61 / 92
第45章:この聖女、嘘をつくことに躊躇がなさすぎる(驚嘆)
しおりを挟む
父は地元の総合商社に勤める営業マンだ。年中多忙で、家には滅多に帰ってこない。現在も東南アジアの方へ出張中で、来月までは日本に戻れないと聞いていた。
だから突然家にあらわれた父に声をかけられ、俺がひどく驚いたのも、無理からぬことなのである。
驚いたのは俺だけではなかったらしく、光琉もびくとひとつ身体を震わせると、そのまま固まってしまった。固まってはいけなかった。妹は今にも俺に覆いかぶさらんばかりの姿勢で、俺はその妹の両手首を自分の両手で掴んでいる……はたから見れば、著しい誤解を招きかねない態勢じゃねえか! しかも、最も誤解されてはいけない人間の目前なのである。
「……お前ら、一体何やってんだ?」
怪訝そうに父が尋ねてくる。しごくもっともなその質問が凍っていた時間を溶かしたかのように、俺も光琉もパッと互いから身を離した。あわてた光琉は身をひきすぎて、勢いあまって後ろの壁にゴツンと頭をぶつけていた。良かった、一応親に見られたらマズイという認識はあったんだな……かくいう俺も、心臓の鼓動を鎮めるのに必死だったが。
「に、にいちゃんがきんぴらごぼうを食べたくないなんてワガママ言うからさ、多少ゴーインにでも口に入れようとしてたんだよ。やっぱり食べ物の好き嫌いは良くないしね!」
妹のとっさの機転で、俺は偏食家の汚名を着せられてしまうのだった。
「なんだ、真人お前、きんぴらごぼうは好物じゃなかったっけか?」
「……このところ、味覚の好みが変わってきてね」
俺は光琉に合わせて、難しいオトシゴロを演じることにした。兄妹でいかがわしい行いに耽ろうとしていた、と誤解されるよりははるかにマシだろう。
「それよりも、今日は一体どうしたんだよ。まだしばらくは、出張で帰ってこれないはずじゃなかったのか?」
「いや、急に一旦、日本に戻らなきゃいかん用が出来てな。本社で打ち合わせをしていたらすっかり夜も遅くなったし、こんな機会も滅多にないから、久々に懐かしの我が家へ帰ってきたというわけだ」
そう言うと父はテーブルの上に目を向け、下手な口笛を吹いた。
「それにしても、えらい豪勢な夕食じゃないか。光琉がつくったのかい? 今日は何かの記念日だったかな」
「えへへ、何となく今晩おとーさんが帰って来そうなムシノシラセがしたから、腕によりをかけて頑張っちゃった!!」
例によって天使の微笑を浮かべながら平然と嘘をつく元聖女。どうでもいいことだが、"虫の知らせ"って普通は悪い予感の時に使う言葉じゃないかなあ。
「そうかそうか、俺のために作ってくれたのか! すごいなあ光琉は、実はエスパーなんじゃないか?」
父は妹に甘い。疑う素振りさえ見せず、満面の笑みとともに鵜呑みにしてしまった。エスパーどころかチート級の光魔法を今朝から使えるようになっているのだが、それは黙っておくとしよう。
自室でラフな格好に着替えてきた父も席につき、3人で豪勢な食事を囲むこととなった。各自の飲み物も用意され、父が手に持ったグラスに光琉がビールを注ぐ。ちなみに俺は烏龍茶、光琉はアップルジュース、といった按配である。
落ち着いて食べさえすれば、我が妹の料理は絶品だ。父もパクパクと口に運んでは、賞賛の声をあげている。
「美味い! 光琉は料理の天才だよ。こんな娘を持てて、俺は幸せだなあ」
父の眼がある場では、さすがの光琉さんも新妻ぶるような真似はしなかった。おかげでようやく俺の心にも平安がもどった。この点、父が帰ってきたことには感謝せねばならない。
もっとも、父の話では明日の朝早々には家を出ねばならず、またしばらくは帰宅できないだろうということだった。妹と2人きりの生活が再びはじまることを考えると、やはり一抹の不安をおぼえてしまう。アホ妹は躊躇なく迫ってくるだろうし、前世の記憶がある以上、俺の方だってまったく意識しないわけにはいかないだろう。果たして自分を保ち続けることができるだろうか……っていかんいかん、そんな弱気なことでどうする。
