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第三部 天界編
伍、狂愛と無常―其の四―
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「はぁ……っ、はぁっ……どうして、こんなひどい事するの……? 羅漢、貴方だって誰かを好きになった事はあるでしょ、はぁっ……こんな……のっ、酷いよ! 貴方は聖なる天鬼なのにっ、こんな事するなんてっ、どうしてなの?」
若菜は蜜色の瞳を潤ませながら、性愛の淫紋に抵抗するように、汚いテーブルの上で羅漢の肩を押したが、ピクリとも動かない。
フン、と鼻を鳴らした羅漢は、さらに乱暴に若菜の服を腰まで引きちぎると、白い乳房に噛みつくように舐めた。
若菜の清らかな甘い香りに興奮したように乳輪に舌を絡めると、すぐに先端が突起して呼吸が乱れる。ねっとりと分厚い鬼の舌を愛らしい蕾に絡ませ、唾液まみれにすると、若菜は甘い声をあげた。
「あっ、やぁっ……っ、くぅっ、あっ、ああっ、だめ、あっ、あんっ、お胸、だめ、弱いのっ、舐めないでぇっ、はぁっ、はぁっ、んっ、んんっ、あっ、だめ、いやぁ」
「女を愛した事など一度もない。もちろん男もだが、俺たちの城にいる性奴隷たちはどれも気に入っているぜ。あいつらは俺の快楽を満たしてくれる可愛い愛玩動物だ……。お前は特に俺の可愛いお気に入りだ。他の男の名前を呼ぶと何故かイライラする……。肌や髪に触れたかと思うとこの場で、こいつらを殺したいくらいだ」
羅漢は、感情を圧し殺すようにして言うと、酒場にいる者たちは震え上がった。
他の性奴隷同士がいくら絡み合って性交をしようが、羅漢にとっては、堕落した余興に過ぎない。
第六天魔王が封じられた時から、天界は退屈で刺激のない平和な時間が流れていた。
退屈は、羅漢の心を蝕んでいき、阿修羅王と同じように無意味に快楽を貪るようになっていく。
若菜の蕾を指で摘み、唇で挟むと触手のように舌で円を描き、支配するようにねじ伏せた。反応するように若菜の華奢な腰が浮くのが、可愛い。
胸の芯を、手で揉みほぐすように動かされると、真っ昼間の酒場に、若菜の甘い嬌声と吐息が響く。
「ひっ、あっぅ! はぁっ、ぁ、やらぁっ、あっ、んん、はぁっ、あっあっ、よわ、い、そこ弱いのっ、はぁっ……んんっ」
「はぁ、若菜……お前は、俺が愛を知らねぇ男だからこんな事をしてるとでも思ってんだろ? 暇つぶしだよ、ひ・ま・つ・ぶ・し。なら、お前が俺に教えろよ」
羅漢はぷっくらと膨らむ胸の蕾を舐めながら、若菜の太腿を強引に開けた。修羅族の兵士たちが無表情で入口を塞ぎ、足元で酒場の客は、羅漢の蛮行に怯えきっている。
無垢な亀裂から薄桃色の媚肉が彼らの目の前で曝け出されると、清らかで甘い清浄の香りが立ち込める。
美しい、性愛の女神の秘部を見た、呑んだくれの男たちは、股間が膨らんだ。
二本の指で、無垢な亀裂から溢れ出た蜜を絡め取り、花芯に擦りつける。それをまるで、大きくするように指の腹で根元から優しく擦り、円を描くようにしてコリコリと擦ると、指の間で摘む。
「あっ、あぁぁあっ!! やぁっ、あっっ、ぁっっ、やめっ、はぁっ、あっあっあっ♡ いやぁ、そこ、せめ、ないでぇっ、あっあっ、おねがいっ、堪忍してぇっ♡ なんかへんっ、いやぁぁ、ちがうのぉ」
