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十五話 神楽殿のまぼろし①
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悪樓に連れられて、秘密の細道から神社の表まで戻ってくると、美雨は神楽殿の横に設置された、桟敷まで案内される。まるで平安時代のような畳床があり、衝立のおかげで、村人からは、こちら側が見えないように配慮されていた。
畳床には座布団がニ枚敷かれており、向かって上座の左に悪樓が座り、その右にならぶようにして美雨が座る。美雨は、下着を履いていないことに違和感を感じて、ソワソワしたものの、衝立が村人から自分を隠すように、囲われているのが救いだった。美雨は、内心ほっと胸を撫で下ろす。
(もしかして、最初から私がここに座ることは決まってたのかな。特に悪樓さんと、待ち合わせしてた訳じゃないのに……。でも、結局すぐに見つけちゃったし。私、悪樓さんのこと意識しすぎ)
友だちと過ごすのは楽しい。
けれど悪樓と離れると、彼と思い出を共有できないことを寂しく思い、無意識に悪樓の姿を探してしまう。同じ空間にいないと、美雨は自分の半身が居なくなったような寂しさを感じた。美雨に兄弟は居ないが、もし双子が居たとしたら、このような感覚だろうか。
安心できる場所を、一度知ってしまうと、それがなかった頃の自分がどう過ごしていたのか、全く想像ができない。悪樓は、この島の網元のようだし、彼にしかできない重要な職務も、たくさんあるだろうと思う。昨日だって、眠るまで美雨の側にいてくれた。いつでも一緒に過ごしたいなんて、子供っぽくて、相手を束縛してるみたいだ。そう思った美雨は、恥ずかしくなった。
(悪樓さんの優しさに甘えて、依存してるみたい。良くないよね。こんなこと口にしたら、重い女だって思われちゃうかも)
美雨が、ちらりと悪樓を見る。
彼女の視線に気付いたのか、悪樓はあいかわらず優しい眼差しでやんわりと微笑む。出逢って何日もたっていないのに、もう何年も共に過ごしたような、安心感のある彼に、自然と美雨も笑顔になった。
穂香が言うように、恋愛をそんなに『難しく』考えなくても良いのだろうか。そんなことは、到底ありえないけれど、人間ではないかもしれない、と思えるほど不思議な雰囲気をもつ相手でも、ただ、心のままに自分の直感を信じて、従えばいい。
出逢ったばかりの人に好意を持っても、何度も夢で見た相手なのだ。非現実ではあるけれど、運命を信じたいと美雨は思った。
(私、悪樓さんが好き)
心の中でそう意識した瞬間。
シャン、シャン、シャンと三回神楽鈴が鳴る音がして、二人の巫女が礼をすると舞台から掃けていった。なんとなく、現実に引き戻されたような気がして、美雨は背筋を伸ばす。
「美雨、いよいよ小嶌神楽が始まる」
「は、はい」
奏者が龍笛を吹き、三の鼓がポンポンと美しい音色を立てると、神楽殿の舞台の袖から、白無垢姿で神楽面を被った演者が、扇を前方に向けながら入ってくる。
そして、数人の男性が神楽歌を歌った。
古い言葉で、歌の意味は分からないが、緩やかなテンポで舞うその姿は、雅だった。そして、神楽殿から手のない龍……魚だろうか、それを支える人たちが現れる。ふと、それを見ていた悪樓が口を開いた。
「――――昔々、吉備の国の穴海に恐ろしい龍魚が住んでいた。それは、船を一隻飲み込むほどの、巨大な悪神だったという」
「あ……それ『水底から君に愛を込めて花束を』の冒頭に書いてありましたね」
昨日の今日で、読書はあまり進んでいなかったが、古代の神話をモチーフにしているようだったので、興味深く感じていた。日本のみならず神話や伝承は、美雨の好きなゲームや漫画のテーマにされることが多く、彼女もそういった伝承や神々に惹かれ、そういったイラストを描いていた。しかし、それとは別に、なぜか美雨はこの神楽から目が離せず、じっと魅入ってしまった。
白無垢の女面をつけた演者の周囲を、龍魚が遠巻きにぐるぐると回り始める。
「そうか。その龍魚は穴戸神とも呼ばれ、人々に恐れられた。彼の者は朝廷に逆らったので、まつろわぬ神となった。ともかく悪神とされたので、いつの頃やら、誰が始めたのか分からぬが、人身御供が捧げられるようになった」
「人身御供……」
生贄として、あの花嫁は海に投げられたのだろうか。そう聞けば日本の闇の部分、人柱の歴史を物語った恐ろしい神楽を見ているような気がする。けれど美雨は、凛とした音色と歌で舞う演者から目が離せずにいた。
演者たちは、音に合わせて緩やかにその場で回り、龍魚は人身御供となった女面の演者と距離を縮めるように舞う。花嫁が扇を水平にゆっくりと動かすと、それに付き従うようにして、きらきらと光る雫が空中に流れる。
まるでスローモーションで水流を眺めているようで、美雨はあまりの幻想的な光景に目を見開いた。それを皮切りに、まるで水中に気泡が浮かぶように、突然現れた水球が次から次へと神楽殿から、天井に向かって上がっていく。
さきほどの前座のように、村人から歓声は上がらず、皆には見えていないかのようだった。
(――――何?)