「えー、おとーさん、そんなに早く行っちゃうの!? もっとゆっくりしていけばいいのに!」
光琉が残念そうな声をあげた。これは演技ではないだろう。父は光琉を溺愛しており、光琉も父を慕っている。家族そろっての団らんが今晩だけで終わるのを、心から惜しんでいるのだ。また俺と2人きりになれてラッキー、などとは決して考えていないはずだ……多分。
「ごめんなあ、今お父さんが関わっている商談が、中々まとまらなくてなあ……これが片付いたらまとまった休みをもらうから、また○ーファミで対戦しような」
旅行に行こうな、などと言わないのが、いかにも我が親父どのらしかった。
俺や妹がレトロゲームにのめり込むようになったのは、この父の影響である。我が家の物置きには、父が昔買いためたコンシューマーゲーム機やソフトのカートリッジが、山と積まれていた。俺が幼少の時分、父がそれらを俺に与えて息子のおもちゃ代を浮かそうと企み、俺は思惑どおりまんまと沼にハマってしまったわけである。夢中でレゲーをプレイする俺を見ているうちに光琉もコントローラーをいじり始めた経緯は、以前にも述べた。
奥杜宅とちがい、我が家の家長は厳格とは程遠い性分だった。息子と娘が往年の自分の趣味に傾倒し出したと知るや、俺たちの間に割りこんで自分も一緒に遊びはじめた。某爆弾野郎ゲームで対戦していた時など、ワープ先に事前に爆弾を設置され「おまっ、それは反則だろうが、せっかくフル装備そろえたのにっ!!!」と子供相手にガチギレして、生前の母にたしなめられたりしていた。そんな父である。
父の提案に、光琉は熱心に頷いた。
「うん、約束だよ! あたしもおとーさんと久々に対戦したい」
「手加減してもらえるからな」
青椒肉絲を取り寄せながら俺がまぜっ返すと、形の良い眉を八の字にした元聖女がギロリとこちらをにらんできた。妹が感情を激するあまり、父の前で光魔法を暴走させてしまうなんてことになったらたまったものではない。今晩のところはあまり挑発せんでおくか。
当然だが、父には俺と光琉の前世のことは話していない。光琉が魔法を使ってみせれば、あるいは信じてもらえるかもしれないが、それはそれでかえって混乱させてしまうことになるだろう。そもそも「俺、前世で妹と恋人同士だったんだ!」とか、実の親にどんな顔して伝えればいいんだよ……
先刻土僕におそわれた件もある。前世の因果があの危難を引き寄せたのだとすれば、無関係の父を巻きこむわけにはいかなかった。
「なんだ、真人は相変わらず対戦で手心を加えてくれないのか?」
父に問われると、我が意を得たりとばかりに妹がまくしたてる。
「ぜんっっぜん加えてくれない!! にいちゃんてばハメ技も隠しキャラも何でもござれ、勝つためなら手段を選ばないニンピニンよ。ほんとオトナゲナイんだから!!」
「兄貴に冤罪を被せるのも大概にせい! お前相手に隠しキャラなんて出したことないだろうがッ」
出そうとしてコマンド入力失敗したことならあったけどな。
「大体、そんなコスい手を使う必要がどこにあるよ。お前なんざ、普通にプレイしてれば十分勝てるんだからな」
昨日、俺が妹相手に格ゲー15連勝を達成したのも、全て正攻法で臨んだ結果である。妹が「ぐぬぬ」と言う文字が浮き上がってきそうな表情のまま言葉に詰まっていると、横合いから父が口をはさんできた。
「真人、今のはちょっと言い過ぎだぞ。お前は兄なんだから、もう少し光琉を労ってあげなさい」
「そーだそーだ、もっと妹にやさしくしてよ。それでもおにーちゃんなの!?」
援護を得て、ここぞとばかりに光琉が増長しやがる。さっきまで嫁面していたのはどこのどいつだ?
