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2章
53話 レナースの罠
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2台の馬車はかなりの距離を駆けているように感じた。
一見しただけだが、王都はかなりの広さだった。
街の反対側の入り口付近の宿にでも案内されているのだろうか?
そんなことを考えていると馬車がようやく停車した。
「おい、着いたみたいだぞ」
膝の上で眠るルナを起こそうとするハルト。
しかし揺すってもなかなか起きる気配がない。
「はぁ。仕方ない。ユキ、ちょっと手を貸して……」
そう言いながらユキの方へ眼をやると、普段真面目で居眠りなんてしないはずのユキも目を閉じていた。
その様子を見てハルトは違和感を感じ取った。
その瞬間馬車のドアが音を立てて開く。
「へぇ?安眠香が効いてないなんて驚いたぜ」
起きていたハルトを見て意外そうな顔をしてレナースがそう言った。
口調も表情も先ほどとはまるで別人だった。
やはり睡眠誘導系のアイテムか……!
「お前ら何者だ!?本当にミケース商会か?」
「くっくっく!あははは!バカな奴らだぜ!ちょっといい馬車で小奇麗な者が迎えに来たからって直ぐに信じちまうなんて!」
たしかにうかつだった……!しかしミケース商会の話や俺らがフォーレンシアへ向かおうとしていることをいったいどうやって……。まさか……ブランドさん達もグル……!?
レナースは焦るハルトを見てニヤッと笑うと短剣を構えた。
「まぁいい、お前は依頼に含まれていないからな。どちらにせよ始末する予定だ」
お前は……?ってことは狙いは俺じゃないのか?
ハルトは後ろを振り返って眠っている二人を見た。
「ふふ、察しの通り。俺らの狙いはその二人。希少種を捕えて奴隷として売ればかなり儲かるんでな!」
レナースはそう言うと持っていた短剣でハルトに切りかかった。
しかしハルトは腰にさしていた剣の鞘で簡単にその攻撃を防いだ。
なるほど、こいつら奴隷商人に雇われた殺し屋ってところか。
「ふふ、こいつらが簡単に奴隷になんてなるはずないだろう。それにお前程度で俺を何とかできると思っているのか?」
レナースは後ろに飛び退き距離を取って武器を構えなおした。
「確かに……俺一人じゃ厳しいだろうな。だが、余裕をこいているがお前こそ状況を分かってるのか?」
ハルトは馬車を降りながら周囲を見渡した。
辺りを見渡すとどうやらこの場所はどこかの倉庫の中らしい。
暗がりの中から人影が10人。いや、20人ほど出てきた。
さらに後ろを付いてきていたと思っていた後続の馬車はそこにはなかった。
「トロイ奴だぜ。ようやく気が付いたようだな。もう二人の仲間はロンメルたちの方で相手をしている。時期に囚われて連れて来られるだろうよ。片方はガキだったが、もう片方の女は器量もよさそうだしそこそこの値で娼館に売れそうだからな。そこの二人は強力な睡眠状態でいつ起きるとも知れない。20人以上の敵に囲まれているこの状況でお前に何が出来る?今降伏するなら労働奴隷として生かしといてやってもいいが?」
プルフラとルシアの方も気掛かりだが、ルシアは普段のんびりしているが例のスキルもある。何とかするだろう。
念話は……。
ダメだ。阻害されている……か。
拉致しようっていうんだ。外部へ連絡が取れるような場所に連れ込むほど敵も愚かではないか。
眠っている二人を守りながら戦うしかないか。
「降伏?冗談だろう。まとめてかかってこいよ相手してやるよ」
そういうとハルトは剣に手をかけた。
「お前が何者かは知らないが騎士団長を倒したと聞いている。そんな奴と真っ向から俺らが戦うとでも思っているのか!?安眠香が効かなかったときの手も考えてあるさ!!こい!」
レナースがそう言うと一人の女が飛び出してきた。
その者は犬や猫のような耳に狐のようなふわふわの尻尾を携えている。
