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とうとう三十八週目に突入した。
三十六週目の妊婦健診のときに先生からいつ産まれても大丈夫、とお墨付きをもらった。
家事は慎一郎が全部やってくれるから一日中ソファーに座ってゆっくり過ごしている。
樹貴のときとは大違いだ。初めてだったし、シェルターのスタッフが付いていてくれたけど不安でいっぱいだった。
今ももちろん心配だけどそれ以上に慎一郎やお母さんが付いていてくれるから安心して過ごせている。
「いつ出てくるのかな?」
お腹を撫でながら話しかけた。ぽこぽこと元気そうだ。
慎一郎は書斎で仕事中だからコーヒーでも淹れて持っていこうかな。
僕にはノンカフェインのたんぽぽコーヒーを淹れよう。
そんなことを考えて幸せを噛み締めながら立ち上がった。
「あれ?」
お腹がぎゅーっとなった気がする。
すぐに座り直した。
しばらく座っているとまたぎゅーっとなった。
少し痛いかも…。あ、陣痛だ!
えっと、えっと、お母さんに樹貴をお願いして、病院に電話して…。
その前に慎一郎に知らせなきゃ。
大丈夫、少し落ち着こう。
一旦、深呼吸してからお腹を抑えて書斎に向かった。
またお腹がぎゅーっと張ってきた。
「慎一郎、ちょっと良い?」
「ん?どうした?」
ドアをノックして少し開けた。
振り返った慎一郎に話しかける。
「陣痛、来たかも?」
「……え?マジか⁉︎」
慌てて椅子から立ち上がろうとして転びそうになっている。
「ちょ、ちょっと待ってくれ。えっと、まずは、病院に電話だな。」
「うん。」
慎一郎がスマホに登録してあった番号に電話をした。
「え?え?間隔?」
僕は電話を代わってもらい、十五分間隔でお腹が張ることを伝えるとすぐに来るように言われた。
お母さんにも電話をして陣痛が始まったことと、樹貴のお迎えをお願いした。
「荷物はこれだな?」
「うん。」
まとめておいたボストンバッグを持って車に乗り込む。
「よし、行くぞ。樹里、大丈夫か?」
「うん。まだ平気。」
「もうすぐ会えるからな。」
優しくお腹を撫でて車を発進させた。
「あー来た来た、痛ーい、痛いよー。」
「お父さん、しっかり腰をマッサージしてあげて。」
「樹里、ここか?大丈夫か?」
「違うよー、どこさすってるの!」
「あ、ご、ごめん。」
五分間隔で陣痛が来て痛みも強くなってきた。
慎一郎はあわあわするだけでしょっちゅう助産師さんと僕に怒られている。
それでも一生懸命出来ることをやってくれた。
「頭が見えて来ましたよ。もうすぐだから頑張って!」
「痛いー、あー、痛~い!痛いよー!」
「樹里、もうすぐだって。がんばれ!」
「慎一郎ー!痛いよー!」
「樹里、樹里、がんばれ。」
………。
「オギャー、オギャー!」
「産まれましたよ!元気な男の子です!」
僕が大騒ぎする声の後に元気な産声が響いた。
産まれた…。男の子だって…。良かった、無事に生まれて。
性別は産まれるまで聞かないことにしたんだ。
どっちでもきっと可愛いはずだって。
「樹里、樹里、ありがとう、樹里~、愛してる。」
「慎一郎、ありがとう。男の子だって。」
「ああ、聞いた。樹貴の弟だ。」
「うん。」