「ははっ、そういや八百万の方ではここを陰核っていうんだっけ? ほーら、我慢すんな、いーけ、いーけ、さねイキしろ! イッて愛液ぶちまけてみろよ、若菜」
淫紋のせいで、元々感じやすい花芯がさらに敏感になり、羅漢の指で扱かれ、撫で回されると若菜は我慢できずに快楽に泣きながら絶頂に達した。
淫らな愛液がキラキラと聖水のように飛び散り、男たちは思わず息を飲む。
羅漢は、呼吸を乱す若菜の淫紋を舐め、濡れた薄桃色の亀裂までたどり着くと、装飾品のついた舌先で、可愛らしく芽吹いた陰核を絡め取る。
上下に虐めるように舐め、ねっとりと吸い上げ若菜の様子を挑発するように、淫靡に見つめた。
「あっ、あんっ! やぁぁぁっ♡ あっ、ああっ、お願いしますっ、あっあっ、ひっ、助けてっ、気持ちよくて死んじゃうっ♡」
「んっ……トロンとした目になってきたなぁ、若菜。どんだけ朔を愛してるって言っても、いつもこうして、快楽に負けてるじゃねぇか。お前の小さい男根がヒクヒクしてるぞ、なぁ、淫売女神様よ」
「ち、ちがっ……はぁぁっ、貴方が舐めるからっ、あっ、ああっ、いっ――――ッッ!!」
ちゅるちゅると、陰核だけを集中的に舐めると若菜は泣きながら何度も絶頂に達する。酷い言葉を投げかけられ、切なく泣く若菜の可愛い表情に、羅漢は嗜虐心を煽られて興奮する。
抵抗できない絶望、無垢な若菜を朔から寝取る高揚感は、今までに感じた事が無かった。
「ご主人様だろ、若菜ぁ。仕方ねぇなぁ……さねの裏も舐めてやるよ。んんっ……はぁ、美味い。濃い愛液が溢れてキマるわぁ。んんっ」
羅漢の装飾品がついた舌が膣口に挿入された。
膣内を掻き分け、花芯の裏を丸い金属で刺激するように舐める。若菜は、全身玉のような汗を浮かべながら、テーブルの上でビクビクと腰を震わせた。
「あっあっあっ♡ 朔ちゃんたすけてっ、いやぁっ、あっ、ご主人様、やめ、やめ、丸いの当たるっ、当たるからぁっ、あっ、助けてっ、あっあっあっ、イクッ、んぁぁっ♡♡」
触手のように蠢く舌が、柔な肉を割いて陰核の裏を舐めると、猥雑に膣内が痙攣し羅漢の舌を締め付けた。極上の酒が喉を潤し、柔らかな肉が舌を愛撫するような感覚に、頬を上気させ、羅漢はゆっくりと舌を抜いた。
酒場の男たちのズボンは、とうとう先走りの液体で濡れ始めている。
「さぁ、指で掻き出してやるよ……。お前らに特別に見せてやる。俺の最高級の性奴隷の女陰は、どんな女よりも美しいぞ。なんたってあの冷血な極悪非道な第六天魔王を魅了した、いやらしい聖なる雌穴だ」
「いやぁ……み、見ないでっ……恥ずかしい、ひっく……」
綺麗な花弁を指で開くと、いやらしい無垢な膣口が羅漢の言葉に呼応するようにヒクヒクとしている。
淫売女神かと思った若菜の女陰は、男たちや兵士が見たこともないほど鮮やかに美しく整っていて、いやらしく蜜を垂らしては、物欲しそうにしている。
若菜の肉体も容姿も、性愛の女神として完璧な美を兼ね備えていた。
泣きながら顔を覆う若菜の膣内に、二本の指が挿入されると、羅漢は一瞬眉をしかめ、ニヤリと口の端で笑みを浮かべた。