「こいつはキャトランとはまた別の希少種フォクシルの幻術士!!幻術にかけてフォクシルの右に出る奴はいねぇ!お前は幻術にかかったまま踊り狂って死ね!!!」
「…………」
フォクシルの女は黙ったまま両手をハルトへ向けて意識を集中し始めた。
直後周囲の賊が一斉にハルトに切りかかってきた。
ハルトは華麗に躱しながら一人ずつ反撃を加えていく。
しかしそれらの相手には実体はなく、剣で斬りつけても切った感触がまるでなかった。
そればかりか、完全に躱しきったと思っていた賊の剣がハルトの体をかすめていく。
これが幻術か……。想像以上に厄介だな……。まずはあの女を何とかしないと……。
「幻術にかかっていても致命傷を受けないように攻撃をかわすか。本当にあいつは何者なんだ……。俺も出る!お前は幻術を奴にかけ続けろ!!」
「…………」
フォクシルの女は歯を噛みしめながらも黙ってレナースの言葉に従っていた。
ハルトはその様子を見てフォクシルの女は何か事情があって仕方なく協力しているのかもしれないと思った。
よく見ると首に鉄の首輪のような物が掛けられている。
そしてその首輪から何か魔力のような物も感じた。
それのせいで操られているのであろうとハルトは確信したが、まず周囲の敵を排除しなければ彼女へ近づくことも出来そうになかった。
「…………」
ハルトは賊の攻撃をかわしながら少し迷っていた。
おそらく身体強化を使えば幻術を無視して一気に殲滅できる。
でもまだ加減が分からないからフォクシルの人や馬車の二人を巻き込みかねない。
下手をすると建物ごと崩壊させてしまうかも知れない。
考えろ!何かあるはずだ!
「ははっ!騎士団長を倒した男と言ってもその程度か!!」
レナースがそう言いながらハルトに切りかかってきた。
躱したつもりだったが見えているレナースは幻術で作り出された偽物。実際のレナースの短剣がハルトの体に徐々に傷をつけていく。
「ちっ!なんて反応速度だ!こっちも身体強化を一部使ってるってのに!」
……?身体強化を一部?
騎士団長との模擬戦で使ったときは一度に全部を解放したから加減が出来なかった。一部だけならもしかして……。
ハルトは意識を足に集中して脚力だけを向上させるイメージをした。
「ははっ!立ち止まってどうした!?もう諦めたのか!?だったら死ねっ!!」
幻術で作られた複数のレナースが、構えた刃でハルトの首を4方から狙う。
「とった!!」
レナースが勝利を確認した直後。
その視界からハルトが消えた。
「はっ!?」
レナースがきょろきょろ辺りを見渡すとハルトはレナースのはるか後方にたっていた。
(ありえない……!いくら何でもこの俺が動く瞬間すら見えないだと!?転移魔法か……!?いや、転移魔法なら魔方陣が出るはず)
「貴様っ!!いったい何をした!!!!」
「何って、ただ攻撃を避けて歩いただけさ」
「ふざけたことをぬかしやがって!!いったい何のスキルを使ったんだ!!」
「脚力強化スキルを1段階解放しただけさ」
「1段階……?」
(身体強化スキルに段階があるなんて話を聞いたことがねぇ!絶対何か別のスキルだ!)
「ふ、ふん!どんなスキルを使用したのかはわからねぇが、そんな高速移動スキルなどそう何度も使用できるものはあるまい!幻術によって貴様の攻撃はこちらへ通じないのは同じこと。攻撃し続ければ貴様はいずれ倒れる!!」
その後レナースと賊達は幻術に紛れ、何度も何度もハルトへ切りかかった。
しかしハルトの衣服には多少攻撃が当たるものの攻撃が当たる瞬間ハルトは消えてしまうので、傷をつけることはもうできなくなっていた。
「ありえない……!!!!」
レナースには徐々にハルトの動きが、かすかにではあるが目で追えるようになってきていた。
だが見え始めたことによって逆にハルトに恐怖を感じ始めていた。
ハルトは幻術によって敵の位置や攻撃は正確には見えていない。
しかし攻撃が当たる瞬間、いや、肌に触れた瞬間反対側へ超高速で回避していた。
つまり、振りはらう刃が触れた瞬間に、その刃の速度よりも早く動いて傷つくのを避けているのだ。
(化物……!!こんな奴がいるなんて聞いてねぇ……!!)