僕たちは分娩台の上で抱き合って泣いた。
助産師さんが、赤ちゃんの身体を綺麗にして連れて来てくれた。
くしゃくしゃの顔で泣いている。
「ふふ、可愛い…。」
「ああ。樹貴に似てるな。」
「うん。じゃあ慎一郎似だね。」
慎一郎は助産師さんに教えてもらいながらおっかなびっくり赤ちゃんを抱いている。
「名前、決めないとね。」
「そうだな。どんな名前がいいでちゅかね~。」
早速赤ちゃん言葉で話しかけている。
「僕、考えてたんだ。樹貴は僕から一文字取ったでしょ?だからこの子には慎一郎から一文字取りたい。どう?」
「良いのか?」
「僕がそうしたいんだ。」
まだふにゃふにゃ泣いている赤ちゃんを二人で見つめて微笑んだ。
「お母さん!」
「樹貴!」
「産まれたんでしょ?赤ちゃん見せて!」
「昨日からテンションが高くて全然眠らなかったのよ。今朝も早く行こう行こうって。」
お母さんが苦笑いしている。
みんなで話をしていると慎一郎がクベースを押して赤ちゃんを連れてきた。
樹貴と両親が歓声を上げて覗き込む。
「赤ちゃん!」
「まぁー可愛い。小さいわねぇ。赤ちゃんてこんなに小さかったっけ?」
「三千四百グラムだから大きい方だよ。」
「へぇ、こんなに小さいのに大きいほうって。」
「男の子でしょ?じゃあ樹貴の弟ね。」
「弟⁉︎」
お母さんに言われた樹貴が興奮している。
「そうだ。可愛がってやれよ?」
赤ちゃんを抱き上げた慎一郎がしゃがみ込んで樹貴にそのふにゃふにゃの顔を見せた。
「もちろんだよ。僕がお兄ちゃんだよ!」
みんなで写真を撮ったり抱っこしたりして赤ちゃんの誕生を喜んだ。
「名前どうしようか?」
「んー、慎、慎太郎、慎ノ介…。どれも良いな。画数も良いのか?」
「うん。まあまあだって。全部慎ちゃんだね。」
「俺と一緒だな。」
「ふふ。大きい慎ちゃんはどれが良いと思う?」
「慎二、これは画数が良いな。慎吾これも良い。」
「一生のことだもんね。難しい。」
慎一郎は名前を書いたノートを一生懸命見ている。
何個か候補は絞ったけどなかなか決まらない。
「慎弥か。良いな。」
最後のページを見た慎一郎が呟いた。
「慎弥?」
「ああ、どうだ?良いだろ?」
「うん。すごく可愛い。慎弥って顔してる。」
「よし、おまえは慎弥だ!」
慎一郎は腕の中の赤ちゃんの顔を覗き込んで名前を告げた。
壬生慎弥。すごく素敵な名前だ。
三十六週目の妊婦健診のときに先生からいつ産まれても大丈夫、とお墨付きをもらった。
家事は慎一郎が全部やってくれるから一日中ソファーに座ってゆっくり過ごしている。
樹貴のときとは大違いだ。初めてだったし、シェルターのスタッフが付いていてくれたけど不安でいっぱいだった。
今ももちろん心配だけどそれ以上に慎一郎やお母さんが付いていてくれるから安心して過ごせている。
「いつ出てくるのかな?」
お腹を撫でながら話しかけた。ぽこぽこと元気そうだ。
慎一郎は書斎で仕事中だからコーヒーでも淹れて持っていこうかな。
僕にはノンカフェインのたんぽぽコーヒーを淹れよう。
そんなことを考えて幸せを噛み締めながら立ち上がった。
「あれ?」
お腹がぎゅーっとなった気がする。
すぐに座り直した。
しばらく座っているとまたぎゅーっとなった。
少し痛いかも…。あ、陣痛だ!
