恋をした公爵令嬢は貧乏男爵を今度こそ子爵に出世させることにした

私の名前はマーガレット・マックスウェル・ウィリアムズ。ヘイズ王国では国王に続く2位の地位にあるウィリアムズ公爵家の長女。
ウィリアムズ公爵家は私が夫を迎えて継ぐ予定なのだけど、公爵令嬢である私は恋をした。貧乏男爵のロベール・ル・ヴァクトに。

公爵家と男爵家には身分の差がある。私がロベールと婚約するためには、今の爵位(男爵)から伯爵くらいまで引き上げないといけない。
私はロベールを子爵にするために『邪魔な子爵を潰す作戦』を実行した。要は、不正を行う貴族を捕まえること。
2人の子爵を逮捕することに成功した私。子爵をもう1人逮捕できればロベールを子爵にすることができる、とヘイズ王と約束した。

だから、今度こそはロベールを子爵にする!

この物語は、私が恋したロベールを、私の婚約者として外野から文句が言われないくらいまで出世させていく話。

※物語の都合上、時代設定は近代〜現代にしています(一部異なる部分もあります)。一般的な令嬢ものと設定が異なりますので、ご了承下さい。

なお、この物語は『恋をした公爵令嬢は貧乏男爵を出世させることにした』および『恋をした公爵令嬢は貧乏男爵を子爵に出世させることにした』の続編です。前作を読まなくても分かるように書いていますので、特に前作から読んでいただく必要はありません。
前作に興味のある方は下記をご覧下さい。

『恋をした公爵令嬢は貧乏男爵を出世させることにした』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/904259942/719752371
『恋をした公爵令嬢は貧乏男爵を子爵に出世させることにした』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/904259942/965804448
24h.ポイント 0pt
259
小説 193,475 位 / 193,475件 恋愛 58,373 位 / 58,373件

あなたにおすすめの小説

アリシアの恋は終わったのです。

ことりちゃん
恋愛
昼休みの廊下で、アリシアはずっとずっと大好きだったマークから、いきなり頬を引っ叩かれた。 その瞬間、アリシアの恋は終わりを迎えた。 そこから長年の虚しい片想いに別れを告げ、新しい道へと歩き出すアリシア。 反対に、後になってアリシアの想いに触れ、遅すぎる行動に出るマーク。 案外吹っ切れて楽しく過ごす女子と、どうしようもなく後悔する残念な男子のお話です。 ーーーーー 12話で完結します。 よろしくお願いします(´∀`)

私があなたを好きだったころ

豆狸
恋愛
「……エヴァンジェリン。僕には好きな女性がいる。初恋の人なんだ。学園の三年間だけでいいから、聖花祭は彼女と過ごさせてくれ」 ※1/10タグの『婚約解消』を『婚約→白紙撤回』に訂正しました。

光の聖女は闇属性の王弟殿下と逃亡しました。

屋月 トム伽
恋愛
光の国と呼ばれるカレディア国。その国に伝わる聖獣様の光のシード(魔法の核)に選ばれた聖女の一人であったセレスティアは、王太子殿下の婚約者でもあった。 そんなある日、王太子殿下の浮気の証拠を掴んでセレスティアから婚約破棄をするつもりが、天井から落ちてきた男のせいでセレスティアの不貞を理由に婚約破棄をされてしまう。 「王太子殿下。図が高いですわ」 「誰に言っている!!」 そう言って、王太子殿下を怒らせてしまったセレスティアに手を差し伸べたのは、天井から落ちてきた男___シュタルベルグ国の王弟殿下ヴェイグだった。彼がセレスティアをカレディア国から連れ出してくれることになり、二人で逃亡すると、カレディア国では大聖女候補であったセレスティアを連れ戻そうとし始めて……。

あなたの子ですが、内緒で育てます

椿蛍
恋愛
「本当にあなたの子ですか?」  突然現れた浮気相手、私の夫である国王陛下の子を身籠っているという。  夫、王妃の座、全て奪われ冷遇される日々――王宮から、追われた私のお腹には陛下の子が宿っていた。  私は強くなることを決意する。 「この子は私が育てます!」  お腹にいる子供は王の子。  王の子だけが不思議な力を持つ。  私は育った子供を連れて王宮へ戻る。  ――そして、私を追い出したことを後悔してください。 ※夫の後悔、浮気相手と虐げられからのざまあ ※他サイト様でも掲載しております。 ※hotランキング1位&エールありがとうございます!

好きでした、さようなら

豆狸
恋愛
「……すまない」 初夜の床で、彼は言いました。 「君ではない。私が欲しかった辺境伯令嬢のアンリエット殿は君ではなかったんだ」 悲しげに俯く姿を見て、私の心は二度目の死を迎えたのです。 なろう様でも公開中です。

多産を見込まれて嫁いだ辺境伯家でしたが旦那様が閨に来ません。どうしたらいいのでしょう?

あとさん♪
恋愛
「俺の愛は、期待しないでくれ」 結婚式当日の晩、つまり初夜に、旦那様は私にそう言いました。 それはそれは苦渋に満ち満ちたお顔で。そして呆然とする私を残して、部屋を出て行った旦那様は、私が寝た後に私の上に伸し掛かって来まして。 不器用な年上旦那さまと割と飄々とした年下妻のじれじれラブ(を、目指しました) ※序盤、主人公が大切にされていない表現が続きます。ご気分を害された場合、速やかにブラウザバックして下さい。ご自分のメンタルはご自分で守って下さい。 ※小説家になろうにも掲載しております

仲の良かったはずの婚約者に一年無視され続け、婚約解消を決意しましたが

ゆらゆらぎ
恋愛
エルヴィラ・ランヴァルドは第二王子アランの幼い頃からの婚約者である。仲睦まじいと評判だったふたりは、今では社交界でも有名な冷えきった仲となっていた。 定例であるはずの茶会もなく、婚約者の義務であるはずのファーストダンスも踊らない そんな日々が一年と続いたエルヴィラは遂に解消を決意するが──

別れてくれない夫は、私を愛していない

abang
恋愛
「私と別れて下さい」 「嫌だ、君と別れる気はない」 誕生パーティー、結婚記念日、大切な約束の日まで…… 彼の大切な幼馴染の「セレン」はいつも彼を連れ去ってしまう。 「ごめん、セレンが怪我をしたらしい」 「セレンが熱が出たと……」 そんなに大切ならば、彼女を妻にすれば良かったのでは? ふと過ぎったその考えに私の妻としての限界に気付いた。 その日から始まる、私を愛さない夫と愛してるからこそ限界な妻の離婚攻防戦。 「あなた、お願いだから別れて頂戴」 「絶対に、別れない」