少年プリズン

まさみ

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十九話

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 「輪姦でもされたのか?」
 鉄扉を開けたレイジが開口一番最も痛いところをつく。癇に障るにやにや笑いさえなければレイジの疑問は至極真っ当なものだ、実際今の俺は酷い有り様だ。凱のシャベルが掠めた頬にはバンソウコウが貼られ、囚人服の下には他にもあちこちに包帯が巻かれている。手厚い看護といえば聞こえはいいが、どんなに怪我をしても明日の強制労働は休めないのだがら大袈裟な包帯にもあまり意味はない。
 「お前の頭の中でどんなゲスな妄想が広がってるか知らねえがこれだけは言っておく。未遂だ」
 胸糞悪い薄笑いを浮かべたレイジが鉄扉を閉じる音を聞きながら、腹立たしげに吐き捨てる。囚人服の袖の下、二の腕に巻かれた包帯を撫でながらそっぽを向いた俺を横目で眺め、自分のベッドに腰掛けるレイジ。コンクリ床に足を放り、交差させた膝の上で手を組んだレイジは、色素の薄い茶色の目に悪戯っぽい光をちらつかせる。
 「犯人あててやろうか?」
 小首を傾げ、俺の視線を絡めとってレイジが聞く。レイジが首を傾げると金鎖のネックレスが鎖骨の窪みに沿って流れ、涼やかな音を奏でた。願わくばあのネックレスでレイジを絞め殺したいと夢想する。
 依頼人と対面した名探偵のように気障なしぐさで膝を組んだレイジが意味ありげな笑みを浮かべる。
 「凱だろ」
 「それ以外にだれがいるってんだ?」
 「台湾系派閥と中国系派閥、さらには看守にも睨まれてるお前ならどこのだれに襲われてもおかしくないだろ」
 名推理を鼻で笑われたレイジがさも心外そうに眉をはねあげる。しれっと言ってのけたレイジの面に怒りが沸騰し、俺は語気荒く叩きつける。
 「他人事みたいに言うな。俺がケツおっかけまわされたり砂漠で生き埋めにされかけた原因の八割はお前にあるんだぜ、レイジ」
 「人気者は辛いね。一人を選ぶと百人から恨まれる。女の嫉妬も怖いが野郎の嫉妬は酸っぱい」
 野郎、わかっててわざとやってるな。
 憤慨した俺を笑みを含ませた目で挑発し、膝の上で頬杖ついたレイジがさらに癇に障る言葉をたたみかける。
 「まあいいじゃねえか、今日も五体満足で強制労働から生還できて。神様に感謝しとかねーとな」
 「神様なんていてたまるか」
 「お前道教だっけ?それか儒教か仏教か」
 「肌の色で判断すんな。根っからの無信仰だよ」
 「そうか。じゃあ神様を信じてないお前のかわりに俺が神様に感謝しとこう、ロンちゃんの顔を崩さずに房に帰してくれてありがとう。アーメン」
 胸の前で十字を切ったレイジを殺したい衝動にかられる。殺意をこめて拳を握り固めた俺を上目遣いに眺め、レイジが腰を上げる。
 「二目と見られないほどに崩れちゃないけど無傷ってわけにもいかなかったみたいだな」
 房を横切って俺の方へとよってきたレイジが図々しく手をさしだす。頬の傷に触れる前にレイジの手をはたき落とす。レイジがふたたび手を伸ばしてくるのを前より強くはたき落とす。しつこく伸びてくるレイジの手を振り払ういたちごっこを続けてるうちに腕の包帯がほどけ、もつれる。
 蝿を追い払うように邪険にされたレイジが、薄赤く腫れた手の甲をさすりながら口を尖らす。
 「なんだよケチ、怪我の具合診てやろうとしてんのに」
 「お前の目つきと手つきからは触診のホラ吹いて女の下着を脱がす藪医者の意図が透けて見える」
 「勘繰りすぎだよ。入所来一年付き合って俺の誠実さがよくわかっただろ?」
 「お前の言う誠実さってのは『あれは悪い夢だったんじゃないか、きっとそうだ、そうにちがいない』と自己暗示かけられるよう完全に相手が寝入ってから夜這いをかけるとか、『それ以上顔が変形すると娑婆で待ってるおふくろさんが息子を見分けられないだろうから』って理由で腹を殴って内蔵破裂させることか」