「んぁ……? 羅刹、本当にやったんだな。処女に戻されたせいで、膣内が若干硬くなってるぜ。女は経験を重ね、感じれば感じるほど女陰が良くなっていくってのによぉ。ま、いーや。俺がしっかりと快楽を刻んで、堕としてやる」
「あっ、あぁっっ! いやっ、あっあっ、あんっ、へんっ、これっ、いやぁぁっ、気持ちいい♡ 淫紋消してっ、消してよぉっ、あっ、ああ、やだ、やだぁ♡、いやぁっ、そこっ、あっあ!」
二本の指が膣内の奥まで入ると、子宮の入り口付近の、プニっとした部分に当たる。陰茎がそこに当てられると、若菜が失神するほど感じてしまう、謎の場所である。
羅漢の指が、じゅぷ、じゅぷと動かされると極上の花弁がミミズ千匹のように絡みつき、ふっくらとしたヒダが、柔らかく指の付け根を包み込む。
羅漢は若菜に舌を絡めながら、可愛らしい顔を覗き込んだ。
「極上の女陰だなぁ、若菜。おらおら、ポルチオイキしろよ。イキまくって『朔ちゃん』を忘れろ。昼間から俺に犯されてよがりまくってるくせによぉ……お前は俺が勝ち取ったものだぜ。もう俺だけにしとけ」
ぬぷぬぷと指を動かされると若菜の腰がビクビクと上下に動く。喉を反らして淫らな潮吹きをしてしまった。気持ちよくて何度も頭の中で花火が散る。けれど、絶対に朔を愛する気持ちだけは手放さないと、ぶんぶんと頭を振った。
若菜の愛液で指をびちゃびちゃに濡らしながら、羅漢は、何度も若菜を追い詰め、潮吹きさせた。
「もうやぁ、何度もイッてますっ、はぁっ、ごしゅじんさま、逃げ出してごめんなさっ、あ、ああっ♡ やぁあっ、気持ちいい、んんっ、あっ、もう、指、抜いて、気持ちいいっ、あっ、奥触らないで、いいっ、あっあっあっ! ~~~~ッッ♡」
「あぁ、いいぜ。その顔……もう指じゃ我慢できねぇだろ? ん? 逃げ出すから悪ぃんだぜ……? いいか、あいつらと違ってお前は特別なんだ。俺に逆らわず従えば、どんな贅沢もさせてやる。ほら、気持ちいいだろ……俺の指を締め付けて可愛い女だ」
若菜の女陰から指を抜いた羅漢は、それを舐め、愛しそうに若菜の稲穂の髪を撫でた。腰鎧を外して兵士に持たせると、羅漢は若菜の足を引き寄せ、幼い縦筋に男根を挿入する。
淫紋が鈍く光り、若菜は甘い嬌声をあげて足の指をピンと伸ばした。
羅漢の下半身から脳の天辺まで、凄まじい快楽が這い上がってくる。一種の麻薬のような蕩ける快楽に、羅漢の口の端から唾液が流れた。
「あ、あうっ、いやぁ、これだめっ、あっあっあっ♡ 許してっっ、さっきいっぱいいったからぁ、やぁぁ、やらぁ、抜いてっ、変になるっっ、あっ、あんっ、ごしゅじんさまぁっ」
「やっべ……。この淫紋やっぱ、すっげぇキマるわぁ。……俺の淫紋で女陰も心もズブズブになっちまったなぁ。んぁ、ぐしょぐしょの女陰、絡みついてきて食われちまいそうだ。はあぁ、たまんね」
若菜の懇願など無視して、羅漢は腰を動かす。愛らしい薄桃色の入り口に陰茎が出入りするたびに、肌が打ち付けられる淫らな音がする。
羅漢は早漏ではないが、入り口の吸い付く分厚いヒダから巾着のような締め付け、淫らに蠢く壁という極上の名器に、我慢する気も無く続けて射精する。
打ちひしがれた若菜の瞳が快楽に揺れ、思考はドロドロに蕩けていた。
「~~~~ッッ♡」
「今イッたなぁ、若菜。はぁっ、くっ、泣くなよ。まさか、朔に申し訳ないとでも思ってるのか? こんなによがり倒してるくせに……認めろよ。羅漢様の男根大好きですってな」
「あっあっあっ! きらいっ、あなたなんてっ、きらいっ、言わないでっ、あっ、んんっ、ひぁぁ、やぁ、お願い、もうっ、膣内で出さないでっ、やんっ、あ、やぁぁん♡」
華奢な若菜を抱き、子宮の入り口に目掛けて亀頭を擦り付ける。白濁した液体を溢れさせないよう蓋をするように根元まで突き上げると、綺麗な爪の先がピンと空中に伸びる。
若菜の両手を机に押さえつけ、羅漢は彼女を制圧し、白濁した液体が流れ落ちないように陰茎を出し入れする。若菜は乳房を揺らしながら、快楽に意識を嬲られていた。
「はぁっ……連続で何回出せるか試してやろうっくっ……はっ、羅刹より先に見つけたからな、めちゃくちゃに犯してやるっ……はぁ、若菜、若菜っ……はぁっ、はっ……逃がすかっ」
種付するように、上からぬちゅ、ぬちゅと男根を出入りさせ、腰をくねらせる。羅漢は、自分の精神が徐々に蝕まれて行くのを感じた。
弟が、若菜を抱く事を想像するだけで嫉妬してしまう。そして羅漢が気付かぬうちに羅刹もまた若菜に陶酔していた。
「イクッ、イクッ、いやぁ、あっ、あ、ひっ、ああっ、あっ、だめ、奥、先がコリコリ当たって、あっあっあっ、もう犯さないで、お腹いっぱい、お腹いっぱいなのぉ、いやぁっ♡♡」
「俺を愛するといえ! 若菜、っくっ、はぁっ、で、るっ!」
若菜が絶頂に達した瞬間、愛液と精液で濡れた亀裂から、ついにどくどくと溢れ出して思わずするりと男根が抜ける。
若菜の足が横に倒れると、酒場のテーブルに垂れた精液がポタポタと床を汚した。
ぐったりとして呼吸を乱す若菜の愛らしい顔と、淫らな肉体は、まるで淫靡な一枚の絵のようだった。
その姿を見るだけで、男根が反応して、また頭をもたげる。
「ら、羅漢様……そろそろ城に戻られた方が……外に人集りができ始めているようです」
「黙れ」
若菜は蜜色の瞳を潤ませながら、性愛の淫紋に抵抗するように、汚いテーブルの上で羅漢の肩を押したが、ピクリとも動かない。
フン、と鼻を鳴らした羅漢は、さらに乱暴に若菜の服を腰まで引きちぎると、白い乳房に噛みつくように舐めた。
若菜の清らかな甘い香りに興奮したように乳輪に舌を絡めると、すぐに先端が突起して呼吸が乱れる。ねっとりと分厚い鬼の舌を愛らしい蕾に絡ませ、唾液まみれにすると、若菜は甘い声をあげた。
「あっ、やぁっ……っ、くぅっ、あっ、ああっ、だめ、あっ、あんっ、お胸、だめ、弱いのっ、舐めないでぇっ、はぁっ、はぁっ、んっ、んんっ、あっ、だめ、いやぁ」
「女を愛した事など一度もない。もちろん男もだが、俺たちの城にいる性奴隷たちはどれも気に入っているぜ。あいつらは俺の快楽を満たしてくれる可愛い愛玩動物だ……。お前は特に俺の可愛いお気に入りだ。他の男の名前を呼ぶと何故かイライラする……。肌や髪に触れたかと思うとこの場で、こいつらを殺したいくらいだ」
羅漢は、感情を圧し殺すようにして言うと、酒場にいる者たちは震え上がった。
他の性奴隷同士がいくら絡み合って性交をしようが、羅漢にとっては、堕落した余興に過ぎない。
第六天魔王が封じられた時から、天界は退屈で刺激のない平和な時間が流れていた。
退屈は、羅漢の心を蝕んでいき、阿修羅王と同じように無意味に快楽を貪るようになっていく。