えっと、えっと、お母さんに樹貴をお願いして、病院に電話して…。
その前に慎一郎に知らせなきゃ。
大丈夫、少し落ち着こう。
一旦、深呼吸してからお腹を抑えて書斎に向かった。
またお腹がぎゅーっと張ってきた。
「慎一郎、ちょっと良い?」
「ん?どうした?」
ドアをノックして少し開けた。
振り返った慎一郎に話しかける。
「陣痛、来たかも?」
「……え?マジか⁉︎」
慌てて椅子から立ち上がろうとして転びそうになっている。
「ちょ、ちょっと待ってくれ。えっと、まずは、病院に電話だな。」
「うん。」
慎一郎がスマホに登録してあった番号に電話をした。
「え?え?間隔?」
僕は電話を代わってもらい、十五分間隔でお腹が張ることを伝えるとすぐに来るように言われた。
お母さんにも電話をして陣痛が始まったことと、樹貴のお迎えをお願いした。
「荷物はこれだな?」
「うん。」
まとめておいたボストンバッグを持って車に乗り込む。
「よし、行くぞ。樹里、大丈夫か?」
「うん。まだ平気。」
「もうすぐ会えるからな。」
優しくお腹を撫でて車を発進させた。
「あー来た来た、痛ーい、痛いよー。」
「お父さん、しっかり腰をマッサージしてあげて。」
「樹里、ここか?大丈夫か?」
「違うよー、どこさすってるの!」
「あ、ご、ごめん。」
五分間隔で陣痛が来て痛みも強くなってきた。
慎一郎はあわあわするだけでしょっちゅう助産師さんと僕に怒られている。
それでも一生懸命出来ることをやってくれた。
「頭が見えて来ましたよ。もうすぐだから頑張って!」
「痛いー、あー、痛~い!痛いよー!」
「樹里、もうすぐだって。がんばれ!」
「慎一郎ー!痛いよー!」
「樹里、樹里、がんばれ。」
………。
「オギャー、オギャー!」
「産まれましたよ!元気な男の子です!」
僕が大騒ぎする声の後に元気な産声が響いた。
産まれた…。男の子だって…。良かった、無事に生まれて。
性別は産まれるまで聞かないことにしたんだ。
どっちでもきっと可愛いはずだって。
「樹里、樹里、ありがとう、樹里~、愛してる。」
「慎一郎、ありがとう。男の子だって。」
「ああ、聞いた。樹貴の弟だ。」
「うん。」
僕たちは分娩台の上で抱き合って泣いた。
助産師さんが、赤ちゃんの身体を綺麗にして連れて来てくれた。
くしゃくしゃの顔で泣いている。
「ふふ、可愛い…。」
「ああ。樹貴に似てるな。」
「うん。じゃあ慎一郎似だね。」
慎一郎は助産師さんに教えてもらいながらおっかなびっくり赤ちゃんを抱いている。
「名前、決めないとね。」
「そうだな。どんな名前がいいでちゅかね~。」
早速赤ちゃん言葉で話しかけている。
「僕、考えてたんだ。樹貴は僕から一文字取ったでしょ?だからこの子には慎一郎から一文字取りたい。どう?」
「良いのか?」
「僕がそうしたいんだ。」
まだふにゃふにゃ泣いている赤ちゃんを二人で見つめて微笑んだ。
「お母さん!」
「樹貴!」
「産まれたんでしょ?赤ちゃん見せて!」
「昨日からテンションが高くて全然眠らなかったのよ。今朝も早く行こう行こうって。」
お母さんが苦笑いしている。
みんなで話をしていると慎一郎がクベースを押して赤ちゃんを連れてきた。
樹貴と両親が歓声を上げて覗き込む。
「赤ちゃん!」
「まぁー可愛い。小さいわねぇ。赤ちゃんてこんなに小さかったっけ?」
「三千四百グラムだから大きい方だよ。」
「へぇ、こんなに小さいのに大きいほうって。」
「男の子でしょ?じゃあ樹貴の弟ね。」
「弟⁉︎」
お母さんに言われた樹貴が興奮している。
「そうだ。可愛がってやれよ?」
赤ちゃんを抱き上げた慎一郎がしゃがみ込んで樹貴にそのふにゃふにゃの顔を見せた。
「もちろんだよ。僕がお兄ちゃんだよ!」
みんなで写真を撮ったり抱っこしたりして赤ちゃんの誕生を喜んだ。
「名前どうしようか?」
「んー、慎、慎太郎、慎ノ介…。どれも良いな。画数も良いのか?」
「うん。まあまあだって。全部慎ちゃんだね。」
「俺と一緒だな。」
「ふふ。大きい慎ちゃんはどれが良いと思う?」
「慎二、これは画数が良いな。慎吾これも良い。」
「一生のことだもんね。難しい。」
慎一郎は名前を書いたノートを一生懸命見ている。
何個か候補は絞ったけどなかなか決まらない。
「慎弥か。良いな。」
最後のページを見た慎一郎が呟いた。
「慎弥?」
「ああ、どうだ?良いだろ?」
「うん。すごく可愛い。慎弥って顔してる。」
「よし、おまえは慎弥だ!」
慎一郎は腕の中の赤ちゃんの顔を覗き込んで名前を告げた。
壬生慎弥。すごく素敵な名前だ。
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