いかけた。
「教え甲斐がありますね。素晴らしい。この調子で頑張ればすぐに高校の内容までいけるでしょう」
ホッとした顔をする瞬に時計を差してやる。
「二日目からよく頑張りましたよ。定時ですから帰りましょう。社長がお待ちだと思いますから、ロビーまで一緒に行きます」
「あの……家では何をやったら……」
尋ねてくる瞬の真面目さは筋金入りだ。一瞬考えた槙野が口元に指を当てた。
「……家での学習は社長に任せましょう。私だけが教えるよりは偏りがなくなります」
椅子に掛けていたジャケットを羽織り、ネクタイを締め直す。瞬がジャケットを手にしたまま帰ろうとするのを止めた。
「夏はクールビズですからいいでしょうが、今は着ていた方がいいですよ。社会人の戦闘服のようなものですからね」
細かいところまで親切に教えてくれる槙野に瞬が頭を下げる。
ロビーで待っていた忍の元へ並んで姿を見せた二人に、忍が缶コーヒーを渡してやる。
「お疲れ様。二人ともなかなかいいコンビのようだね」
「少し厳しくしてしまいましたから、慰めてあげてください」
槙野の言葉に瞬が視線を逸らす。
「叱られちゃった?」
忍の悪戯っぽい視線に居た堪れない顔をする瞬の背を槙野が叩く。
「自分で説明してくださいね」
では、これで。忍に頭を下げて帰っていく槙野を見送り、忍が会社のパーキングに足を向ける。車のハンドルを握って瞬に話を促した。
「何をそんなに叱られた?」
誤魔化すように口を閉ざす瞬の髪を撫でてやる。
「大丈夫だよ。槙野が叱ってくれたようだから僕まで君を叱りはしない」
言いにくそうに、履修範囲を誤魔化したことを話す瞬に忍が吹き出す。
「なるほどね。それは君が悪かったな。槙野や僕に隠し事をしても君にメリットはないよ」
「けど何も叩かなくても……」
不貞腐れたように不満を漏らす瞬に忍が意地の悪い視線を向ける。
「槙野は厳しいからね。でもくどくど怒りはしなかったろう? これに懲りたら嘘はつかないことだね」
叩かれた手のひらを軽く撫でる。
「痛かったね。よく我慢した」
優しい声に瞬の耳が染まる。
「いい先輩じゃないか。叱ってくれる人は貴重だよ。それに理不尽なことはしないだろう?」
頷いた瞬の目には拗ねたような色はあるものの、怯えや怒りはない。瞬にも槙野が瞬のためにいろいろと身を尽くしてくれていることは分かっているのだろう。
思ったよりも順調なスタートに忍が微笑む。この先が楽しみだと目を細めた。
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