 「それは俺から満ち溢れる誠実さのごく一部だ」
 レイジとは会話が成立しない。
 「少しはサムライを見習えよ」
 「お国に尽くすサムライが誠実なのは当たり前だろ?」
 「サムライを見習って禁欲しろってことだよ」
 「そこまで枯れてないね」
 俺の皮肉を爽やかに受け流し、レイジがふと真顔になる。笑みを消した目で直視され居心地が悪い。いつもへらへら笑ってるレイジが床に胡坐をかき、軽薄な表情をひっこめて下から俺を見上げてくる。
 「なあロン」
 「なんだよ」
 手首からびろんとたれた包帯を口にくわえて巻きなおしつつ、生返事で答える。
 「殺してやろうか」
 耳を疑った。
 口にくわえた包帯をぽろりと取り落とし、みっともなく動揺してレイジを見る。コンクリ床に胡坐をかいたレイジは膝の上で頬杖ついた怠惰な姿勢で俺を見上げていた。その口元に漂っているのは冗談とも本気ともつかない愉快犯の笑み。
 色素の薄いガラス玉の目が狼狽した俺の顔を鮮明にとりこんでいる。
 「凱を殺してやろうか」
 「……馬鹿言えよ」
 苦労して生唾を飲み下す。喉をおりてゆく一塊の唾液が鉛のように重たく胃袋にこごる。
 レイジは頬杖ついたままミステリアスな笑みを深める。
 「大マジだよ俺は。安心しろ、お前には迷惑かかんないよう気をつけてさっくり殺るから。アイツが独りになったとこ見計らって物陰つれこんで頚動脈でも切れば万事解決、お前は凱とその取り巻き連中にケツおっかけまわされることも半半だなんだ罵られることもなく、平穏無事なムショライフを懲役終了まで満喫することができる」
 観客を抱擁する舞台役者のように大仰に両手を広げたレイジの言葉に、背筋を冷や汗がすべりおちてゆく感覚を味わう。
 コイツなら本当にやる。断言できる。
 俺が冗談のつもりで「よろしく頼む」と一言言えば次の日には「ほらよ」と凱の生首持ってきかねない奴なのだ、レイジは。
 四六時中凱とその取り巻き連中に目をつけられことあるごとに因縁ふっかけられて腹に据えかねているのも事実だが、俺の不用意な一言が引き金となって凱が頚動脈かき切られては寝覚めがよくない。
 レイジのおそろしい提案を却下しようと口を開きかけた俺の眼前にずいと顔を突き出し、にんまりと笑う。
 「それとも俺が半殺しにしてやるからとどめは自分で刺すか?なに、遠慮することはない。蹴るも殴るも焼くも燃やすも抉るも刺すもお望みどおり好きにしな。なんなら凱のケツひんむいてシャベル突っ込んでやれよ、今までのお返しに。俺も見たいしさ、シャベルつっこまれて柘榴みたいに割れたケツさらした凱がひんひん泣きながら這いずりまわる姿。すげえ笑える」
 自分の言葉に笑いのツボを刺激されたレイジが腹を抱えて笑い転げる。壊れたハーモニカの如く人の心をかき乱す躁的な笑い声に神経がささくれだつ。舌打ちして囚人服の袖をおろした俺は、極大の嫌悪感をこめてレイジを睨む。
 「ひとりで笑ってろよ。お前が凱を殺すのは勝手だけど俺の為だとか気色悪い理屈こねだしたら殺すぞ」
 「なんでだよ?お前だって凱に消えてほしいって思ってんだろ、腹ん中では」
 人の心の奥底まで覗きこんでくるかのようなレイジの目に咄嗟に反論できなかった。
 たしかに凱が消えてくれれば万万歳だ。廊下ですれ違うときにわざと肩をぶつけられるような古臭い嫌がらや強制労働中の事故に見せかけてシャベルを脛にぶつけられて足を腫らすような人災の数々と縁を切れるし、東京プリズンでの俺の生活もだいぶマシになるだろう。俺の生活向上のために凱には一日も早く出所するかリンチで死ぬか作業中の事故で死ぬかしてもらいたいが、レイジが「お前のために」とか恩着せがましい理由をこじつけて手を下すのはまた別だ。
 見返りになに要求されるかわかったもんじゃないし。
 不審と警戒の入り混じった複雑な視線を飄々と受け止め、レイジがくくっと喉を鳴らす。
 「凱を殺せばお前の貞操は保障されるし俺は目の上のたんこぶが消えてハッピー。悪い話じゃないだろ」
 「お前はただ人を殺したいだけ、人を殺す大義名分が欲しいだけだろ」
