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第二章 ラスベルシア家
第二十九話 暗殺の天才
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「ふぁ~あ。んで、なに? どうしたの?」
アイは濡れた体が冷えないように、俺の布団をぶんどってくるまっている。
どうやらコイツ、手ぶらで屋敷の壁を登り、窓から入ってきたようだ。とんだお転婆娘である。
「あなたに命令があるの」
「お前からの命令は聞かん」
「ぐっ……! じゃあ命令じゃなくて、お、お願い」
「なら一考する。つーか、ユウキも呼ぶ?」
「いい! アイツは絶対呼ばないで!」
ユウキに知られたくない用ってわけか。ユウキにバレたくないからわざわざ窓から入ってきたのかな?
「わかった。話してくれ。お前のお願いってやつを」
「実は……」
ベッドの上で向かい合い、俺は話を聞く。
「お父様がね、ハヅキにあなたの暗殺を依頼したの」
「ほう。あのメイドちゃんにね」
ご当主様、なにかしらちょっかいはかけてくると思ったが、暗殺とはね。ユウキは魔神のことがあるから殺せないけど、俺は別にいいってか。
「お願い! 早くこの街から出て行って! そうすればハヅキはアンタを殺せない。あの子は私の守護騎士だから、この街からは離れられないからね」
「……」
「なによ? そんなジーっと見て」
「いや、お前が俺の命の心配をするとは驚いたな。俺が死んだらむしろ喜ぶと思ってたよ」
「はぁ? アンタの命なんでどうでもいいわよ。私はね、あの子に、ハヅキに手を汚して欲しくないだけ!」
アイはぎゅっと布団を握る。
「……ハヅキには……もう、誰かの命を奪ってほしくないの」
「『もう』? ってことは、これまでは誰かを殺したことがあるのか?」
アイはギクリと体を震わす。自分の失言に遅れて気づいたようだ。
「あるみたいだな」
「……高額の報酬さえ払えば、どんな暗殺任務も請け負う暗殺部隊、カクレ。あの子はその一員だった」
聞いたことがある。大貴族たちが寄ってたかって依頼をする凄腕だらけの暗殺集団。構成員たちの腕はAランク冒険者に匹敵する。中には英雄級の人間もいるとか。その一員となると相当の手練れだな。
「私とハヅキは五歳の時に出会った。それから五年間、私たちは朝から晩まで、ずっと一緒に遊んだ。親友……だったのよ」
アイは喋り出しこそ口元に笑みを浮かべていたが、すぐにその笑みが失われた。
これから先の話は相当に暗く、重いモノなんだと予感させる。
「けれど、十歳の時にあの子の両親が病死して、あの子は生きるためのお金を稼ぐために……暗殺部隊カクレに入った。元々運動神経の良い子で、優秀なユニークスキルも持っていたから、カクレの隊長にその才能を買われたみたい。当時の私はまだその事実を知らなくて、突然消えたあの子に怒ってたわ。そして十三歳の時――あの子と再会した」
アイは瞳に涙を浮かべる。
「私は怒ったわ。『どうして急にいなくたったの!?』って。でも……あの子は私のことを忘れていた。暗殺技術以外すべての記憶を失っていた。いえ、奪われていた。カクレのリーダーに、洗脳されていた。私はお父様に頼んで、ハヅキを保護した。その後でお父様がハヅキをカクレからお金で買ってくれたの。私はあの子に私のことを思い出してほしい、昔みたいに笑ってほしい。だから、暗殺のことを忘れてほしいの! 人殺しの道具である限り、昔のあの子には戻らない……絶対に」
引っかかる部分が何個かあるが、一旦心の内に留める。
「殺しなんてしたらまた……あの子は深い闇に落ちてしまう……」
事情は飲めた。
俺がやることも決まった。
この女の子たちの未来を、邪険にしたらオッサン失格だ。
「協力はする。けど、街からは出ない」
「な、なんで!? 聞いてなかったの!? あの子は暗殺の天才よ! アンタなんて気づいたら死んでるわよ!」
「俺はユウキの守護騎士だ。あの子から離れるわけにはいかない」
「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!」
「場合だよ。大丈夫。ハヅキは俺がなんとかする」
「なんとかするって……」
「暗殺者としてのアイツをぶっ飛ばしてしまえばいいんだ。アイツに俺は絶対に殺せないと教える。アイツの道具としての価値を無に帰してやる」
「アンタ、ハヅキに勝てるとでも思ってるの?」
俺はベッドから出て、机の上に置いている神竜刀を手に取る。
「俺はアイツに負けないよ。これが証拠だ」
刀を手に取った瞬間、天井に正方形の穴が空き、ハヅキが穴から飛び出て俺の真上に飛来した。
俺は刀を鞘から少しだけ抜き、その刃の反射で上を見ている。ハヅキはまだ俺が自分の侵入に気づいていないと思っている。逆手に持った短刀で、俺の首を狙っている。
「ハヅ――!!」
アイが名を呼びきる前に、俺の首を斬れるタイミング。名のある暗殺集団にいただけあって見事な速度だ。
俺は鞘から刀を振りぬき、すぐさま刀を鞘に収める。二人は目で追えなかったであろう斬撃で、俺はハヅキの手にある短刀を細切れにした。
「っ!?」
ハヅキは床に着地するとすぐさまバク転で距離をとった。
俺はハヅキの方へ向き直る。
ハヅキは柄だけになった短刀を呆然と見つめている。
「……やりますね」
「殺気を隠し切れてなかったぞ。殺し屋さん」
―――――――
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どうやらコイツ、手ぶらで屋敷の壁を登り、窓から入ってきたようだ。とんだお転婆娘である。
「あなたに命令があるの」
「お前からの命令は聞かん」
「ぐっ……! じゃあ命令じゃなくて、お、お願い」
「なら一考する。つーか、ユウキも呼ぶ?」
「いい! アイツは絶対呼ばないで!」
ユウキに知られたくない用ってわけか。ユウキにバレたくないからわざわざ窓から入ってきたのかな?