「あーはいはい、俺が悪かったよ。ったく、親父は光琉の肩ばかり持ちやがって」
「そこはあきらめるんだな。割を食うのも、年長者の義務のうちだ」
冗談めかして言った後、父は箸をおくと心持ち背筋を伸ばし、俺の顔を真正面から見据えた。
「こんなことを言うのも、お前を一人前と認めればこそだ。頼んだぞ真人、俺が留守にしている間、光琉のことをしっかり守ってやってくれ」
言われるまでもないことだった。前世の記憶を取り戻すはるか以前から、妹を守るのは兄の責務だと思ってきた。
だがこの時、俺は父の言葉に、素直に首肯することができなかった。
父が光琉を愛している、自分の娘を大切に思っていることは、間違いないだろう。だがその誠心が、後ろめたさから来るものであることも俺は知っていた。
俺もまた、父と同じ淀みを心に抱えている。光琉に対して、負い目がある。だから父の気持ちはよくわかると同時に、屈折を感じないわけにはいかなかった。
……遠い記憶がよみがえる。今度はサリスの記憶ではない、現世の俺、天代真人の思い出だ。あれはたしか、小学5年生の時だったか。前世に比べればはるかに近しい出来事のはずなのに、はるかに昔のように感じる。奇妙なことだ、と思った。
だから突然家にあらわれた父に声をかけられ、俺がひどく驚いたのも、無理からぬことなのである。
驚いたのは俺だけではなかったらしく、光琉もびくとひとつ身体を震わせると、そのまま固まってしまった。固まってはいけなかった。妹は今にも俺に覆いかぶさらんばかりの姿勢で、俺はその妹の両手首を自分の両手で掴んでいる……はたから見れば、著しい誤解を招きかねない態勢じゃねえか! しかも、最も誤解されてはいけない人間の目前なのである。
「……お前ら、一体何やってんだ?」
怪訝そうに父が尋ねてくる。しごくもっともなその質問が凍っていた時間を溶かしたかのように、俺も光琉もパッと互いから身を離した。あわてた光琉は身をひきすぎて、勢いあまって後ろの壁にゴツンと頭をぶつけていた。良かった、一応親に見られたらマズイという認識はあったんだな……かくいう俺も、心臓の鼓動を鎮めるのに必死だったが。
「に、にいちゃんがきんぴらごぼうを食べたくないなんてワガママ言うからさ、多少ゴーインにでも口に入れようとしてたんだよ。やっぱり食べ物の好き嫌いは良くないしね!」
妹のとっさの機転で、俺は偏食家の汚名を着せられてしまうのだった。
「なんだ、真人お前、きんぴらごぼうは好物じゃなかったっけか?」
「……このところ、味覚の好みが変わってきてね」
俺は光琉に合わせて、難しいオトシゴロを演じることにした。兄妹でいかがわしい行いに耽ろうとしていた、と誤解されるよりははるかにマシだろう。
「それよりも、今日は一体どうしたんだよ。まだしばらくは、出張で帰ってこれないはずじゃなかったのか?」
「いや、急に一旦、日本に戻らなきゃいかん用が出来てな。本社で打ち合わせをしていたらすっかり夜も遅くなったし、こんな機会も滅多にないから、久々に懐かしの我が家へ帰ってきたというわけだ」
そう言うと父はテーブルの上に目を向け、下手な口笛を吹いた。
「それにしても、えらい豪勢な夕食じゃないか。光琉がつくったのかい? 今日は何かの記念日だったかな」
「えへへ、何となく今晩おとーさんが帰って来そうなムシノシラセがしたから、腕によりをかけて頑張っちゃった!!」
例によって天使の微笑を浮かべながら平然と嘘をつく元聖女。どうでもいいことだが、"虫の知らせ"って普通は悪い予感の時に使う言葉じゃないかなあ。
「そうかそうか、俺のために作ってくれたのか! すごいなあ光琉は、実はエスパーなんじゃないか?」
父は妹に甘い。疑う素振りさえ見せず、満面の笑みとともに鵜呑みにしてしまった。エスパーどころかチート級の光魔法を今朝から使えるようになっているのだが、それは黙っておくとしよう。
自室でラフな格好に着替えてきた父も席につき、3人で豪勢な食事を囲むこととなった。各自の飲み物も用意され、父が手に持ったグラスに光琉がビールを注ぐ。ちなみに俺は烏龍茶、光琉はアップルジュース、といった按配である。
落ち着いて食べさえすれば、我が妹の料理は絶品だ。父もパクパクと口に運んでは、賞賛の声をあげている。
「美味い! 光琉は料理の天才だよ。こんな娘を持てて、俺は幸せだなあ」