 「ったく頑固だなあ」
 頭の後ろで手を組んだレイジがあきれたような声をあげる。どっちが頑固なんだ。執拗に首肯を迫るレイジを苦々しげに一瞥、唇の端をねじって吐き捨てる。
 「大体、見返りになに要求されるかわかったもんじゃねえ」
 「たいしたもんじゃねえよ。同房の奴の頼みなら格安で聞いてやるさ」
 「ちなみになに要求する気だった?」
 「お前の貞操」
 そうか、俺の貞操はたいしたもんじゃない上に格安なのか。
 「睨むなよ、冗談だって。本当はフェラ……」
 「その先続けたら噛みちぎるぞレイジ」
 「うそうそ冗談」
 高速で手を振って前言を打ち消したレイジが意味ありげに目を細め、自信過剰な口ぶりでささやく。
 「ロンは特別、『愛してる』三回で引き受けてやる」
 「死ね死ね死ね。三回言った、さあ死ね」   
 レイジのたわけた提案をすげなく一蹴する。「つれねえなあ」と傷心のため息に暮れるレイジを小気味よく見下ろしていた俺の耳に、ガキっぽく拗ねた呟きがもぐりこむ。
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 「そういえばさ、例のメガネもイエローワーク配属になったんだって?すげえ速さで噂出回ってるぜ、強制労働初日だってのに凱やタジマ相手にどえらく派手にやらかしたって。見かけに寄らず図太いタマだよな、アイツ。自分を無理矢理ヤろうとした奴の目ん玉刺したんだろ、針金でぶすって。うっわー痛そう、俺なんか想像しただけでちびっちゃうね」
 「見かけおとなしい奴ほどキレたら怖い。エリート崩れの日本人ならなおさらだ」
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 見かけはいつ首を吊ってもおかしくないヒヨワな日本人の典型だが、レイジの言う通り鍵屋崎はいいタマで図太い神経の持ち主だ。鍵屋崎が何年懲役喰らって東京プリズンにぶちこまれたか知らないが、そこそこの年月なら東京プリズンで生き残れるかもしれない。
 「アイツ、なにやってぶちこまれたんだろうな」
 「………」
 「知ってるかロン?」
 「知ってても言いたくない」
 好奇心丸出しのレイジの質問をぴしゃりとはねつける。鍵屋崎の噂はすでに出回ってる。アイツが親を殺して東京プリズン送りになったことがほぼ全員の囚人に知れ渡るまであと三日もかからないだろう。お互い天敵同士の台湾・中国の間に生を受けた俺も肩身が狭いが、鍵屋崎はこれから俺以上の居心地の悪さを味わうことになるだろう。まさしく針のムシロだ。今日一日さんざん迷惑をかけられまくった手前、同情する気はこれっぽっちも起きないが。
 「―メガネくんがどこまで保つか見ものだな」
 俺の胸中を見透かしたようにレイジが薄く笑みを浮かべる。悪魔のようにきれいなツラに反吐が出る。俺は話題を変える。
 「人の心配より自分の心配しろ。聞いたぜ、今度西棟の奴とあたるんだってな」
 「ああ」
 「なんだ、そのことか」と一気に関心が薄れたレイジがおざなりに頷く。
 「仕事中に班の奴らが話してたぜ、お前の勝率」
 「参考までに聞くけど、どんなもん?」
 「六対四か七対三だとよ」
 「だれが顔も見たことない他人の評価聞きたがるってんだ」
 レイジが鼻白む。俺は怪訝な顔をする。
 「俺が聞きたいのはいちばん近くにいていちばんよく俺を見てるお前の評価だよ、ロン」
 気のない素振りを装っていても俺の評価は気になるらしく、胡坐の上に頬杖ついたレイジが明るい薄茶の目に隠しきれない興味を覗かせる。二の腕に巻いた包帯を袖の上から撫でながら俺はちょっと考えこむ。
 「五対五」
 「マジかよ!?」
 レイジが電気ショックを受けたように大声を張り上げる。いい気味だ。心の中で笑いながらさらにたたみかける。
 「東棟の王様だからって調子に乗るなよ、レイジ。王様の時代は長くは続かねえって相場が決まってんだ。そろそろ革命される時期がきたんじゃねえか?」
 「ずいぶん安く見られたもんだな俺も」
 「王様のくせに言動安いからだよ」
 なげかわしげにかぶりを振るレイジ。レイジが頭を振るたびに後ろで括った茶髪が跳ね、裸電球の明かりを反射して金に輝く。こうなるとわかっていたから俺は評価を偽った。九対一の本音を言ってレイジを調子づかせるのは癪だ。知らぬ存ぜぬで釘をさしておくのもいいだろう。
 「博愛主義で平和主義、下々にフレンドリーな王様で売ってきたつもりなのに……ぼちぼち宗旨替えの時期かな」
 一人で勝手におちこんでるレイジが愉快すぎてこみあげてくる笑いを抑えるのに苦労する。
 「で?昇厘とはいつあたるんだ」
 「二日後の夜」
 「賭け金張ってるギャラリーの前で裸の王様に成り下がらないよう鍛えとくんだな」
 「愚民め、だれに口をきいてるんだ?」
 無駄な贅肉を殺ぎ落とされた猫科の肉食獣をおもわせる剽悍な笑みを浮かべ、レイジが宣言する。
 「キングがポーンに負けたら盤面がひっくり返されちまう。俺はまだ王座を譲る気はねえよ」
 たいした自信だとあきれる。が、レイジの実力を知ってればあながち大言壮語とも言いきれない。二日後の試合については絶大な自信を誇るレイジの顔が少し曇る。
 「二日後の試合はどうでもいい。おっかないのは一週間後」
 「一週間後、だれとあたるんだ?」
 「北のロシア皇帝」
 東西南北の棟はそれぞれ独立して自治区を運営してるから顔を見たことない奴や名前を聞いたことがない奴がいても不思議じゃないが、北棟を牛耳るロシア皇帝の風評はちらっと小耳にかじったことがある。入所わずか三年で北棟を制覇して下克上を達成したとんでもなく強いロシア系がいるっていう物騒な噂だ。悪魔に魂を売り渡したレイジが負けることはないとは思うが、対戦相手を聞いて俄かに不安が増す。
 「ま、俺が無事勝ち進んで相手も無事勝ち進んだら当たるだろうって前提だけど」
 頭の後ろで手を組んだレイジが飄々とうそぶき、俺の疑念を煽る。
 「やけに余裕じゃねえか、おっかないとか殊勝なこと言ったくせに」
 「おっかないのはな」
 レイジが言葉を切り、妙な沈黙が落ちる。俺はレイジを見つめる。レイジの顔は相変わらず笑っていたが、その顔が限りなく無表情に近く見えたのは気のせいだろうか。
 「俺が手加減できなくなりそうだからだ」
 しれっと言ってのけたレイジに、肌が粟立つ感覚をおぼえる。手加減できなくなったレイジ。想像するだに恐ろしい。
 「そんなわけで一週間後は応援にきてくれよ、ロン」
 「冗談じゃねえ。くだらねえお遊戯に付き合うのはまっぴらだ」
 「たまには試合観戦して賭け金張ってストレス発散しろよ。その為に俺らブラックワークが汚れ仕事引き受けてんだぜ?」
 「お前らブラックワークは戦闘狂の変態揃いだから趣味と実益を兼ねて楽しく殺しあえてちょうどいいだろ。本当に可哀相なのは、」
 「可哀相なのは?」
 余計なことを言っちまったと後悔するが、遅い。顔を背け、続ける。
 「……お前らブラックワークの底辺にいる奴らだよ」
 ブラックワークの底辺にいる連中は悲惨だ。地獄の最下層だってああまで悲惨じゃないだろう。先を競って首を吊りたくなるのも無理ない。最も、俺だって他人事のように澄ましてられる立場じゃない。看守ウケがよくない俺はいつブラックワークにまわされるかわからないのだ。
 「お前が応援にきてくれりゃ勝てる気がするんだけどな。余裕で」
 白い歯を光らせてレイジが笑う。刑務所にいるのになんだってコイツの歯は白いんだ、洗剤で漂白してるのか?ぼんやりそんなことを考えながらレイジの笑顔を眺め、ドスを効かせた声を絞り出す。
 「俺は行かない。ガキどもが主役の公開スナッフフィルムをわざわざ見に行くような悪趣味な趣味はねえ」
 「一週間後には気まぐれ起こしてるように神様にでも祈っとくよ」
 首を竦めたレイジが観念したように苦笑する。苦い成分が混ざったレイジの笑顔を見て、心の中で反駁する。

 神様なんかいない。いないもんに願かけしても希みが叶うわけがねえ。
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