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推定乙女ゲームの世界に転生した、気がする

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続・いかがわしいです

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 射精後特有の気怠さを感じぼんやりと天井を見つめていると、不意に下半身に外気を感じた。

 そこに視線を向けると知らないうちにスラックスどころか下着も取り払われており、なんなら師匠が俺のシャツのボタンを外しているところだった。


「え? ディランさん?」

「どうしたテオ、気持ちよかっただろう?」

「あっ、はい! ……じゃ、じゃなくて、なぜ俺の服を脱がせ……?」

「ん? ……はは、続きをするに決まっている。今ので終わりなわけないだろう」


 ちろりと赤い舌を出して笑う師匠に、なんだか捕食される小動物のような気分になり言葉が続かなくなる。


 続きって、なんだ。



「そんな可愛い顔をしてどうした? テオ。心配しなくても最後まではやらないさ。……まあ、それ以外はやるが」

「え? え? え? 最後って何ですか?」

「テオの覚悟に答えなきゃ男じゃない。大丈夫だ。嫌なら抵抗できるってさっきテオも言ってたもんな?」


 師匠の指が後孔をなぞり、びくりと肩が跳ねる。
 恐る恐る師匠を仰ぎ見た俺が見たのは、目の奥を爛々と光らせた、紛れもない「男」の顔だった。






「あっ、あ、ゃっ、ふぁ、もっやだぁッ……!」

「やじゃないだろう、テオ。気持ちいいな? ここだろう?」


 そんなとこ、出る場所であって何かを入れる場所じゃない! などという抵抗虚しく、しれっと後孔に洗浄魔法をかけられしれっと潤滑油を塗られしれっと指を挿れられた。

 初めは違和感しかなかったはずなのに、窄まりを拡げるように指を動かされているうちにだんだんと声が出るようになってしまった。

 特に性器裏近くのある一点を掠められた時は一層甘い声が自分の口から漏れ出て、自分で自分の身体のことがよくわからなくなり困惑する。


「ゃっ、やだぁ、おれおかしっ……ゃっ、あぅ、あぁ!」

「おかしくないさ。俺を受け入れる準備をしているだけだ。……まあでも、今日はここまでにしよう」


 卑猥な音を立てて指が抜かれる。もういっぱいいっぱいだ!
 荒い息を吐きながら恨みがましく師匠を見ていると、ベルトを外しスラックスを脱ぎ出した。


 目の前で始まったストリップショーから目が逸らせないでいると、下着に手をかけ彼の性器が露出する。



「…………………………えっ」



 デッ……………………………………。



 思わず自分のものと彼のものを交互に見比べる。
 俺が成長途中なのはさておき、大人になったらあんなに大きくなるものなのか? 俺もああなるのか? この人が大きいだけか?


 視線を交互に動かす俺を見て口の端をくっと持ち上げた師匠は、意味ありげに後孔を撫でつつ耳元に口を寄せこう囁いた。


「テオが十六になるまでは我慢するが……。おまえが十六になったら俺のこれを、おまえのここに、ぶち込む」


 ひぇっ………………。


 普通に怖い! と思うのに、俺の身体は思考に反し、期待するように性器がさらに勃った。
 ちょっと! 俺の身体! しっかりして!


「可愛い可愛いテオドール、今日のところは一緒に気持ちよくなって終わろう。な?」


 互いの性器を擦り合わせるように俺のものを握り込む師匠に、もうお腹いっぱいです! なんて言えるはずもなく、これでもかというほど顔を真っ赤に染めた俺は小さく頷いた。
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