83 / 123
第一部
選択
しおりを挟む
半端に寝てしまったせいですっかり目が冴えていた。
アルテアはぐっと背伸びをして深く息を吐いた。
ベッドの上にぺたんと横たわりときおり小刻みに震えているハクが横目に入ったが、何をやっているのかはよくわからなかった。
ベッドから降りるアルテアに気づいてハクも起き上がり、本の角だけでバランスをとってくるくると回った。
「出かけるのか?」
「ああ。眠れないから少し夜風に当たってくるよ」
そう言って部屋を出ようとしたところでハクに引き止められた。
「待て。私も連れて行け」
「本当に少し外に出るだけだぞ?」
アルテアが特別なことをするわけではないと告げるが、それにハクは
「よい」
と短く答えて少年の手元まで飛んでいく。
「なら一緒に行くか」
少年はブックホルダーを腰に巻き、そこにハクを入れて落ちないように留め金をとめて固定した。
さすがに外でも自由に飛び回られては騒ぎになると思い自作したものだ。
何度か同じように外を歩いたことがあるため、その手つきは手馴れたものだ。
アルテアはドアを開けて音を立てないように階段を降りた。家族が寝静まっているためか、やけにひんやりとした空気を肌に感じた。
外に出てあてもなく村の方へ歩いていく。
アルテアが歩く度、腰元に吊られたハクが揺れた。
ハクは以前アルテアに
「そんなに揺られて酔ったりはしないのか?」と尋ねられたことがあった。
その時ハクは「私が酔うわけがなかろうが」とすげなく返しただけだったが、
実をいえば存外ハクは酔うどころかこの振動を気に入っていた。
ちょうど良い揺れ具合が彼女に安らぎをもたらしていた。
赤子が母の腕の中で揺られている時のような、そんな安らぎだった。
そんな腑抜けた自分を悟られまいとして、こうして一緒に出かける時はつい無口になってしまっていた。
そんなハクの心の内など知る由もないアルテアは、なぜいつも自分と出かけた途端にハクは不機嫌になるのだろうかと思い違いしていた。
いちど遠回しに聞いてみたことがあるが怒り気味で返されたため、それ以来追求することはやめていた。
「ふぅ」と息をついて立ち止まり、近くの木に背中を預けて空を見上げた。
光源の少ない村中では夜になると星がよく見えた。
見渡す限りに星の海が広がっていて淡い光を放っている。
汚染された前の世界では、空は常にどす黒く分厚い雲に覆われており見ることが出来なかった。
アルテアは感慨に浸りながら、ふと転生する前に女神の言っていたことを思い出した。
「この空のどこかに……俺のいた世界もあるんだろうか」
答えを求めての言葉ではなかった。
思ったことが自然と流れ出てしまった。
だがその問いかけに応じる声があった。
「あるだろうな。いま目に見える範囲にはないかもしれぬが」
異世界を渡り歩いていたという少女がそう言うならきっとあるのだろう。
どの辺にあるのだろうかと、星々を縫い合わせるように視線をうつしていく。
「やはりホームシックか」
ハクが腰元でいたずらっぽく言った。
「そうだな。
前の世界も、こんな風に空が見えるようにしたいんだ」
そうして二人とも何も言わずに、じっと星を眺めていた。
「不思議だよな」
しばらくしてアルテアが唐突に口を開いた。
「もし……俺の前の世界がこの星空の中にあるとして。あんなに汚染されて……中からは日の光さえ見ることもできないのに。外から見るとこんなに輝いて見えるなんてな」
「まるで詐欺みたいだ」とアルテアは自嘲気味に笑った。
そのどこか寂しげな顔に何を思ったのか、ハクは優しい声音でそれに応じる。
「星だけの話ではないよ。人も変わらん。外面だけ見ていると惑わせられる。一歩……内側に踏み込んでみるまでは本当のことは何もわからん。重要なのは己が目でモノの深淵をーー本質を見定めること。そして選択することだ。これはあらゆることに通ずる真理。世界はあらゆる選択で満ちておる」
選択。
その言葉にアルテアは、自分の選んだ道が正しいのだろうかと、ふと疑問が浮かんだ。
「……俺のした選択は合っているのかな」
親しい人を残して行く。
きっと残された人は悲しむだろう。
その選択が果たして正しいと言えるのだろうか。この期に及んでつい弱気になってしまう自分が情けなかった。
「さあな。そんなこと私にわかるわけがないだろう」
そんな彼の内心を知ってか知らずか、ハクは切り捨てるようにすげなく答えた。
それからブックホルダーの留め具を自分で外してするりと宙に抜け出して、そのままアルテアの肩口あたりまで浮かび上がった。