花嫁の角隠しから、ふわりと長く美しい黒い横髪が揺れて靡いた。
一周回って、美雨の正面まで来ると、それはのっぺりとした神楽面を被った演者ではなく、自分と瓜二つの少女になっており、じっと美雨を見つめている。
美雨は、喉がつまり心臓が掴まれたように驚いたが彼女から目を離せなかった。なにか、得体の知れない者が、自分の心の中で目覚めてしまいそうな、不思議な感覚に襲われながらも、ただ彼女と目を合わせることしかできず、時間が止まる。
――――どうか、待っていて。
そう言われたような気がするが、悪樓に名前を呼ばれて、美雨は現実に引き戻された。あの不可思議な水球の姿はどこにもなく、当然ながら、演者は神楽面の女面をつけて、何事もなく神楽を舞っている。
あれは夢だったのだろうか。悪樓を見ると相変わらずの無表情で、涼しい顔をしたまま美雨の左手に大きな手を置いた。そんなに、自分が不安そうな顔をしていたのだろうかと思うと、なんだか気恥ずかしい。
「逢瀬のせいで、貴女の心がここにあらずなのかと思った。私の嫁御寮は、淫乱な私に相応しく、あれだけでは物足りなかったのかと」
「ち、ちがっ……! 悪樓さんの意地悪」
美雨が頬を膨らませると、悪樓は笑って彼女の指をぎゅっと握った。からかうような意地悪を言っても、悪樓は心の底から美雨を気遣い、心配するような表情をしている。
「美雨、体調に変化はないか? 友と募る話もあったろう。遊び疲れて、気分が優れないのか。それとも、人身御供など不快なものだったか?」
「あ、あの。悪樓さん、大丈夫です。とても幻想的で魅入ってしまって。全然不快じゃないです。とても感動して、私」
ふと、悪樓が美雨の頬に触れる。無意識のうちに、流れていた涙を拭き取ってくれた。美雨はなぜ、悲しくもないのに、突然涙が溢れてきたのか、自分でも理解ができなかったが、拭ってくれた悪樓の指先を、ただぎゅっと握って彼の存在を感じると目を瞑った。
✤✤✤
「あ、結衣。ようやく帰ってきた。ねぇ、美雨がどこに居るか知らない?」
「あれ、結衣ちゃん。望月さんと一緒じゃなかったのか」
「僕も、美雨ちゃんと一緒にいたのかと思ったんだけど」
神楽殿に向かう人が多くなったせいか、夜店から少し離れた所で、たむろしていた友人たちを見かけた結衣は、ひらひらと手を振りながらゆっくり歩いてきた。
心配するような表情をしている穂香は、陽翔に腰を抱かれていて、結衣は心の中で鼻で笑うと、知らないと答える。
(穂香ってば、バレバレなんだよね。なんで陽翔くんみたいなヤリチンが好きなんだろ。可愛い穂香には、絶対似合わない)
穂香は、学年で一番可愛い子だった。お洒落でスポーツ万能、明るくて華やかで頭も良くて性格もいいので、男女問わず人気がある。読モやっててもおかしくない、そう思うくらいスタイルもいい。結衣にとって穂香は憧れの存在だった。彼女になりたくて、可愛い彼女の側でお揃いのものを身に着けることが、結衣のステータスだった。
だから、穂香からかつてセフレだった陽翔のことを好きだと言われた時は、耳を疑った。そんなことは内緒で、お互い何も言わないし、暗黙の了解で陽翔と接しているけれど。
(陽翔くんは、エッチは上手かったけどね。私のお下がりなんて最っ高にダサい。穂香には将来性なさそうな奴はだめだよ。共有するならもっといい男じゃないと)
「そっか……。大丈夫かな、美雨。あの子は少しぼーっとしてる所があるから」
「悪樓さんと一緒にいるんじゃない?」
穂香は心配そうに呟く。結衣は内心、ため息をついた。
畳床には座布団がニ枚敷かれており、向かって上座の左に悪樓が座り、その右にならぶようにして美雨が座る。美雨は、下着を履いていないことに違和感を感じて、ソワソワしたものの、衝立が村人から自分を隠すように、囲われているのが救いだった。美雨は、内心ほっと胸を撫で下ろす。
(もしかして、最初から私がここに座ることは決まってたのかな。特に悪樓さんと、待ち合わせしてた訳じゃないのに……。でも、結局すぐに見つけちゃったし。私、悪樓さんのこと意識しすぎ)
友だちと過ごすのは楽しい。