「わかった。話してくれ。お前のお願いってやつを」
「実は……」
ベッドの上で向かい合い、俺は話を聞く。
「お父様がね、ハヅキにあなたの暗殺を依頼したの」
「ほう。あのメイドちゃんにね」
ご当主様、なにかしらちょっかいはかけてくると思ったが、暗殺とはね。ユウキは魔神のことがあるから殺せないけど、俺は別にいいってか。
「お願い! 早くこの街から出て行って! そうすればハヅキはアンタを殺せない。あの子は私の守護騎士だから、この街からは離れられないからね」
「……」
「なによ? そんなジーっと見て」
「いや、お前が俺の命の心配をするとは驚いたな。俺が死んだらむしろ喜ぶと思ってたよ」
「はぁ? アンタの命なんでどうでもいいわよ。私はね、あの子に、ハヅキに手を汚して欲しくないだけ!」
アイはぎゅっと布団を握る。
「……ハヅキには……もう、誰かの命を奪ってほしくないの」
「『もう』? ってことは、これまでは誰かを殺したことがあるのか?」
アイはギクリと体を震わす。自分の失言に遅れて気づいたようだ。
「あるみたいだな」
「……高額の報酬さえ払えば、どんな暗殺任務も請け負う暗殺部隊、カクレ。あの子はその一員だった」
聞いたことがある。大貴族たちが寄ってたかって依頼をする凄腕だらけの暗殺集団。構成員たちの腕はAランク冒険者に匹敵する。中には英雄級の人間もいるとか。その一員となると相当の手練れだな。
「私とハヅキは五歳の時に出会った。それから五年間、私たちは朝から晩まで、ずっと一緒に遊んだ。親友……だったのよ」
アイは喋り出しこそ口元に笑みを浮かべていたが、すぐにその笑みが失われた。
これから先の話は相当に暗く、重いモノなんだと予感させる。
「けれど、十歳の時にあの子の両親が病死して、あの子は生きるためのお金を稼ぐために……暗殺部隊カクレに入った。元々運動神経の良い子で、優秀なユニークスキルも持っていたから、カクレの隊長にその才能を買われたみたい。当時の私はまだその事実を知らなくて、突然消えたあの子に怒ってたわ。そして十三歳の時――あの子と再会した」
アイは瞳に涙を浮かべる。
「私は怒ったわ。『どうして急にいなくたったの!?』って。でも……あの子は私のことを忘れていた。暗殺技術以外すべての記憶を失っていた。いえ、奪われていた。カクレのリーダーに、洗脳されていた。私はお父様に頼んで、ハヅキを保護した。その後でお父様がハヅキをカクレからお金で買ってくれたの。私はあの子に私のことを思い出してほしい、昔みたいに笑ってほしい。だから、暗殺のことを忘れてほしいの! 人殺しの道具である限り、昔のあの子には戻らない……絶対に」
引っかかる部分が何個かあるが、一旦心の内に留める。
「殺しなんてしたらまた……あの子は深い闇に落ちてしまう……」
事情は飲めた。
俺がやることも決まった。
この女の子たちの未来を、邪険にしたらオッサン失格だ。
「協力はする。けど、街からは出ない」
「な、なんで!? 聞いてなかったの!? あの子は暗殺の天才よ! アンタなんて気づいたら死んでるわよ!」
「俺はユウキの守護騎士だ。あの子から離れるわけにはいかない」
「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!」
「場合だよ。大丈夫。ハヅキは俺がなんとかする」
「なんとかするって……」
「暗殺者としてのアイツをぶっ飛ばしてしまえばいいんだ。アイツに俺は絶対に殺せないと教える。アイツの道具としての価値を無に帰してやる」
「アンタ、ハヅキに勝てるとでも思ってるの?」
俺はベッドから出て、机の上に置いている神竜刀を手に取る。
「俺はアイツに負けないよ。これが証拠だ」
刀を手に取った瞬間、天井に正方形の穴が空き、ハヅキが穴から飛び出て俺の真上に飛来した。
俺は刀を鞘から少しだけ抜き、その刃の反射で上を見ている。ハヅキはまだ俺が自分の侵入に気づいていないと思っている。逆手に持った短刀で、俺の首を狙っている。
「ハヅ――!!」
アイが名を呼びきる前に、俺の首を斬れるタイミング。名のある暗殺集団にいただけあって見事な速度だ。
俺は鞘から刀を振りぬき、すぐさま刀を鞘に収める。二人は目で追えなかったであろう斬撃で、俺はハヅキの手にある短刀を細切れにした。
「っ!?」
ハヅキは床に着地するとすぐさまバク転で距離をとった。
俺はハヅキの方へ向き直る。
ハヅキは柄だけになった短刀を呆然と見つめている。
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