「人は皆、闇の中を歩いておる。一寸先も見えぬ道を、か細い糸を手繰るように少しずつ進んでゆく。その先で生き、出会った全ての物事を己の心に照らし合わせて行くべき道を選び、また歩き始める。その選択と、幾多の結果が折り重なり人を形作っていく。そこに正解や不正解はない。ただ、お主という男の信念と生き様があるだけだ」
「俺の、信念……」
「うじうじ考えている暇があるなら行動しろ、根暗め。そして行くと決めたなら全力で突き進め。いつの世も、何かを成せる者とはそういうものだ」
ハクは言い終わったあとに、どん、とアルテアの肩に体当たりした。
ハクなりの励ましなのだろう。罵倒まじりなのはきっと彼女なりの照れ隠しなのだと思うと、素直になれないところもなんだか可愛らしく感じて自然と口元が緩んだ。
「ああ、そうだな。お前の言う通りだ。ありがとな」
宙にふわふわと浮かぶ灰色の魔本に笑いかけながら、手を伸ばして天の部分をそっと撫でた。
「ひゃわっ!??な、なにをするっ、無礼者っ!」
魔本が奇声を発して逃げるようにわずかに身を引いた。
アルテアは、なぜ逃げるのかわからない、という顔でハクを見る。
「いや、お礼に頭でも撫でてやろうかと思ってな」
「ばかもの!人の頭に気安く触れるでないわっ!」
「イーリスとかノエルはなんか喜ぶからさ、ついやってしまうんだよな」
「つい……じゃないわ、この阿呆め!私とそんなガキ共を同じにするなと以前にも言ったろう!」
怒りを伝えるようにぷりぷりと上下に揺れるハクを見ながら、やっぱりそこって頭だったんだなと、アルテアはわりとどうでもいいことを考えていた。
「おい、聞いておるのか!だいたいお主はだなーー」
ハクの長くなりそうな小言が始まり、アルテアはやれやれと肩をすくめて苦笑する。
そうしてしばらくの間、星空の下ふたりで軽口を叩き合っていた。
アルテアはぐっと背伸びをして深く息を吐いた。
ベッドの上にぺたんと横たわりときおり小刻みに震えているハクが横目に入ったが、何をやっているのかはよくわからなかった。
ベッドから降りるアルテアに気づいてハクも起き上がり、本の角だけでバランスをとってくるくると回った。
「出かけるのか?」
「ああ。眠れないから少し夜風に当たってくるよ」
そう言って部屋を出ようとしたところでハクに引き止められた。
「待て。私も連れて行け」
「本当に少し外に出るだけだぞ?」
アルテアが特別なことをするわけではないと告げるが、それにハクは
「よい」
と短く答えて少年の手元まで飛んでいく。
「なら一緒に行くか」
少年はブックホルダーを腰に巻き、そこにハクを入れて落ちないように留め金をとめて固定した。
さすがに外でも自由に飛び回られては騒ぎになると思い自作したものだ。
何度か同じように外を歩いたことがあるため、その手つきは手馴れたものだ。
アルテアはドアを開けて音を立てないように階段を降りた。家族が寝静まっているためか、やけにひんやりとした空気を肌に感じた。
外に出てあてもなく村の方へ歩いていく。
アルテアが歩く度、腰元に吊られたハクが揺れた。
ハクは以前アルテアに
「そんなに揺られて酔ったりはしないのか?」と尋ねられたことがあった。
その時ハクは「私が酔うわけがなかろうが」とすげなく返しただけだったが、
実をいえば存外ハクは酔うどころかこの振動を気に入っていた。
ちょうど良い揺れ具合が彼女に安らぎをもたらしていた。
赤子が母の腕の中で揺られている時のような、そんな安らぎだった。
そんな腑抜けた自分を悟られまいとして、こうして一緒に出かける時はつい無口になってしまっていた。
そんなハクの心の内など知る由もないアルテアは、なぜいつも自分と出かけた途端にハクは不機嫌になるのだろうかと思い違いしていた。
いちど遠回しに聞いてみたことがあるが怒り気味で返されたため、それ以来追求することはやめていた。
「ふぅ」と息をついて立ち止まり、近くの木に背中を預けて空を見上げた。
光源の少ない村中では夜になると星がよく見えた。
見渡す限りに星の海が広がっていて淡い光を放っている。
汚染された前の世界では、空は常にどす黒く分厚い雲に覆われており見ることが出来なかった。
アルテアは感慨に浸りながら、ふと転生する前に女神の言っていたことを思い出した。
「この空のどこかに……俺のいた世界もあるんだろうか」
答えを求めての言葉ではなかった。
思ったことが自然と流れ出てしまった。
だがその問いかけに応じる声があった。
「あるだろうな。いま目に見える範囲にはないかもしれぬが」
異世界を渡り歩いていたという少女がそう言うならきっとあるのだろう。
どの辺にあるのだろうかと、星々を縫い合わせるように視線をうつしていく。