けれど悪樓と離れると、彼と思い出を共有できないことを寂しく思い、無意識に悪樓の姿を探してしまう。同じ空間にいないと、美雨は自分の半身が居なくなったような寂しさを感じた。美雨に兄弟は居ないが、もし双子が居たとしたら、このような感覚だろうか。
安心できる場所を、一度知ってしまうと、それがなかった頃の自分がどう過ごしていたのか、全く想像ができない。悪樓は、この島の網元のようだし、彼にしかできない重要な職務も、たくさんあるだろうと思う。昨日だって、眠るまで美雨の側にいてくれた。いつでも一緒に過ごしたいなんて、子供っぽくて、相手を束縛してるみたいだ。そう思った美雨は、恥ずかしくなった。
(悪樓さんの優しさに甘えて、依存してるみたい。良くないよね。こんなこと口にしたら、重い女だって思われちゃうかも)
美雨が、ちらりと悪樓を見る。
彼女の視線に気付いたのか、悪樓はあいかわらず優しい眼差しでやんわりと微笑む。出逢って何日もたっていないのに、もう何年も共に過ごしたような、安心感のある彼に、自然と美雨も笑顔になった。
穂香が言うように、恋愛をそんなに『難しく』考えなくても良いのだろうか。そんなことは、到底ありえないけれど、人間ではないかもしれない、と思えるほど不思議な雰囲気をもつ相手でも、ただ、心のままに自分の直感を信じて、従えばいい。
出逢ったばかりの人に好意を持っても、何度も夢で見た相手なのだ。非現実ではあるけれど、運命を信じたいと美雨は思った。
(私、悪樓さんが好き)
心の中でそう意識した瞬間。
シャン、シャン、シャンと三回神楽鈴が鳴る音がして、二人の巫女が礼をすると舞台から掃けていった。なんとなく、現実に引き戻されたような気がして、美雨は背筋を伸ばす。
「美雨、いよいよ小嶌神楽が始まる」
「は、はい」
奏者が龍笛を吹き、三の鼓がポンポンと美しい音色を立てると、神楽殿の舞台の袖から、白無垢姿で神楽面を被った演者が、扇を前方に向けながら入ってくる。
そして、数人の男性が神楽歌を歌った。
古い言葉で、歌の意味は分からないが、緩やかなテンポで舞うその姿は、雅だった。そして、神楽殿から手のない龍……魚だろうか、それを支える人たちが現れる。ふと、それを見ていた悪樓が口を開いた。
「――――昔々、吉備の国の穴海に恐ろしい龍魚が住んでいた。それは、船を一隻飲み込むほどの、巨大な悪神だったという」
「あ……それ『水底から君に愛を込めて花束を』の冒頭に書いてありましたね」
昨日の今日で、読書はあまり進んでいなかったが、古代の神話をモチーフにしているようだったので、興味深く感じていた。日本のみならず神話や伝承は、美雨の好きなゲームや漫画のテーマにされることが多く、彼女もそういった伝承や神々に惹かれ、そういったイラストを描いていた。しかし、それとは別に、なぜか美雨はこの神楽から目が離せず、じっと魅入ってしまった。
白無垢の女面をつけた演者の周囲を、龍魚が遠巻きにぐるぐると回り始める。
「そうか。その龍魚は穴戸神とも呼ばれ、人々に恐れられた。彼の者は朝廷に逆らったので、まつろわぬ神となった。ともかく悪神とされたので、いつの頃やら、誰が始めたのか分からぬが、人身御供が捧げられるようになった」
「人身御供……」
生贄として、あの花嫁は海に投げられたのだろうか。そう聞けば日本の闇の部分、人柱の歴史を物語った恐ろしい神楽を見ているような気がする。けれど美雨は、凛とした音色と歌で舞う演者から目が離せずにいた。
演者たちは、音に合わせて緩やかにその場で回り、龍魚は人身御供となった女面の演者と距離を縮めるように舞う。花嫁が扇を水平にゆっくりと動かすと、それに付き従うようにして、きらきらと光る雫が空中に流れる。
まるでスローモーションで水流を眺めているようで、美雨はあまりの幻想的な光景に目を見開いた。それを皮切りに、まるで水中に気泡が浮かぶように、突然現れた水球が次から次へと神楽殿から、天井に向かって上がっていく。
さきほどの前座のように、村人から歓声は上がらず、皆には見えていないかのようだった。
(――――何?)