レナースは恐怖で震えていた。
一見しただけだが、王都はかなりの広さだった。
街の反対側の入り口付近の宿にでも案内されているのだろうか?
そんなことを考えていると馬車がようやく停車した。
「おい、着いたみたいだぞ」
膝の上で眠るルナを起こそうとするハルト。
しかし揺すってもなかなか起きる気配がない。
「はぁ。仕方ない。ユキ、ちょっと手を貸して……」
そう言いながらユキの方へ眼をやると、普段真面目で居眠りなんてしないはずのユキも目を閉じていた。
その様子を見てハルトは違和感を感じ取った。
その瞬間馬車のドアが音を立てて開く。
「へぇ?安眠香が効いてないなんて驚いたぜ」
起きていたハルトを見て意外そうな顔をしてレナースがそう言った。
口調も表情も先ほどとはまるで別人だった。
やはり睡眠誘導系のアイテムか……!
「お前ら何者だ!?本当にミケース商会か?」
「くっくっく!あははは!バカな奴らだぜ!ちょっといい馬車で小奇麗な者が迎えに来たからって直ぐに信じちまうなんて!」
たしかにうかつだった……!しかしミケース商会の話や俺らがフォーレンシアへ向かおうとしていることをいったいどうやって……。まさか……ブランドさん達もグル……!?
レナースは焦るハルトを見てニヤッと笑うと短剣を構えた。
「まぁいい、お前は依頼に含まれていないからな。どちらにせよ始末する予定だ」
お前は……?ってことは狙いは俺じゃないのか?
ハルトは後ろを振り返って眠っている二人を見た。
「ふふ、察しの通り。俺らの狙いはその二人。希少種を捕えて奴隷として売ればかなり儲かるんでな!」
レナースはそう言うと持っていた短剣でハルトに切りかかった。
しかしハルトは腰にさしていた剣の鞘で簡単にその攻撃を防いだ。
なるほど、こいつら奴隷商人に雇われた殺し屋ってところか。
「ふふ、こいつらが簡単に奴隷になんてなるはずないだろう。それにお前程度で俺を何とかできると思っているのか?」
レナースは後ろに飛び退き距離を取って武器を構えなおした。
「確かに……俺一人じゃ厳しいだろうな。だが、余裕をこいているがお前こそ状況を分かってるのか?」
ハルトは馬車を降りながら周囲を見渡した。
辺りを見渡すとどうやらこの場所はどこかの倉庫の中らしい。
暗がりの中から人影が10人。いや、20人ほど出てきた。
さらに後ろを付いてきていたと思っていた後続の馬車はそこにはなかった。
「トロイ奴だぜ。ようやく気が付いたようだな。もう二人の仲間はロンメルたちの方で相手をしている。時期に囚われて連れて来られるだろうよ。片方はガキだったが、もう片方の女は器量もよさそうだしそこそこの値で娼館に売れそうだからな。そこの二人は強力な睡眠状態でいつ起きるとも知れない。20人以上の敵に囲まれているこの状況でお前に何が出来る?今降伏するなら労働奴隷として生かしといてやってもいいが?」
プルフラとルシアの方も気掛かりだが、ルシアは普段のんびりしているが例のスキルもある。何とかするだろう。
念話は……。
ダメだ。阻害されている……か。
拉致しようっていうんだ。外部へ連絡が取れるような場所に連れ込むほど敵も愚かではないか。
眠っている二人を守りながら戦うしかないか。
「降伏?冗談だろう。まとめてかかってこいよ相手してやるよ」
そういうとハルトは剣に手をかけた。
「お前が何者かは知らないが騎士団長を倒したと聞いている。そんな奴と真っ向から俺らが戦うとでも思っているのか!?安眠香が効かなかったときの手も考えてあるさ!!こい!」
レナースがそう言うと一人の女が飛び出してきた。
その者は犬や猫のような耳に狐のようなふわふわの尻尾を携えている。
「こいつはキャトランとはまた別の希少種フォクシルの幻術士!!幻術にかけてフォクシルの右に出る奴はいねぇ!お前は幻術にかかったまま踊り狂って死ね!!!」
「…………」
フォクシルの女は黙ったまま両手をハルトへ向けて意識を集中し始めた。
直後周囲の賊が一斉にハルトに切りかかってきた。