若菜の蕾を指で摘み、唇で挟むと触手のように舌で円を描き、支配するようにねじ伏せた。反応するように若菜の華奢な腰が浮くのが、可愛い。
胸の芯を、手で揉みほぐすように動かされると、真っ昼間の酒場に、若菜の甘い嬌声と吐息が響く。
「ひっ、あっぅ! はぁっ、ぁ、やらぁっ、あっ、んん、はぁっ、あっあっ、よわ、い、そこ弱いのっ、はぁっ……んんっ」
「はぁ、若菜……お前は、俺が愛を知らねぇ男だからこんな事をしてるとでも思ってんだろ? 暇つぶしだよ、ひ・ま・つ・ぶ・し。なら、お前が俺に教えろよ」
羅漢はぷっくらと膨らむ胸の蕾を舐めながら、若菜の太腿を強引に開けた。修羅族の兵士たちが無表情で入口を塞ぎ、足元で酒場の客は、羅漢の蛮行に怯えきっている。
無垢な亀裂から薄桃色の媚肉が彼らの目の前で曝け出されると、清らかで甘い清浄の香りが立ち込める。
美しい、性愛の女神の秘部を見た、呑んだくれの男たちは、股間が膨らんだ。
二本の指で、無垢な亀裂から溢れ出た蜜を絡め取り、花芯に擦りつける。それをまるで、大きくするように指の腹で根元から優しく擦り、円を描くようにしてコリコリと擦ると、指の間で摘む。
「あっ、あぁぁあっ!! やぁっ、あっっ、ぁっっ、やめっ、はぁっ、あっあっあっ♡ いやぁ、そこ、せめ、ないでぇっ、あっあっ、おねがいっ、堪忍してぇっ♡ なんかへんっ、いやぁぁ、ちがうのぉ」
「ははっ、そういや八百万の方ではここを陰核っていうんだっけ? ほーら、我慢すんな、いーけ、いーけ、さねイキしろ! イッて愛液ぶちまけてみろよ、若菜」
淫紋のせいで、元々感じやすい花芯がさらに敏感になり、羅漢の指で扱かれ、撫で回されると若菜は我慢できずに快楽に泣きながら絶頂に達した。
淫らな愛液がキラキラと聖水のように飛び散り、男たちは思わず息を飲む。
羅漢は、呼吸を乱す若菜の淫紋を舐め、濡れた薄桃色の亀裂までたどり着くと、装飾品のついた舌先で、可愛らしく芽吹いた陰核を絡め取る。
上下に虐めるように舐め、ねっとりと吸い上げ若菜の様子を挑発するように、淫靡に見つめた。
「あっ、あんっ! やぁぁぁっ♡ あっ、ああっ、お願いしますっ、あっあっ、ひっ、助けてっ、気持ちよくて死んじゃうっ♡」
「んっ……トロンとした目になってきたなぁ、若菜。どんだけ朔を愛してるって言っても、いつもこうして、快楽に負けてるじゃねぇか。お前の小さい男根がヒクヒクしてるぞ、なぁ、淫売女神様よ」
「ち、ちがっ……はぁぁっ、貴方が舐めるからっ、あっ、ああっ、いっ――――ッッ!!」
ちゅるちゅると、陰核だけを集中的に舐めると若菜は泣きながら何度も絶頂に達する。酷い言葉を投げかけられ、切なく泣く若菜の可愛い表情に、羅漢は嗜虐心を煽られて興奮する。
抵抗できない絶望、無垢な若菜を朔から寝取る高揚感は、今までに感じた事が無かった。
「ご主人様だろ、若菜ぁ。仕方ねぇなぁ……さねの裏も舐めてやるよ。んんっ……はぁ、美味い。濃い愛液が溢れてキマるわぁ。んんっ」
羅漢の装飾品がついた舌が膣口に挿入された。
膣内を掻き分け、花芯の裏を丸い金属で刺激するように舐める。若菜は、全身玉のような汗を浮かべながら、テーブルの上でビクビクと腰を震わせた。
「あっあっあっ♡ 朔ちゃんたすけてっ、いやぁっ、あっ、ご主人様、やめ、やめ、丸いの当たるっ、当たるからぁっ、あっ、助けてっ、あっあっあっ、イクッ、んぁぁっ♡♡」
触手のように蠢く舌が、柔な肉を割いて陰核の裏を舐めると、猥雑に膣内が痙攣し羅漢の舌を締め付けた。極上の酒が喉を潤し、柔らかな肉が舌を愛撫するような感覚に、頬を上気させ、羅漢はゆっくりと舌を抜いた。
酒場の男たちのズボンは、とうとう先走りの液体で濡れ始めている。
「さぁ、指で掻き出してやるよ……。お前らに特別に見せてやる。俺の最高級の性奴隷の女陰は、どんな女よりも美しいぞ。なんたってあの冷血な極悪非道な第六天魔王を魅了した、いやらしい聖なる雌穴だ」
「いやぁ……み、見ないでっ……恥ずかしい、ひっく……」
綺麗な花弁を指で開くと、いやらしい無垢な膣口が羅漢の言葉に呼応するようにヒクヒクとしている。
淫売女神かと思った若菜の女陰は、男たちや兵士が見たこともないほど鮮やかに美しく整っていて、いやらしく蜜を垂らしては、物欲しそうにしている。
若菜の肉体も容姿も、性愛の女神として完璧な美を兼ね備えていた。
泣きながら顔を覆う若菜の膣内に、二本の指が挿入されると、羅漢は一瞬眉をしかめ、ニヤリと口の端で笑みを浮かべた。
「んぁ……? 羅刹、本当にやったんだな。処女に戻されたせいで、膣内が若干硬くなってるぜ。女は経験を重ね、感じれば感じるほど女陰が良くなっていくってのによぉ。ま、いーや。俺がしっかりと快楽を刻んで、堕としてやる」
「あっ、あぁっっ! いやっ、あっあっ、あんっ、へんっ、これっ、いやぁぁっ、気持ちいい♡ 淫紋消してっ、消してよぉっ、あっ、ああ、やだ、やだぁ♡、いやぁっ、そこっ、あっあ!」
二本の指が膣内の奥まで入ると、子宮の入り口付近の、プニっとした部分に当たる。陰茎がそこに当てられると、若菜が失神するほど感じてしまう、謎の場所である。
羅漢の指が、じゅぷ、じゅぷと動かされると極上の花弁がミミズ千匹のように絡みつき、ふっくらとしたヒダが、柔らかく指の付け根を包み込む。
羅漢は若菜に舌を絡めながら、可愛らしい顔を覗き込んだ。
「極上の女陰だなぁ、若菜。おらおら、ポルチオイキしろよ。イキまくって『朔ちゃん』を忘れろ。昼間から俺に犯されてよがりまくってるくせによぉ……お前は俺が勝ち取ったものだぜ。もう俺だけにしとけ」
ぬぷぬぷと指を動かされると若菜の腰がビクビクと上下に動く。喉を反らして淫らな潮吹きをしてしまった。気持ちよくて何度も頭の中で花火が散る。けれど、絶対に朔を愛する気持ちだけは手放さないと、ぶんぶんと頭を振った。
若菜の愛液で指をびちゃびちゃに濡らしながら、羅漢は、何度も若菜を追い詰め、潮吹きさせた。
「もうやぁ、何度もイッてますっ、はぁっ、ごしゅじんさま、逃げ出してごめんなさっ、あ、ああっ♡ やぁあっ、気持ちいい、んんっ、あっ、もう、指、抜いて、気持ちいいっ、あっ、奥触らないで、いいっ、あっあっあっ! ~~~~ッッ♡」
「あぁ、いいぜ。その顔……もう指じゃ我慢できねぇだろ? ん? 逃げ出すから悪ぃんだぜ……? いいか、あいつらと違ってお前は特別なんだ。俺に逆らわず従えば、どんな贅沢もさせてやる。ほら、気持ちいいだろ……俺の指を締め付けて可愛い女だ」
若菜の女陰から指を抜いた羅漢は、それを舐め、愛しそうに若菜の稲穂の髪を撫でた。腰鎧を外して兵士に持たせると、羅漢は若菜の足を引き寄せ、幼い縦筋に男根を挿入する。
淫紋が鈍く光り、若菜は甘い嬌声をあげて足の指をピンと伸ばした。
羅漢の下半身から脳の天辺まで、凄まじい快楽が這い上がってくる。一種の麻薬のような蕩ける快楽に、羅漢の口の端から唾液が流れた。
「あ、あうっ、いやぁ、これだめっ、あっあっあっ♡ 許してっっ、さっきいっぱいいったからぁ、やぁぁ、やらぁ、抜いてっ、変になるっっ、あっ、あんっ、ごしゅじんさまぁっ」
「やっべ……。この淫紋やっぱ、すっげぇキマるわぁ。……俺の淫紋で女陰も心もズブズブになっちまったなぁ。んぁ、ぐしょぐしょの女陰、絡みついてきて食われちまいそうだ。はあぁ、たまんね」
若菜の懇願など無視して、羅漢は腰を動かす。愛らしい薄桃色の入り口に陰茎が出入りするたびに、肌が打ち付けられる淫らな音がする。
羅漢は早漏ではないが、入り口の吸い付く分厚いヒダから巾着のような締め付け、淫らに蠢く壁という極上の名器に、我慢する気も無く続けて射精する。
打ちひしがれた若菜の瞳が快楽に揺れ、思考はドロドロに蕩けていた。
「~~~~ッッ♡」
「今イッたなぁ、若菜。はぁっ、くっ、泣くなよ。まさか、朔に申し訳ないとでも思ってるのか? こんなによがり倒してるくせに……認めろよ。羅漢様の男根大好きですってな」
「あっあっあっ! きらいっ、あなたなんてっ、きらいっ、言わないでっ、あっ、んんっ、ひぁぁ、やぁ、お願い、もうっ、膣内で出さないでっ、やんっ、あ、やぁぁん♡」
華奢な若菜を抱き、子宮の入り口に目掛けて亀頭を擦り付ける。白濁した液体を溢れさせないよう蓋をするように根元まで突き上げると、綺麗な爪の先がピンと空中に伸びる。
若菜の両手を机に押さえつけ、羅漢は彼女を制圧し、白濁した液体が流れ落ちないように陰茎を出し入れする。若菜は乳房を揺らしながら、快楽に意識を嬲られていた。
「はぁっ……連続で何回出せるか試してやろうっくっ……はっ、羅刹より先に見つけたからな、めちゃくちゃに犯してやるっ……はぁ、若菜、若菜っ……はぁっ、はっ……逃がすかっ」
種付するように、上からぬちゅ、ぬちゅと男根を出入りさせ、腰をくねらせる。羅漢は、自分の精神が徐々に蝕まれて行くのを感じた。
弟が、若菜を抱く事を想像するだけで嫉妬してしまう。そして羅漢が気付かぬうちに羅刹もまた若菜に陶酔していた。
「イクッ、イクッ、いやぁ、あっ、あ、ひっ、ああっ、あっ、だめ、奥、先がコリコリ当たって、あっあっあっ、もう犯さないで、お腹いっぱい、お腹いっぱいなのぉ、いやぁっ♡♡」
「俺を愛するといえ! 若菜、っくっ、はぁっ、で、るっ!」
若菜が絶頂に達した瞬間、愛液と精液で濡れた亀裂から、ついにどくどくと溢れ出して思わずするりと男根が抜ける。
若菜の足が横に倒れると、酒場のテーブルに垂れた精液がポタポタと床を汚した。
ぐったりとして呼吸を乱す若菜の愛らしい顔と、淫らな肉体は、まるで淫靡な一枚の絵のようだった。
その姿を見るだけで、男根が反応して、また頭をもたげる。
「ら、羅漢様……そろそろ城に戻られた方が……外に人集りができ始めているようです」
「黙れ」
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