「やはりホームシックか」
ハクが腰元でいたずらっぽく言った。
「そうだな。
前の世界も、こんな風に空が見えるようにしたいんだ」
そうして二人とも何も言わずに、じっと星を眺めていた。
「不思議だよな」
しばらくしてアルテアが唐突に口を開いた。
「もし……俺の前の世界がこの星空の中にあるとして。あんなに汚染されて……中からは日の光さえ見ることもできないのに。外から見るとこんなに輝いて見えるなんてな」
「まるで詐欺みたいだ」とアルテアは自嘲気味に笑った。
そのどこか寂しげな顔に何を思ったのか、ハクは優しい声音でそれに応じる。
「星だけの話ではないよ。人も変わらん。外面だけ見ていると惑わせられる。一歩……内側に踏み込んでみるまでは本当のことは何もわからん。重要なのは己が目でモノの深淵をーー本質を見定めること。そして選択することだ。これはあらゆることに通ずる真理。世界はあらゆる選択で満ちておる」
選択。
その言葉にアルテアは、自分の選んだ道が正しいのだろうかと、ふと疑問が浮かんだ。
「……俺のした選択は合っているのかな」
親しい人を残して行く。
きっと残された人は悲しむだろう。
その選択が果たして正しいと言えるのだろうか。この期に及んでつい弱気になってしまう自分が情けなかった。
「さあな。そんなこと私にわかるわけがないだろう」
そんな彼の内心を知ってか知らずか、ハクは切り捨てるようにすげなく答えた。
それからブックホルダーの留め具を自分で外してするりと宙に抜け出して、そのままアルテアの肩口あたりまで浮かび上がった。
「人は皆、闇の中を歩いておる。一寸先も見えぬ道を、か細い糸を手繰るように少しずつ進んでゆく。その先で生き、出会った全ての物事を己の心に照らし合わせて行くべき道を選び、また歩き始める。その選択と、幾多の結果が折り重なり人を形作っていく。そこに正解や不正解はない。ただ、お主という男の信念と生き様があるだけだ」
「俺の、信念……」
「うじうじ考えている暇があるなら行動しろ、根暗め。そして行くと決めたなら全力で突き進め。いつの世も、何かを成せる者とはそういうものだ」
ハクは言い終わったあとに、どん、とアルテアの肩に体当たりした。
ハクなりの励ましなのだろう。罵倒まじりなのはきっと彼女なりの照れ隠しなのだと思うと、素直になれないところもなんだか可愛らしく感じて自然と口元が緩んだ。
「ああ、そうだな。お前の言う通りだ。ありがとな」
宙にふわふわと浮かぶ灰色の魔本に笑いかけながら、手を伸ばして天の部分をそっと撫でた。
「ひゃわっ!??な、なにをするっ、無礼者っ!」
魔本が奇声を発して逃げるようにわずかに身を引いた。
アルテアは、なぜ逃げるのかわからない、という顔でハクを見る。
「いや、お礼に頭でも撫でてやろうかと思ってな」
「ばかもの!人の頭に気安く触れるでないわっ!」
「イーリスとかノエルはなんか喜ぶからさ、ついやってしまうんだよな」
「つい……じゃないわ、この阿呆め!私とそんなガキ共を同じにするなと以前にも言ったろう!」
怒りを伝えるようにぷりぷりと上下に揺れるハクを見ながら、やっぱりそこって頭だったんだなと、アルテアはわりとどうでもいいことを考えていた。
「おい、聞いておるのか!だいたいお主はだなーー」
ハクの長くなりそうな小言が始まり、アルテアはやれやれと肩をすくめて苦笑する。
そうしてしばらくの間、星空の下ふたりで軽口を叩き合っていた。
0
お気に入りに追加
110
あなたにおすすめの小説
魔物の装蹄師はモフモフに囲まれて暮らしたい ~捨てられた狼を育てたら最強のフェンリルに。それでも俺は甘やかします~
うみ
ファンタジー
馬の装蹄師だった俺は火災事故から馬を救おうとして、命を落とした。
錬金術屋の息子として異世界に転生した俺は、「装蹄師」のスキルを授かる。
スキルを使えば、いつでもどこでも装蹄を作ることができたのだが……使い勝手が悪くお金も稼げないため、冒険者になった。
冒険者となった俺は、カメレオンに似たペットリザードと共に実家へ素材を納品しつつ、夢への資金をためていた。
俺の夢とは街の郊外に牧場を作り、動物や人に懐くモンスターに囲まれて暮らすこと。
ついに資金が集まる目途が立ち意気揚々と街へ向かっていた時、金髪のテイマーに蹴飛ばされ罵られた狼に似たモンスター「ワイルドウルフ」と出会う。
居ても立ってもいられなくなった俺は、金髪のテイマーからワイルドウルフを守り彼を新たな相棒に加える。
爪の欠けていたワイルドウルフのために装蹄師スキルで爪を作ったところ……途端にワイルドウルフが覚醒したんだ!