ハルトは華麗に躱しながら一人ずつ反撃を加えていく。
しかしそれらの相手には実体はなく、剣で斬りつけても切った感触がまるでなかった。
そればかりか、完全に躱しきったと思っていた賊の剣がハルトの体をかすめていく。
これが幻術か……。想像以上に厄介だな……。まずはあの女を何とかしないと……。
「幻術にかかっていても致命傷を受けないように攻撃をかわすか。本当にあいつは何者なんだ……。俺も出る!お前は幻術を奴にかけ続けろ!!」
「…………」
フォクシルの女は歯を噛みしめながらも黙ってレナースの言葉に従っていた。
ハルトはその様子を見てフォクシルの女は何か事情があって仕方なく協力しているのかもしれないと思った。
よく見ると首に鉄の首輪のような物が掛けられている。
そしてその首輪から何か魔力のような物も感じた。
それのせいで操られているのであろうとハルトは確信したが、まず周囲の敵を排除しなければ彼女へ近づくことも出来そうになかった。
「…………」
ハルトは賊の攻撃をかわしながら少し迷っていた。
おそらく身体強化を使えば幻術を無視して一気に殲滅できる。
でもまだ加減が分からないからフォクシルの人や馬車の二人を巻き込みかねない。
下手をすると建物ごと崩壊させてしまうかも知れない。
考えろ!何かあるはずだ!
「ははっ!騎士団長を倒した男と言ってもその程度か!!」
レナースがそう言いながらハルトに切りかかってきた。
躱したつもりだったが見えているレナースは幻術で作り出された偽物。実際のレナースの短剣がハルトの体に徐々に傷をつけていく。
「ちっ!なんて反応速度だ!こっちも身体強化を一部使ってるってのに!」
……?身体強化を一部?
騎士団長との模擬戦で使ったときは一度に全部を解放したから加減が出来なかった。一部だけならもしかして……。
ハルトは意識を足に集中して脚力だけを向上させるイメージをした。
「ははっ!立ち止まってどうした!?もう諦めたのか!?だったら死ねっ!!」
幻術で作られた複数のレナースが、構えた刃でハルトの首を4方から狙う。
「とった!!」
レナースが勝利を確認した直後。
その視界からハルトが消えた。
「はっ!?」
レナースがきょろきょろ辺りを見渡すとハルトはレナースのはるか後方にたっていた。
(ありえない……!いくら何でもこの俺が動く瞬間すら見えないだと!?転移魔法か……!?いや、転移魔法なら魔方陣が出るはず)
「貴様っ!!いったい何をした!!!!」
「何って、ただ攻撃を避けて歩いただけさ」
「ふざけたことをぬかしやがって!!いったい何のスキルを使ったんだ!!」
「脚力強化スキルを1段階解放しただけさ」
「1段階……?」
(身体強化スキルに段階があるなんて話を聞いたことがねぇ!絶対何か別のスキルだ!)
「ふ、ふん!どんなスキルを使用したのかはわからねぇが、そんな高速移動スキルなどそう何度も使用できるものはあるまい!幻術によって貴様の攻撃はこちらへ通じないのは同じこと。攻撃し続ければ貴様はいずれ倒れる!!」
その後レナースと賊達は幻術に紛れ、何度も何度もハルトへ切りかかった。
しかしハルトの衣服には多少攻撃が当たるものの攻撃が当たる瞬間ハルトは消えてしまうので、傷をつけることはもうできなくなっていた。
「ありえない……!!!!」
レナースには徐々にハルトの動きが、かすかにではあるが目で追えるようになってきていた。
だが見え始めたことによって逆にハルトに恐怖を感じ始めていた。
ハルトは幻術によって敵の位置や攻撃は正確には見えていない。
しかし攻撃が当たる瞬間、いや、肌に触れた瞬間反対側へ超高速で回避していた。
つまり、振りはらう刃が触れた瞬間に、その刃の速度よりも早く動いて傷つくのを避けているのだ。
(化物……!!こんな奴がいるなんて聞いてねぇ……!!)
レナースは恐怖で震えていた。
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