花嫁の角隠しから、ふわりと長く美しい黒い横髪が揺れて靡いた。
一周回って、美雨の正面まで来ると、それはのっぺりとした神楽面を被った演者ではなく、自分と瓜二つの少女になっており、じっと美雨を見つめている。
美雨は、喉がつまり心臓が掴まれたように驚いたが彼女から目を離せなかった。なにか、得体の知れない者が、自分の心の中で目覚めてしまいそうな、不思議な感覚に襲われながらも、ただ彼女と目を合わせることしかできず、時間が止まる。
――――どうか、待っていて。
そう言われたような気がするが、悪樓に名前を呼ばれて、美雨は現実に引き戻された。あの不可思議な水球の姿はどこにもなく、当然ながら、演者は神楽面の女面をつけて、何事もなく神楽を舞っている。
あれは夢だったのだろうか。悪樓を見ると相変わらずの無表情で、涼しい顔をしたまま美雨の左手に大きな手を置いた。そんなに、自分が不安そうな顔をしていたのだろうかと思うと、なんだか気恥ずかしい。
「逢瀬のせいで、貴女の心がここにあらずなのかと思った。私の嫁御寮は、淫乱な私に相応しく、あれだけでは物足りなかったのかと」
「ち、ちがっ……! 悪樓さんの意地悪」
美雨が頬を膨らませると、悪樓は笑って彼女の指をぎゅっと握った。からかうような意地悪を言っても、悪樓は心の底から美雨を気遣い、心配するような表情をしている。
「美雨、体調に変化はないか? 友と募る話もあったろう。遊び疲れて、気分が優れないのか。それとも、人身御供など不快なものだったか?」
「あ、あの。悪樓さん、大丈夫です。とても幻想的で魅入ってしまって。全然不快じゃないです。とても感動して、私」
ふと、悪樓が美雨の頬に触れる。無意識のうちに、流れていた涙を拭き取ってくれた。美雨はなぜ、悲しくもないのに、突然涙が溢れてきたのか、自分でも理解ができなかったが、拭ってくれた悪樓の指先を、ただぎゅっと握って彼の存在を感じると目を瞑った。
✤✤✤
「あ、結衣。ようやく帰ってきた。ねぇ、美雨がどこに居るか知らない?」
「あれ、結衣ちゃん。望月さんと一緒じゃなかったのか」
「僕も、美雨ちゃんと一緒にいたのかと思ったんだけど」
神楽殿に向かう人が多くなったせいか、夜店から少し離れた所で、たむろしていた友人たちを見かけた結衣は、ひらひらと手を振りながらゆっくり歩いてきた。
心配するような表情をしている穂香は、陽翔に腰を抱かれていて、結衣は心の中で鼻で笑うと、知らないと答える。
(穂香ってば、バレバレなんだよね。なんで陽翔くんみたいなヤリチンが好きなんだろ。可愛い穂香には、絶対似合わない)
穂香は、学年で一番可愛い子だった。お洒落でスポーツ万能、明るくて華やかで頭も良くて性格もいいので、男女問わず人気がある。読モやっててもおかしくない、そう思うくらいスタイルもいい。結衣にとって穂香は憧れの存在だった。彼女になりたくて、可愛い彼女の側でお揃いのものを身に着けることが、結衣のステータスだった。
だから、穂香からかつてセフレだった陽翔のことを好きだと言われた時は、耳を疑った。そんなことは内緒で、お互い何も言わないし、暗黙の了解で陽翔と接しているけれど。
(陽翔くんは、エッチは上手かったけどね。私のお下がりなんて最っ高にダサい。穂香には将来性なさそうな奴はだめだよ。共有するならもっといい男じゃないと)
「そっか……。大丈夫かな、美雨。あの子は少しぼーっとしてる所があるから」
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