一週間の修行をするだけで、Eランクのワイルドウルフは最強のフェンリルにまで成長していたのだった。
でも、どれだけ獣魔が強くなろうが俺の夢は変わらない。
そう、モフモフたちに囲まれて暮らす牧場を作るんだ!
異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが
倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、
どちらが良い?……ですか。」
「異世界転生で。」
即答。
転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。
なろうにも数話遅れてますが投稿しております。
誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。
自分でも見直しますが、ご協力お願いします。
感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。
神々の間では異世界転移がブームらしいです。
はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》
楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。
理由は『最近流行ってるから』
数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。
優しくて単純な少女の異世界冒険譚。
第2部 《精霊の紋章》
ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。
それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。
第3部 《交錯する戦場》
各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。
人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。
第4部 《新たなる神話》
戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。
連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。
それは、この世界で最も新しい神話。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
悪役貴族の四男に転生した俺は、怠惰で自由な生活がしたいので、自由気ままな冒険者生活(スローライフ)を始めたかった。
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
俺は何もしてないのに兄達のせいで悪役貴族扱いされているんだが……
アーノルドは名門貴族クローリー家の四男に転生した。家の掲げる独立独行の家訓のため、剣技に魔術果ては鍛冶師の技術を身に着けた。
そして15歳となった現在。アーノルドは、魔剣士を育成する教育機関に入学するのだが、親戚や上の兄達のせいで悪役扱いをされ、付いた渾名は【悪役公子】。
実家ではやりたくもない【付与魔術】をやらされ、学園に通っていても心の無い言葉を投げかけられる日々に嫌気がさした俺は、自由を求めて冒険者になる事にした。
剣術ではなく刀を打ち刀を使う彼は、憧れの自由と、美味いメシとスローライフを求めて、時に戦い。時にメシを食らい、時に剣を打つ。
アーノルドの第二の人生が幕を開ける。しかし、同級生で仲の悪いメイザース家の娘ミナに学園での態度が演技だと知られてしまい。アーノルドの理想の生活は、ハチャメチャなものになって行く。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
退屈な人生を歩んでいたおっさんが異世界に飛ばされるも無自覚チートで無双しながらネットショッピングしたり奴隷を買ったりする話
菊池 快晴
ファンタジー
無難に生きて、真面目に勉強して、最悪なブラック企業に就職した男、君内志賀(45歳)。
そんな人生を歩んできたおっさんだったが、異世界に転生してチートを授かる。
超成熟、四大魔法、召喚術、剣術、魔力、どれをとっても異世界最高峰。
極めつけは異世界にいながら元の世界の『ネットショッピング』まで。
生真面目で不器用、そんなおっさんが、奴隷幼女を即購入!?
これは、無自覚チートで無双する真面目なおっさんが、元の世界のネットショッピングを楽しみつつ、奴隷少女と異世界をマイペースに旅するほんわか物語です。
外れギフト魔石抜き取りの奇跡!〜スライムからの黄金ルート!婚約破棄されましたのでもうお貴族様は嫌です〜
KeyBow
ファンタジー
この世界では、数千年前に突如現れた魔物が人々の生活に脅威をもたらしている。中世を舞台にした典型的なファンタジー世界で、冒険者たちは剣と魔法を駆使してこれらの魔物と戦い、生計を立てている。
人々は15歳の誕生日に神々から加護を授かり、特別なギフトを受け取る。しかし、主人公ロイは【魔石操作】という、死んだ魔物から魔石を抜き取るという外れギフトを授かる。このギフトのために、彼は婚約者に見放され、父親に家を追放される。
運命に翻弄されながらも、ロイは冒険者ギルドの解体所部門で働き始める。そこで彼は、生きている魔物から魔石を抜き取る能力を発見し、これまでの外れギフトが実は隠された力を秘めていたことを知る。
ロイはこの新たな力を使い、自分の運命を切り開くことができるのか?外れギフトを当りギフトに変え、チートスキルを手に入れた彼の物語が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる