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俊之3
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真紘から由紀が祐一のことを断りたいと連絡があった。
はぁ、祐一になんて言おう。かなり気に入ってたよな。
授業の終わりに敢えてサラリと伝えてみた。
やはりショックだったみたいだ。
顔から表情が抜け落ちた。
その後もずっと黙ったままだ。
一応ダメな理由も言っておいた。
かわいそうなので飲みにでも誘ってやるか。
声をかけようと思っていたらいつの間にか居なくなっていた。
「一回だけチャンスをもらった!」
祐一はあの後学校まで行ったらしい。由紀に直接会ってデートの約束を取り付けてきた。
祐一にしては珍しいことだ。
そんなに由紀を気に入ったのか。スマホでいろいろ調べている。
真紘に由紀の好きなものを聞いてみるか。
「祐一、頑張れよ。」
「ああ。ありがとう。」
こんな祐一は初めて見るな。
頑張れ祐一!
♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎
悲壮感を漂わせた祐一がいきなり家にやって来た。
由紀とデートしてきたらしい。
『考えさせて』と言われたみたいでかなり落ち込んでいる。
今から真紘とイチャイチャしようとしてたけど、祐一があまりにも落ち込んでいるから話だけでも聞いてやるか。
俺は一生懸命励ましているのに真紘は祐一に冷たい。
少し真紘を咎めたらその矛先が俺に向かってきた。
確かに真紘の言う通りだ。
俺と番いになることを考えさせて欲しいと言われた。
え?え?ウソだろ?何で…?
真紘は本気のようだ。
え?真紘と番いになれない?そんな…。
ショックで身体が震えてきた。真紘と番いになることだけを楽しみにしてきたのに。
俺の由紀に対する態度がどうしても気に入らないみたいだ。前々から言われていたけどあまり重要視していなかった。
こんなに怒るなんて…。
俺よりも由紀を取るとまで言われてしまった。
どうしよう…。真紘に捨てられるかもしれない。
どうしたらいいんだ。由紀に謝るか?
捨てられたら生きていけない。
祐一が帰ったあと俺は真紘に土下座した。
真紘の目は冷たかった。
♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎
真紘が全然会ってくれない。忙しいと言われて断られてしまう。
番いにならないどころか、このまま別れるかもしれない。
不安で全然眠れない。
どうしよう…。
とぼとぼ歩きながら大学から帰る。いつもなら車で真紘を迎えに行くけど今日はメッセージに既読もつかない。四日も真紘に会ってない。
「トシくん。」
俺を呼ぶ可愛い声に顔を上げる。
マンションのエントランスの前に学生服姿の真紘がいた。
「真紘…。」
走って真紘の近くに行く。
「ごめん。スマホ忘れちゃって。」
あぁ、それで今日は既読にならなかったのか…。
「真紘、会いたかった。」
「うん。ごめん。補修受けてて…。」
恥ずかしそうに真紘が言った。
補修だったのか。良かった…。嫌われたんじゃないんだ。
「ううん。今日はいいのか?」
「うん。ヒートで出席日数が足りない分だけ。あと、古典がちょっと点数が足りなくて…。」
「うん。勉強なら俺が見てやるよ。」
恥ずかしそうにする真紘をぎゅっと抱きしめた。
頭にちゅっとキスをする。
「真紘、ごめんな。由紀くんのこと。俺、今度会った時に本人に直接謝るよ。だからその…。」
俺は真紘の身体を離すとその場に土下座した。通行人もいるけどそんなの知ったこっちゃない。
「トシくん⁉︎」
「真紘、俺と番いになって下さい。お願いします!」
「ト、トシくん!やめてよ。みんな見てるよ。」
真紘が俺の肩に手を乗せる。
「嫌だ!番いになってくれるって言うまではやめない。」
「トシくん、分かったから…。」
土下座したまま顔を上げた。真紘は困った顔をしている。
「真紘、お願いだから…。」
「もう、狡いよ。」
「狡くても何でもいい。真紘が俺の番いになってくれるなら、何でもする。」
「分かったよ。」
真紘はため息を吐きながら柔らかく微笑んだ。
その顔を見てほっとした俺はそのまま真紘を抱きしめた。
やっと息が出来た気がする。
「あ、あ、トシくん!あぁん!」
「ん、あぁ、真紘、真紘、はぁ、気持ちいい…」
座った上に真紘を乗せ下から突き上げる。時々可愛いピンクの乳首を吸ったり舐めたりする。
「真紘、また出そう…出る!真紘っ!くっ!」
「あーーーっ!はぁん!いくっ!」
真紘の中に思いっきり吐き出した。ぎゅっと抱きしめてそのままベッドに倒れた。
「真紘、可愛い。愛してる。」
「はぁはぁ、もうダメ…。」
「もう?真紘、もっとしたい。」
「トシくん…ダメ。」
俺は日付けが変わるまで真紘を離せなかった。
はぁ、祐一になんて言おう。かなり気に入ってたよな。
授業の終わりに敢えてサラリと伝えてみた。
やはりショックだったみたいだ。
顔から表情が抜け落ちた。
その後もずっと黙ったままだ。
一応ダメな理由も言っておいた。
かわいそうなので飲みにでも誘ってやるか。
声をかけようと思っていたらいつの間にか居なくなっていた。
「一回だけチャンスをもらった!」
祐一はあの後学校まで行ったらしい。由紀に直接会ってデートの約束を取り付けてきた。
祐一にしては珍しいことだ。
そんなに由紀を気に入ったのか。スマホでいろいろ調べている。
真紘に由紀の好きなものを聞いてみるか。
「祐一、頑張れよ。」
「ああ。ありがとう。」
こんな祐一は初めて見るな。
頑張れ祐一!
♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎
悲壮感を漂わせた祐一がいきなり家にやって来た。
由紀とデートしてきたらしい。
『考えさせて』と言われたみたいでかなり落ち込んでいる。
今から真紘とイチャイチャしようとしてたけど、祐一があまりにも落ち込んでいるから話だけでも聞いてやるか。
俺は一生懸命励ましているのに真紘は祐一に冷たい。
少し真紘を咎めたらその矛先が俺に向かってきた。
確かに真紘の言う通りだ。
俺と番いになることを考えさせて欲しいと言われた。
え?え?ウソだろ?何で…?
真紘は本気のようだ。
え?真紘と番いになれない?そんな…。
ショックで身体が震えてきた。真紘と番いになることだけを楽しみにしてきたのに。
俺の由紀に対する態度がどうしても気に入らないみたいだ。前々から言われていたけどあまり重要視していなかった。
こんなに怒るなんて…。
俺よりも由紀を取るとまで言われてしまった。
どうしよう…。真紘に捨てられるかもしれない。
どうしたらいいんだ。由紀に謝るか?
捨てられたら生きていけない。
祐一が帰ったあと俺は真紘に土下座した。
真紘の目は冷たかった。
♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎
真紘が全然会ってくれない。忙しいと言われて断られてしまう。
番いにならないどころか、このまま別れるかもしれない。
不安で全然眠れない。
どうしよう…。
とぼとぼ歩きながら大学から帰る。いつもなら車で真紘を迎えに行くけど今日はメッセージに既読もつかない。四日も真紘に会ってない。
「トシくん。」
俺を呼ぶ可愛い声に顔を上げる。
マンションのエントランスの前に学生服姿の真紘がいた。
「真紘…。」
走って真紘の近くに行く。
「ごめん。スマホ忘れちゃって。」
あぁ、それで今日は既読にならなかったのか…。
「真紘、会いたかった。」
「うん。ごめん。補修受けてて…。」
恥ずかしそうに真紘が言った。
補修だったのか。良かった…。嫌われたんじゃないんだ。
「ううん。今日はいいのか?」
「うん。ヒートで出席日数が足りない分だけ。あと、古典がちょっと点数が足りなくて…。」
「うん。勉強なら俺が見てやるよ。」
恥ずかしそうにする真紘をぎゅっと抱きしめた。
頭にちゅっとキスをする。
「真紘、ごめんな。由紀くんのこと。俺、今度会った時に本人に直接謝るよ。だからその…。」
俺は真紘の身体を離すとその場に土下座した。通行人もいるけどそんなの知ったこっちゃない。
「トシくん⁉︎」
「真紘、俺と番いになって下さい。お願いします!」
「ト、トシくん!やめてよ。みんな見てるよ。」
真紘が俺の肩に手を乗せる。
「嫌だ!番いになってくれるって言うまではやめない。」
「トシくん、分かったから…。」
土下座したまま顔を上げた。真紘は困った顔をしている。
「真紘、お願いだから…。」
「もう、狡いよ。」
「狡くても何でもいい。真紘が俺の番いになってくれるなら、何でもする。」
「分かったよ。」
真紘はため息を吐きながら柔らかく微笑んだ。
その顔を見てほっとした俺はそのまま真紘を抱きしめた。
やっと息が出来た気がする。
「あ、あ、トシくん!あぁん!」
「ん、あぁ、真紘、真紘、はぁ、気持ちいい…」
座った上に真紘を乗せ下から突き上げる。時々可愛いピンクの乳首を吸ったり舐めたりする。
「真紘、また出そう…出る!真紘っ!くっ!」
「あーーーっ!はぁん!いくっ!」
真紘の中に思いっきり吐き出した。ぎゅっと抱きしめてそのままベッドに倒れた。
「真紘、可愛い。愛してる。」
「はぁはぁ、もうダメ…。」
「もう?真紘、もっとしたい。」
「トシくん…ダメ。」
俺は日付けが変わるまで真紘を離せなかった。
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