父の眼がある場では、さすがの光琉さんも新妻ぶるような真似はしなかった。おかげでようやく俺の心にも平安がもどった。この点、父が帰ってきたことには感謝せねばならない。
もっとも、父の話では明日の朝早々には家を出ねばならず、またしばらくは帰宅できないだろうということだった。妹と2人きりの生活が再びはじまることを考えると、やはり一抹の不安をおぼえてしまう。アホ妹は躊躇なく迫ってくるだろうし、前世の記憶がある以上、俺の方だってまったく意識しないわけにはいかないだろう。果たして自分を保ち続けることができるだろうか……っていかんいかん、そんな弱気なことでどうする。
「えー、おとーさん、そんなに早く行っちゃうの!? もっとゆっくりしていけばいいのに!」
光琉が残念そうな声をあげた。これは演技ではないだろう。父は光琉を溺愛しており、光琉も父を慕っている。家族そろっての団らんが今晩だけで終わるのを、心から惜しんでいるのだ。また俺と2人きりになれてラッキー、などとは決して考えていないはずだ……多分。
「ごめんなあ、今お父さんが関わっている商談が、中々まとまらなくてなあ……これが片付いたらまとまった休みをもらうから、また○ーファミで対戦しような」
旅行に行こうな、などと言わないのが、いかにも我が親父どのらしかった。
俺や妹がレトロゲームにのめり込むようになったのは、この父の影響である。我が家の物置きには、父が昔買いためたコンシューマーゲーム機やソフトのカートリッジが、山と積まれていた。俺が幼少の時分、父がそれらを俺に与えて息子のおもちゃ代を浮かそうと企み、俺は思惑どおりまんまと沼にハマってしまったわけである。夢中でレゲーをプレイする俺を見ているうちに光琉もコントローラーをいじり始めた経緯は、以前にも述べた。
奥杜宅とちがい、我が家の家長は厳格とは程遠い性分だった。息子と娘が往年の自分の趣味に傾倒し出したと知るや、俺たちの間に割りこんで自分も一緒に遊びはじめた。某爆弾野郎ゲームで対戦していた時など、ワープ先に事前に爆弾を設置され「おまっ、それは反則だろうが、せっかくフル装備そろえたのにっ!!!」と子供相手にガチギレして、生前の母にたしなめられたりしていた。そんな父である。
父の提案に、光琉は熱心に頷いた。
「うん、約束だよ! あたしもおとーさんと久々に対戦したい」
「手加減してもらえるからな」
青椒肉絲を取り寄せながら俺がまぜっ返すと、形の良い眉を八の字にした元聖女がギロリとこちらをにらんできた。妹が感情を激するあまり、父の前で光魔法を暴走させてしまうなんてことになったらたまったものではない。今晩のところはあまり挑発せんでおくか。
当然だが、父には俺と光琉の前世のことは話していない。光琉が魔法を使ってみせれば、あるいは信じてもらえるかもしれないが、それはそれでかえって混乱させてしまうことになるだろう。そもそも「俺、前世で妹と恋人同士だったんだ!」とか、実の親にどんな顔して伝えればいいんだよ……
先刻土僕におそわれた件もある。前世の因果があの危難を引き寄せたのだとすれば、無関係の父を巻きこむわけにはいかなかった。
「なんだ、真人は相変わらず対戦で手心を加えてくれないのか?」
父に問われると、我が意を得たりとばかりに妹がまくしたてる。
「ぜんっっぜん加えてくれない!! にいちゃんてばハメ技も隠しキャラも何でもござれ、勝つためなら手段を選ばないニンピニンよ。ほんとオトナゲナイんだから!!」
「兄貴に冤罪を被せるのも大概にせい! お前相手に隠しキャラなんて出したことないだろうがッ」
出そうとしてコマンド入力失敗したことならあったけどな。
「大体、そんなコスい手を使う必要がどこにあるよ。お前なんざ、普通にプレイしてれば十分勝てるんだからな」
昨日、俺が妹相手に格ゲー15連勝を達成したのも、全て正攻法で臨んだ結果である。妹が「ぐぬぬ」と言う文字が浮き上がってきそうな表情のまま言葉に詰まっていると、横合いから父が口をはさんできた。
「真人、今のはちょっと言い過ぎだぞ。お前は兄なんだから、もう少し光琉を労ってあげなさい」
「そーだそーだ、もっと妹にやさしくしてよ。それでもおにーちゃんなの!?」
援護を得て、ここぞとばかりに光琉が増長しやがる。さっきまで嫁面していたのはどこのどいつだ?
「あーはいはい、俺が悪かったよ。ったく、親父は光琉の肩ばかり持ちやがって」
「そこはあきらめるんだな。割を食うのも、年長者の義務のうちだ」
冗談めかして言った後、父は箸をおくと心持ち背筋を伸ばし、俺の顔を真正面から見据えた。
「こんなことを言うのも、お前を一人前と認めればこそだ。頼んだぞ真人、俺が留守にしている間、光琉のことをしっかり守ってやってくれ」
言われるまでもないことだった。前世の記憶を取り戻すはるか以前から、妹を守るのは兄の責務だと思ってきた。
だがこの時、俺は父の言葉に、素直に首肯することができなかった。
父が光琉を愛している、自分の娘を大切に思っていることは、間違いないだろう。だがその誠心が、後ろめたさから来るものであることも俺は知っていた。
俺もまた、父と同じ淀みを心に抱えている。光琉に対して、負い目がある。だから父の気持ちはよくわかると同時に、屈折を感じないわけにはいかなかった。
……遠い記憶がよみがえる。今度はサリスの記憶ではない、現世の俺、天代真人の思い出だ。あれはたしか、小学5年生の時だったか。前世に比べればはるかに近しい出来事のはずなのに、はるかに昔のように感じる。奇妙なことだ、と思った。
0
お気に入りに追加
121
あなたにおすすめの小説
チート薬学で成り上がり! 伯爵家から放逐されたけど優しい子爵家の養子になりました!
芽狐
ファンタジー
⭐️チート薬学3巻発売中⭐️
ブラック企業勤めの37歳の高橋 渉(わたる)は、過労で倒れ会社をクビになる。
嫌なことを忘れようと、異世界のアニメを見ていて、ふと「異世界に行きたい」と口に出したことが、始まりで女神によって死にかけている体に転生させられる!
転生先は、スキルないも魔法も使えないアレクを家族は他人のように扱い、使用人すらも見下した態度で接する伯爵家だった。
新しく生まれ変わったアレク(渉)は、この最悪な現状をどう打破して幸せになっていくのか??
更新予定:なるべく毎日19時にアップします! アップされなければ、多忙とお考え下さい!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
嫌われ者の悪役令息に転生したのに、なぜか周りが放っておいてくれない
AteRa
ファンタジー
エロゲの太ったかませ役に転生した。
かませ役――クラウスには処刑される未来が待っている。
俺は死にたくないので、痩せて死亡フラグを回避する。
*書籍化に際してタイトルを変更いたしました!
退屈な人生を歩んでいたおっさんが異世界に飛ばされるも無自覚チートで無双しながらネットショッピングしたり奴隷を買ったりする話
菊池 快晴
ファンタジー
無難に生きて、真面目に勉強して、最悪なブラック企業に就職した男、君内志賀(45歳)。
そんな人生を歩んできたおっさんだったが、異世界に転生してチートを授かる。
超成熟、四大魔法、召喚術、剣術、魔力、どれをとっても異世界最高峰。
極めつけは異世界にいながら元の世界の『ネットショッピング』まで。
生真面目で不器用、そんなおっさんが、奴隷幼女を即購入!?
これは、無自覚チートで無双する真面目なおっさんが、元の世界のネットショッピングを楽しみつつ、奴隷少女と異世界をマイペースに旅するほんわか物語です。
巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
オンラインゲームしてたらいつの間にやら勇者になってました(笑)
こばやん2号
ファンタジー
どこにでもいそうなごくごく平凡な男「小橋 大和(こばし やまと)」が
唯一の趣味と言っていいバーチャルオンラインゲームをプレイしている最中に
突然別の世界に飛ばされてしまう
いきなりのことに戸惑う男だったが
異世界転生ものの小説やマンガ・アニメの知識と
やりこんできたRPGゲームの経験を活かし
その世界で奮闘する大和と
その世界で出会った仲間たちとともに
冒険をしていくうちに
気付けば【勇者】として崇められ
魔王討伐に向かわなければならない始末
そんな大和の活躍を描いた
ちょっぴり楽しくちょっぴりエッチでちょっぴり愉快な
異世界冒険活劇である
貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する
美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」
御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。
ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。
✳︎不定期更新です。
21/12/17 1巻発売!
22/05/25 2巻発売!
コミカライズ決定!
20/11/19 HOTランキング1位
ありがとうございます!
左遷されたオッサン、移動販売車と異世界転生でスローライフ!?~貧乏孤児院の救世主!
武蔵野純平
ファンタジー
大手企業に勤める平凡なアラフォー会社員の米櫃亮二は、セクハラ上司に諫言し左遷されてしまう。左遷先の仕事は、移動販売スーパーの運転手だった。ある日、事故が起きてしまい米櫃亮二は、移動販売車ごと異世界に転生してしまう。転生すると亮二と移動販売車に不思議な力が与えられていた。亮二は転生先で出会った孤児たちを救おうと、貧乏孤児院を宿屋に改装し旅館経営を始める。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる