【完結】不運腐男子の桃色転生

閑話 傾国の美少年に抗えない人達

ワンコ系騎士の場合

※挿入あり
　


　ヒメルには最近仲良くなった神官騎士がいた。
　その騎士はおば様方に評判のいい大型ワンコ系である。騎士であるにも関わらず、その天然さ故に謎に可愛がられているのだ。ここ数年、孫、娘の婿にしたい男ランキング一位をかっさらい続けているほどだ。
　冒険者であるヒメルは怪我をすることが多いため、必然的に神殿の治癒術士の世話になることが多い。そんなある日に知り合ったのが、神殿を守る神官騎士の一人、アレンだ。
　冒険者と神官が親しくなることはほとんど無いが、騎士となるとそうでも無い。魔物が増え過ぎた場合に限り、神官騎士も討伐に繰り出すことがあるからだ。以前のとある殲滅戦で共に戦って以降、アレンとヒメルの仲は続いていた。
　今、二人はアレンの部屋にいる。休日を共に過ごしている最中、雨に降られたせいである。雨宿りするのにアレンの家が近かったのだ。

　「せっかくの休日なのに、ついてないなぁ…」
　「天気はどうしようもないし、しょうがないよ」

　濡れて頬に張り付く髪を耳にかけながら、ヒメルは自分の服を見てボヤいた。アレンは笑って返事をしたが、ヒメルのその姿に内心ドギマギしていた。
　濡れた髪を耳にかける仕草は酷く色っぽく、身体に張り付いたシャツは薄桃色の胸の粒と肌を透けさせていて男とは思えないほど妖艶だった。ツンと上を向いた粒がシャツを持ち上げていて、まるでつまんでくれと訴えかけられているようだとアレンは感じていた。
　アレンの喉仏がぐっと下にさがり、唾を飲み込む。興奮で息は荒く、早い段階で理性はなくなっているように見えた。
　アレンはそっと静かにヒメルに手を伸ばした。我慢できなかった親指の腹でいやらしい粒を潰すと、ヒメルは小さく喘いで肩を震わせた。反射的にアレンに向けられたその顔は、突然出してしまった自分の嬌声に恥ずかしみ頬が染まている。
　その顔は男の本能を刺激するには十分すぎるほど蠱惑的で、アレンは欲のままに唇を落とした。若い欲望は力強く、ヒメルの小さな口を貪る。純情そうな見た目に反しアレンはそれなりの経験があるようで、キスは中々に気持ちが良さそうだった。肉厚の舌が口内を弄り、舌を絡めとって吸い付く。ヒメルは徐々に欲情していき、自分も舌を絡ませて答える。
　濡れたヒメルのシャツは剥ぎ取られ、その美しい身体が愛撫される。キスに夢中になっているヒメルの意識を割くように背筋を撫でたり粒を摘んだりすれば、腰がびくりと跳ねた。
　ここ数年ですっかり快感を拾うのが上手くなったヒメルは、初めて行為に及んだ時よりもずっと快楽に従順になっていた。キスをやめたヒメルの顔はすっかり蕩けていて、アレンの欲に抗う様子は少しも見えない。
　その艶めかしい顔を合意と受け取ったアレンは、ヒメルのズボンと下着を脱がした。成長してもなお未だ毛の一本も生えていない体の中心で、平均より小ぶりな陰茎が可愛らしく主張している。アレンはそれに吸い寄せられるようにかぶりついた。

　「ひぁっっあっきもちっっ」

　熱い口内に陰茎を包まれたヒメルは、我慢出来ずに腰をカクカク揺らしている。舌先が裏筋や鈴口を執拗に刺激し、ヒメルは口淫で白濁を放った。その白濁をアレンは悦に入った顔で見せつけるようにそれを飲み下した。自身の欲望を飲まれたヒメルは恥ずかし気にしながらも、どこか興奮しているように見えた。
　アレンは再び陰茎に齧り付き、乳を吸うようにしゃぶられたソレは先程果てたのが嘘のように、直ぐ硬さを取り戻した。
　美味しいミルクを飲むために口淫しながらも早く挿れてしまいたいアレンは、少し急いたように蕾に指を挿入した。先走りと唾液で濡らされた指はあっさりと蕾に侵入し、中をかき分けていく。まるで導かれたように、アレンは直ぐヒメルのイイ所を見つけ出した。巧みな口淫と蕾を解しながら一点を玩ばれ、ヒメルは再び快感を吐き出すもアレンの手と口は止まらない。白濁は飛び出たそばからアレンに吸われ、果てながらも一点は弄られ続けている。
　過ぎた快感から逃げようとするヒメルの腰はアレンにしっかりと掴まれており、少しも逃げることはできていなかった。ささやかな抵抗をものともせず、指は増やされて挿入の準備が進められていく。
　ヒメルは腰が抜けてしまうも、アレンによってゆっくりと床に押し倒された。力なく床に寝そべるヒメルの足がM字に開かれ、その間にアレンは膝をついている。ヒメルは両足の膝裏を持ち上げられて、アレンの眼前にヒクついた蕾と先走りを垂れ流す陰茎を晒した。ヒメルの股に顔を埋めたアレンは獲物に貪りつく飢えた狼のように、広がった蕾を舌で犯していく。熱い舌が中を押し進み、ヒメルに聞かせるように水音を響かせながら媚肉を舐める。
　解れる頃には長いこと舐め続けられた蕾は次第に色づいていき、中のうねる媚肉が見えてしまっていた。
　ヒメルの両足はアレンの肩にかけられて、アレンの赤黒くまるで腕のような凶悪な陰茎が近づけられていく。念入りに解されてもなおその陰茎は挿いりきらず、太い所でつっかえている。アレンは先っぽから何度も出し入れを繰り返して、少しずつ押し入っていった。
　首を振りながらも抵抗しないヒメルの蕾はどんどん受け入れ、陰茎は遂に収められてしまった。しわ一つないくらい広げられた蕾には、普段の様子からは想像もできないような凶悪なモノが刺さっており、アレンが少し動くだけでヒメルは喘ぎを抑えられない。開かれた奥を容赦なく押され、一点は常に潰されてしまっている。
　アレンが腰を揺らし始めると、ヒメルは直ぐに空イキした。アレンが一回ピストンをするだけで、ヒメルはイってしまいそうになる程快感が高まっていた。
　最初はゆっくりだったピストンは次第に早くなり、ヒメルの絶頂も早くなる。ヒメルがイク度に中が締り、アレンは快感に顔をしかめた。しかしイクことなく腰を打ち付けて、ヒメルを喘がせた。
　ヒメルは何度も空イキした果てに、潮を吹いた。勢いよく出たそれはヒメル自身を汚し、さらにその瞬間アレンが最奥に熱い白濁を注いだ。
　一度では足りないアレンがヒメルを離さず何度も犯した結果、ヒメルの中は白濁でいっぱいになりお腹が出る程になった。それでも欲が収まらないアレンは蕾から白濁を垂れ流しにするヒメルを四つん這いにさせ、太ももに自分の白濁に塗れた陰茎を挟ませる。そのままヒメルの陰茎と玉を擦り上げながら三度もイッたのだった。





絶倫性欲お化けのわんこ騎士
次回更新は半年後になるか一年後になるか…
単調になって面白くなくなってくるな
なんかネタ落ちてきてくれ