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「よくお似合いですよ」
「そ、そうかな?」
自身がドレスコードをするのは初めてで鏡を見た瞬間自身だと分からなかった
青を基調としたドレスと言うより動きやすさを基調としたチャイナ服に近い服装だ
「すっごく綺麗だよ~」
「そうですそうです!それにその服がとても個性的で・・・異世界のドレスなのですか?」
「これは私の趣味で・・・」
「そうなんだ~すっごい才能~手放すにはもったいない…」
私の手を掴みながらそう言う手は少し震えていた
「あはは~」
笑顔でごまかす
「こーらミウラそんなこと言ってアミ様を困らせてはダメでしょ!」
「だって~これからもアミ様の専属メイドでいたいです~!アウアウもそうでしょ~?」
「それは・・・」
沈黙が流れる・・・
アウラ「み~ちゃん!帰らないで~!」
堪えていたのが限界なのか泣いて私に抱きつく
アウラ「ミウ・・・わがまま言わないの・・・」
こんなに私を必要としてくれる世界があっただろうか
前の世界では本当にロクでもなかった
本当は帰りたくない…でも私の役目もない…
しかし私は帰らなくてはいけない世界の均衡を保つために…
「じゃあお願い3つ聞いて?」
彼女たちは私を見つめる
私のこの世界の気がかりを彼女たちに託す…そうすれば彼女たちはそれを使命として生きていけるだろう
それに私もこの世界に不安なく前の世界に帰ることができる
お互いに納得のいくはずだ
亜美「1つ目…フレアやまた私みたいな異世界召還された人間を手助けしてほしいんだ…」
今後また私みたいに召喚される者がいないとも限らない
私は仲間に恵まれた…しかしこれから召喚される人はわからない…戦力としては彼女たちは絶対役立つはずだ…
亜美「もしも好かない奴でも戦いの面でなら助けてあげて…お願いね…」
1つ目のお願い終了
亜美「2つ目…フレアに変な輩が近づかないかも見ておいて…貴方達がこれから彼女の専属メイドになれるように王様にも言っておくから…」
2つ目終了
亜美「そして最後に…たまにでいいから私の事思い出して欲しい…パーティーだった面々で…」
何より私が恐れるのは仲間に忘れ去られてしまうことだ…
私が話している間、彼女たちは終始涙目を浮かべながら私を見て頷いていた
亜美「こっちにおいで…アウ…」
私はアウラに手を差し伸べる
彼女はどうしようかおろおろしていた…
「全く素直じゃないなぁ~」
「うるさい…」
手を掴み私に抱き着いた
「素直じゃないねぇ~」
アウラは「うぅ~」っと唸りながら私の胸に顔を埋める…
しばらく私達は強く抱きしめ合った…
「おちついた?」
「はい…すみません…」
「いいってこと…私の胸ならいつでも貸してあげるよ…」
ミウラは悪戯っぽく
「貸すほどないけどね~」
「な…あるわ!そりゃミウラ程はないけど…」
「ミウラは異常ですよね…羨ましい…」
「ふっふっふ…崇めたまえ~」
見事に膨らんだ山を強調するかのごとく胸を反らす
これ同い年か?いや…私はこれから…
そう自分に言い聞かせた…
「それじゃあ…いこっか…」
「はい…」
「うぃ~」
ミウラはまた言葉遣いを指摘されながら私達はフレアの下に向かうのだった
「そ、そうかな?」
自身がドレスコードをするのは初めてで鏡を見た瞬間自身だと分からなかった
青を基調としたドレスと言うより動きやすさを基調としたチャイナ服に近い服装だ
「すっごく綺麗だよ~」
「そうですそうです!それにその服がとても個性的で・・・異世界のドレスなのですか?」
「これは私の趣味で・・・」
「そうなんだ~すっごい才能~手放すにはもったいない…」
私の手を掴みながらそう言う手は少し震えていた
「あはは~」
笑顔でごまかす
「こーらミウラそんなこと言ってアミ様を困らせてはダメでしょ!」
「だって~これからもアミ様の専属メイドでいたいです~!アウアウもそうでしょ~?」
「それは・・・」
沈黙が流れる・・・
アウラ「み~ちゃん!帰らないで~!」
堪えていたのが限界なのか泣いて私に抱きつく
アウラ「ミウ・・・わがまま言わないの・・・」
こんなに私を必要としてくれる世界があっただろうか
前の世界では本当にロクでもなかった
本当は帰りたくない…でも私の役目もない…
しかし私は帰らなくてはいけない世界の均衡を保つために…
「じゃあお願い3つ聞いて?」
彼女たちは私を見つめる
私のこの世界の気がかりを彼女たちに託す…そうすれば彼女たちはそれを使命として生きていけるだろう
それに私もこの世界に不安なく前の世界に帰ることができる
お互いに納得のいくはずだ
亜美「1つ目…フレアやまた私みたいな異世界召還された人間を手助けしてほしいんだ…」
今後また私みたいに召喚される者がいないとも限らない
私は仲間に恵まれた…しかしこれから召喚される人はわからない…戦力としては彼女たちは絶対役立つはずだ…
亜美「もしも好かない奴でも戦いの面でなら助けてあげて…お願いね…」
1つ目のお願い終了
亜美「2つ目…フレアに変な輩が近づかないかも見ておいて…貴方達がこれから彼女の専属メイドになれるように王様にも言っておくから…」
2つ目終了
亜美「そして最後に…たまにでいいから私の事思い出して欲しい…パーティーだった面々で…」
何より私が恐れるのは仲間に忘れ去られてしまうことだ…
私が話している間、彼女たちは終始涙目を浮かべながら私を見て頷いていた
亜美「こっちにおいで…アウ…」
私はアウラに手を差し伸べる
彼女はどうしようかおろおろしていた…
「全く素直じゃないなぁ~」
「うるさい…」
手を掴み私に抱き着いた
「素直じゃないねぇ~」
アウラは「うぅ~」っと唸りながら私の胸に顔を埋める…
しばらく私達は強く抱きしめ合った…
「おちついた?」
「はい…すみません…」
「いいってこと…私の胸ならいつでも貸してあげるよ…」
ミウラは悪戯っぽく
「貸すほどないけどね~」
「な…あるわ!そりゃミウラ程はないけど…」
「ミウラは異常ですよね…羨ましい…」
「ふっふっふ…崇めたまえ~」
見事に膨らんだ山を強調するかのごとく胸を反らす
これ同い年か?いや…私はこれから…
そう自分に言い聞かせた…
「それじゃあ…いこっか…」
「はい…」
「うぃ~」
ミウラはまた言葉遣いを指摘されながら私達はフレアの下に向かうのだった
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