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第11章

そしてまた1年半が経ちました

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もう3年も前になりますか。
ものすごくショッキングな出来事が起こり、全く筆を執る気にもなりませんでした。
しかし、この間何も変化はせずに、不安な気持ちはそのままで、何も好転していません。
これは、この金を貸した話とは全く関係なく、ごく個人的なことです。
家族の話なんです。

もう3年経ったので、半分はあきらめています。
もうなるようにしかならない、どうとでもなれー という気持ちが半分。

さて、この話の彼女はその後どうなったかというと、
ますます金に困り、私への返済はこの半年間ほぼゼロです。
で、3週間携帯も繋がらず、「お客様の都合によりご利用いただけません」のまま。
もはや、携帯料金も滞納している。

そして、1年前に子宮頸がんで手術したところが再発したとかで、今月また再手術すると言ってきたのが最後
最近では、「ごめんね、今月も返済待ってください」の言葉さえなく、月末が雇用が完全に無視
もはやどうあがいても月に10万円さえ返済できないことになり、開き直っている。

もう俺も半分諦めた。
どんなに言っても無駄
やる気も払う気もない。

もう俺の人生は終わった。
つまらない人生だった。
性悪女と詐欺女に騙された一生だった。

できるなら、眠っている間に死にたい。
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