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鮮明な記憶
なぜ私がそこにいるのか
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思い出してきたので、書くことにする。
――――――――――――――――――
西暦何年か不明の、恐らくとてつもない未来に行ってしまった、"タイムトラベラー"である私。
長かったようでとても短い体験だった。
この前の日記にも記した通り、通行人らしき人に話しかけると、うつむき黙ったまま去っていった。
あまり怒らない私だったけど、すこし怒りを覚えたのを思い出した。
その時から、そこの世界がなんだか異様に感じた。
なぜ私が呼ばれたのだろう。ここへ来た意味はあるのか??
何故か親も一緒にいたが、なんだ?
旅行だったのか......それとも何か使命があってここに来たのか?
ビルの上へ登ると、辺り一面がビルだらけだった。
感情がない生物がいるのは非常に気分が悪いものであったが、私は都会が好きだからこういう景色を見ることができて嬉しかったのを覚えている。
この街にいたのは、というかこの時代にいた期間は、本当に短く2週間くらいだった。
その間にここのことを色々調べた。
パソコンの文字が良く読めなかったけど、ボタンを手当り次第に押してみると表示言語が英語になり、わずかだが読めるようになった。
解読すると、どうやら......。
人間はとっくに滅亡した。
しかも我々は人類を非難する、とまで書いてある。
残念ながら2週間しかそこに居れず、その生物とのコミュニケーションが出来ないことからずっと親が借りた家に引きこもっていた。
非難するって書いていたから、わざと無視したのか? それとも私たちはただ、コミュニケーションが出来てないだけで外見は、その感情のない生物になっているのか???
未来は恐ろしいな......。
あらゆるものを変えてくる....。
結局調べることしかできずに、その2週間が終わった気がした......。
少しでも興味を持ったらこの世界とお別れなのかはよく分からない。
1部記憶が綺麗に抜けていて、そこだけ謎の空白が存在している。
なにがあったんだ。そして何故私だったんだ......。
――――――――――――――――――
これが私の不気味体験。
残念ながらオチもない。まさかたったの2週間でここの世界に戻るとは考えてもいなかった。
今思うと、写真に残しとけば良かったな。
いや、やっぱり未来のことだから、その写真がこの世界に戻る頃にはもう存在していない可能性もある......。
この未来を見て、私はもっと感情を出し想いを伝えたくなった。
しかも、あんな未来には誰もしたくないだろう......。
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西暦何年か不明の、恐らくとてつもない未来に行ってしまった、"タイムトラベラー"である私。
長かったようでとても短い体験だった。
この前の日記にも記した通り、通行人らしき人に話しかけると、うつむき黙ったまま去っていった。
あまり怒らない私だったけど、すこし怒りを覚えたのを思い出した。
その時から、そこの世界がなんだか異様に感じた。
なぜ私が呼ばれたのだろう。ここへ来た意味はあるのか??
何故か親も一緒にいたが、なんだ?
旅行だったのか......それとも何か使命があってここに来たのか?
ビルの上へ登ると、辺り一面がビルだらけだった。
感情がない生物がいるのは非常に気分が悪いものであったが、私は都会が好きだからこういう景色を見ることができて嬉しかったのを覚えている。
この街にいたのは、というかこの時代にいた期間は、本当に短く2週間くらいだった。
その間にここのことを色々調べた。
パソコンの文字が良く読めなかったけど、ボタンを手当り次第に押してみると表示言語が英語になり、わずかだが読めるようになった。
解読すると、どうやら......。
人間はとっくに滅亡した。
しかも我々は人類を非難する、とまで書いてある。
残念ながら2週間しかそこに居れず、その生物とのコミュニケーションが出来ないことからずっと親が借りた家に引きこもっていた。
非難するって書いていたから、わざと無視したのか? それとも私たちはただ、コミュニケーションが出来てないだけで外見は、その感情のない生物になっているのか???
未来は恐ろしいな......。
あらゆるものを変えてくる....。
結局調べることしかできずに、その2週間が終わった気がした......。
少しでも興味を持ったらこの世界とお別れなのかはよく分からない。
1部記憶が綺麗に抜けていて、そこだけ謎の空白が存在している。
なにがあったんだ。そして何故私だったんだ......。
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これが私の不気味体験。
残念ながらオチもない。まさかたったの2週間でここの世界に戻るとは考えてもいなかった。
今思うと、写真に残しとけば良かったな。
いや、やっぱり未来のことだから、その写真がこの世界に戻る頃にはもう存在していない可能性もある......。
この未来を見て、私はもっと感情を出し想いを伝えたくなった。
しかも、あんな未来には誰もしたくないだろう......。
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